出庫オーダライン (whinh2120m000)
セッションの目的: 「出庫オーダライン」をリストおよびメンテナンスします。これらの出庫オーダラインには、出庫に関する計画済データと実際のデータが含まれます。
出庫オーダラインのメンテナンスだけでなく、オーダラインの処理方法を制御する「活動」の作成と修正も可能です。
計画済データに基づいて、「出庫勧告」を生成またはマニュアルで定義できます。
別のパッケージで生成された出庫オーダラインの場合、全データ (実際のデータを除く) はその別のパッケージから取得されます。
[転送] タイプまたは [仕掛品振替] タイプの倉庫オーダの出庫データを挿入または変更すると、[入庫オーダライン (whinh2110m000)] セッションでそれに対応する入庫オーダラインが挿入または変更されます。
指定された品目が主品目の場合は、[出庫オーダライン部品表 (whinh2527m000)] セッションに部品表 (BOM) が登録されます。この種類の品目の場合、[出庫オーダライン (whinh2120m000)] セッションの [在庫処理] フィールドの値は [構成要素別] になります。このため、出庫勧告は、出庫オーダラインではなく、[出庫オーダライン部品表 (whinh2527m000)] セッションの情報に基づいて作成されます。
倉庫オーダラインは、次のいずれかの手順に従って処理されます。
- 現在のオーダラインが属す倉庫オーダヘッダの倉庫オーダタイプにリンクされているデフォルトの倉庫手順
- 現在のオーダラインが属している倉庫オーダヘッダに定義されている倉庫手順
- 現在のオーダラインに調整されている倉庫手順
倉庫オーダラインごとに倉庫手順を調整するには、適切なメニューから [出庫オーダライン別活動 (whinh2124m000)] を選択します。特定のオーダに関する手順の最初の活動をマニュアルから自動に変更する場合は、適切なメニューにある [ ] コマンドを使用してオーダの処理を開始する必要があります。また、最初の活動が自動であるマニュアルオーダの場合にも、[ ] コマンドを使用する必要があります。倉庫手順の詳細については、倉庫手順を定義するにはを参照してください。
総勘定元帳タブ
このタブは、[財務統合パラメータ (tcfin0100m000)] セッションの [元帳勘定入力の許可] グループボックスで [倉庫オーダ] チェックボックスがオンの場合にのみ有効になります。
[総勘定元帳] タブのフィールドが適用されるのは、次の場合に限ります。
- オーダがマニュアルで作成されている ([購買 (マニュアル)] や [販売 (マニュアル)] など)
- オーダに関して、[在庫処理タイプ] が [転送] に設定されており、[出荷元] コードが [倉庫] に設定されており、[出荷先] コードで指定された倉庫が 「工程」 タイプであり、指定された品目がフロア在庫タイプである。いずれの場合も、[所有権] が [顧客所有] タイプであってはなりません。
倉庫オーダヘッダの [総勘定元帳] タブにデータが指定されている場合は、このデータが出庫オーダラインのデフォルト値になります (該当する場合)。
- 出荷元住所と [出荷先住所] の所在地を表示するには、「マップ」 セクションを使用します。一度に 1 つのレコードのみ選択する必要があります。
- 選択した出庫オーダラインのペグ配分データを表示するには、適切なメニューの [ペグ配分] オプションを使用します。
- [倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションで [扱い単位] が指定されている場合は、オーダラインを作成/削除することができません。
出庫オーダラインは、それに対応する「クロスドックオーダ」が [処理中] 状況で存在する場合には、出荷することができません (状況が [出荷済] になる)。これは、状況が [勧告済] の「クロスドックオーダライン」が存在することを意味します。
- オーダデータ
-
- オーダ
-
オーダの発生元
- オーダ
-
倉庫オーダのコード。[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの[シリーズ]フィールドで指定されたシリーズを使用して、オーダ番号が生成されます。倉庫オーダが倉庫管理以外のパッケージから生成されている場合、この番号はオリジナルのオーダ番号に対応し、[シリーズ] フィールドに指定されたシリーズには基づきません。
- セット
-
オーダセットは、同じオーダのオーダラインをグループ化します。
オーダラインは、以下の属性が合致する場合にグループ化されます。
- 出荷元取引先
- 出荷先取引先
- 出荷元住所
- 出荷先住所
- 運送業者
- 出荷日
- オリジナル会社
- オーダグループ
-
倉庫オーダが属しているオーダのグループ
