出荷 (whinh4130m000)
セッションの目的: 出荷を表示およびメンテナンスします。このセッションは、出荷の確認にも使用できます。
確認されていない出荷の詳細は、メンテナンスだけを行うことができます。
積荷に含まれる出荷の積込連番を表示するには、該当する出荷を選択し、適切なメニューから [
] を選択します。該当する出荷を含む積荷、およびその積荷に含まれる出荷の積込連番が表示されます。積込リストを生成するには、[出力] メニューから [ ] を選択します。出荷をマニュアルで作成するには、ツールバーにある [
] をクリックします。- [出荷元住所] および [出荷先住所] の保管場所を表示するには、[マップ] セクションを使用します。一度に 1 つのレコードのみ選択する必要があります。
- [出荷順序] は、選択した出荷に出荷順序が存在する場合にのみ有効になります。出荷順序 (whinh4520m000) セッションを開始するには、[ ] メニューから [出荷順序] オプションを選択します。このセッションには、[出荷]、[ジョブ順序]、[出荷ライン]、および [販売スケジュールライン] を基準にソートされた出荷が表示されます。
出荷の作成対象となった倉庫オーダの倉庫オーダタイプ設定が次のいずれかの場合は、その倉庫オーダに関する情報が詳細セッションの [オーダ] タブに表示されます。
- [出荷ごとに 1 オーダセット]
- [出荷ごとに 1 オーダ]
- [積荷ごとに 1 オーダ]
- 倉庫オーダ別の積荷、出荷コンテナ、および出荷の概要を [倉庫オーダ積荷および出荷 (whinh4545m000)] セッションで確認できます。
- このセッションでは、[アクション] メニューにある [仮請求書の処理] オプションを使用して、[仮請求書の処理 (whinh4279m000)] セッションにアクセスできます。
- このセッションでは、[アクション] メニューにある [請求書の処理] オプションを使用して、[請求書の処理 (whinh4279m100)] セッションにアクセスできます。
- 積込リスト連番
-
出荷の積込連番。[積込リストの生成 (whinh4445m000)] セッションで、積荷に含まれる出荷の積込連番および積込リストを生成できます。
- 出荷
-
特定の日時に、特定の住所へ特定の経路で輸送されるすべての商品。積荷の識別可能な部分
- 状況
-
出荷の状況
指定可能な値
- オープン
-
出荷伝票を出力できません。出荷を行えません。数量を変更できます。また、積荷と出荷を構成できます。扱い単位を生成できます。
- 一部凍結済
-
出荷伝票を出力できます。出荷と出荷ラインを変更できます。扱い単位を生成できます。
- 凍結済
-
出荷と出荷ラインの出荷準備は完了しています。出荷伝票を出力できます。出荷と出荷ラインは変更できません。扱い単位を生成できます。
- 確認済
-
出荷と出荷ラインは出荷され、倉庫から輸送されています。出荷伝票は、凍結ステップが出荷手順に含まれていない場合は出力できます。出荷済品目の会計取引と在庫処理を実行します。扱い単位を生成できます。事前出荷通知を作成できます。
- 予想済
-
予想出荷の使用を指定した場合の初期状況。出荷と出荷ラインは、出庫オーダラインの作成時に作成済です。
注:[在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションの [使用中の予想出荷] チェックボックスがオフの場合、出荷状況 [予想済] は使用できません。
出荷状況の [予想済] は、マニュアル出荷では使用できません。
出荷状況は常に取得されます。
- 伝票コンプライアンス状況
-
「出荷」に対して実行されたグローバル貿易コンプライアンスまたは信用状コンプライアンスチェックから生じた伝票コンプライアンス状況
伝票コンプライアンス状況は出荷ラインから更新されます。複数の出荷ラインで状況が異なる場合は、最も早い伝票コンプライアンス出荷ラインの状況が、該当する出荷に表示されます。
パラメータ設定および個々の品目、契約成果物、販売オーダ、または購買オーダの設定によって、伝票コンプライアンスに信用状、グローバル貿易コンプライアンス、またはその両方が含まれるかどうかが決まります。
出荷または出荷ラインのセッションで適切なメニューの [伝票コンプライアンスのチェック] オプションを使用してマニュアルでコンプライアンスチェックを開始することもできます。
注:グローバル貿易コンプライアンスまたは信用状チェックが有効になっている際には、コンプライアンス状況が [検証済] の場合にしか出荷を確認することができません。不合格になった出荷ラインを持つ出荷を確認しようとすると、合格した出荷ラインのみが確認され、出荷自体は未確認のままになります。
指定可能な値
- 検証予定
-
伝票コンプライアンスチェックが実行される予定です。
