循環棚卸オーダライン (whinh5101m000)
セッションの目的: 「循環棚卸オーダ」ラインを表示、作成、またはメンテナンスします。
[循環棚卸オーダ (whinh5100m000)] セッションの [出力済] チェックボックスがオンの場合は、循環棚卸オーダラインをメンテナンスできます。これらのラインがメンテナンスされていれば、計数済の物理量をこのセッションで入力できます。計数済数量と登録済数量の差異が LN で計算されます。
ストックポイントの計数済数量がそのストックポイントの引当済在庫より少ない場合、引当数量を削減できます。
出庫勧告のすべて、または一部を削除できるほか、引当済在庫を別の保管場所に割り当てることができます。
差異が承認されている場合、つまり [承認] フィールドが [承認済] に設定されている場合に、差異を再調整すると、差異が [在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションで示された値を超えた時点でのみ承認が必要になります。[循環棚卸の差異承認 (whinh5801m000)] セッションの承認処理で再計算が要求された場合、このオーダラインは修正できなくなります。
特定の循環棚卸オーダラインを 1 つ以上処理するには、該当する循環棚卸オーダラインを選択し、適切なメニューから [
] を選択します。所有権の変更時に、ペグ配分が削除されます。
顧客所有資材の場合、ペグは自動生成されません。ペグをマニュアルで入力する必要があります。循環棚卸ラインを承認する前に、ペグデータが指定されているかどうかがチェックされます。
ペグ配分データを表示するには、[参照] メニューの [ペグ配分] オプションを使用します。このオプションは、プロジェクトペギング機能が導入されており、倉庫のタイプが [プロジェクト] の場合にのみ有効になります。
循環棚卸オーダラインの内容に応じて、次の情報を指定する必要があります。
- プロジェクト倉庫の場合は、循環棚卸オーダを処理する前に、[循環棚卸オーダラインペグ配分 (whinh5107m000)] セッションでプロジェクトデータを指定します。[循環棚卸オーダラインペグ配分 (whinh5107m000)] セッションを開始するには、適切なメニューから [ペグ配分] を選択します。
- シリアル番号付品目の場合は、循環棚卸オーダを処理する前に、[循環棚卸オーダラインストックポイント詳細 (whinh5106m000)] セッションで在庫に追加するシリアル番号付品目または在庫から差し引くシリアル番号付品目を指定します。[循環棚卸オーダラインストックポイント詳細 (whinh5106m000)] セッションを開始するには、適切なメニューから [ ] を選択します。
在庫所有権
販売業者管理在庫 (VMI) 機能を使用すると、[循環棚卸オーダライン所有権 (whinh5105m000)] セッションで在庫所有権レコードを表示してメンテナンスできます。在庫所有権レコードには、循環棚卸オーダラインに入力された差異のある品目の所有者 (1 人または複数) が示されます。
倉庫の所有権設定と差異のある品目に応じて、在庫所有権レコードを自動的に作成するか、マニュアルで作成します。詳細については、循環棚卸オーダライン所有権 (whinh5105m000) を参照してください。
[循環棚卸オーダライン所有権 (whinh5105m000)] セッションを開始するには、適切なメニューの [ ] をクリックします。
所有権と販売業者管理在庫の詳細については、倉庫管理での在庫所有権と販売業者管理在庫をそれぞれ参照してください。
- 循環棚卸
-
- オーダ
-
「循環棚卸オーダ」のオーダ番号
- 計数回数
-
このオーダの 1 つ以上のラインに対して実行される計数の回数
注:[循環棚卸オーダライン (whinh5101m000)] セッション、または[循環棚卸の差異承認 (whinh5801m000)] セッションで再計数を開始できます。
- ライン
-
循環棚卸オーダラインの番号
- 承認
-
オーダラインの承認状況
- 承認
-
差異は、さらに処理を進める前に、承認する必要があります。
- 承認済
-
差異は、[循環棚卸の差異承認 (whinh5801m000)] セッションで承認されています。このため、オーダラインは処理できます。
- 再計算
-
差異が承認されていないため、ストックポイントの在庫を再計算する必要があります。
- 不要
-
承認の必要がありません。
- ワークフロー状況
-
ION Workflow の使用時にビジネスオブジェクトが権限承認を必要とする場合に適用する状況。
権限を必要とする変更を実行すると、そのビジネスオブジェクトにチェックアウトバージョンが自動的に作成されます。送信した変更は、承認/チェックイン後にのみ有効になります。変更を取り消すことや、変更の送信を取り消すこともできます。
- チェックアウトオブジェクトとチェックインオブジェクトは、[チェックアウトオブジェクト (ttocm9599m000)] セッションで表示されます。
- このセッションの関連メニューから、ワークフローを選択し、ビジネスオブジェクトに必要なアクションを実行します。
指定可能な値
- [ドラフト]
-
The object is checked out. It can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.