オーダグループを使用すれば、関連する倉庫オーダのグループごとに出庫処理を実行できるため、時間を節約できます。
- 仕様
-
このチェックボックスがオンの場合、現在の出庫オーダラインに含まれている品目に対して仕様が存在します。仕様に関する情報は、詳細セッションの [需要ペグ] グループボックスの各フィールドにあります。
- オーダライン
-
倉庫オーダライン番号。倉庫管理以外のパッケージで生成されたオーダの場合、この番号はオリジナルのオーダライン番号と同じになります。
- 連番
-
倉庫オーダラインの連番
- 状況
-
倉庫オーダラインの状況
- 計画済
-
「出庫オーダライン」の最初の状況。出庫オーダラインが新しく作成されました。オーダ処理はまだ開始されていません。[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションで[計画済入庫オーダラインの生成]をオンまたはオフにすることで、特定の倉庫オーダタイプについてその出庫オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどれであるかを決定できます。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況
- オープン
-
「出庫オーダライン」が新規作成または有効化されています。実際のデータはまだ割り当てられておらず、オーダラインはオーダ処理に向けて準備が完了した状態です。パラメータ設定によって、オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどちらであるかが決定されます。最初の状況が[計画済]の場合、状況を[オープン]にするにはそのオーダラインを有効にする必要があります。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況
- 勧告済
-
「出庫勧告」が出庫オーダラインに生成されています。
- 発行済
-
出庫オーダラインの出庫勧告が発行されています。
- 検査予定
-
ピッキングリストが確認された後、出庫オーダライン上の品目を検査する必要があります。出庫手順にピッキングリストが含まれていない場合は、出庫勧告が発行されます。
- 検査済
-
この状況は導入されていません。
- 発送確定済
-
出庫オーダラインにリストされている商品の出荷が準備され、品目の出荷の準備が完了しています。この状況になるのは、出庫オーダラインの出庫勧告が発行された後、ピッキングリストが確認された後、または検査が完了した後です。
- 出荷済
-
品目は出荷済です。
- ブロック
-
このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインは倉庫管理でのそれ以上の処理をブロックされています。
出庫オーダラインの発生元がマニュアルオーダの場合、[出庫オーダライン (whinh2120m000)] セッションで、次のようにして出庫オーダラインをブロック、またはブロック解除できます。
- 適切なメニューメニューで、[ ] を選択して出庫オーダラインをブロックします。
- 適切なメニューメニューで、[ ] を選択して出庫オーダラインをブロック解除します。
出庫オーダラインのオーダ発生元がマニュアルではない場合、倉庫管理で出庫オーダラインをブロック、またはブロック解除することはできません。
- 取消済
-
このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインは取り消す必要があります。また、出庫手順に従う必要があります。取消はピッキングの確認時、または出荷/積荷の確認時に完了します。このシナリオの場合、オリジナルのオーダラインは出庫オーダラインが削除されるまで、または [出荷済] 状況を受け取るまで残っています。
注:出庫オーダラインの発生元がマニュアルオーダである場合に、出庫オーダラインの発生元オーダが取り消されると、必ずこのチェックボックスがオンになるため、次の状態に関係なく出庫オーダラインは削除されません。
- 出庫オーダラインの状況
- [倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションの [以下の時点まで取消済出庫オーダラインを削除] フィールドの値
- 不足
-
このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインに対して「出庫勧告」が生成される際に、不足在庫が使用可能になります。在庫の補充後に出庫勧告を作成する場合には、このチェックボックスをオフにします。このフィールドは、「クロスドック制約定義」の要素の 1 つとして使用します。
- 現在のライン活動
-
このチェックボックスがオンの場合、オーダラインには活動が定義されています。ライン活動はデフォルトの活動とは異なり、倉庫オーダヘッダの活動と同じです。1 つの活動は、倉庫オーダ手順のステップの 1 つです。
