在庫検査の生成 (whinh2211m000)
在庫検査は、次の条件に当てはまる品目と倉庫の組合せに関して生成されます。
- [倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションで、次の設定が指定されている
- [在庫検査] チェックボックスがオンになっている
- [在庫検査の頻度] フィールドの値が 0 より大きい
- 品目と倉庫の組合せのプロパティが、現在のセッションで指定された選択範囲設定と一致している
- 計算された期日を過ぎている
期日を計算するには、[倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションの [在庫検査の頻度] フィールドの値を [ストックポイント在庫 (whinr1540m000)] セッションまたは [品目 - シリアルおよび倉庫 (whltc5100m000)] セッションの [最終在庫検査日] フィールドの値に加算します。
選択範囲基準を満たすものの、計算された期日が現在の日付よりも後の品目については、在庫検査が作成されません。
購買元取引先の範囲は、特定の発注先から最初に供給された少量シナリオのロット管理品目またはシリアル番号付品目を選択する場合に使用されます。
- 非扱い単位在庫
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このチェックボックスがオンの場合、見込在庫、つまり「扱い単位」で識別されない在庫を検査します。
- 扱い単位在庫
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このチェックボックスがオンの場合、 「扱い単位」で識別される在庫を検査します。
- 最上位または最下位レベルの扱い単位の検査
-
検査する扱い単位レベルのオプション
指定可能な値
- 上位の扱い単位の検査
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在庫検査は、パレットや大型コンテナなどの最上位レベルの扱い単位、およびそれに含まれる中位および最下位レベルのすべての扱い単位に対して実行されます。
- 下位の扱い単位の検査
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最下位レベルの扱い単位に対して在庫検査が実行されます。
- 強制在庫検査
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このチェックボックスがオンの場合、在庫検査は計算された期日に関係なく生成されます。
- 保管場所引当済の品目を除外
-
このチェックボックスがオンの場合、 保管場所引当済品目は、在庫検査から除外されます。
- 計画検査リードタイム
-
このフィールドの値は、生成された在庫検査ラインの計画検査日の決定に使用されます。
計画検査日を決定するために、計画検査リードタイムが現在の日付に追加されます。計画検査日は、[倉庫検査 (whinh2631m100)] セッションの期日フィルタで使用されます。
- サイト
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自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。
サイトには次の制約が適用されます。
- サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
- サイトは、1 つの計画クラスタにリンクされます。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
- サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。
サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。
企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。
- 倉庫
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商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
- 保管場所
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商品を保管する、倉庫内の独立した場所
倉庫は、利用可能スペースの管理や、保管されている商品の照会のために、複数の保管場所に分割することができます。保管条件およびブロックは保管場所ごとに適用できます。
- 保管場所所有者
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保管場所に保管されている在庫の所有者
- 購買元取引先
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商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。
- 在庫日付
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保管時に品目に割り当てられる日付。在庫日付を使用すると、大規模なロット管理を実施しなくても FIFO (先入れ先出し) または LIFO (後入れ先出し) に基づいて品目を取り出すことができます。
在庫日付は、後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位、または品目の製品有効期限に使用されます。
後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位では、在庫日付のデフォルトはシステム日付です。しかし、この日付は上書きできるので、在庫日付は保管日付と同じである必要はありません。品目に特定の保存期間がある場合、在庫日付は品目について定義された製品有効期限です。
- 保管ゾーン
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特定の従業員または輸送手段に割り当てることができる倉庫の一部。各保管場所は、ゾーンに割り当てることができます。
- 列/レベル/棚
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保管場所として使用されている、倉庫内の列のコード
- 列/レベル/棚
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在庫保管場所となる倉庫内の階 (フロアまたはレベル)
- 列/レベル/棚
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「保管場所」の棚のコード
注:多くの場合、棚番号は、行とレベルの組合せを表す連番として使用されます。
- 品目グループ
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類似の特徴を持った品目グループ。各品目は特定の品目グループに属しています。品目グループは品目タイプと組み合わせて使用し、品目デフォルトを設定します。
- ロット
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特定の (ロット) コードで識別され、一括して製造および保管される大量の品目。ロットは商品の識別に使用します。
- シリアル番号
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単一の物的品目に対する一意の識別番号。マスクを使用してシリアル番号が生成されます。シリアル番号は、たとえば日付、モデルや色の番号、連番などを示す複数のデータセグメントによって構成されます。
シリアル番号は品目および工具に対して生成することができます。
- 扱い単位
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梱包と内容からなる一意に識別可能な物理的な単位。扱い単位には、品目を含めることができます。扱い単位には、品目の梱包に使用する梱包資材の構造があります。または、扱い単位がその構造の一部を構成します。
扱い単位には、次の属性が含まれています。
- 識別コード
- 梱包品目 (オプション)
- 梱包品目数量 (オプション)
品目を扱い単位にリンクさせる場合、その品目は扱い単位によって梱包されます。梱包品目は、扱い単位を構成するコンテナやその他の梱包資材のタイプを指します。たとえば、扱い単位を木枠に指定するには、扱い単位の梱包品目に木枠を定義します。
- 最終在庫検査日
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最新の在庫検査が行われた日付
- 開始品目
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購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 終了品目
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購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- レポート
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このチェックボックスがオンの場合、生成された在庫検査がレポートに出力されます。
- 検査ライン
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このチェックボックスがオンの場合、在庫検査ラインがレポートに含まれます。
- 扱い単位
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このチェックボックスがオンの場合、扱い単位 ID がレポートに含まれます。
- シリーズ
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生成された在庫検査のシリーズ