出庫オーダライン部品表 (whinh2527m000)
セッションの目的: 出庫オーダラインの部品表 (BOM) 構成要素またはリスト品目構成要素を表示します。出庫処理での各構成要素の状況も表示できます。
次の場合にのみ、現在のセッションに部品表構成要素とリスト品目構成要素が保存されます。
- 倉庫オーダの発生元が販売オーダ、または購買返品オーダ
- 品目が部品表品目、またはリスト品目
- [販売オーダライン (tdsls4101m000)] セッションまたは [購買オーダライン (tdpur4101m000)] セッションの [在庫処理] フィールドの値と、その結果として [出庫オーダライン (whinh2120m000)] セッションの [在庫処理] フィールドの値が [構成要素別] に設定されている
出庫オーダラインに部品表ラインが使用できる場合、主品目ごとではなく、構成要素ごとに出庫手順と出荷手順が実行されます。
出庫オーダラインの状況は、一番低い状況を持つ部品表ラインによって決まります。たとえば、出庫オーダラインに部品表ラインが 3 つあり、それぞれの状況が [勧告済]、[ピッキング済]、および [発送確定済] の場合、出庫オーダラインの状況は [勧告済] になります。
- オーダ
-
倉庫オーダの発生元
- オーダ
-
倉庫オーダ番号
- オーダライン
-
倉庫オーダライン番号。倉庫管理以外のパッケージで生成されたオーダの場合、この番号はオリジナルのオーダライン番号と同じになります。
- 連番
-
倉庫オーダラインの連番
- 部品表ライン
-
部品表内のライン番号
- 構成要素
-
部品表構成要素
- 主品目
-
主品目のコード
- 主品目別数量
-
倉庫オーダラインの品目の数量を表す単位
- 主品目別数量
-
主品目に必要とされる構成要素の数量
- オーダ済
-
部品表ラインのオーダ済の数量
- 勧告
-
部品表ラインの勧告済の数量
- 発行済
-
部品表ラインの発行済の数量
- ピッキング済
-
部品表ラインのピッキング済の数量
- 承認単位の承認済数量
-
出庫検査中に承認済になった部品表ラインの数量
- 不合格在庫
-
出庫検査中に不合格になった部品表ラインの数量
- 廃棄
-
検査中に廃棄された不合格数量の一部。このフィールドの数量は、対応する検査が処理されたときに更新されます。
[不合格処理]フィールドと隔離検査の設定によって、不合格商品を廃棄できるかどうかが決まります。
- 出荷済
-
部品表ラインの出荷済の数量
- 予定未出荷
-
部品表出庫オーダラインの出荷ラインで出荷する予定のないピッキング済数量
[出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションで、[出荷数量]を変更できます。この出荷数量はデフォルトでピッキング済数量に等しくなります。出荷数量を変更すると、次のように処理されます。
- [出荷数量]を減らすと、それに合わせて[出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションの[未出荷数量]と、このセッションの[予定未出荷数量]が増えます。
- [出荷数量]を増やすと、それに合わせて[出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションの[未出荷数量]と、このセッションの[予定未出荷数量]が減ります。
注:出荷数量を増減させることによって、[出荷ライン梱包構造 (whinh4136m000)] セッションの[出荷数量 (保管単位)] も変化します。
- 状況
-
部品表ラインの状況
- 計画済
-
「入庫オーダライン」の最初の状況。入庫オーダラインが新しく作成されました。オーダ処理はまだ開始されていません。[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションで[計画済入庫オーダラインの生成]をオンまたはオフにすることで、特定の倉庫オーダタイプについてその入庫オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどれであるかを決定できます。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況
- オープン
-
「入庫オーダライン」が新規作成または有効化されています。実際のデータはまだ割り当てられておらず、オーダラインはオーダ処理に向けて準備が完了した状態です。パラメータ設定によって、オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどちらであるかが決定されます。最初の状況が[計画済]の場合、[オープン]状況にするにはそのオーダラインを有効にする必要があります。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況
- オープン入庫
-
入庫レコードが入庫オーダラインに作成されています。 オーダラインにリストされている商品は、倉庫での入庫準備が完了しています。
- 入庫済
-
入庫オーダラインの品目の入庫が確認されています。 実際数量、日付、および時間が登録済です。 さらに次の手順として、倉庫に商品を保管できるほか、入庫オーダラインに割り当てられている入庫倉庫手順に検査が含まれている場合は検査場所に商品を移動できます。 必要であれば、入庫訂正を実行できます。 この状況は、入庫倉庫の保管場所が管理されている場合に適用されます。
- 検査予定
-
入庫フローに検査が含まれる場合、保管場所が管理された倉庫では、[プットアウェイ]状況の入庫オーダラインは、入庫勧告または保管リストで指定された検査場所に移動すると状況が[検査予定]になります。保管場所がない倉庫の場合、入庫オーダラインの状況は入庫が確認された後[検査予定]になります。
- 検査済
-
保管場所が管理された倉庫の場合、入庫オーダラインに示された商品の検査 (検査場所での承認、受入、または廃棄) が完了した後でこの状況が入庫オーダラインに割り当てられます。倉庫に保管場所が定義されていない場合、検査が完了した後で入庫オーダラインの状況が[プットアウェイ]になります。詳細は、次の情報を参照してください: 入庫手順と検査手順 - 詳細
- 勧告
-
入庫オーダラインに対する「入庫勧告」は、入庫オーダラインの入庫が確認されると生成されます。また、検査手順が入庫オーダラインに割り当てられている場合は、入庫オーダラインの状況が[検査済]になった後で生成されます。この状況は、入庫倉庫の保管場所が管理されている場合に適用されます。
- プットアウェイ
-
入庫オーダラインは、次の場合にこの状況になります。
- 入庫オーダラインの品目が実際に保管用にプットアウェイ済で、在庫が更新される。
- 検査後、入庫オーダラインのすべての検査済商品が実際に保管用にプットアウェイ済で、在庫が更新される。
- 棚卸単位
-
品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
- オーダセット
-
オーダセットは、同じオーダのオーダラインをグループ化します。
オーダラインは、以下の属性が合致する場合にグループ化されます。
- 出荷元取引先
- 出荷先取引先
- 出荷元住所
- 出荷先住所
- 運送業者
- 出荷日
- オリジナル会社
- 未出荷
-
部品表出庫オーダラインの確認済出荷ラインで出荷されない数量
[未出荷数量]がある出荷ラインを確認すると、このセッションで次の処理が行われます。
- 出荷ラインの[未出荷数量]分だけ[予定未出荷数量]を減らす
- 出荷ラインラインの[未出荷数量]分だけ[未出荷数量(棚卸単位)]を増やす
- 許容超過納入数量
-
超過納入に許容されている数量
注:許容される超過納入は、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションで指定される許容範囲によって決まります。
- 超過納入
-
超過納入数量は、次のように計算します。
勧告数量 - (オーダ数量 + 不合格数量 + 未出荷予定数量 + 未出荷数量)
注:許容される超過納入は、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションで指定される許容範囲によって決まります。
- クロスドッキング
-
このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダライン部品表には[取消済]以外の状況の「クロスドックオーダ」があります。
- クロスドック要求済数量
-
対応する「クロスドックオーダ」のクロスドッキングに計画済の数量
- クロスドック勧告数量
-
対応する「クロスドックオーダ」のクロスドックに勧告済の数量
- クロスドック数量
-
対応する「クロスドックオーダ」で実際にクロスドックされた数量