- 品目識別
-
- 品目
-
品目。キット処理を使用している場合は、「サブキット」の構成要素品目の 1 つです。サブキットを表す各倉庫「オーダセット」には、異なる構成要素品目が含まれています。
- 貿易コンプライアンスの遵守
-
このチェックボックスがオンの場合、この品目はグローバル貿易コンプライアンスチェックを受けます。
- 最終使用者証明必須
-
このチェックボックスがオンの場合、該当する品目の最終使用者証明 (EUS) が必要となります。
該当する品目に関して [品目 (tcibd0501m000)] セッションの [ライセンス追跡] チェックボックスまたは [ライセンス追跡を含む] チェックボックスがオンに設定されている場合は、最終使用者申告 (EUD) と最終使用者証明 (EUS) が必須です。
- 最終使用者証明 ID
-
該当する品目の最終使用者証明 (EUS)
- 最終使用者ライン
-
最終使用者証明 (EUS) の品目ライン。
[最終使用者証明品目ライン (tcgtc3102m000)] セッションから品目ラインが取得されます。
- シリアル番号
-
単一の物的品目に対する一意の識別番号。マスクを使用してシリアル番号が生成されます。シリアル番号は、たとえば日付、モデルや色の番号、連番などを示す複数のデータセグメントによって構成されます。
シリアル番号は品目および工具に対して生成することができます。
「少量シナリオ」の場合、このフィールドは読取専用になり、出庫オーダラインの品目数量が 1 の場合に LN で生成されたシリアル番号が表示されます。品目数量が多量の場合、シリアル番号は表示されません。
多量シナリオの場合、このフィールドは使用できません。出庫するシリアル番号付品目のシリアル番号を登録するには、多量シナリオでシリアル番号を登録するにはを参照してください。
- シリアル状況
-
シリアル番号付品目の状況
[シリアル番号] フィールドにシリアルが入力されていない場合、次に示す状況のどれかを選択できます。
- [無効化]
- [作業条件]
- [リサイクル対象]
- [適用なし]
[適用なし] を選択すると、「作業条件」、「リサイクル対象」、「無効化」 のいずれにも当てはまらないシリアル番号付品目が勧告されます。[適用なし] 以外のシリアル状況は、少量シリアル番号付品目にのみ適用されます。
シリアル状況を選択すると、選択した状況を持つシリアルに対応する出庫勧告が作成されます。状況を選択できるのは、現在の出庫オーダラインのオーダ発生元が次のどれかである場合だけです。
- [サービス (マニュアル)]
- [メンテナンス販売 (マニュアル)]
- [メンテナンス作業 (マニュアル)]
- [販売 (マニュアル)]
- [転送 (マニュアル)]
- [購買 (マニュアル)]
- [JSC 生産 (マニュアル)]
- [ASC 生産 (マニュアル)]
- [プロジェクト (マニュアル)]
- 有効化コード
-
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
- ロット
-
オーダラインのロット品目に設定できる特定の条件
条件には次のものがあります。
-
[任意]
入庫または出荷される商品は、特定のロット条件の影響を受けません。複数のロットを使用できます。 -
[同一]
受取または出荷にはどのロットでも選択できますが、受取全体、または出荷全体で同じロットである必要があります。 -
[特定]
特定の 1 つのロットのみを受取または出荷できます。
ロット選択の値によって、次のように処理されます。
- [任意] の場合、出庫勧告が出庫オーダラインに作成されているときには、勧告数量にロット在庫が引き当てられます。
- [同一] の場合、出庫勧告が出庫オーダラインに作成されているときには、出庫オーダラインのオーダ数量に特定のロット在庫が引き当てられます。また、出庫勧告で選択されているロットが [ロット] フィールドに入力されます。この結果、オーダ数量よりも少ない数量を勧告する場合は、同じロットの残存数量を確実に出荷することができます。
- [特定] の場合、出庫オーダラインが作成されているときには、出庫オーダラインのオーダ数量に特定のロット在庫が引き当てられます。また、特定のロットが [ロット] フィールドに入力されます。
出庫オーダラインに出庫勧告を作成するか生成すると、出庫オーダラインの勧告済ロット数量がそのロットの引当済保管場所数量に加算されます。
ロットの引当済数量と引当済保管場所数量は、[倉庫 - 品目 - ロット在庫 (whltc1505m000)] セッションで表示できます。
-
- ロット
-
出荷する必要がある特定の「ロット」
- 設計品目改訂
-
品目の改訂コード
- オーダ数量
-
- オーダ数量 (オーダ単位)
-