- [保留]
-
Any changes made to the object are submitted. The object is pending for approval. The data of the object cannot be modified.
- [取消要求済]
-
The object was already submitted, but is recalled by the user. Approval will not take place anymore. If the recall is accepted, the object status becomes [ドラフト (改訂)]. If the Recall is rejected, the object status becomes [保留].
- [ドラフト (改訂)]
-
The object was recalled after it was submitted and the recall is accepted. The object can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.
- [拒否済]
-
The submitted changes to the object are rejected. The user can make changes to the object and submit these changes again, or discard all changes.
- [承認受信済]
-
The submitted changes to the object are approved. The object will automatically be checked in. If the check-in fails, the status remains [承認受信済]. An administrator must decide what to do with the object.
- [承認済]
-
The submitted changes to the object are approved and the object is checked in.
- [該当なし]
-
The object is checked in. Instead of an [Object status], an [Approval status] is applicable.
- 該当なし
-
The object already existed before activating ION Workflow document authorization; no changes are made to the object since then.
- 未開始
-
The modified object is manually checked in, but no approval is received from ION Workflow.
To manually check in an object, the [Object status] must be [承認受信済].
- 承認済
-
The modified object is checked in after approval from ION Workflow.
オブジェクトのチェックインやチェックアウトに関係なく、[ワークフロー情報フィールド (ttocm0106m000)] セッション ([オブジェクトタイプ (ttocm0102m000)] セッション内のタブとして表示される) のオブジェクトタイプに記述が指定されている場合、このフィールドには適切な[記述]フィールドの値が常に表示されます。
注:LN でビジネスオブジェクト用に ION Workflow を設定して使用する手順の詳細については、Infor Xtreme の Infor LN Integration Guide for Infor ION Workflows and Monitors を参照してください。
- 仕様
-
このチェックボックスがオンの場合、現在の循環棚卸オーダラインに含まれる品目の仕様が用意されています。仕様に関する情報は、詳細セッションの[需要ペグ]グループボックスの各フィールドにあります。
- 保管場所
-
- 保管場所
-
商品を保管する、倉庫内の独立した場所
