調整オーダライン (whinh5121m000)

セッションの目的:在庫調整オーダ」ラインを表示、作成、またはメンテナンスします。

特定の在庫調整オーダラインを 1 つ以上処理するには、該当する在庫調整オーダラインを選択し、適切なメニューから [処理] を選択します。

注: 

在庫調整オーダラインの内容に応じて、次の情報を指定する必要があります。

  • シリアル番号付品目。「少量シナリオ」と「多量シナリオ」でシリアル番号付品目のシリアル番号をメンテナンスする方法の詳細については、在庫調整を実行するにはを参照してください。

在庫所有権

販売業者管理在庫 (VMI) 機能を使用すると、[調整オーダライン所有権 (whinh5125m000)] セッションで在庫「所有権レコード」を表示およびメンテナンスできます。在庫所有権レコードには、調整オーダラインに入力された差異のある品目の所有者 (1 人または複数) が示されます。

倉庫の所有権設定と差異のある品目に応じて、在庫所有権レコードを自動的に作成するか、マニュアルで作成します。詳細については、調整オーダライン所有権 (whinh5125m000) および所有権レコードを参照してください。

[調整オーダライン所有権 (whinh5125m000)] セッションを開始するには、適切なメニューの [所有権] をクリックします。

所有権と販売業者管理在庫の詳細については、倉庫管理での在庫所有権販売業者管理在庫をそれぞれ参照してください。

注: 

所有権の変更時に、ペグ配分が削除されます。

顧客所有資材の場合、ペグは自動生成されません。ペグをマニュアルで入力する必要があります。

注: 

ペグ配分データを表示するには、[参照] メニューの [ペグ配分] オプションを使用します。このオプションは、プロジェクトペギング機能が導入されており、倉庫のタイプが [プロジェクト] の場合にのみ有効になります。

オーダライン

在庫調整オーダ」の番号

ライン

調整オーダラインの番号

処理済

このチェックボックスがオンの場合、この調整オーダラインは処理済です。したがって、LN の在庫が調整されており、会計取引が実行されています。

ラインテキスト

このチェックボックスがオンの場合、調整に関する情報を利用できます。ツールバーのテキストエディタを開始するか、Ctrl + T キーを押して、情報テキストを編集または作成します。

承認

調整オーダラインの承認状況

指定可能な値

  • [承認]

    差異は、さらに処理を進める前に、承認する必要があります。
  • [承認済]

    このセッションで差異が承認済です。このため、オーダラインは処理できます。
  • [不要]

    承認の必要がありません。

ワークフロー状況

ION Workflow の使用時にビジネスオブジェクトが権限承認を必要とする場合に適用する状況。

権限を必要とする変更を実行すると、そのビジネスオブジェクトにチェックアウトバージョンが自動的に作成されます。送信した変更は、承認/チェックイン後にのみ有効になります。変更を取り消すことや、変更の送信を取り消すこともできます。

  • チェックアウトオブジェクトとチェックインオブジェクトは、[チェックアウトオブジェクト (ttocm9599m000)] セッションで表示されます。
  • このセッションの関連メニューから、ワークフローを選択し、ビジネスオブジェクトに必要なアクションを実行します。

指定可能な値

[ドラフト]

The object is checked out. It can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.

[保留]

Any changes made to the object are submitted. The object is pending for approval. The data of the object cannot be modified.

[取消要求済]

The object was already submitted, but is recalled by the user. Approval will not take place anymore. If the recall is accepted, the object status becomes [ドラフト (改訂)]. If the Recall is rejected, the object status becomes [保留].

[ドラフト (改訂)]

The object was recalled after it was submitted and the recall is accepted. The object can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.

[拒否済]

The submitted changes to the object are rejected. The user can make changes to the object and submit these changes again, or discard all changes.

[承認受信済]

The submitted changes to the object are approved. The object will automatically be checked in. If the check-in fails, the status remains [承認受信済]. An administrator must decide what to do with the object.