オーダ単位で表す計画済出庫数量。オーダ単位は、商品のオーダに顧客が使用する単位です。場合によっては倉庫では商品をオーダ単位で扱えないため、他の単位で納入が実行される場合があります。
- 単位
-
顧客が商品のオーダに使用する単位。場合によっては倉庫では商品をオーダ単位で扱えないため、他の単位で納入が実行される場合があります。
- オーダ数量 (棚卸単位)
-
「棚卸単位」で表す計画済出庫数量
- 単位
-
在庫数量を表すために使用する単位
- 単位固定
-
このチェックボックスがオンの場合、顧客はオーダ済商品の納入にオーダ単位を使用することを要求しています。
- 梱包定義
-
現在のオーダラインにリストされている品目にリンクされている「梱包定義」。このフィールドのデフォルト値は、[品目 - 梱包定義 (whwmd4130m000)] セッションまたは [品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)] セッションから取得されます。
- 梱包定義固定
-
このチェックボックスがオンの場合、ピッキング済品目の「扱い単位構造」が出庫オーダラインの「梱包定義」に一致する必要があります。
- 価格
-
- 倉庫オーダ価格の使用
-
このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインに関連付けられている会計取引に、現在のセッションで指定されている [オーダ価格] が使用されます。
オーダ価格を指定、または修正できるのは、このチェックボックスがオンの場合のみです。
現在のチェックボックスは、次のオーダ発生元に使用できます。
- [転送] または [転送 (マニュアル)] であり、出庫オーダラインが 2 倉庫間の転送に関するもので、2 倉庫間に請求関係がない
- [転送] または [転送 (マニュアル)] であり、出庫オーダラインが 2 倉庫間の転送に関するもので、2 倉庫間に商業価格に基づく請求関係がある
- [転送] または [転送 (マニュアル)] であり、出庫オーダラインが倉庫からプロジェクトへの転送に関するものである
予算管理を使用する場合、次の場合にこのフィールドが関連します。
- [予算管理方針 (tfbgc0110m000)] セッションの [出庫] タブの [利用可能予算チェック] チェックボックスがオンになっている
- フィールドが常に無効になります。
-
次の発生元にのみフィールドが使用可能になります。
- 生産マニュアル
- サービスマニュアル
詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理での予算管理
注:- 出庫オーダラインに [確認済] 状況の出荷がある場合、このチェックボックスは使用できません。
- 出庫オーダラインに関係会社間取引を適用できる場合、このチェックボックスはオフになります。詳細は、次の情報を参照してください: 関係会社間取引 - 概要
- オーダ価格
-
倉庫から出庫する 1 品目の価格
デフォルト
次の方法に従ってデフォルトのオーダ価格が取得されます。
- 品目がプロジェクト品目ではない場合、デフォルトのオーダ価格は「標準原価」です。標準原価は、製造の標準原価計算モジュールから取得されます。
- 品目がプロジェクト品目の場合、プロジェクトからデフォルトのオーダ価格が取得されます。
オーダ価格を指定、または修正できるのは、現在のセッションで [倉庫オーダ価格の使用] チェックボックスがオンの場合のみです。[倉庫オーダ価格の使用] チェックボックスがオフの場合、現在のフィールドにオーダ価格は指定されません。ただし、出庫オーダラインが仕掛品振替に関する場合、オーダ価格は指定されており修正できません。仕掛品振替のオーダ価格は、製造のジョブショップ管理モジュールから取得されます。
注:出庫オーダラインに [確認済] 状況の出荷がある場合、このフィールドは使用できません。
- オーダ価格通貨
-
オーダ価格を表す通貨
デフォルト
デフォルト通貨は、転送が実行される倉庫の所属部門にリンクされている財務会社の現地通貨になります。現地通貨は [会社 (tcemm1170m000)] セッションから取得されます。
[オーダ価格] フィールドが使用可能で、次のいずれかが当てはまる場合は、現在のフィールドを使用できます。
- 出庫オーダラインが 2 倉庫間の転送に関するもので、倉庫間に請求関係がない
- 出庫オーダラインが倉庫からプロジェクトへの転送に関するものである
出庫オーダラインが 2 倉庫間の転送に関するもので、2 倉庫間に商業価格に基づく請求関係がある場合、このフィールドは使用できません。
注:- 出庫オーダラインに [確認済] 状況の出荷がある場合、このフィールドは使用できません。
- 入庫オーダラインに関係会社間取引を適用できる場合、現在のフィールドは使用できません。詳細は、次の情報を参照してください: 関係会社間取引 - 概要