- 検証中
-
伝票コンプライアンスチェックは正常ですが、承認が保留されています。
- 検証エラー
-
伝票コンプライアンスチェックが失敗し、訂正と確認が必要です。
- 検証済
-
伝票コンプライアンスチェックが正常です。または、チェックに失敗しましたが権限のあるユーザによって無効になっています。
- 適用なし
-
伝票コンプライアンスチェックは不要です。
- 出荷への変更を許可
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷の状況が [確認済] になるまでは、出荷ラインを追加または削除できます。状況が [予想済] の出荷の場合、リンクされた「出庫オーダライン」から更新することができます。
- 複数倉庫出荷
-
このチェックボックスがオンの場合、現在の出荷にはさまざまな倉庫の出荷ラインが含まれます。
- 凍結必須
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷と積荷の凍結が必須になります。このチェックボックスがオンになるのは、1 つまたは複数のリンク済出荷ラインに関して [出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションの 凍結必須 チェックボックスがオンになっている場合です。
- 扱い単位基準確認
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷を確定する前に、出荷の扱い単位を確定する必要があります。このチェックボックスがオンになるのは、1 つまたは複数のリンク済出荷ラインに関して [出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションの 扱い単位基準確認 チェックボックスがオンになっている場合です。
- 外部アプリケーション別出荷伝票の出力
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷確認に外部アプリケーションによって出荷伝票が出力されます。
- 完了
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷確認に外部アプリケーションによって出荷伝票が出力されます。
- 完了
-
このチェックボックスがオンの場合、リンクされた出荷ラインの扱い単位が確認されます。出荷を確認できます。
- 受入用に提出済
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷元受入用フィールドの値を指定できます。詳細は、次の情報を参照してください: 出荷元受入 - 手順
注:出荷元受入が完了した後も、このチェックボックスはオンのままです。
- 確認日付
-
出荷が確認された日付
- 発行状況
-
出荷の発行状況
注:このフィールドは、BOD 発行が実装されている場合に適用されます。
指定可能な値
- 発行予定
- 発行済
-
- 出荷検証が適用されない場合は、[凍結済]または[確認済]になります。
- [予想済]になる場合は、[出荷 (whinh4130m000)] または[積荷 (whinh4140m000)] セッションの該当するメニューから[出荷の発行]または[積荷の発行]オプションを使用して、出荷をマニュアルで発行します。
- 修正済
-
発行状況が[発行済]で、ユーザが出荷または積荷データを変更したが、まだ発行していないことを示します。
- 適用なし
-
BOD の発行は適用されません。
- 出荷検証
-
このチェックボックスがオンの場合、この出荷には出荷検証が必須です。
このチェックボックスは読取専用です。出荷が生成されるオーダのオーダタイプに出荷検証が指定されている場合、オンになります。
- 完了
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷が正常に検証されています。
- 無効化
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷に検証エラーがありますが、権限を持つユーザによって確認されています。
- 出荷
-
- 出荷
-
- シリーズ
-
マニュアルで作成する出荷について、目的のシリーズを選択します。このフィールドで選択したシリーズは、マニュアル出荷の識別コードを作成するために使用されます。識別コードは、このセッションの [出荷] フィールドに表示されます。出荷を保存すると、このフィールドからデータが消去されます。
- 積荷
-
出荷の「積荷」
- 出荷コンテナ
-
出荷を含む「積荷」の一部。コンテナに定義されている梱包品目によって、コンテナのタイプが決まります。
- 扱い単位
-
出荷される「扱い単位」
- 手順
-
