調整オーダラインストックポイント詳細 (whinh5126m000)
セッションの目的: 現在の調整オーダラインのシリアル番号付品目および「ロット品目」のシリアル番号およびロット (在庫外) 番号をメンテナンスします。
現在のセッションでロット管理された品目のロット (在庫外) 番号をメンテナンスするには、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの [在庫内ロット] チェックボックスがオフになっていることを確認します。ロット (在庫内) 番号は [調整オーダライン (whinh5121m000)] セッションでメンテナンスされることに注意してください。
シリアル番号付品目
実際在庫が調整オーダラインの「ストックポイント」在庫よりも少ない場合は、欠落しているシリアル番号ごとに差異 -1 と調整 0 を挿入する必要があります。実際在庫がストックポイント在庫より多い場合は、シリアル番号を追加し、追加のシリアル番号ごとに差異 1 と調整 1 を挿入します。詳細については、在庫調整を実行するにはを参照してください。
ロット管理 (在庫外) 品目
調整オーダの実際在庫が「ストックポイント」在庫よりも少ない場合は、それに応じて負数の差異を指定してストックポイント在庫を調整する必要があります。実際在庫がストックポイント在庫より多い場合は、正数の差異を挿入してストックポイント在庫を調整します。
ロット品目とシリアル番号付品目 (在庫外) のどちらでも、現在のセッションの差異が [調整オーダライン (whinh5121m000)] セッションの差異を超えることはできません。
- オーダライン
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調整オーダのオーダ番号
- ライン
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オーダライン番号
- 倉庫
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調整オーダに関連する品目が保管されている倉庫
- 品目
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購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 差異
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品目に対する調整オーダラインの差異
- 単位
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差異を表すために使用する単位
- 連番
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調整オーダラインの連番
- シリアル番号
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単一の物的品目に対する一意の識別。シリアル番号は、日付、モデル、および色の情報や連番などを表す複数のデータセグメントで構成されます。
- ロット
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品目の「ロット」番号
注:- このフィールドは、[品目]フィールドで指定された品目がロット管理されている場合に適用されます。
- [差異]フィールドで指定された値がゼロより大きい場合、このフィールドは必須です。
- 在庫日付
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「ストックポイント」在庫が計算される日付
注:- このフィールドは、指定した[品目]が後入れ先出し (LIFO) または先入れ先出し (FIFO) 品目である場合に適用されます。
- [差異]フィールドで指定された値がゼロより大きい場合、このフィールドは必須です。
- 次の場合、この値は[調整オーダライン (whinh5121m000)] セッションの[在庫日付]から取得されます。
- [調整オーダライン (whinh5121m000)] セッションの[扱い単位]フィールドで値が指定されていない
- [調整オーダライン (whinh5121m000)] セッションの[処理済]チェックボックスがオンである
- 所有権連番
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「ストックポイント」詳細の所有権連番
注:このフィールドのデフォルト値は、[循環棚卸オーダ履歴のアーカイブ/削除 (whinh5250m000)] セッションの[所有権]フィールドから取得されます。
- ストックポイント在庫 (棚卸単位)
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調整前の「ストックポイント」在庫
- 保管単位
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ストックポイント在庫を表すために使用する単位
- 調整済在庫 (棚卸単位)
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調整後の「ストックポイント」在庫。デフォルト値を上書きできます。
- 差異 (棚卸単位)
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LN に登録されている数量と、ストックポイントの実際の係数済数量の差異。「棚卸単位」で表されます。デフォルト値を上書きできます。
- シリアル状況
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シリアル番号付品目の状況。シリアル状況は、少量シリアル番号付品目にのみ適用されます。[有効値]
プラスの調整の場合、シリアル番号付品目を追加できます。これは、新規のシリアル番号付品目 (システムにこれまで登録されなかったシリアル番号付品目) またはシステム内に存在するシリアル番号付品目 (状況が[破棄済]のシリアル番号付品目など) のどちらかです ([破棄済]状況は倉庫から品目が出荷されたと推定されたため割り当てられた)。
システム内に存在するシリアル番号付品目を追加すると、直前の状況が自動的に追加されます。たとえば、追加する品目の状況が[破棄済]の場合は、その品目が[破棄済]状況になる直前の状況に戻されます。
新規のシリアル番号付品目 (システムにこれまで登録されなかったシリアル番号付品目) を追加すると、このフィールドでそのシリアル番号付品目の状況を設定できます。