- オーダ金額
-
出庫オーダラインのオーダ金額
次の公式でオーダ金額が計算されます。
オーダ金額 = オーダ数量 (棚卸単位) × オーダ価格
- 金額
-
オーダ金額を表す通貨
- 関税値
-
オーダ通貨で表す、ライン品目の単位数量別商業価格
注:このフィールドはカスタム評価用であるため、販売価格がデフォルト設定されます。
- 出庫
-
- 出荷元
-
- 倉庫
-
出庫オーダラインの出荷を実行する必要がある倉庫
- 会社
-
商品の出荷元の会社
出荷元会社は、[倉庫] フィールドの倉庫が属すロジスティック会社です。
重要
このフィールドは、複数会社の倉庫転送に関する倉庫オーダの場合のみ考慮します。[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションで次の規則が倉庫オーダにあてはまる場合、その倉庫オーダは複数会社の倉庫転送になります。
- 在庫処理タイプが [転送]
- [出荷元] と [出荷先] が [倉庫]
- [出荷元コード] フィールドに指定された倉庫と [出荷先コード] フィールドに指定された倉庫が別のロジスティック会社に属している
- サイト
-
自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。
サイトには次の制約が適用されます。
- サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
- サイトは、1 つの計画クラスタにリンクされます。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
- サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。
サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。
企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。
- サイト記述
-
コードの記述または名称
- 計画納期
-
出荷の納品が計画される日付
- 計画入庫日
-
商品の移送先倉庫への到着予定日
- 実際納期
-
品目の実際の出庫日
- 出荷先住所
-
商品を納入しなければならない住所。顧客の住所や倉庫の住所などがこれに当たります。出荷先住所は、出荷ヘッダから取得されます。詳細は、次の情報を参照してください: [積荷ごとに 1 出荷先コード] チェックボックスに基づく積荷構築
- 住所
-
コードの記述または名称
- 納入地点
-
運送業者が出荷を納入する必要のある納品先 出荷先住所 内の具体的な場所。顧客の施設内にある特定の生産ラインや倉庫ドックなどがこれに当たります。納入地点を発注先のシステムで使用すると、出荷構築処理に影響があります。出荷の作成は、納入地点で行われます。詳細は、次の情報を参照してください: 納入地点に基づく出荷構築
注:-
勧告がすでに作成されている場合は、納入地点を変更できません。
-
倉庫オーダがマニュアルで作成されていない場合は、発生元オーダから納入地点が取得されます。
-
- 納入地点
-
コードの記述または名称
- 中間荷受人
-
発注先から送付された商品が統合され、通常は顧客の送信された最終移送先に出荷される前に再梱包される物流センタ。中間荷受人は、顧客または顧客を代行する運送業者に帰属します。
中間荷受人コードのデフォルト値は、関連する販売スケジュールラインから取得されます。
[原価] または [サービス] のタイプの品目では、関連する出荷の状況が次の場合、このフィールドは使用できません。
- [凍結済]
- [確認済]
他のタイプの品目では、次の場合にこのフィールドは使用できません。
- 出庫オーダラインが勧告済クロスドックに関連付けられている
- ピッキング済数量が存在している
- 関連する出荷に関して [出荷 (whinh4130m000)] セッションの出荷への変更を許可チェックボックスがオフになっている
- 関連する倉庫オーダのオーダタイプ設定により、出庫オーダラインの更新が許可されていない。次の項目を参照してください。 出庫オーダラインの更新、取消または削除
- 中間荷受人住所
-
中間荷受人の住所
- 出庫
-
- 参照
-
この参照は、顧客/相手先ブランド製造者 (OEM) と発注先の追加情報要件およびロジスティック要件に対応しています。この参照情報はラベルに出力できます。この参照は、発生元の販売スケジュールから倉庫オーダ出庫ラインに渡された後、出荷ラインと扱い単位に渡されます。
顧客と発注先は、次のようなさまざまな方法で情報参照を使用できます。
-
カンバン番号の受渡