出荷の処理方法を決定する出荷手順マニュアルで作成した出荷については、希望する出荷手順を選択できます。
- 出荷参照
-
出庫参照は、他の基準と共に、発注先の倉庫から出庫される商品を出荷にグループ化する方法を決定します。同じ出荷参照が適用された販売スケジュールラインの品目を 1 つの出荷として顧客に出荷する必要があります。これは自動車業界では、ピックアップシート (PUS) 処理と呼ばれています。
このフィールドの出荷参照の値は、[販売スケジュールライン (tdsls3107m000)] セッションの [出荷参照] フィールドから取得されます。この出荷参照は、出庫ラインから出荷ラインに渡されます。
注:-
勧告が作成されている場合は、出荷参照を変更できません。
-
マニュアル倉庫オーダの場合にのみ、出荷参照をマニュアルで指定できます。それ以外の場合は、発生元オーダから出荷参照が設定されます。
-
- 顧客オーダ
-
販売先取引先の購買オーダの番号
- 一般
-
- マニュアル
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷はマニュアルで作成します。このチェックボックスがオフの場合、出荷は出庫オーダラインから作成されます。このフィールドは、読み取り専用です。
- 出荷ごとに 1 出荷参照
-
出荷ごとに 1 出荷参照。詳細は、次の情報を参照してください: 出荷参照に基づく出荷作成
- 出荷ごとに 1 納入地点
-
出荷ごとに 1 納入地点。詳細は、次の情報を参照してください: 納入地点に基づく出荷構築
注:[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションの [出荷ごとに 1 納入地点] チェックボックスがオンのオーダが出荷ラインのいずれかに含まれていると、このチェックボックスが自動的にオンになります。
- 出荷ごとに 1 顧客オーダ
-
このチェックボックスがオンの場合、同一の顧客オーダ番号を持つ複数の出庫勧告が 1 つの出荷にまとめられます。他の出荷構築基準に基づいて、複数の顧客オーダの納入を 1 つの出荷にまとめることができます。
- 出荷ごとに 1 ライン
-
このチェックボックスがオンの場合、選択した出荷について、出荷ラインを 1 つのみ作成できます。
- テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、この出荷に追加テキストを使用できます。
- 追加コスト
-
このフィールドの値によって、出荷の確認時に追加コストの (再) 計算が行われるかどうかが決まります。
[追加コスト]の状況
-
[未計算]:
追加コストが計算されます。
-
[修正済]:
出荷構成の変更により、[販売パラメータ (tdsls0100s000)] セッションの [追加コストの再計算] パラメータの値に応じて再計算を実行できます。マニュアルで挿入したラインは、追加コストラインが再生成された場合でも影響を受けません。
-
[計算済]:追加コストが再計算されています。
-
[適用なし]:出荷の追加コストが適用されません。
詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理での追加コスト
-
- 追加コスト計算方法
-
このフィールドにより、特定オーダの追加コストを計算する方法が決定されます。
指定可能な値:
- [ヘッダ基準]: 出荷ヘッダの値に基づいて、追加コストが計算されます。
- [ライン基準]: 出荷ラインの値に基づいて、追加コストが計算されます。
- [適用なし]: 出荷の追加コストが適用されません。
- 出力伝票
-
- 積荷証券
-
このチェックボックスがオンの場合、積荷証券が出力されています。
- 梱包票
-
このチェックボックスがオンの場合、 「梱包票」が出力されています。
- 梱包定義差異のブロックを無視
-
扱い単位構造と出荷の梱包定義が異なるときに、出荷がブロックされるかどうかを示します。
- 梱包票日付
-
「梱包票」日付
梱包票が凍結済出荷に対して出力されるとき、および出荷が再オープンされるときに、この日付が梱包表に出力されます。出荷を凍結または確定した後で梱包票が再度出力されるとき、梱包票には現在の日付が出力されます。
- 梱包リスト
-
このチェックボックスがオンの場合、 「梱包リスト」が出力されています。
- 納品書
-
このチェックボックスがオンの場合、 「納品書」が出力されています。
- 出荷積荷目録
-
このチェックボックスがオンの場合、現在の出荷の「出荷積荷目録」が出力されます。
- 仮納品書
-
この出荷を指す「納品書」の仮識別番号。出荷をマニュアルで作成する場合は、このフィールドで納品書番号を選択できます。
- 重量/寸法
-
- 梱包
- 重量
-
- 総重量
-
出荷商品の合計重量