[承認済]

The submitted changes to the object are approved and the object is checked in.

[該当なし]

The object is checked in. Instead of an [Object status], an [Approval status] is applicable.

該当なし

The object already existed before activating ION Workflow document authorization; no changes are made to the object since then.

未開始

The modified object is manually checked in, but no approval is received from ION Workflow.

To manually check in an object, the [Object status] must be [承認受信済].

承認済

The modified object is checked in after approval from ION Workflow.

オブジェクトのチェックインやチェックアウトに関係なく、[ワークフロー情報フィールド (ttocm0106m000)] セッション ([オブジェクトタイプ (ttocm0102m000)] セッション内のタブとして表示される) のオブジェクトタイプに記述が指定されている場合、このフィールドには適切な[記述]フィールドの値が常に表示されます。

注: 

LN でビジネスオブジェクト用に ION Workflow を設定して使用する手順の詳細については、Infor Xtreme の Infor LN Integration Guide for Infor ION Workflows and Monitors を参照してください。

仕様

このチェックボックスがオンの場合、現在の調整オーダラインに含まれる品目の仕様が用意されています。仕様に関する情報は、詳細セッションの[需要ペグ]グループボックスの各フィールドにあります。

調整
ストックポイント
有効化コード

有効化コードのコード

設計品目改訂

品目の改訂番号

扱い単位

調整を実行する扱い単位

扱い単位あり

このチェックボックスがオンの場合、在庫に扱い単位が存在します。必要に応じて、このチェックボックスをオフにして、在庫から扱い単位を削除することができます。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
注: 

在庫調整オーダラインがシリアル番号付品目に関するもので、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの[在庫内シリアル]チェックボックスがオンの場合、在庫調整オーダを処理する前に、[循環棚卸オーダラインストックポイント詳細 (whinh5106m000)] セッションで在庫に追加する、または在庫から差し引くシリアル番号付品目を指定する必要があります。[循環棚卸オーダラインストックポイント詳細 (whinh5106m000)] セッションは、[調整オーダライン (whinh5121m000)] セッションから開始できます。

貿易コンプライアンスの遵守

このチェックボックスがオンの場合、この品目はグローバル貿易コンプライアンスチェックを受けます。

倉庫

調整オーダが適用される倉庫のコード

注: 

在庫調整オーダラインがプロジェクト倉庫に関する場合、在庫調整オーダを処理する前に[調整オーダラインペグ配分 (whinh5127m000)] セッションでプロジェクトデータを指定する必要があります。[調整オーダラインペグ配分 (whinh5127m000)] セッションは現在のセッションの適切なメニューメニューから開始できます。

保管場所

商品を保管する、倉庫内の独立した場所

倉庫は、利用可能スペースの管理や、保管されている商品の照会のために、複数の保管場所に分割することができます。保管条件およびブロックは保管場所ごとに適用できます。

ロット

特定の (ロット) コードで識別され、一括して製造および保管される大量の品目。ロットは商品の識別に使用します。

在庫日付

品目が保管された時点でその品目に割り当てられた日付。品目に特定の保存期間が設定されている場合、在庫日付はその品目に対して定義された製品有効期限になります。

デフォルト

[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの[出庫方法]フィールドの値が次のいずれかの場合、デフォルトの在庫日付は現在の日付になります。

  • [LIFO]
  • [FIFO]

[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの[出庫方法]フィールドの値が[保管場所別]の場合、在庫日付は指定されません。

保管単位

保管された商品の数量を表す単位

保管単位: ボックス

棚卸単位: リットル

梱包定義

品目とその梱包固有の構成。品目の梱包定義は、たとえば、1 つのパレットに 12 個のボックスがあり、各ボックスに 4 個が含まれる、のようになります。

数量
ストックポイント在庫 (保管単位)

ストックポイントにある数量。「保管単位」で表されます。

実際在庫 (保管単位)

