計画積荷/出荷 (whinh4180m100)

セッションの目的: 特定の倉庫オーダに計画されている積荷と出荷を表示します。

現在のセッションの計画済積荷と計画済出荷は、次のどちらかの方法で生成されます。

  • 輸送で生成
  • マニュアル作成済
  • 状況が [発送確定済] の倉庫オーダラインに関して、1 つまたは複数の輸送オーダが存在するが、[実際] の輸送積荷計画が存在しない場合は、倉庫管理で生成。倉庫管理では、状況が [発送確定済] の出庫オーダラインに関して「積荷」、「出荷」、および「出荷ライン」が生成されます。出庫手順の詳細については、出庫手順を参照してください。

輸送で計画済積荷または計画済出荷が生成された場合、[輸送計画パラメータ (fmlbd0100m000)] セッションで指定された番号グループとシリーズが計画済積荷または計画済出荷の採番に使用されます。

計画済積荷と計画済出荷のマニュアル作成

現在のセッションで計画済積荷と計画済出荷をマニュアル作成すると、次のとおりになります。

  • [在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションで指定された番号グループとシリーズが計画済積荷または計画済出荷の採番に使用されます。
  • 倉庫オーダラインをリンクできます。倉庫オーダラインに輸送オーダが生成されると、警告を受け取ります。
  • ピッキング済数量が 0 の出庫オーダラインのみリンクできます。
  • 入庫数量が 0 の入庫オーダラインのみリンクできます。
  • 輸送で生成された計画済積荷と計画済出荷に倉庫オーダラインをマニュアルでリンクすることはできません。

積荷と出荷の変更

状況が [実際] の積荷と出荷のみ変更できます。

積荷と出荷の削除

次の場合には、積荷と出荷の削除ができません。

  • 状況が [確認済] または [出荷済] である
  • 状況が [確認済] と [出荷済] 以外の入庫済数量またはピッキング済数量が 1 つ以上ある
  • 積荷または出荷が輸送で作成された。輸送で状況が [実際] の積荷計画を削除すると、現在のセッションでそれに対応した積荷と出荷も削除されることに注意してください。

計画済積荷または計画済出荷に関連した倉庫オーダを削除する場合は、現在のセッションにある計画済積荷または計画済出荷も削除する必要があります。

注: 

積荷に含まれる出荷の積込連番を表示するには、該当する出荷を選択し、[検索基準] メニューから [積込リスト] を選択します。該当する出荷を含む積荷、およびその積荷に含まれる出荷の積込連番が表示されます。

積込リストを生成するには、[出力] メニューから [積込リスト] を選択します。

オーダ

倉庫オーダの発生元

オーダ

計画済積荷または計画済出荷にリンクされている倉庫オーダ

オーダライン

計画済積荷または計画済出荷にリンクされている倉庫オーダライン

部品表ライン

計画済積荷または計画済出荷にリンクされている部品表ライン

連番

オーダラインの連番

積荷

倉庫オーダラインの追加が計画されている予定「積荷」

出荷

倉庫オーダラインの追加が計画されている予定「出荷」

積荷計画

1 つまたは複数の輸送オーダに対して作成されている出荷および積荷の構造の ID。出荷および積荷は、輸送計画が生成されている輸送オーダについて、計画積込日や計画荷降日、積荷住所や荷降住所などの輸送計画明細を示します。積荷構築エンジンを使用して、積荷計画を作成できます。輸送オーダの範囲を選択し、積荷構築エンジンを起動すると、輸送オーダが出荷および積荷にグループ化されます。この出荷および積荷が積荷計画を構成します。また、マニュアルでも積荷計画を作成できます。

一般データ
倉庫

倉庫のコード

サイト

自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。

サイトには次の制約が適用されます。

  • サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
  • サイトは、1 つの計画クラスタにリンクされます。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
  • サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。

サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。

企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。

積込日

出庫出荷の積込日

出庫出荷に関する次の日付

  • 予定出荷がまだ確認されていない場合は、積込が予定されている日付。この場合、積込日は倉庫オーダラインの計画納期を置き換えます。
  • 予定出荷が確認されている場合は実際の積込日
荷卸日

入庫出荷の荷卸日

入庫出荷に関する次の日付

  • 予定出荷がまだ受け取られていない場合は、荷卸が予定されている日付。この場合、荷卸日は倉庫オーダラインの計画入庫日に置き換えられます。
  • 予定出荷が受け取られている場合は実際の荷卸日
理由

積荷計画の変更が必要になった理由

[積荷計画の差異]タイプの理由のみを指定できます。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
数量/重量
計画数量