出荷が確認済または凍結済の場合、このフィールドは読取専用になります。出荷に扱い単位がリンクされている場合は、その扱い単位から合計重量が取得されます。
次の場合には、合計重量が更新されます。
- 出荷ラインが追加または更新された
- 出荷ラインの総重量が変更された
- 梱包品目または梱包品目数量が変更された
- 単位
-
重量を表す計測単位。この単位は、倉庫管理全体で重量に関する保管場所能力の処理に使用されます。
例:
- 最大重量
- 利用可能重量
- 寸法
-
- 長さ
-
出荷商品の奥行
確認済または凍結済の出荷では、このフィールドは無効になります。扱い単位が出荷にリンクしている場合、この値は [扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションの [長さ ] フィールドから取得されます。梱包品目が追加または更新されると、該当する「梱包品目」の幅がこのフィールドに反映されます。
- 単位
-
出荷商品の奥行を表す単位。このフィールドのデフォルト値は倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000) セッションの長さの単位から取得されます。
- 幅
-
出荷商品の幅
確認済または凍結済の出荷では、このフィールドは無効になります。扱い単位が出荷にリンクしている場合、この値は [扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションの [幅] フィールドから取得されます。梱包品目が追加または更新されると、該当する「梱包品目」の幅がこのフィールドに反映されます。
- 高さ
-
出荷商品の高さ
確認済または凍結済の出荷では、このフィールドは無効になります。扱い単位が出荷にリンクしている場合、この値は [扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションの [高さ] フィールドから取得されます。梱包品目が追加または更新されると、該当する「梱包品目」の高さがこのフィールドに反映されます。
- フロアスペース
-
出荷のフロアスペース。奥行または幅が変更されると、この値が調整されます。
出荷が確認済または凍結済の場合、このフィールドは読取専用になります。出荷に扱い単位がリンクされている場合は、その扱い単位からフロアスペースが取得されます。梱包品目が追加または更新されると、該当する梱包品目のフロアスペースがこのフィールドに反映されます。
- 単位
-
出荷のフロアスペースを表す単位。このフィールドのデフォルト値は、単位の次元的関係 (tcmcs1101m000) セッションで定義される [派生面積単位] から取得されます。
- 容積
-
出荷の容積。高さ、奥行、または幅が変更されると、この値が調整されます。出荷が確認済または凍結済の場合、このフィールドは読取専用になります。出荷に扱い単位がリンクされている場合は、その扱い単位から容積が取得されます。
- 単位
-
出荷商品の容積を表す単位。このフィールドのデフォルト値は、単位の次元的関係 (tcmcs1101m000) セッションで定義される [派生容積単位] から取得されます。
- 出荷元/出荷先
-
- 出荷元
-
- 出荷元会社
-
出荷元データが定義されている会社
- 出荷元
-
出荷元タイプは、出荷元コードとともに、倉庫オーダのソースを識別するために使用します。
出荷元タイプには次の値を使用できます。
- [取引先]
- [倉庫]
- [ワークセンタ]
- [プロジェクト]
- 出荷元コード
-
倉庫オーダのソースを識別するコードで、出荷元タイプとともに使用します。
- 出荷元サイト
-
商品の出荷元のサイト
- 発送確定保管場所
-
特定の輸送手段で出荷される品目を直前に保管する、倉庫内の出荷ドック
- 出荷元住所
-
商品の出荷元住所
- 出荷先
-
- 出荷先会社
-
出荷先データが定義されている会社
- 出荷先タイプ
-
「出荷先タイプ」。詳細は、次の情報を参照してください: [積荷ごとに 1 出荷先コード] チェックボックスに基づく積荷構築
- 出荷先コード
-
「出荷先コード」。詳細は、次の情報を参照してください: [積荷ごとに 1 出荷先コード] チェックボックスに基づく積荷構築
- 出荷先記述
-
コードの記述または名称
- 出荷先サイト
-
商品の出荷先のサイト
- 出荷先住所
-
商品の納品先の住所コード
注:次の場合にのみ、このフィールドを修正できます。
- 出荷の状況が [オープン] である
- [出荷先] フィールドが [取引先] に設定されている
- 納入地点
-
納入地点。詳細は、次の情報を参照してください: 納入地点に基づく出荷構築
注:次の場合にのみ、このフィールドを修正できます。
- 出荷の状況が [オープン] である
- [出荷先] フィールドが [取引先] に設定されている
