出庫ライン状況概要 (whinh2129m000)
出庫オーダラインで実行する必要がある活動は、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの [倉庫オーダタイプ] フィールドで指定された「倉庫オーダタイプ」によって決まります。
例 1
活動 | 終了 | 説明 |
---|---|---|
[出庫勧告の生成] | Yes | すべてのオーダ済品目について、出庫勧告が生成されています。 |
[ピッキングの実行] | 一部 | 勧告済品目の一部がピッキングされています。 |
No | 出荷はまだ確認されていません。 | |
No | 積荷証券はまだ出力されていません。 |
数量とタイプ | 数量の説明 | |
---|---|---|
棚卸単位の オーダ数量 | 10 | 出庫が計画されている数量 |
勧告数量 (棚卸単位) | 10 | すべてのオーダ済品目について、出庫勧告が生成されています。 |
発行数量 (棚卸単位) | 10 | 出庫勧告の発行は活動ではないため、すべての勧告済品目は自動的に発行されます。 |
ピッキング済数量 | 7 | 発行済品目の一部がピッキングされています。 |
承認済数量 | 7 | 承認は活動ではないため、すべてのピッキング済品目は自動的に承認されます。 |
不合格数量 | 0 | 不合格にされている品目はありません。 |
棚卸単位の 出荷数量 | 0 | 品目はまだ出荷されていません。 |
実行する必要がある次のステップは[ピッキングの実行]です。この活動が、一部が終了している、または終了していない最初の活動であるためです。
例 2
活動 | 終了 | 説明 |
---|---|---|
[出庫勧告の生成] | Yes | すべてのオーダ済品目について、出庫勧告が生成されています。 |
[ピッキングの実行] | Yes | すべての勧告済品目がピッキングされています。 |
一部 | 一部の出荷ラインが確認されています。 | |
No | 積荷証券はまだ出力されていません。 |
数量とタイプ | 数量の説明 | |
---|---|---|
棚卸単位の オーダ数量 | 10 | 出庫が計画されている数量 |
勧告数量 (棚卸単位) | 10 | すべてのオーダ済品目について、出庫勧告が生成されています。 |
発行数量 (棚卸単位) | 10 | 出庫勧告の発行は活動ではないため、すべての勧告済品目は自動的に発行されます。 |
ピッキング済数量 | 10 | すべての発行済品目がピッキングされています。 |
承認済数量 | 10 | 承認は活動ではないため、すべてのピッキング済品目は自動的に承認されます。 |
不合格数量 | 0 | 不合格にされている品目はありません。 |
棚卸単位の 出荷数量 | 7 | ピッキング済品目の一部が出荷されています。 |
実行する必要がある次のステップは[
]です。この活動が、一部が終了している、または終了していない最初の活動であるためです。- 棚卸単位
-
数量を表す「棚卸単位」
- 品目
-
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 倉庫オーダタイプ
-
倉庫オーダのタイプを識別するコード。倉庫オーダタイプにリンクしたデフォルトの倉庫手順は、その倉庫オーダタイプが割り当てられた倉庫オーダの倉庫での処理方法を決定します。ただし、デフォルトの手順は、倉庫オーダごと、またはオーダラインごとに修正できます。
LN は[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションから倉庫オーダタイプを取得します。
- セット
-
オーダセットは、同じオーダのオーダラインをグループ化します。
オーダラインは、以下の属性が合致する場合にグループ化されます。
- 出荷元取引先
- 出荷先取引先
- 出荷元住所
- 出荷先住所
- 運送業者
- 出荷日
- オリジナル会社
- 取消済
-
このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインは取り消す必要があります。また、出庫手順に従う必要があります。取消はピッキングの確認時、または出荷/積荷の確認時に完了します。このシナリオの場合、オリジナルのオーダラインは出庫オーダラインが削除されるまで、または[出荷済]状況を受け取るまで残っています。
注:出庫オーダラインの発生元がマニュアルオーダである場合に、出庫オーダラインの発生元オーダが取り消されると、必ずこのチェックボックスがオンになるため、次の状態に関係なく出庫オーダラインは削除されません。
- 出庫オーダラインの状況
- [倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションの[以下の時点まで取消済出庫オーダラインを削除]フィールドの値
- 自動
-
[Yes]:活動は自動的に実行されます。
[No]:ユーザが対応するセッションを使用してマニュアルで活動を実行します。
- 出庫手順ステージ
-
現在のオーダラインについて、[数量]フィールドで示す数量に達している出庫および出荷手順のステージ
