出荷の構成 (whinh4231m000)

セッションの目的: 出荷ラインを分割、移動、または追加します。「積荷」または「出荷コンテナ」に出荷をリンクさせることもできます。

出荷ラインの分割

1 つの輸送機関や運送業者には出荷が大きすぎるために、出荷を分割しなければならない場合があります。これは、重量制限、または出荷サイズによるものです。出荷を分割する必要があるかどうかは作業上の判断であり、倉庫データや財務会計取引には影響を与えません。

出荷ラインを分割するには、適切なメニューから [ライン分割] を選択します。[ライン分割 (whinh4231m100)] セッションが開始されます。このセッションを使用して、分割する数量と、分割済数量を追加する必要のある出荷、積荷、または出荷コンテナを指定できます。

出荷ラインの移動

出荷ライン全体、または一部を次に移動できます。

  • 別の既存の出荷
  • 1 つ、または複数の新しい出荷

出荷ライン全体を別の出荷に移動させるには、適切なメニューから [出荷へ移動] を選択します。[出荷へ移動 (whinh4231m200)] セッションが開始されます。このセッションを使用して、出荷ラインを移動させる必要のある出荷、積荷、または出荷コンテナを指定できます。

注: 

状況が [オープン] の出荷ラインのみ移動または分割することができます。

出荷ラインの追加

出荷ラインを出荷に追加するには、適切なメニューから [出荷ラインの検索] を選択します。[出荷ラインの検索 (whinh4831m000)] セッションが開始されます。このセッションを使用して、出荷に追加する出荷ラインを検索できます。

注: 

出荷の状況が[オープン]の場合にのみ、出荷に出荷ラインを追加できます。

出荷を積荷にリンク

積荷に出荷をリンクするには、適切なメニューから [出荷を積荷にリンク] を選択します。[積荷 (whinh4140m000)] セッションが開始されます。このセッションを使用して、出荷をリンクする積荷を選択できます。

注: 

出荷コンテナが導入されている場合は、出荷コンテナを使用できます。詳細については、次のトピックを参照してください: キット処理のサポートと出荷構造の設定.

出荷

特定の日時に、特定の住所へ特定の経路で輸送されるすべての商品。積荷の識別可能な部分

総重量

出荷の合計重量

総重量

重量を表す計測単位

積荷

LN では、特定の日時に、特定の経路を使用して、特定の輸送手段で運搬されたすべての商品、出荷、あるいはそれら両方を指します。

ライン

出荷ラインの位置番号

品目

出荷品目

総重量

出荷数量の総重量

重量単位

重量の計測単位

発送確定数量

出荷される商品のピッキング数量

棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

オーダ

倉庫オーダの発生元

オーダ

倉庫内の商品を処理するオーダ

倉庫オーダは次のいずれかの在庫処理タイプになります。

  • [入庫]
  • [出庫]
  • [転送]
  • [仕掛品振替]

オーダには、それぞれ発生元があります。また、倉庫処理に必要なすべての情報が含まれています。品目 (ロット品目または非ロット品目) および倉庫 (保管場所の有または無) に応じて、ロットや保管場所を割り当てることができます。オーダは、事前定義された倉庫手順に従います。

注: 

製造では、倉庫オーダを Warehousing Order、または Warehouse Order といいます。

セット

オーダセットは、同じオーダのオーダラインをグループ化します。

オーダラインは、以下の属性が合致する場合にグループ化されます。

  • 出荷元取引先
  • 出荷先取引先
  • 出荷元住所
  • 出荷先住所
  • 運送業者
  • 出荷日
  • オリジナル会社
出荷数量

実際に出荷された品目の数量

状況

出荷ラインの状況

  • 出荷と積荷の状況