注:[出荷ごとに 1 納入地点]チェックボックスがオンの場合は、[出庫オーダライン (whinh2120m000)] セッションの納入地点フィールドから値が取得されます。
- 計画入庫日
-
商品の移送先倉庫への到着予定日
- 出荷日間隔
-
- 出荷日間隔
-
このフィールドの日付以降の計画納期を持つ出荷には出庫オーダラインを追加できます。
出荷が作成されるときに、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの出荷の生成フィールドの値に基づいて[出荷日間隔] のデフォルト値が設定されます。
注:この値を変更できるのは、出荷の状況が [オープン] の場合に限ります。
- 出荷日/終了時刻
-
このフィールドの日付以前の計画納期を持つ出荷には出庫オーダラインを追加できます。
出荷が作成されるときに、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの出荷の生成フィールドに基づいて[出荷日/終了時刻] のデフォルト値が設定されます。
注:この値を変更できるのは、出荷の状況が [オープン] の場合に限ります。
- 請求
-
- 請求
-
- オフィス
-
輸送請求書を担当するオフィス。このフィールドの値は、元のオーダから取得されます。
- 課税国
-
請求元取引先の課税国
このフィールドの値は、出荷が転送オーダに関連付けられている場合を除いて、発生元オーダから取得されます。
出荷が転送オーダに関連付けられている場合、課税国はその転送オーダの関係会社間取引オーダの内部請求から取得されます。関係会社間取引オーダが存在しない場合または関係会社間取引オーダに請求書が存在しない場合、課税国は出荷の出荷元住所から取得されます。
LN では、課税国を使用して、次のレポートに出力される登録 ID が取得されます。
- 自己の ID
-
請求書を担当するオフィスの税金番号。このフィールドの値は、出荷の発生元オーダの税金および登録データから取得されます。
オーダの税金および登録データが税金および登録データ (tctax2150m000) セッションに存在します。
注:このフィールドは、[一括登録パラメータ (tctax2100m000)] セッションで次の設定が指定されている場合に適用されます。
- [拡張登録管理] フィールドが [有効] に設定されている
- [州/地方レベルのオプションの管轄区域] チェックボックスがオンになっている
- 請求先の取引先
-
請求書を送付する取引先。通常、これは顧客の買掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、顧客の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の回収先取引先が含まれます。
- 請求会社
-
請求書の送付先となる LN 会社。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理での追加コスト。請求パッケージで請求書が作成されるときに請求会社が取得されます。
注:[複数請求書] チェックボックスがオンの場合は必ず、このフィールドが未入力になります。
- 請求書番号
-
請求書の識別番号
- 請求日
-
請求書が作成された日付
- 販売先取引先
-
販売先取引先のコード
- 取引先 ID
-
販売先取引先の税金番号このフィールドの値は、出荷の発生元オーダの税金および登録データから取得されます。
オーダの税金および登録データが税金および登録データ (tctax2150m000) セッションに存在します。
注:このフィールドは、[一括登録パラメータ (tctax2100m000)] セッションで次の設定が指定されている場合に適用されます。
- [拡張登録管理] フィールドが [有効] に設定されている
- [州/地方レベルのオプションの管轄区域] チェックボックスがオンになっている
- 取引先課税国
-
請求先取引先の課税国
このフィールドの値は、出荷が転送オーダに関連付けられている場合を除いて、発生元オーダから取得されます。
出荷が転送オーダに関連付けられている場合、課税国はその転送オーダの関係会社間取引オーダの内部請求から取得されます。関係会社間取引オーダが存在しない場合または関係会社間取引オーダに請求書が存在しない場合、課税国は出荷の出荷先住所から取得されます。
LN では、取引先課税国を使用して、次のレポートに出力される登録 ID が取得されます。
- 仮請求書の処理
-
このチェックボックスがオンの場合、仮請求書が、「出荷」に対して処理され、請求に請求書番号と共に保存されます。これは表示フィールドです。
注:- このフィールドは、請求が導入されていない場合は適用されません。
- 複数請求書
-
