出庫オーダラインペグ配分 (whinh2190m000)
セッションの目的: 選択した出庫オーダに関連するすべての品目ラインの原価ペグ情報を表示およびメンテナンスします。
クロスドッキングが導入されている場合、クロスドッキング処理に関係する数量も表示されます。
- オーダ
-
LN セッションなどオーダの元となる情報のソース、または、電話、メールなどユーザ定義のソース
- オーダ番号
-
オーダ番号
- オーダセット
-
オーダセットは、同じオーダのオーダラインをグループ化します。
オーダラインは、以下の属性が合致する場合にグループ化されます。
- 出荷元取引先
- 出荷先取引先
- 出荷元住所
- 出荷先住所
- 運送業者
- 出荷日
- オリジナル会社
- ライン
-
オーダラインの位置 (番号)
- 連番
-
オーダラインの連番
- 出荷元コード
-
出荷元タイプは、出荷元コードとともに、倉庫オーダのソースを識別するために使用します。
出荷元タイプには次の値を使用できます。
- [取引先]
- [倉庫]
- [ワークセンタ]
- [プロジェクト]
- 出荷元コード
-
倉庫オーダのソースを識別するコードで、出荷元タイプとともに使用します。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 出荷先タイプ
-
出荷先タイプは、出荷先コードとともに、商品の出荷先を識別するために使用します。
出荷先タイプには次の値を使用できます。
- [取引先]
- [倉庫]
- [ワークセンタ]
- [プロジェクト]
- 出荷先コード
-
商品の出荷先の保管場所を識別するコードで、出荷先タイプとともに使用します。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 品目
-
品目コード
- ペグ変更理由
-
原価ペグ配分ラインまたは原価ペグ転送ラインデータの修正理由を示すコード
注:これは必須フィールドです。
[プロジェクトペギングパラメータ (tcpeg0100m000)] セッションの[マニュアルプロジェクトペグ修正]チェックボックスがオンの場合に、このフィールドを使用できます。
ペグ変更理由を指定した場合、原価ペグ配分ラインまたは原価ペグ転送ラインデータを追加、修正、削除することができます。
- 記述
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コードの記述または名称
- 貿易コンプライアンスの遵守
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このチェックボックスがオンの場合、この品目はグローバル貿易コンプライアンスチェックを受けます。
- オーダ単位
-
発生元オーダに指定された単位で表されるオーダ数量
- オーダ単位
-
オーダ数量を表す単位
- 棚卸単位
-
「棚卸単位」で表されるオーダ数量
- ライン
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ペグに関連付けられたオーダライン
- プロジェクト
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プロジェクトコード番号
- 要素
-
プロジェクトにリンクされている要素
- 活動
-
プロジェクトにリンクされている「活動」
- 発生元
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ペグの発生元である原価分割
- オーダ済
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ペグラインのオーダ数量
注:マニュアルの転送オーダについてのみ、このフィールドが使用可能になります。
また、このフィールドは、[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションの[出庫オーダラインの更新範囲]フィールドの値に基づいて使用可能になります。
- 単位
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品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
- 勧告数量
-
ペグの勧告済合計数量
- 原価ペグ転送数量
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原価ペグ転送を使用して補充する[勧告]の一部分この数量は棚卸単位で表されます。
注:数量は、[勧告]フィールドに指定した値を超えることはできません。
- 出荷済
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出荷されたペグ内の品目の数量
- 複数の所要日
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このチェックボックスがオンの場合、ペグラインについて、複数[所要日]が存在します。
- 承認済数量
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検査処理時に承認された在庫の数量
- 不合格
-
オーダ数量のうち検査処理時に不合格となった数量
- 隔離検査在庫
-
ペグラインの隔離検査在庫の合計数量。「棚卸単位」で表されます。
- 現状のまま使用
-
ペグラインの現状のまま使用する数量。「棚卸単位」で表されます。
このフィールドの値は、ユーザが[隔離検査在庫処分 (whwmd2172m000)] セッションで現在のペグラインに関連する処分ラインの処分として[現状のまま使用]を選択し、その処分ラインを処理したときに入力されます。