ストックポイントの実際数量。「保管単位」で表されます。

品目がシリアル番号管理されており、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの[在庫内シリアル]チェックボックスがオンの場合、実際在庫をこのフィールドに入力できません。実際在庫を指定するには、[シリアル]をクリックします。[循環棚卸オーダラインストックポイント詳細 (whinh5106m000)] セッションが開始されるため、シリアル番号を登録し、シリアル番号が実際に在庫にあるかどうか指定できます。

差異 (保管単位)

LN に登録されている数量とストックポイントの実際数量の差異。「保管単位」で表されます。

棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

ストックポイント在庫 (棚卸単位)

ストックポイントにある数量。「棚卸単位」で表されます。

実際在庫 (棚卸単位)

ストックポイントの実際数量。「棚卸単位」で表されます。

差異 (棚卸単位)

LN に登録されている数量とストックポイントの実際数量の差異。「棚卸単位」で表されます。

調整
調整理由

在庫調整の理由のコード

調整日

在庫調整オーダラインが作成された日付

状況
アンバランスなロット/シリアル

このチェックボックスがオンの場合、現在の調整オーダラインの差異が[調整オーダラインストックポイント詳細 (whinh5126m000)] セッションで集計されたロットおよびシリアル番号付品目の差異と異なります。

たとえば、現在のオーダラインの差異が 6 であり、[調整オーダラインストックポイント詳細 (whinh5126m000)] セッションにリストされたシリアル番号の合計差異が 4 である場合、このチェックボックスはオンになります。

このことは、少量シナリオのシリアル番号付品目にしか当てはまらない点に注意してください。在庫のシリアル番号がメンテナンスされない「多量シナリオ」のシリアル番号付品目については、在庫調整のためのシリアル番号のメンテナンスは必須ではありません。

不合格在庫の調整

このチェックボックスがオンの場合、この調整は不合格在庫の調整です。不合格在庫の調整は、不合格在庫の破壊の結果として作成されます。

所有権
所有権
所有権

現在の調整オーダラインにリストされた商品の[所有権]。このフィールドを使用できるのは、差異がプラスの場合または品目が少量シナリオのシリアル番号付品目の場合です。デフォルト値は「会社所有」になります。「顧客所有」は、プロジェクト品目に使用できません。

所有者

調整オーダラインにリストされた商品の所有者。このフィールドを使用できるのは、差異がプラスの場合または品目が少量シナリオのシリアル番号付品目の場合、かつ所有権が「顧客所有」または「委託」の場合です。

このフィールドのデフォルト値は、次のいずれかから取得されます。

  • 倉庫の販売先取引先または購買元取引先 (存在する場合)
  • 保管場所」の割当先となる取引先

ただし、品目の所有権登録レベルが保管場所別の場合は、このフィールドが読取専用になり、「保管場所」に引き当てられた取引先がこのフィールドに入力されます。

所有者は、オーダ日に有効な取引先である必要があります。

出庫戦略

品目の在庫のピッキングに使用される戦略

差異がプラスであり、かつ品目が少量シナリオのシリアル番号付品目以外の場合、このフィールドは使用できません。

デフォルト値は、[フリー] です。

在庫内で品目にシリアル番号が付いておらず、かつ差異がマイナスの場合は、次のいずれかを選択できます。

  • [フリー]
  • [優先]
  • [制限付]

在庫内で品目にシリアル番号が付いている場合は、次の値を使用できます。

  • [フリー]
  • [制限付]

[所有権登録レベル]が次のいずれかの場合は、このフィールドが読取専用になり、値が[制限付]に設定されます。

  • [保管場所]
  • [物的品目]
  • [物的品目および保管場所]

出庫元取引先

[出庫戦略]フィールドの値が[優先]または[制限付]の場合は、出庫する必要のある品目または出庫することが望ましい品目を所有している取引先をこのフィールドに入力する必要があります。