ステージ 記述 棚卸単位のオーダ数量 示した数量は、[出庫手順]の初期ステージにあります。 勧告数量 (棚卸単位) 示した数量に出庫勧告が生成されています。 発行数量 (棚卸単位) 示した数量の出庫勧告が発行されています。 検査済 棚卸単位で表す出庫オーダラインの検査済の合計数量。検査済数量は、承認数量と不合格数量の合計です。 ピッキング済数量 示した数量は倉庫 (保管場所) からピッキングされています。 予定未出荷数量 予定未出荷数量 未出荷数量(棚卸単位) 未出荷数量(棚卸単位) 許容超過納入数量 超過納入が許可される出庫オーダラインの数量 超過納入 オーダ数量を超過している出庫オーダラインの数量。詳細については、超過納入を参照してください。 棚卸単位の出荷数量 棚卸単位の出荷数量 - 棚卸単位のオーダ数量
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「棚卸単位」で表すオーダ数量
- 数量
-
棚卸単位で表す入庫オーダラインの品目の数量
- アラート
-
入庫オーダラインの状況に関する追加情報
- 計画済
-
「入庫オーダライン」の最初の状況。入庫オーダラインが新しく作成されました。オーダ処理はまだ開始されていません。[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションで[計画済入庫オーダラインの生成]をオンまたはオフにすることで、特定の倉庫オーダタイプについてその入庫オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどれであるかを決定できます。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況
- オープン
-
「入庫オーダライン」が新規作成または有効化されています。実際のデータはまだ割り当てられておらず、オーダラインはオーダ処理に向けて準備が完了した状態です。パラメータ設定によって、オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどちらであるかが決定されます。最初の状況が[計画済]の場合、[オープン]状況にするにはそのオーダラインを有効にする必要があります。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況
- オープン入庫
-
入庫レコードが入庫オーダラインに作成されています。 オーダラインにリストされている商品は、倉庫での入庫準備が完了しています。
- 入庫済
-
入庫オーダラインの品目の入庫が確認されています。 実際数量、日付、および時間が登録済です。 さらに次の手順として、倉庫に商品を保管できるほか、入庫オーダラインに割り当てられている入庫倉庫手順に検査が含まれている場合は検査場所に商品を移動できます。 必要であれば、入庫訂正を実行できます。 この状況は、入庫倉庫の保管場所が管理されている場合に適用されます。
- 検査予定
-
入庫フローに検査が含まれる場合、保管場所が管理された倉庫では、[プットアウェイ]状況の入庫オーダラインは、入庫勧告または保管リストで指定された検査場所に移動すると状況が[検査予定]になります。保管場所がない倉庫の場合、入庫オーダラインの状況は入庫が確認された後[検査予定]になります。
- 検査済
-
保管場所が管理された倉庫の場合、入庫オーダラインに示された商品の検査 (検査場所での承認、受入、または廃棄) が完了した後でこの状況が入庫オーダラインに割り当てられます。倉庫に保管場所が定義されていない場合、検査が完了した後で入庫オーダラインの状況が[プットアウェイ]になります。詳細は、次の情報を参照してください: 入庫手順と検査手順 - 詳細
- 勧告
-
入庫オーダラインに対する「入庫勧告」は、入庫オーダラインの入庫が確認されると生成されます。また、検査手順が入庫オーダラインに割り当てられている場合は、入庫オーダラインの状況が[検査済]になった後で生成されます。この状況は、入庫倉庫の保管場所が管理されている場合に適用されます。
- プットアウェイ
-
入庫オーダラインは、次の場合にこの状況になります。
- 入庫オーダラインの品目が実際に保管用にプットアウェイ済で、在庫が更新される。
- 検査後、入庫オーダラインのすべての検査済商品が実際に保管用にプットアウェイ済で、在庫が更新される。
- ブロック
-
このチェックボックスがオンの場合、現在のオーダラインは、ブロックされています。
- クロスドッキング
-
このチェックボックスがオンの場合、入庫オーダラインは (部分的に) クロスドッキングに使用されます。
- 現在のライン活動
-
このチェックボックスがオンの場合、現在のオーダラインには、活動があります。
- 特急オーダ
-
このチェックボックスがオンの場合、オーダラインは特急オーダの一部です。
- 活動
-
出庫オーダラインについて実行する必要がある「活動」
出庫オーダラインで実行する活動は、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの[倉庫オーダタイプ]フィールドで指定されている「倉庫オーダタイプ」で決まります。
- 終了
-
活動の状況は次のとおりです。
-
[Yes]
活動はすべて実行されています。 -
[No]
活動は実行されていません。 -
[一部]
活動は一部実行されています。
例 1
活動 終了 説明 [出庫勧告の生成] Yes すべてのオーダ済品目について、出庫勧告が生成されています。 [ピッキングの実行] 一部 勧告済品目の一部がピッキングされています。 No 出荷はまだ確認されていません。 No 積荷証券はまだ出力されていません。 例 2
