入庫オーダラインカンバンシグナル履歴 (whinh2568m000)

セッションの目的: 入庫オーダラインの履歴レコードにリンクされた「カンバンシグナル」を表示します。

コンセプト

オーダ発生元

オーダの発生元発生元は、倉庫オーダを開始した梱包を指します。[転送]の発生元は、倉庫管理に相当します。

オーダ

倉庫オーダのコード。[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの[シリーズ]フィールドで指定されたシリーズを使用して、オーダ番号が生成されます。倉庫オーダが倉庫管理以外のパッケージから生成されている場合、この番号はオリジナルのオーダ番号に対応し、[シリーズ] フィールドに指定されたシリーズには基づきません。

ライン

倉庫オーダライン番号。倉庫管理以外のパッケージで生成されたオーダの場合、この番号はオリジナルのオーダライン番号と同じになります。

連番

倉庫オーダラインの連番

倉庫

商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
カンバンシグナル ID

カンバンシグナル」

事前定義されたカンバンシグナルが導入されている場合、カンバンシグナルは、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションまたは[倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000)] セッションの [ID マスク]フィールドに基づくか、マニュアルで指定します。

状況

入庫オーダラインの状況と「カンバンシグナル」の入庫ライン。

各カンバンシグナルに、別々の入庫ラインが作成されます。入庫オーダラインにリンクされたカンバンシグナルでは、入庫処理の進捗状況が異なることがあります。

指定可能な値

計画済

入庫オーダライン」の最初の状況。入庫オーダラインが新しく作成されました。オーダ処理はまだ開始されていません。[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションで[計画済入庫オーダラインの生成]をオンまたはオフにすることで、特定の倉庫オーダタイプについてその入庫オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどれであるかを決定できます。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況

オープン

入庫オーダライン」が新規作成または有効化されています。実際のデータはまだ割り当てられておらず、オーダラインはオーダ処理に向けて準備が完了した状態です。パラメータ設定によって、オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどちらであるかが決定されます。最初の状況が[計画済]の場合、[オープン]状況にするにはそのオーダラインを有効にする必要があります。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況

オープン入庫

入庫レコードが入庫オーダラインに作成されています。 オーダラインにリストされている商品は、倉庫での入庫準備が完了しています。

入庫済

入庫オーダラインの品目の入庫が確認されています。 実際数量、日付、および時間が登録済です。 さらに次の手順として、倉庫に商品を保管できるほか、入庫オーダラインに割り当てられている入庫倉庫手順に検査が含まれている場合は検査場所に商品を移動できます。 必要であれば、入庫訂正を実行できます。 この状況は、入庫倉庫の保管場所が管理されている場合に適用されます。

検査予定

入庫フローに検査が含まれる場合、保管場所が管理された倉庫では、[プットアウェイ]状況の入庫オーダラインは、入庫勧告または保管リストで指定された検査場所に移動すると状況が[検査予定]になります。保管場所がない倉庫の場合、入庫オーダラインの状況は入庫が確認された後[検査予定]になります。

検査済

保管場所が管理された倉庫の場合、入庫オーダラインに示された商品の検査 (検査場所での承認、受入、または廃棄) が完了した後でこの状況が入庫オーダラインに割り当てられます。倉庫に保管場所が定義されていない場合、検査が完了した後で入庫オーダラインの状況が[プットアウェイ]になります。詳細は、次の情報を参照してください: 入庫手順と検査手順 - 詳細

勧告

入庫オーダラインに対する「入庫勧告」は、入庫オーダラインの入庫が確認されると生成されます。また、検査手順が入庫オーダラインに割り当てられている場合は、入庫オーダラインの状況が[検査済]になった後で生成されます。この状況は、入庫倉庫の保管場所が管理されている場合に適用されます。

プットアウェイ

入庫オーダラインは、次の場合にこの状況になります。

  • 入庫オーダラインの品目が実際に保管用にプットアウェイ済で、在庫が更新される。
  • 検査後、入庫オーダラインのすべての検査済商品が実際に保管用にプットアウェイ済で、在庫が更新される。
オーダ数量

カンバンシグナル」のオーダ数量

棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

入庫数量

棚卸単位」で表す実際の入庫数量

要求あり

カンバンシグナル」について定義された供給数量

オープン入庫数量

棚卸単位」で表すオープンしている入庫数量

勧告数量

入庫勧告が生成される数量

プットアウェイ数量

棚卸単位」で表す在庫に引き当てられたオーダの数量

承認済数量

棚卸単位」で表す、検査に合格した品目の数量

破壊済数量

棚卸単位」で表す破壊済品目の数量

不合格数量

棚卸単位」で表す検査中に不合格になったオーダ数量

廃棄数量

棚卸単位」で表す検査中に廃棄されたオーダ数量。この数量は廃棄済検査ライン数量から集計されます。

[不合格処理] フィールドと隔離検査の設定によって、不合格商品を廃棄できるかどうかが決まります。

検査数量から勧告

棚卸単位」で表された、検査の後で入庫勧告が作成されている承認済数量

検査数量からのプットアウェイ

棚卸単位」で表された、検査の後で在庫にプットアウェイされた承認済数量

履歴状況

履歴レコードの状況

ユーザ

このセッションで最後に変更を行ったユーザ