倉庫は、利用可能スペースの管理や、保管されている商品の照会のために、複数の保管場所に分割することができます。保管条件およびブロックは保管場所ごとに適用できます。
- 有効化コード
-
有効化コードのコード
- 設計品目改訂
-
品目の改訂番号
- 保管ゾーン
-
特定の従業員または輸送手段に割り当てることができる倉庫の一部。各保管場所は、ゾーンに割り当てることができます。
- 列
-
保管場所の列のコード
- レベル
-
保管場所のレベルのコード
- 棚
-
保管場所の棚のコード
注:多くの場合、棚番号は、行とレベルの組合せを表す連番として使用されます。
- 品目
-
- 扱い単位
-
梱包と内容からなる一意に識別可能な物理的な単位。扱い単位には、品目を含めることができます。扱い単位には、品目の梱包に使用する梱包資材の構造があります。または、扱い単位がその構造の一部を構成します。
扱い単位には、次の属性が含まれています。
- 識別コード
- 梱包品目 (オプション)
- 梱包品目数量 (オプション)
品目を扱い単位にリンクさせる場合、その品目は扱い単位によって梱包されます。梱包品目は、扱い単位を構成するコンテナやその他の梱包資材のタイプを指します。たとえば、扱い単位を木枠に指定するには、扱い単位の梱包品目に木枠を定義します。
- 扱い単位あり
-
このチェックボックスがオンの場合、在庫に扱い単位が存在します。必要に応じて、このチェックボックスをオフにして、在庫から扱い単位を削除することができます。
- 品目
-
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
注:循環棚卸オーダラインがシリアル番号付品目に関するもので、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの[在庫内シリアル]チェックボックスがオンの場合、循環棚卸オーダを処理する前に、[循環棚卸オーダラインストックポイント詳細 (whinh5106m000)] セッションで在庫に追加する、または在庫から差し引くシリアル番号付品目を指定する必要があります。
[循環棚卸オーダラインストックポイント詳細 (whinh5106m000)] セッションは、[循環棚卸オーダライン (whinh5101m000)] セッション、または[循環棚卸結果の入力 (whinh5101m100)] セッションから開始できます。
- 貿易コンプライアンスの遵守
-
このチェックボックスがオンの場合、この品目はグローバル貿易コンプライアンスチェックを受けます。
- ロット
-
特定の (ロット) コードで識別され、一括して製造および保管される大量の品目。ロットは商品の識別に使用します。
- 在庫日付
-
品目が保管された時点でその品目に割り当てられた日付。品目に特定の保存期間が設定されている場合、在庫日付はその品目に対して定義された製品有効期限になります。
デフォルト
[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの[出庫方法]フィールドの値が次のいずれかの場合、デフォルトの在庫日付は現在の日付になります。
- [LIFO]
- [FIFO]
[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの[出庫方法]フィールドの値が[保管場所別]の場合、在庫日付は指定されません。
- 単位
-
保管された商品の数量を表す単位
例
保管単位: ボックス
棚卸単位: リットル
- 梱包定義
-
品目とその梱包固有の構成。品目の梱包定義は、たとえば、1 つのパレットに 12 個のボックスがあり、各ボックスに 4 個が含まれる、のようになります。
- 数量
-
- ストックポイント在庫 (保管単位)
-
ストックポイントにある数量。「保管単位」で表されます。この数量が棚卸リストに出力される場合は、計数済数量との照合に使用できます。
- 実際在庫 (保管単位)
-
ストックポイントの計数済数量。「保管単位」で表されます。
品目がシリアル番号管理されており、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの[在庫内シリアル]チェックボックスがオンの場合、実際の計数済在庫をこのフィールドに入力できません。計数済在庫を指定するには、[ ]をクリックします。[循環棚卸オーダラインストックポイント詳細 (whinh5106m000)] セッションが開始され、シリアル番号を登録し、シリアル番号が実際に在庫にあるかどうか指定できます。