たとえば、この参照を使用すると、ラベル、伝票、およびメッセージを介して顧客や発注先との間でカンバン番号をやり取りできます。カンバン番号は、[販売スケジュールライン (tdsls3107m000)] セッションに保存された後、[出庫オーダライン (whinh2120m000)]、[出荷 - ライン (whinh4131m000)]、および [扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションに転送されます。取得済のカンバン番号は、それぞれのセッションの [参照] フィールドで使用できます。出荷ラインの扱い単位を作成することができます。
-
工順コード (輸送コード) の受渡
たとえば、この参照を使用すると、ラベル、伝票、およびメッセージを介して顧客や発注先との間で工順コード (輸送コードとも呼ばれる) をやり取りできます。顧客では、工順コードが社内物流の目的に使用されます。工順コードは、[販売スケジュールライン (tdsls3107m000)] セッションに保存された後、[出庫オーダライン (whinh2120m000)]、[出荷 - ライン (whinh4131m000)]、および [扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションに転送されます。取得済の工順コードは、それぞれのセッションの [参照] フィールドで使用できます。出荷ラインの扱い単位を作成することができます。
-
- 出荷参照
-
出庫参照は、他の基準と共に、発注先の倉庫から出庫される商品を出荷にグループ化する方法を決定します。同じ出荷参照が適用された販売スケジュールラインの品目を 1 つの出荷として顧客に出荷する必要があります。これは自動車業界では、ピックアップシート (PUS) 処理と呼ばれています。
このフィールドの出荷参照の値は、[販売スケジュールライン (tdsls3107m000)] セッションの [出荷参照] フィールドから取得されます。この出荷参照は、出庫ラインから出荷ラインに渡されます。
注:-
勧告が作成されている場合は、出荷参照を変更できません。
-
マニュアル倉庫オーダの場合にのみ、出荷参照をマニュアルで指定できます。それ以外の場合は、発生元オーダから出荷参照が設定されます。
-
- 参照固定 whinh220.refb
-
このチェックボックスがオンの場合、現在のセッションと出庫オーダライン参照配分 (whinh2529m000) セッションの [参照] フィールド内の参照が固定されます。
つまり、出庫オーダラインとそれに関連する扱い単位が発生元の販売スケジュールラインに引き当てられるため、他の販売オーダや販売スケジュールに対して出庫できなくなります。
- オーダ優先順位
-
オーダの優先順位を示す番号。番号が小さいほど (ゼロを除く)、優先順位は高くなります。
- 在庫処理
-
「在庫処理」。キットシナリオでは、[構成要素別] は値として使用されません。
- 追加のイントラスタット
-
オーダラインの追加イントラスタット情報。追加統計情報設定 (イントラスタット) は、販売管理から渡されるか、[倉庫オーダタイプ] からデフォルト設定されます。追加統計情報設定は、マニュアルの倉庫オーダの場合のみ、かつこれらのオーダに [出庫勧告] がまだ作成されていない場合にのみ変更できます。
- WMS 状況
-
- 予定
-
オーダは倉庫管理システム用ですが、まだ送付されていません。
- 適用なし
-
オーダは倉庫管理システムには該当しません。
- 送信済
-
オーダは倉庫管理システムに送付されました。
- 処理中
-
オーダは現在、倉庫管理システムが処理しています。すなわち、倉庫管理システムはオーダの引当または受取を行いました。
- クローズ
-
オーダは倉庫管理システムがクローズしました。
- 受入地点
-
現在の出庫オーダに関連する出荷を受け入れる所在地
指定可能な値
- 出荷元受入
-
出荷中に、出荷が確認される前に、発注先/契約者の所在地で、商品が受け入れられるか不合格にされる必要があります。受入を実行するユーザは、通常、顧客のために働く発注先または契約者の従業員です。
- 出荷先受入
-
商品は顧客の所在地に到着した時点で受け入れられるか不合格にされる必要があります。
- 出荷元および出荷先受入
-
商品は発注先/契約者の所在地と顧客の所在地の両方で受け入れられるか不合格にされる必要があります。
- 適用なし
-
出荷の受入は必要ありません。
注:- デフォルトで、このフィールドは [適用なし] に設定されます。
- オーダ発生元が [プロジェクト契約] である場合、このフィールドの値は、発生元のオーダから取得されます。
- 特急オーダ
-
このチェックボックスがオンの場合、オーダラインは特急オーダの一部です。
- バックオーダの作成
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷数量がオーダ数量より少ないときに、自動的にバックオーダが作成されます。特定のオーダタイプのオーダについてバックオーダを作成する必要があるかどうかは、[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションで指定できます。