- 不良なし
-
ペグラインの不良なし数量。「棚卸単位」で表されます。
このフィールドの値は、ユーザが[隔離検査在庫処分 (whwmd2172m000)] セッションで現在のペグラインに関連する処分ラインの処分として[不良なし]を選択し、その処分ラインを処理したときに入力されます。
- 廃棄
-
ペグラインの廃棄済数量。「棚卸単位」で表されます。
このフィールドの値は、ユーザが[隔離検査在庫処分 (whwmd2172m000)] セッションで現在のペグラインに関連する処分ラインの処分として[廃棄]を選択し、その処分ラインを処理したときに入力されます。
- 販売業者に返品
-
ペグラインで販売業者に返品される隔離検査数量。「棚卸単位」で表されます。
このフィールドの値は、購買返品オーダが作成されたときに入力されます。購買返品オーダは、[隔離検査在庫処分 (whwmd2172m000)] セッションでユーザが現在のペグラインに関連する処分ラインの処分として[販売業者に返品]を選択し、その処分ラインを処理したときに作成されます。
- 再作業 (既存の仕様)
-
ペグラインで既存の仕様にあわせて再作業する隔離検査数量。「棚卸単位」で表されます。
再作業数量は、製造再作業オーダが作成されたときに、このフィールドに表示されます。製造再作業オーダは、[隔離検査在庫処分 (whwmd2172m000)] セッションでユーザが現在のペグラインに関連する処分ラインの処分として[再作業 (既存の仕様)] を選択し、その処分ラインを処理したときに作成されます。
- 再作業 (新しい仕様)
-
ペグラインで新しい仕様にあわせて再作業する隔離検査数量。「棚卸単位」で表されます。
再作業数量は、製造再作業オーダが作成されたときに、このフィールドに表示されます。製造再作業オーダは、[隔離検査在庫処分 (whwmd2172m000)] セッションでユーザが現在のペグラインに関連する処分ラインの処分として[再作業 (新しい仕様)] を選択し、その処分ラインを処理したときに作成されます。
- 再分類
-
ペグラインで再分類される隔離検査数量。「棚卸単位」で表されます。
このフィールドの値は、品目転送が作成されたときに入力されます。品目転送は、[隔離検査在庫処分 (whwmd2172m000)] セッションでユーザが現在のペグラインに関連する処分ラインの処分として[再分類]を選択し、その処分ラインを処理したときに作成されます。
- 出荷
-
ペグラインで出荷される隔離検査数量。「棚卸単位」で表されます。
このフィールドの値は、現在のペグラインに関連する購買返品オーダ、転送オーダ、または再作業オーダの出荷が確認されたときに入力されます。
出荷手順が適用されない場合は、出庫勧告が発行されたときに、このフィールドに出荷数量が入力されます。倉庫オーダが適用されない場合は、製造再作業オーダがバックフラッシュされたときに、このフィールドに出荷数量が入力されます。
- 未出荷
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まだ出荷されていない数量
- 所要日
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ペグラインの所要日
- 出荷元会社
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商品の出荷元会社
- 出荷先会社
-
商品の出荷先の会社
- クロスドッキング
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このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトペグラインに「クロスドックオーダ」が存在します。
- クロスドックオーダ
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「クロスドックオーダ」コード
- クロスドック要求済数量
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クロスドッキングするよう要求された数量
- 勧告
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クロスドッキングする勧告数量
- クロスドック数量
-
クロスドック数量
- 検査済
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検査されたペグの数量
- 予定未出荷
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出庫オーダラインの出荷ラインで出荷する予定のないピッキング済数量
[出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションで、[出荷数量] を変更できます。この出荷数量はデフォルトで [ピッキング済数量] に等しくなります。出荷数量を変更すると、次のように処理されます。
- [出荷数量] を減らすと、それに合わせて [出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションの [未出荷数量] と、このセッションの [予定未出荷数量] が増えます。
- [出荷数量] を増やすと、それに合わせて [出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションの [未出荷数量] と、このセッションの [予定未出荷数量] が減ります。
注:出荷数量を増減させることによって、[出荷ライン梱包構造 (whinh4136m000)] セッションの[出荷数量 (保管単位)] フィールドも変化します。