未出荷商品の返品 (whinh4231m500)
セッションの目的: 現在の出荷ラインの [未出荷数量(棚卸単位)] 商品を「発送確定保管場所」から保管場所に戻す「転送オーダ」を生成します。必要に応じて、生成される転送オーダに元の保管場所とは異なる場所を指定できます。
このセッションは、保管場所が管理されている倉庫にのみ利用できます。
扱い単位
[未出荷数量(棚卸単位)] に設定されている扱い単位は、このセッションで作成された転送オーダの出庫勧告に基づいて保管場所に返品されます。
扱い単位が部分的に [未出荷数量(棚卸単位)] の場合は、未出荷数量が匿名で (扱い単位なしで) 返品されます。
扱い単位が在庫で必須の場合、未出荷数量について扱い単位が作成され、この扱い単位が保管場所に返品されます。この扱い単位は、出荷ラインの確認時に作成されます。
扱い単位は、「所有権」の登録または引当の登録が [物的品目] 別の場合に在庫で必須です。
[出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションの [未出荷数量の自動調整] チェックボックスがオンの場合は、未出荷商品が在庫から削除されます。調整によって削除された商品を含む扱い単位は [クローズ] に設定されます。関連する調整オーダは未出荷の扱い単位にリンクしていません。
- 出荷
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未出荷商品が発送確定保管場所から保管場所に転送される「出荷」
- 出荷
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未出荷商品が発送確定保管場所から保管場所に転送される「出荷ライン」
- 品目
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購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 有効化コード
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有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
- ロット
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特定の (ロット) コードで識別され、一括して製造および保管される大量の品目。ロットは商品の識別に使用します。
- 在庫日付
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保管時に品目に割り当てられる日付。在庫日付を使用すると、大規模なロット管理を実施しなくても FIFO (先入れ先出し) または LIFO (後入れ先出し) に基づいて品目を取り出すことができます。
在庫日付は、後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位、または品目の製品有効期限に使用されます。
後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位では、在庫日付のデフォルトはシステム日付です。しかし、この日付は上書きできるので、在庫日付は保管日付と同じである必要はありません。品目に特定の保存期間がある場合、在庫日付は品目について定義された製品有効期限です。
- シリアル番号
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単一の物的品目に対する一意の識別番号。マスクを使用してシリアル番号が生成されます。シリアル番号は、たとえば日付、モデルや色の番号、連番などを示す複数のデータセグメントによって構成されます。
シリアル番号は品目および工具に対して生成することができます。
- ストックポイント詳細あり
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このチェックボックスがオンの場合、出荷ラインに「ストックポイント」詳細が存在します。
- 未出荷数量(棚卸単位)
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「転送オーダ」を作成する対象である現在の出荷の[未出荷数量(棚卸単位)]商品数量
- 未出荷数量(棚卸単位)
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[未出荷数量(棚卸単位)]数量を表すために使用する「棚卸単位」
- 倉庫
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発送確定保管場所および保管場所が存在する倉庫
- 発送確定保管場所
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[未出荷数量(棚卸単位)]商品が置かれていた「発送確定保管場所」
- シリーズ
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転送オーダ番号の生成に使用する番号グループ。このシリーズのデフォルト値は、[在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションの[番号グループ]フィールドから取得されます。
- シリーズ
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転送オーダ番号の生成に使用するシリーズ。このシリーズのデフォルト値は、[在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションの[シリーズ]フィールドから取得されます。
- オーダタイプ
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転送オーダのオーダタイプ。オーダタイプのデフォルト値は、発生元オーダから取得されます。
- オーダの有効化
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このチェックボックスがオンの場合、現在のセッションで[生成]をクリックすると、転送オーダが作成されて有効になります。オーダが有効になると、状況が[計画済]から[オープン]になります。
- 処理
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このチェックボックスがオンの場合、現在のセッションで[生成]をクリックすると、転送オーダが作成されて処理されます。処理とは、倉庫手順に従って活動が自動処理に設定されている場合、転送オーダの活動が実行されることを意味します。