次の場合には、このフィールドが未入力になります。

  • 差異がプラスであり、かつ品目が少量シナリオのシリアル番号付品目以外である
  • [出庫戦略]フィールドの値が[フリー]である

[所有権登録レベル]が次のいずれかの場合は、このフィールドが読取専用になり、値が[所有者]フィールドから取得されます。

  • [保管場所]
  • [物的品目]
  • [物的品目および保管場所]

所有者は、オーダ日に有効な取引先である必要があります。

出庫所有権

現在の調整オーダラインに対してピッキングされた在庫の所有権

差異がプラスであり、かつ品目が少量シナリオのシリアル番号付品目以外の場合、このフィールドは使用できません。

ほとんどの場合、このフィールドの値は、[出庫戦略]フィールドと[出庫元取引先]フィールドの値によって決まります。

  • 出庫戦略の値が[フリー]または[優先]の場合、このフィールドのデフォルト値は[会社所有または委託]になります。次の値は使用できません。

    • [顧客所有]
    • [適用なし]
  • 出庫戦略の値が[制限付]であり、出庫元取引先が内部取引先の場合、このフィールドのデフォルト値は[会社所有]になります。
  • 出庫戦略の値が[制限付]であり、出庫元取引先が内部取引先以外の場合、このフィールドのデフォルト値は[委託]になります。使用できる値は次のとおりです。

    • [顧客所有]
    • [委託]

在庫不一致の支払元

紛失商品や破損商品の支払元。このフィールドはマイナスの調整に適用されますが、品目が少量シナリオのシリアル番号付品目以外の場合です。

指定可能な値

  • [条件に従う]

    [出庫元取引先]フィールドに表示された出庫元取引先が紛失商品や破損商品の分を支払います。ただし、[ロジスティック条件 (tctrm1140m000)] セッションの[取引先による在庫不一致の調整]チェックボックスがオフになっている場合は、自社が支払います。

  • [所有者]

    調整済在庫の所有者が紛失商品や破損商品の分を支払います。
  • [自社]

    自社が紛失商品や破損商品の分を支払います。
  • [適用なし]

    次の場合には、在庫不一致の調整が適用されません。

価格
価格
調整価格の使用

このチェックボックスがオンの場合、調整オーダラインに関連付けられた会計取引について、現在のセッションに指定されている[調整価格]が使用されます。

調整価格を指定、または修正できるのは、このチェックボックスがオンの場合のみです。

このチェックボックスは、次の両方の条件があてはまる場合のみ使用できます。

  • 調整オーダラインがプラスの差異に関するものである
  • 品目の在庫評価方法が [標準原価] ではない。品目の在庫評価方法は、[倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションで表示できます。
調整価格

各品目の新しい価格

デフォルト

次のようにデフォルトの調整価格が取得されます。

  • 品目がプロジェクト品目ではない場合、デフォルトの調整価格は「標準原価」です。標準原価は、製造標準原価計算モジュールから取得されます。
  • 品目がプロジェクト品目の場合は、プロジェクトからデフォルトの調整価格が取得されます。

調整価格を指定、または修正できるのは、現在のセッションで[調整価格の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。[調整価格の使用]チェックボックスがオフの場合、現在のフィールドに調整価格は指定されません。

調整価格

調整価格を表す通貨

調整額

棚卸単位で表す調整価格に差異をかけたもの

調整額

調整額を表す通貨

棚卸資産評価額

在庫調整の在庫資産評価に対する影響 (見積)。単位別に表されます。

棚卸資産評価額 = 評価金額 ÷ 差異の数量
注: 

評価額は、[調整価格の使用] チェックボックスがオフの場合にのみ表示されます。

取引額

在庫の在庫資産評価に対する影響 (見積)。

注: 

プラスの調整の場合、処理金額には入庫付加費用が含まれます (適用される場合)。この値は、オーダが見積値とともに入力されるときに計算され、実際処理金額を使用してオーダが処理されるときに更新されます。次のシナリオでは、実際処理金額と見積処理金額との間に差異が発生することがあります。