請求パッケージで請求書が作成された場合に、出荷に請求書番号が入力されており、新しい請求書番号が出荷に入力済の請求書番号と異なっていると、このチェックボックスがオンになります。
- 金額
-
- 料金種別
-
料金種別。これらのコードは、取引先間の外部通信で使用されます。
注:このフィールドが [統合] に設定されている場合、現在の出荷に対して [出荷手数料 (whinh4122m000)] セッションに 1 つまたは複数の出荷または出荷ライン費用が存在します。
- 請求金額
-
[通貨] フィールドの通貨で表す請求金額
- 通貨
-
商品の合計金額を表す通貨
- 貨物価値
-
[通貨] フィールドの通貨で表す出荷した商品の合計値
- 輸送
-
- 輸送
-
- 運送業者/LSP
-
商品を輸送する運送業者
- 経路
-
商品の出荷に使用される経路。出庫勧告を生成すると、特定経路用の全倉庫オーダを選択して実行を作成できます。
- 受渡条件
-
商品の納期に関する条件または合意
注:次の場合にのみ、このフィールドを修正できます。
- 出荷の状況が [オープン] である
- [出荷先] フィールドが [取引先] に設定されている
- 権利移動地点
-
法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが売主から買主に移動します。
注:次の場合にのみ、このフィールドを修正できます。
- 出荷の状況が [オープン] である
- [出荷先]フィールドが[取引先]に設定されている
- 輸送理由
-
転送理由。このフィールドの値は、現在の出荷の発生元オーダから取得されます。出荷をマニュアルで作成する場合は、輸送理由を選択できます。
- 納入コード
-
納入コード。このフィールドの値は、現在の出荷の発生元オーダから取得されます。出荷をマニュアルで作成する場合は、納入コードを選択できます。
- 運送業者追跡番号
-
積荷または出荷を識別するために運送業者が付与する番号です。運送業者は、この番号を使用して追跡します。
- 追跡番号
-
小包の追跡番号は通常、急送業者が指定します。これには、航空貨物運送状番号などがあります。追跡番号は、スキャンデバイスを介して WMS システムから取得されるか、またはマニュアルで挿入します。
- 見積輸送費
-
出荷または積荷の見積輸送費。倉庫管理パッケージで生成された出荷/積荷の輸送費を見積もる場合、使用する輸送レートは 価格設定 から直接取得されます。また、輸送パッケージから取得された追加コストも含められ、適用できる場合には正しく設定されます。輸送の計画/原価計算が輸送パッケージですでに実行済の場合、これらのコストは、倉庫管理パッケージで生成された出荷/積荷の [見積輸送費通貨] フィールドから取得されます。
- 見積輸送費の通貨
-
通貨の通貨
- 積荷計画の計画済出荷
-
このチェックボックスがオンの場合、この出荷は輸送で作成した積荷計画の一部になります。
- 電子データ交換情報
-
- 電子データ交換状況
-
EDI メッセージの状況。詳細は、次の情報を参照してください: [事前出荷通知状況]
「事前出荷通知」を作成する必要がない場合、状況は [適用なし] です。
EDI メッセージ (nr. 856) を出荷先取引先に準備する必要がある場合、[取引先にサポートされた EDI メッセージ (ecedi0111s000)] セッションで指定できます。
- 電子データ交換テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。
このテキストには EDI 情報が含まれています。
- 危険物
-
- 危険物
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷には危険物が含まれます。
- リスク分類
-
危険のタイプを示すコード。このコードは、出荷に危険物のフラグが付いている場合のみ使用されます。
- オーダ
-
- オーダ
-
- オーダ発生元
-
現在の出荷の倉庫オーダの発生元
- オーダ
-
現在の出荷の倉庫オーダ
- セット
-
現在の出荷の倉庫オーダの「オーダセット」
- キットのオーダ
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷の倉庫オーダがキットオーダになります。
- 品目
-
現在の出荷の作成対象となった倉庫「オーダセット」の「サブキット」品目
- 出荷元コード
-
商品の出荷元の会社
出荷元会社は、[出荷元コード] フィールドの倉庫が属すロジスティック会社です。
重要
このフィールドは、複数会社の倉庫転送に関する倉庫オーダの場合のみ考慮します。
- 出荷元コード
-
現在の出荷の作成対象となった倉庫オーダの出荷元タイプ
- 出荷元コード
-
現在の出荷の作成対象となった倉庫オーダの出荷元コード
- 出荷元住所
-
現在の出荷の倉庫オーダの出荷元住所。[出荷元コード] フィールドに指定されたエンティティの住所です。
