入庫勧告 (whinh3125s000)
セッションの目的: 「入庫勧告」を表示およびメンテナンスします。
次の場合、入庫勧告を作成できます。
- 品目が保管場所管理されている
- 倉庫に保管場所がある
入庫勧告はこのセッションでマニュアルで作成します。または、次のエンティティについて自動的に生成されます。
- 入庫
- 入庫ライン部品表
- 倉庫検査
- 扱い単位
入庫に関する入庫勧告が作成または生成されると、入庫後に勧告された数量が次のセッションで更新されます。
- [入庫オーダライン (whinh2110m000)]
- [入庫 (whinh3512m000)]
- [入庫ライン (whinh3112s000)]
承認に関する入庫勧告が作成または生成されると、検査後に勧告された数量が次のセッションで更新されます。
- [倉庫検査概要 (whinh3122m000)]
- [入庫ライン (whinh3112s000)]
入庫後に勧告された数量がプットアウェイされると、プットアウェイされた入庫済数量が次のセッションで更新されます。
- [入庫オーダライン (whinh2110m000)]
- [入庫 (whinh3512m000)]
- [入庫ライン (whinh3112s000)]
検査後に勧告された数量がプットアウェイされると、プットアウェイされた検査済数量が次のセッションで更新されます。
- [検査ライン (whinh2131m000)]
- 入庫オーダライン
-
オーダの発生元
- 入庫オーダライン
-
品目の元になったオーダの番号
- 入庫ライン連番
-
入庫勧告が作成される「ストックポイント詳細」の連番。
ストックポイント詳細は、入庫ラインストックポイント詳細 (whinh3123m000) セッションで表示およびメンテナンスできます。
注:ストックポイント詳細は、該当する入庫ラインが DMS 管理されていて、まだ処理されていない場合は使用できません。
- クロスドックオーダライン
-
入庫勧告に関連付けられている「クロスドックオーダ」の識別番号
- クロスドックオーダライン
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入庫勧告が作成される「クロスドックオーダライン」のライン番号
- 品目
-
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 有効化コード
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有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
- 在庫日付
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入庫済品目の「在庫日付」
- ロット
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「ロット」コード
- シリアル番号
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単一の物的品目に対する一意の識別番号。マスクを使用してシリアル番号が生成されます。シリアル番号は、たとえば日付、モデルや色の番号、連番などを示す複数のデータセグメントによって構成されます。
シリアル番号は品目および工具に対して生成することができます。
- 倉庫
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商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
- 実行
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複数の倉庫オーダラインが勧告されるとき、それらのグループに割り当てられるコード。ユーザが倉庫オーダライングループの入庫または出庫勧告を生成するときに、実行番号をマニュアルで入力または選択しない場合、実行番号の割当または作成が行われます。この場合、たとえばユーザは[出庫オーダライン (whinh2120m000)] セッションで[ ]コマンドを使用して出庫勧告を作成します。実行番号がユーザ別に割り当てられます。たとえば、ユーザ A が特定の日に作成したすべての入庫勧告に特定の実行番号を取得し、ユーザ B が作成した入庫勧告には別の実行番号を取得します。出庫移動の場合、ユーザは出庫勧告の発行、ピッキングリストの作成、および実行番号別ピッキングリストの確認を行うことができます。入庫移動の場合は、保管リストの作成および実行番号別保管リストの確認ができます。
- 保管元
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プットアウェイする商品を取り出す必要がある「保管場所」
- 保管単位
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「保管単位」で表す入庫勧告が作成される品目の数量
- 棚卸単位
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「棚卸単位」で表す入庫勧告が作成される品目の数量
- 勧告
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勧告の識別番号
- 勧告ライン
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倉庫オーダラインは、割り当てられている品目や保管場所の数によって、1つ、または複数の勧告ラインに細分化することができます。
- 勧告
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勧告する属性を選択します。
- [扱い単位]
- [入庫ライン部品表]
- [入庫ライン]
- [検査ライン]
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[隔離検査 ID]
隔離検査在庫が導入されている場合に使用できます
注:[隔離検査 ID]を選択し、隔離検査在庫に扱い単位が含まれている場合は、その扱い単位を勧告します。
- 移動元扱い単位
-
倉庫に入庫した商品の元の扱い単位。扱い単位は、複数の扱い単位に細分化される場合があります。細分化された扱い単位は変更後の扱い単位になり、[移動先扱い単位]フィールドに表示されます。オリジナルの扱い単位が細分化されない場合は、このフィールドと[移動先扱い単位]フィールドに同じ扱い単位が表示されます。