- 予算例外
-
このチェックボックスがオンの場合、ラインの予算チェック処理は正常に完了しませんでした。予算例外が生成されます。フィールドは常に無効となります。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫管理での予算管理
注:- 予算管理が導入されている場合にのみ、チェックボックスが表示されます。予算管理を有効化するには、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[予算管理]チェックボックスをオンにする必要があります。
- [予算管理方針 (tfbgc0110m000)] セッションの[出庫]タブの[利用可能予算チェック]チェックボックスがオンになっていない場合、チェックボックスは表示されません。
-
マニュアル倉庫オーダの場合、[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションで[入庫処理]パラメータチェックボックスの[計画済入庫オーダラインの生成]を選択します。
-
次の発生元にのみフィールドが使用可能になります。
- 生産マニュアル (返品オーダ)
- サービスマニュアル (返品オーダ)
[転送 (マニュアル)] オーダは使用できますが、予算チェック処理が実行されていません。
マニュアル入庫オーダラインが作成されるとき (返品オーダの場合)、[予算勘定分配 (tcbgc1100m000)] セッションの対応するデータもマニュアルで作成される必要があります。
マニュアル入庫オーダラインがコピーされるとき、[予算勘定分配 (tcbgc1100m000)] セッションの対応するデータもコピーされる必要があります。
入庫ラインが削除されるとき、[予算勘定分配 (tcbgc1100m000)] セッションの対応するデータも削除される必要があります。
- 所有権
-
- 所有権
-
- 支払
-
現在の出庫オーダラインに含まれている商品の支払の処理方法。このフィールドの値は、現在の出庫オーダのもとになる、マニュアル販売オーダ以外のオーダの条件から取得されます。マニュアル販売オーダの場合は、[貨物引換払] および [支払なし] を値として使用することができます。
指定可能な値
- 貨物引換払
- 使用払
- 支払なし
- 適用なし
- 内部支払
-
内部支払が適用可能な場合に、現在の出庫オーダラインに含まれる商品の支払を処理する方法。同じ企業単位に属する 2 つの倉庫間や、倉庫と購買オフィス間などがこの関係に該当します。このフィールドの値は、現在の出庫オーダのもとになる、マニュアル販売オーダ以外のオーダの内部条件から取得されます。マニュアル販売オーダの場合は、[貨物引換払] および [支払なし] を値として使用することができます。
指定可能な値
- 貨物引換払
- 使用払
- 支払なし
- 適用なし
- 所有権
-
現在の出庫オーダラインの商品を受け取るパーティの所有権。オーダラインに内部支払を適用できる場合には、このフィールドの値は [支払] または [内部支払] フィールドの値によって決定されます。
指定可能な値
- 会社所有
- 委託
- 顧客所有
- 出庫済として返品
-
たとえば製造出庫済の品目よりも所要品目の数が少なかったなどの理由により、品目が製造環境から倉庫に返品された場合、出庫時の本来の所有者が再度所有者になります (品目が損傷していない場合)。
- 繰延
-
発注先から顧客に所有権が転送される日付はまだ不明です。変更日は品目のピッキングが済んだ後に決まり、商品転送に関与する両方の倉庫タイプおよび発注先と顧客の間の契約によって左右されます。
- 適用なし
-
自己組織が在庫を所有します。所有権処理では、非所有在庫のみを参照します。
- 出庫戦略
-
オーダラインの在庫をピッキングするために使用される方法。[支払] フィールドの値が [顧客所有] の場合、現在のフィールドの値は常に [制限付] になります。
指定可能な値
- フリー
-
オーダ品目についてピッキング制約はありません。
- 優先
-
最初にこの取引先の使用可能在庫を使用してから、自社の在庫または別の取引先の在庫を使用する必要があります。
- 制限付
-
この取引先の在庫のみを使用する必要があります。この取引先に有効在庫がない場合、不足が適用されます。
- 適用なし
- 出庫元取引先
-
出庫オーダライン用にピッキングする在庫を所有する取引先。[出庫戦略] フィールドの値が [優先] または [制限付] の場合、出庫元取引先を選択する必要があります。
- 出庫所有権
-