注:計数済数量は、循環棚卸オーダが出力される場合のみ入力できます。このため、[循環棚卸オーダ (whinh5100m000)] セッションの[出力済]チェックボックスをオンにする必要があります。
- 差異 (保管単位)
-
LN に登録されている数量とストックポイントの計数済数量の差異。「保管単位」で表されます。
- 棚卸単位
-
品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
- ストックポイント在庫 (棚卸単位)
-
ストックポイントにある数量。「棚卸単位」で表されます。必要であれば、この数量を棚卸リストに出力して、計数結果をチェックします。
- 実際在庫 (棚卸単位)
-
ストックポイントの計数済数量。「棚卸単位」で表されます。
- 差異 (棚卸単位)
-
LN に登録されている数量とストックポイントの計数済数量の差異。「棚卸単位」で表されます。
在庫計数時にストックポイントがブロックされない場合は、差異を調整する必要があります。
- 計数
-
- 差異理由
-
差異を調整する理由コード
何らかの理由で差異を変更する場合は、このコードを入力する必要があります。
- 計数日
-
「在庫」が計数された日付
- 新ストックポイント
-
ストックポイントデータが存在しない場合、このチェックボックスがオンに設定されます。[計数済] チェックボックスがオンに設定されるまで、新ストックポイントの保管場所、ロットコード、在庫日付、梱包定義および保管単位は変更できます。[計数済] チェックボックスがオンに設定されると、新ストックポイントの[循環棚卸データ (whinh5140m000)] セッションが更新されます。
注:-
このフィールドはマニュアルで変更できません。
-
デフォルトでは、このチェックボックスはオフです。
-
- 状況
-
- アンバランスなロット/シリアル
-
このチェックボックスがオンの場合、現在の循環棚卸オーダラインの差異が[循環棚卸オーダラインストックポイント詳細 (whinh5106m000)] セッションで集計されたロットおよびシリアル番号付品目の差異と異なります。
- 調整のブロックあり
-
このチェックボックスがオンの場合、現在の循環棚卸オーダラインのレコードが[循環棚卸オーダライン調整ブロック (whinh5108m000)] セッションに存在します。
- 計数済
-
このチェックボックスがオンの場合、計数データが入力されました。
- 再計算
-
このチェックボックスがオンの場合、 「ストックポイント」の在庫を再計算する必要があります。
循環棚卸オーダ生成 (whinh5200m000) セッションが処理されると、このストックポイントは同じオーダ番号を使用して新しい循環棚卸オーダに追加されます。[循環棚卸オーダライン (whinh5101m000)] セッションの[計数回数]フィールドの値が 1 増えます。
- 処理済
-
このチェックボックスがオンの場合、循環棚卸オーダラインは処理されました。
- 所有権
-
- 所有権
-
現在の循環棚卸オーダラインにリストされている商品の[所有権]。このフィールドを使用できるのは、差異がプラスの場合または品目が少量シナリオのシリアル番号付品目の場合です。デフォルト値は「会社所有」になります。「顧客所有」は、プロジェクト品目に使用できません。
- 所有者
-
循環棚卸オーダラインにリストされている品目の所有者。このフィールドを使用できるのは、差異がプラスの場合または品目が少量シナリオのシリアル番号付品目の場合、かつ所有権が「顧客所有」または「委託」の場合です。
このフィールドのデフォルト値は、次のいずれかから取得されます。
- 倉庫の販売先取引先または購買元取引先 (存在する場合)
- 「保管場所」の割当先となる取引先
ただし、品目の所有権登録レベルが保管場所別の場合は、このフィールドが読取専用になり、「保管場所」に引き当てられた取引先がこのフィールドに入力されます。
所有者は、オーダ日に有効な取引先である必要があります。
- 出庫戦略
-
品目の在庫のピッキングに使用される戦略
差異がプラスであり、かつ品目が少量シナリオのシリアル番号付品目以外の場合、このフィールドは使用できません。
デフォルト値は[フリー]です。
在庫内で品目にシリアル番号が付いておらず、かつ差異がマイナスの場合は、次のいずれかを選択できます。
- [フリー]
- [優先]
- [制限付]