- 出荷元サイト
-
現在の出荷の倉庫オーダのサイト。[出荷元コード] フィールドに指定されたエンティティの住所です。
- 出荷元住所
-
現在の出荷の倉庫オーダの出荷元住所。[出荷元コード] フィールドに指定されたエンティティの住所です。
- 出荷先コード
-
商品の出荷先の会社
出荷先会社は、[出荷先コード] フィールドの倉庫が属すロジスティック会社です。
重要
このフィールドは、複数会社の倉庫転送に関する倉庫オーダの場合のみ考慮します。倉庫オーダは、次の場合に複数会社の倉庫転送になります。
- 在庫処理タイプが [転送]
- 出荷元タイプと「出荷先タイプ」が [倉庫]
- [出荷元コード] フィールドに指定された倉庫と [出荷先コード] フィールドに指定された倉庫が別のロジスティック会社に属している
- 出荷先コード
-
出荷先タイプは、出荷先コードとともに、商品の出荷先を識別するために使用します。
出荷先タイプには次の値を使用できます。
- [取引先]
- [倉庫]
- [ワークセンタ]
- [プロジェクト]
- 出荷先コード
-
商品の出荷先を識別するコードで、出荷先タイプとともに使用します。
- 出荷先サイト
-
現在の出荷の倉庫オーダのサイト。[出荷先コード] フィールドに指定されたエンティティの住所です。
- 出荷先住所
-
商品の出荷先住所
注:「出庫勧告」を生成する場合、同じ出荷先住所の全倉庫オーダを選択して実行を作成できます。
- 出荷先住所
-
商品の出荷先住所
注:「出庫勧告」を生成する場合、同じ出荷先住所の全倉庫オーダを選択して実行を作成できます。
- 計画納期
-
出荷の納品が計画される日付
注:このフィールドの計画納期は、現在の出荷が属している積荷の計画納期に更新できます。次の項目を参照してください。 計画納期 - 積荷。
- 計画納期
-
出荷の納品が計画される日付
- 計画入庫日
-
商品の移送先倉庫への到着予定日
- 請求書の取引タイプ
-
請求書の取引タイプ。請求パッケージで請求書が作成されるときに請求書取引タイプが取得されます。
注:[複数請求書] チェックボックスがオンの場合は必ず、このフィールドが未入力になります。
- 正味重量
-
該当する出荷の各出荷ラインの合計重量の総計。出荷が確認済または凍結済の場合、このフィールドは読取専用になります。出荷に扱い単位がリンクされている場合は、その扱い単位から合計重量が取得されます。
次の場合には、正味重量が変更されます。
- 出荷ラインの重量が定義された
- 1 つまたは複数の出荷ラインが出荷に追加されたか、出荷から削除された
- 1 つまたは複数の出荷ラインの重量が変更された
これらの変更によって、マニュアルで挿入した値が上書きされます。
- 任務
-
- 出荷ごとに 1 ピッキング任務
-
- 実行
-
複数の倉庫オーダラインが勧告されるとき、それらのグループに割り当てられるコード。ユーザが倉庫オーダライングループの入庫または出庫勧告を生成するときに、実行番号をマニュアルで入力または選択しない場合、実行番号の割当または作成が行われます。この場合、たとえばユーザは[出庫オーダライン (whinh2120m000)] セッションで[ ]コマンドを使用して出庫勧告を作成します。実行番号がユーザ別に割り当てられます。たとえば、ユーザ A が特定の日に作成したすべての入庫勧告に特定の実行番号を取得し、ユーザ B が作成した入庫勧告には別の実行番号を取得します。出庫移動の場合、ユーザは出庫勧告の発行、ピッキングリストの作成、および実行番号別ピッキングリストの確認を行うことができます。入庫移動の場合は、保管リストの作成および実行番号別保管リストの確認ができます。
- ピッキング任務
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1 人の従業員または 1 つの輸送手段で行う特定のピックアップ作業
- 受入
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- 出荷元受入必須
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- 出荷元受入
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このチェックボックスがオンの場合、契約者または発注先の所在地で顧客担当者によって、商品が受け入れられる必要があります。この活動は出荷処理の一部です。
詳細は、次の情報を参照してください: 出荷受入 DD 250
- 出荷元受入済
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このチェックボックスがオンの場合、ユーザが商品を受け入れています。詳細は、次の情報を参照してください: 出荷受入 DD 250。