たとえば、オリジナルの扱い単位が複数のボックスを含むパレットの場合、扱い単位をより小さなボックスを表す (子) 扱い単位に分割してからボックスについて入庫勧告を作成できます。これは、パレット全体を保管できる十分なスペースが倉庫にない場合に便利です。
- 入庫
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入庫勧告が作成される「入庫」の番号
- 入庫ライン
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入庫勧告が作成される「入庫」ラインの番号
- 部品表ライン
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入庫勧告が作成される「入庫」ラインについて受け取られる部品表 (BOM) 構成要素の番号
- 部品表ライン連番
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入庫勧告が作成される入庫ライン部品表の連番
- 検査
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入庫勧告が作成される検査の識別番号
- 検査連番
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入庫勧告が作成される検査の連番
- 隔離検査 ID
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入庫勧告が作成される隔離検査 ID の番号。この値は[隔離検査在庫処分 (whwmd2172m000)] セッションの[隔離検査 ID]フィールドから取得されます。入庫勧告は、処分が[現状のまま使用]または[不良なし]の品目をプットアウェイするために使用されます。
- 処分ライン
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入庫勧告が作成される処分ラインの番号。この値は[隔離検査在庫処分 (whwmd2172m000)] セッションの[処分ライン]フィールドから取得されます。入庫勧告は、処分が[現状のまま使用]または[不良なし]の品目をプットアウェイするために使用されます。
注:複数の処分ラインが入庫勧告を参照する場合、このフィールドは空です。
- 検査ライン
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入庫勧告が作成される検査の検査ライン
- 移動先扱い単位
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入庫勧告が作成される扱い単位。この扱い単位が別の扱い単位から作成された場合、オリジナルの扱い単位は[移動元扱い単位]フィールドに表示されます。
たとえば、オリジナルの扱い単位が複数のボックスを含むパレットの場合、扱い単位をより小さなボックスを表す (子) 扱い単位に分割してからボックスについて入庫勧告を作成できます。これは、パレット全体を保管できる十分なスペースが倉庫にない場合に便利です。
- 保管先
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商品がプットアウェイされる「保管場所」
- 保管任務
- 保管リスト連番
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「保管任務」にある入庫勧告の連番
- 実際保管単位
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実際入庫を表す保管単位
- 棚卸単位
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勧告数量の「棚卸単位」
- 勧告対象
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棚卸単位で表す勧告予定数量
- プットアウェイ
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このチェックボックスがオンの場合、勧告済品目が移送先保管場所に保管され、在庫レコードが更新され、その品目が利用可能になります。
- 重量
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入庫勧告が作成される品目の総重量。品目が勧告される保管場所は、品目の重量に耐えられる強度が必要です。
梱包定義から重量が取得されます。入庫品目に使用できる梱包定義がない場合は、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションで寸法データに基づいて重量が計算されます。
- 容積
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品目を保管するために必要な保管場所容積
梱包定義から容積が取得されます。入庫品目に使用できる梱包定義がない場合は、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションで寸法データに基づいて容積が計算されます。
- フロアスペース
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品目を保管するために必要な保管場所のフロアスペース
梱包定義からフロアスペースが取得されます。入庫品目に使用できる梱包定義がない場合は、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションで寸法データに基づいてフロアスペースが計算されます。
- 容積
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容積とフロアスペースを表す単位
- 重量
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重量を表す単位
- 活動
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入庫勧告で実行される次の活動
- 活動
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入庫勧告で実行される次の活動