在庫内で品目にシリアル番号が付いている場合は、次の値を使用できます。
- [フリー]
- [制限付]
[所有権登録レベル]が次のいずれかの場合は、このフィールドが読取専用になり、値が[制限付]に設定されます。
- [保管場所]
- [物的品目]
- [物的品目および保管場所]
- 出庫元取引先
-
[出庫戦略]フィールドの値が[優先]または[制限付]の場合は、出庫する必要のある品目または出庫することが望ましい品目を所有している取引先をこのフィールドに入力する必要があります。
「在庫調整オーダ」がマイナスの場合または品目が少量シナリオのシリアル番号付品目の場合は、次のとおりにこのフィールドにデフォルト値が設定されます。
次の場合には、このフィールドが未入力になります。
- 差異がプラスであり、かつ品目が少量シナリオのシリアル番号付品目以外である
- [出庫戦略]フィールドの値が[フリー]である
[所有権登録レベル]が次のいずれかの場合は、このフィールドが読取専用になり、値が[所有者]フィールドから取得されます。
- [保管場所]
- [物的品目]
- [物的品目および保管場所]
注:所有者は必ずオーダ日に有効な取引先である必要があります。
- 出庫所有権
-
現在の出庫オーダラインに対してピッキングされた在庫の所有権
差異がプラスであり、かつ品目が少量シナリオのシリアル番号付品目以外の場合、このフィールドは使用できません。
ほとんどの場合、このフィールドの値は、[出庫戦略]フィールドと[出庫元取引先]フィールドの値によって決まります。
-
出庫戦略の値が[フリー]または[優先]の場合、このフィールドのデフォルト値は[会社所有または委託]になります。次の値は使用できません。
- [顧客所有]
- [適用なし]
- 出庫戦略の値が[制限付]であり、出庫元取引先が内部取引先の場合、このフィールドのデフォルト値は[会社所有]になります。
-
出庫戦略の値が[制限付]であり、出庫元取引先が内部取引先以外の場合、このフィールドのデフォルト値は[委託]になります。使用できる値は次のとおりです。
- [顧客所有]
- [委託]
-
- 在庫不一致の支払元
-
マイナス差異が生じた場合の紛失商品や破損商品の支払元
指定可能な値
-
[条件に従う]
[出庫元取引先]フィールドに表示された出庫元取引先が紛失商品や破損商品の分を支払います。ただし、[ロジスティック条件 (tctrm1140m000)] セッションの[取引先による在庫不一致の調整]チェックボックスがオフになっている場合は、自社が支払います。
-
[所有者]
計数済在庫の所有者が紛失商品や破損商品の分を支払います。 -
[自社]
自社が紛失商品や破損商品の分を支払います。 -
[適用なし]
次の場合には、在庫不一致の調整が適用されません。
-
- 価格
-
- 価格
-
- 調整価格の使用
-
このチェックボックスがオンの場合、環棚卸オーダラインに関連付けられた会計取引について、現在のセッションに指定されている[調整価格]が使用されます。
調整価格を指定、または修正できるのは、このチェックボックスがオンの場合のみです。
このチェックボックスは、次の両方の条件があてはまる場合のみ使用できます。
- 循環棚卸オーダラインがプラスの差異に関するものである
- 品目の在庫評価方法が[標準原価]ではない品目の在庫評価方法は、[倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションで表示できます。
- 調整価格
-
各品目の新しい価格
デフォルト
次のようにデフォルトの調整価格が取得されます。
- 品目がプロジェクト品目ではない場合、デフォルトの調整価格は「標準原価」です。標準原価は、製造の標準原価計算モジュールから取得されます。
- 品目がプロジェクト品目の場合は、プロジェクトからデフォルトの調整価格が取得されます。
調整価格を指定、または修正できるのは、現在のセッションで[調整価格の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。[調整価格の使用]チェックボックスがオフの場合、現在のフィールドに調整価格は指定されません。
- 通貨
-
調整価格を表す通貨
[調整価格の使用]チェックボックスがオンの場合にのみ、通貨が取得されます。通貨は、従事している所属部門にリンクされている財務会社の現地通貨です。倉庫の現地通貨は、[会社 (tcemm1170m000)] セッションから取得されます。
- 棚卸資産評価額
-
品目の評価額