活動 終了 説明 [出庫勧告の生成] Yes すべてのオーダ済品目について、出庫勧告が生成されています。 [ピッキングの実行] Yes すべての勧告済品目がピッキングされています。 一部 一部の出荷ラインが確認されています。 No 積荷証券はまだ出力されていません。 -
- オーダライン
-
倉庫内の商品を処理するオーダ
倉庫オーダは次のいずれかの在庫処理タイプになります。
- [入庫]
- [出庫]
- [転送]
- [仕掛品振替]
オーダには、それぞれ発生元があります。また、倉庫処理に必要なすべての情報が含まれています。品目 (ロット品目または非ロット品目) および倉庫 (保管場所の有または無) に応じて、ロットや保管場所を割り当てることができます。オーダは、事前定義された倉庫手順に従います。
注:製造では、倉庫オーダを Warehousing Order、または Warehouse Order といいます。
- オーダ
-
倉庫オーダの発生元
- オーダ
-
「倉庫オーダ」番号
- オーダライン
-
倉庫オーダライン番号。倉庫管理以外のパッケージで生成されたオーダの場合、この番号はオリジナルのオーダライン番号と同じになります。
- 連番
-
倉庫オーダラインの連番
- 出荷先
-
オーダ商品の出荷先取引先。通常、これは顧客の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の出荷元となるデフォルト倉庫、運送業者および関連の販売先取引先が含まれます。
- 納入地点
-
納入地点 詳細は、次の情報を参照してください: 納入地点に基づく出荷構築.
- 納入地点
-
コードの記述または名称
- ライン状況
-
- 計画済
-
「出庫オーダライン」の最初の状況。出庫オーダラインが新しく作成されました。オーダ処理はまだ開始されていません。[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションで[計画済入庫オーダラインの生成]をオンまたはオフにすることで、特定の倉庫オーダタイプについてその出庫オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどれであるかを決定できます。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況
- オープン
-
「出庫オーダライン」が新規作成または有効化されています。実際のデータはまだ割り当てられておらず、オーダラインはオーダ処理に向けて準備が完了した状態です。パラメータ設定によって、オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどちらであるかが決定されます。最初の状況が[計画済]の場合、状況を[オープン]にするにはそのオーダラインを有効にする必要があります。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況
- 勧告済
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「出庫勧告」が出庫オーダラインに生成されています。
- 発行済
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出庫オーダラインの出庫勧告が発行されています。
- 検査予定
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ピッキングリストが確認された後、出庫オーダライン上の品目を検査する必要があります。出庫手順にピッキングリストが含まれていない場合は、出庫勧告が発行されます。
- 検査済
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この状況は導入されていません。
- 発送確定済
-
出庫オーダラインにリストされている商品の出荷が準備され、品目の出荷の準備が完了しています。この状況になるのは、出庫オーダラインの出庫勧告が発行された後、ピッキングリストが確認された後、または検査が完了した後です。
- 出荷済
-
品目は出荷済です。
- 出荷参照
-
出庫参照は、他の基準と共に、発注先の倉庫から出庫される商品を出荷にグループ化する方法を決定します。同じ出荷参照が適用された販売スケジュールラインの品目を 1 つの出荷として顧客に出荷する必要があります。これは自動車業界では、ピックアップシート (PUS) 処理と呼ばれています。
- 梱包定義
-
品目とその梱包固有の構成。品目の梱包定義は、たとえば、1 つのパレットに 12 個のボックスがあり、各ボックスに 4 個が含まれる、のようになります。
- 梱包定義固定
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このチェックボックスがオンの場合、ピッキング済品目の「扱い単位構造」が出庫オーダラインの「梱包定義」に一致する必要があります。
- 輸送中(棚卸単位)
-
棚卸単位で表す入庫オーダラインの品目の輸送中数量
[輸送中(棚卸単位)] = 出荷済数量 - 入庫済数量
注:このフィールドの値は、以下の場合にのみ取得されます。
- [最終入庫]チェックボックスがオフになっている
- [倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの[在庫処理タイプ]が[転送]である