ロット/シリアルの出庫勧告 (whinh4126m000)
セッションの目的: 発行またはピッキング予定の品目のロットコードまたはシリアル番号 (あるいは両方) を登録します。
新規ロットコードまたはシリアル番号をマニュアルで入力したり、既存のロットコードまたはシリアル番号を出庫勧告にリンクしたりできます。
シリアル番号をリンクするには、適切なメニューから [[シリアル番号付品目 (tcibd4501m000)] セッションが開始され、勧告済のシリアル番号を選択し、その番号を出庫勧告にリンクすることができます。
] を選択します。ロット品目またはシリアル番号付品目で出庫検査が必要である場合、このセッションで指定したロット番号またはシリアル番号に、対応する倉庫検査ラインが更新されます。
発生元が [JSC 生産] の出庫オーダラインに基づく勧告ライン (LN で出荷ラインが作成されない) を除いて、出庫勧告にロットコードもシリアル番号も指定する必要はありません。出荷する品目のロットコードまたはシリアル番号は、[出荷ラインストックポイント詳細 (whinh4133m000)] セッションで指定する必要があります。現在のセッションで指定されたロットコードまたはシリアル番号はデフォルト値として [出荷ラインストックポイント詳細 (whinh4133m000)] セッションにコピーされます。
- オーダ発生元
-
倉庫オーダの発生元
- オーダ番号
- 勧告
-
「出庫勧告」番号
- 部品表ライン
-
部品表内のライン番号
部品表ラインは、以下の状況で入力します。
- 品目
-
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 勧告数量
-
出庫勧告ラインの数量
- 連番
-
配分テーブルのレコードの識別
- ロット
-
- ロット
-
「ロット」コード
このフィールドには、次のようにして入力できます。
- ズームして既存のロットを選択します。
- 適切なメニューメニューで、[ ]をクリックします。
「出庫オーダライン」に特定ロットが入力されていて、品目がロット管理 (在庫外) されている場合、このフィールドは修正できません。
- 勧告数量
-
このレコードの品目数量
- 承認済数量
-
[承認済]と宣言される (配分テーブルレコードの) 数量。このフィールドの数量は、対応する倉庫検査が処理されたときに更新されます。
- 不合格数量
-
[不合格]と宣言される (配分テーブルレコードの) 数量。このフィールドの数量は、対応する倉庫検査が処理されたときに更新されます。
- 廃棄
-
検査中に廃棄された不合格数量の一部。このフィールドの数量は、対応する検査が処理されたときに更新されます。
[不合格処理]フィールドと隔離検査の設定によって、不合格商品を廃棄できるかどうかが決まります。
- 保管単位
-
保管された商品の数量を表す単位
例
保管単位: ボックス
棚卸単位: リットル
指定可能な値
出庫勧告の梱包定義が入力される場合、梱包定義でのこの単位は、出庫勧告の保管単位と同じかそれよりも低いレベルでなければなりません。
出庫勧告の梱包定義が空の場合、この単位は品目の単位セットに存在する必要があります。
- 勧告数量 (棚卸単位)
-
品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
- シリアル
-
- シリアル番号
-
単一の物的品目に対する一意の識別番号。マスクを使用してシリアル番号が生成されます。シリアル番号は、たとえば日付、モデルや色の番号、連番などを示す複数のデータセグメントによって構成されます。
シリアル番号は品目および工具に対して生成することができます。
- 不合格
-
このチェックボックスがオンの場合、このシリアル番号の品目は検査中に不合格になりました。