  • マイナスの調整の場合、棚卸資産評価額がオーダの入力時点と実際の処理時点で変化したときに差異が発生します。
  • プラスの調整の場合、プラスの調整の評価基準が棚卸資産評価額 ([在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションで定義) であり、かつ[在庫評価方法]が[移動平均単位原価 (MAUC)] (評価グループ別) に設定されているときに差異が発生することがあります。この[移動平均単位原価 (MAUC)] (評価グループ別) は、オーダの入力時点からオーダの実際の処理時点までに変化する可能性があります。
仕様
需要ペグ
引当先販売先取引先

在庫が引当済販売先取引先

このフィールドで指定された取引先について、このレコードで指定された在庫を使用できます。この在庫は他の取引先には使用されません。

引当先出荷先取引先

在庫が引き当てられる出荷先取引先

ビジネスオブジェクトタイプ

在庫の引当先となったオーダのタイプ ([販売オーダ] や [サービスオーダ] など)

注: 

次のフィールドは、常に組み合わせて使用します。これらのフィールドの組合せによって対応するオーダやオーダラインを識別します。

  • [ビジネスオブジェクトタイプ]
  • [ビジネスオブジェクト]
  • [ビジネスオブジェクト参照]

指定可能な値

サービス (マニュアル)

メンテナンス販売オーダ

メンテナンス販売オーダ

メンテナンス販売 (マニュアル)

メンテナンス作業オーダ

メンテナンスオーダ

メンテナンス作業オーダ (マニュアル)
販売オーダ

販売オーダ

販売スケジュール

販売スケジュール

適用なし

販売 (マニュアル)

サービスオーダ

サービスオーダ

ビジネスオブジェクト

在庫が引当済オーダまたはオーダライン

注: 

次のフィールドは、常に組み合わせて使用します。これらのフィールドの組合せによって対応するオーダやオーダラインを識別します。

  • [ビジネスオブジェクト]
  • [ビジネスオブジェクト]
  • [ビジネスオブジェクト参照]

参照

在庫が引当済の参照コード

この参照で指定されている需要を満たすために、レコードで指定されている在庫が使用できます。この在庫は他の目的には使用できません。

このフィールドは、次の 2 とおりの方法で使用できます。

  • [販売先取引先] フィールドが入力済の場合、[参照] フィールドを使用して顧客定義による参照コードが記録されます。
  • [販売先取引先] フィールドが空の場合、[参照] フィールドを使用して内部参照が記録されます。

参照コードを使用すると、一連の部品の工順が異なる場合 (たとえば、一部の部品が外注先に輸送されて後で返却される場合) でも、それらの部品を互いにリンクしたままにできます。

派生元製品バリアント

構成可能品目の一意の構成。バリアントは構成処理に由来し、特徴オプション、構成要素、作業などの情報を含みます。

構成可能品目: 電気ドリル

オプション:

  • 3 つの電源 (電池、12 V または 220 V)
  • 2 色 (青、灰)

これらのオプションから合計 6 つの製品バリアントが生じます。

派生元製品バリアント

コードの記述または名称

オプションリスト ID

構成済品目のオプションと特徴の ID。この ID は、需要と供給を一致させるために品目仕様で使用されます。

事前出荷通知の仕様には、オプションリスト ID が含まれます。事前出荷通知の仕様は、[入庫オーダライン (whinh2110m000)] セッションから生成されます。同様に、入庫オーダラインの仕様は、購買スケジュールラインから生成されます。

倉庫管理で構成可能な購買品目に対して、オプションリスト ID のみが仕様となっています。これは、在庫が、オプションリスト ID ごとにメンテナンスされていること、および同一のオプションリスト ID を持つすべての製品バリアントの在庫の合計であることを意味しています。

注: 
  • このフィールドは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [組立 (APL/ASC/ASL)] チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。

  • このフィールドは、構成可能な購買品目および製造組立 (FAS) 品目に対してのみ生成されます。