デフォルト
プラスの循環棚卸オーダの場合、デフォルト値は[在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションの[デフォルト在庫入庫値]フィールドで選択された評価方法について定義された価格になります。
注:[調整価格の使用]チェックボックスがオフの場合にのみ、評価額が表示されます。
- 調整額
-
棚卸単位で表す調整価格に差異をかけたもの
- 調整額
-
調整額を表す通貨
- テキスト
-
- ラインテキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、テキストは利用可能です。
- 仕様
-
- 需要ペグ
-
- 引当先販売先取引先
-
在庫が引当済の販売先取引先。
このフィールドで指定された取引先について、このレコードで指定された在庫を使用できます。この在庫は他の取引先には使用されません。
- 引当先出荷先取引先
-
在庫が引当済の出荷先取引先
- ビジネスオブジェクトタイプ
-
在庫が引当済のオーダのタイプ ([販売オーダ]や[サービスオーダ]など)
注:次のフィールドは、常に組み合わせて使用します。これらのフィールドの組合せによって対応するオーダやオーダラインを識別します。
- [ビジネスオブジェクトタイプ]
- [ビジネスオブジェクト]
- [ビジネスオブジェクト参照]
指定可能な値
- サービス (マニュアル)
- メンテナンス販売オーダ
-
メンテナンス販売オーダ
- メンテナンス販売 (マニュアル)
- メンテナンス作業オーダ
-
メンテナンスオーダ
- メンテナンス作業オーダ (マニュアル)
- 販売オーダ
-
販売オーダ
- 販売スケジュール
-
販売スケジュール
- 適用なし
- 販売 (マニュアル)
- サービスオーダ
-
サービスオーダ
- ビジネスオブジェクト
-
在庫が引当済のオーダまたはオーダライン
注:次のフィールドは、常に組み合わせて使用します。これらのフィールドの組合せによって対応するオーダやオーダラインを識別します。
- [ビジネスオブジェクト]
- [ビジネスオブジェクト]
- [ビジネスオブジェクト参照]
- 参照
-
在庫が引当済の参照コード
この参照で指定されている需要を満たすために、レコードで指定されている在庫が使用できます。この在庫は他の目的には使用できません。
このフィールドは、次の 2 とおりの方法で使用できます。
- [販売先取引先]フィールドが入力済の場合、[参照]フィールドを使用して顧客定義による参照コードが記録されます。
- [販売先取引先]フィールドが空の場合、[参照]フィールドを使用して内部参照が記録されます。
参照コードを使用すると、一連の部品の工順が異なる場合 (たとえば、一部の部品が外注先に輸送されて後で返却される場合) でも、それらの部品を互いにリンクしたままにできます。
- 派生元製品バリアント
-
構成可能品目の一意の構成。バリアントは構成処理に由来し、特徴オプション、構成要素、作業などの情報を含みます。
例
構成可能品目: 電気ドリル
オプション:
- 3 つの電源 (電池、12 V または 220 V)
- 2 色 (青、灰)
これらのオプションから合計 6 つの製品バリアントが生じます。
- 製品バリアント
-
コードの記述または名称
- オプションリスト ID
-
構成済品目のオプションと特徴の ID。この ID は、需要と供給を一致させるために品目仕様で使用されます。
事前出荷通知の仕様には、オプションリスト ID が含まれます。事前出荷通知の仕様は、[入庫オーダライン (whinh2110m000)] セッションから生成されます。同様に、入庫オーダラインの仕様は、購買スケジュールラインから生成されます。
倉庫管理で構成可能な購買品目に対して、オプションリスト ID のみが仕様となっています。これは、在庫が、オプションリスト ID ごとにメンテナンスされていること、および同一のオプションリスト ID を持つすべての製品バリアントの在庫の合計であることを意味しています。
注:-
このフィールドは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[組立 (APL/ASC/ASL)] チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。
-
このフィールドは、構成可能な購買品目および製造組立 (FAS) 品目に対してのみ生成されます。
-