- 受入担当
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商品の受入を行うユーザのコード。詳細は、次の情報を参照してください: 出荷受入 DD 250。
- 記述
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コードの記述または名称
- 日付
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発注先または契約者の所在地で顧客担当者によって商品が受け入れられた日付
注:[出荷元受入済]チェックボックスがオンの場合にのみ、このフィールドが有効になります。
出荷 [状況] が [凍結済] に設定されていない場合、このフィールドにデフォルト値が設定されます。
このフィールドには、[出荷元受入済] チェックボックスがオンになったときに、現在の日付が入力されます。
詳細は、次の情報を参照してください: 出荷受入 DD 250
- 出荷先受入必須
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- 出荷先受入
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このチェックボックスがオンの場合、顧客の所在地で、入庫処理の一部として商品が受け入れられる必要があります。
注:このチェックボックスがオンになるのは、出荷ラインの 1 つについて [出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションの [出荷先受入] チェックボックスがオンになっている場合です。
詳細は、次の情報を参照してください: 出荷受入 DD 250
- 承認
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このチェックボックスがオンの場合、顧客の所在地で、入庫処理の一部として商品が受け入れられます。
注:[出荷先受入必須] チェックボックスがオンの場合にのみ、このフィールドが有効になります。
[出荷先受入必須] チェックボックスがオンで、出荷の [状況] が [確認済] に設定されていれば、いつでもこのフィールドの値を変更できます。
詳細は、次の情報を参照してください: 出荷受入 DD 250
- 受入担当
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顧客の所在地で商品の受入を行う担当者のコード
注:[出荷先受入必須]チェックボックスがオンの場合にのみ、このフィールドが有効になります。
- 記述
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コードの記述または名称
- 日付
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顧客の所在地で商品が受け入れられた日付
注:[出荷先受入済] チェックボックスがオフの場合、このフィールドは空欄です。
このフィールドには、[出荷先受入済] チェックボックスがオンになったときの現在の日付が入力されます。
- 追加情報
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- 追加フィールド
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さまざまなセッションに追加できるさまざまなフィールドフォーマットのユーザ定義フィールド。ユーザはこれらのフィールドを編集できます。これらのフィールドの内容には機能ロジックが関連付けられていません。
追加情報フィールドはデータベーステーブルにリンクできます。テーブルにリンクすると、そのデータベーステーブルに対応するセッションにフィールドが表示されます。たとえば、whinh200 テーブルに定義されているフィールドは[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの追加フィールドとして表示されます。
追加情報フィールドの内容をデータベースのテーブル間でやり取りできます。たとえば、あるユーザが[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの追加情報フィールド A に指定した情報は、[出荷 (whinh4130m000)] セッションの追加情報フィールドに転送されます。このため、whinh200 テーブルと whinh430 テーブル (whinh430 は[出荷 (whinh4130m000)] セッションに対応) には、フィールドフォーマットが同一でフィールド名が A である追加情報フィールドが存在する必要があります。