積荷と出荷の組合せで出荷予定の数量

処理数量

出庫勧告が積荷計画を使用して作成される場合に、出庫勧告が生成される数量

出荷数量

計画済積荷または計画済出荷について実際に出荷された数量

納入数量

計画済積荷または計画済出荷について実際に納入された数量

単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

総重量

出荷商品の実際総重量

LN は出荷、または入庫の確認時に実際総重量を判断します。

総重量単位

実際総重量を表す単位

[出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションの[重量単位]フィールドから重量単位が取得されます。

出荷情報
集荷業者/LSP

商品の積荷を輸送する運送業者

積荷が輸送で作成される場合、運送業者は積荷作成により選択されます。積荷が倉庫管理で作成される場合、運送業者はマニュアルで指定するか、発生元の「倉庫オーダ」からデフォルト値が取得されます。

入庫積荷の場合、運送業者は納入運送業者です。出庫積荷の場合、運送業者は集荷運送業者です。

出荷手順

予定出荷で実行する出荷手順

このフィールドの出荷手順は、倉庫オーダにリンクしている倉庫オーダタイプに指定されている手順を置き換えます。

発送確定保管場所

予定出荷の「発送確定保管場所」

出庫勧告が積荷計画を使用して生成された場合にのみ、発送確定保管場所が使用されます。

運送業者追跡番号

積荷または出荷を識別するために運送業者が付与する番号です。運送業者は、この番号を使用して追跡します。

追跡番号

出荷追跡番号は、輸送業者が指定します。これには、航空貨物運送状番号などがあります。

注: 

倉庫管理システム統合の場合、この値はスキャンデバイスを介してデフォルト値が設定されます。

状況
作成者

計画済積荷または計画済出荷の作成に使用された LN パッケージ

状況

計画済積荷または計画済出荷の状況

実際

輸送で倉庫オーダの積荷と関連出荷について積荷計画が作成され実現化されたか、または倉庫管理で倉庫オーダの積荷と関連出荷について計画がなされました。

無視

輸送で積荷と関連出荷の計画がなされましたが、計画された積荷と関連出荷の数量が倉庫管理で勧告 (処理) されていませんでした。また、倉庫で商品が利用できないなどの理由により、積荷と関連出荷を置き換えるための他の積荷と出荷は作成されませんでした。

置換

輸送で積荷と関連出荷が計画されましたが、倉庫管理で、積荷と関連出荷を置き換える目的でユーザが別の積荷と関連出荷を作成しました。輸送で、積荷と関連出荷の状況が[無視]になり、輸送は別の積荷と関連出荷で倉庫オーダを計画することができません。

確認済

積荷と関連出荷が倉庫管理で確認されています。積荷と関連出荷が輸送で作成される場合、[確認済]から[出荷済]への自動変換をトリガするパラメータが選択されていなければ、積荷と関連出荷は輸送でも確認されます。積荷と関連出荷に関連付けられている輸送オーダは、倉庫管理によって状況が[確認済]に更新されます。

出荷済

次のいずれかが当てはまります。

  • 積荷と関連出荷が輸送で作成される場合、積荷と関連出荷は倉庫管理で確認され、輸送で状況が[出荷済]になります。また、積荷と出荷に関連付けられている輸送オーダラインは、状況が[出荷済]に更新されます。
  • 積荷と関連出荷が輸送で作成されておらず、その積荷と出荷の輸送オーダが存在していない場合、積荷と出荷は倉庫管理で確認されます。
輸送中

[転送]在庫処理タイプの倉庫オーダの場合、積荷と関連出荷は、積荷と出荷の確認によって転送されます。

入庫済

積荷と関連する出荷は倉庫に入庫済です。

FM 先行積荷計画

このチェックボックスがオンの場合、 輸送で積荷計画が先行されます。積荷計画のすべての変更は、輸送で検証されます。

このチェックボックスがオフの場合、 輸送で検証せずに倉庫管理で積荷計画を変更できます。

注: 

このチェックボックスは、オーダが輸送によって生成される場合のみオンになります。

納入情報
納入運送業者/LSP

商品の積荷を輸送する運送業者

積荷が輸送で作成される場合、運送業者は積荷作成により選択されます。積荷が倉庫管理で作成される場合、運送業者はマニュアルで指定するか、発生元の「倉庫オーダ」からデフォルト値が取得されます。

入庫積荷の場合、運送業者は納入運送業者です。出庫積荷の場合、運送業者は集荷運送業者です。

積込リスト連番

出荷の積込連番。[積込リストの生成 (whinh4445m000)] セッションで、積荷に含まれる出荷の積込連番および積込リストを生成できます。