現在の出庫オーダライン用にピッキングする在庫の所有権。このフィールドの値は、[倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションの出庫優先順位フィールドの設定を無効にすることができます。
出庫勧告が現在の出庫オーダラインにない場合に、このフィールドを修正することは可能ですが、修正には次の制限があります。
- [出庫元取引先] フィールドに入力された取引先が在庫をピッキングする倉庫の内部取引先の場合、[会社所有または委託]および[委託]は使用できません。
- [出庫元取引先] フィールドに入力された取引先が、在庫をピッキングする倉庫の内部取引先ではない場合、[会社所有]の値は使用できません。
- [所有権] フィールドの値が[顧客所有]の場合、現在のフィールドの値も[顧客所有]になります。
-
[所有権] フィールドの値が [顧客所有] ではない場合、次の値を使用できます。
- [会社所有または委託]
- [委託]
- [会社所有]
- [所有権] フィールドの値が [委託] で、発生元が [購買]、[購買スケジュール]、または [購買 (マニュアル)] の発生元オーダが返品オーダの場合、出庫所有権は [委託] になります。
- [所有権] フィールドの値が [会社所有] で、[出庫戦略] フィールドの値が [制限付] の場合、現在のフィールドの値が [委託] になります。
- [所有権] フィールドの値が [会社所有] で、[出庫戦略] フィールドの値が [優先] の場合、現在のフィールドの使用可能な値は [会社所有または委託] および [委託] になります。
指定可能な値
- 倉庫移動で使用
-
このフィールドは、現在の出庫オーダラインに含まれる商品の請求が、所有権の変更によって消費されるかどうかを示します。
このフィールドのデフォルト値は [条件に準ずる] です。このフィールドは、[適用なし] の値でない限り、商品が未出荷であれば変更可能です。
次の場合には、値が [適用なし] になります。
- 出庫オーダラインが倉庫移動ではない場合
- [所有権] フィールドの値が [顧客所有] の場合
指定可能な値
- Yes
- No
- 条件に準ずる
- 適用なし
- 数量
-
- 数量(棚卸単位)
-
- 勧告数量 (棚卸単位)
-
「棚卸単位」で表すこのオーダラインに勧告されている合計数量
- 発行数量 (棚卸単位)
-
「棚卸単位」で表す勧告済合計数量の一部である発行済合計数量
- ピッキング済数量
-
「棚卸単位」で表すこのオーダラインにピッキングされている合計数量
- 承認済数量
-
「棚卸単位」で表すこのオーダラインに承認されている合計数量
- 不合格数量
-
「棚卸単位」で表すこのオーダラインで不合格にされている合計数量
- 廃棄数量
-
「棚卸単位」で表す検査中に廃棄されたオーダ数量。この数量は廃棄済検査ライン数量から集計されます。
[不合格処理] フィールドと隔離検査の設定によって、不合格商品を廃棄できるかどうかが決まります。
- 取消済数量
-
「棚卸単位」で表すこのオーダラインの取消済合計数量。元の製造オーダラインで、取り消す必要のある数量を指定できます。
出荷が確認されると、出庫オーダラインが取り消されているかどうかがチェックされます。ラインが取り消されている場合、倉庫オーダを取り消すにはに記述されている標準手順を実行して、オーダラインが取り消されます。出庫オーダラインが取り消されていない場合、取消予定の数量が存在するかどうかがチェックされます。存在する場合、指定の数量が取り消され、残存数量が出荷されます。
- 予定未出荷数量
-
出庫オーダラインの出荷ラインで出荷する予定のないピッキング済数量
[出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションで、[出荷数量] を変更できます。この出荷数量はデフォルトで [ピッキング済数量] に等しくなります。出荷数量を変更すると、次のように処理されます。
- [出荷数量] を減らすと、それに合わせて [出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションの [未出荷数量] と、このセッションの [予定未出荷数量] が増えます。
- [出荷数量] を増やすと、それに合わせて [出荷 - ライン (whinh4131m000)] セッションの [未出荷数量] と、このセッションの [予定未出荷数量] が減ります。
注:出荷数量を増減させることによって、[出荷ライン梱包構造 (whinh4136m000)] セッションの [出荷数量 (保管単位)] フィールドも変化します。
- 未出荷数量(棚卸単位)
-
出庫オーダラインの確認済出荷ラインで出荷されない数量
[未出荷数量] がある出荷ラインを確認すると、このセッションで次の処理が行われます。
- 出荷ラインの [未出荷数量] 分だけ [予定未出荷数量] を減らす
- 出荷ラインラインの [未出荷数量] 分だけ [未出荷数量(棚卸単位)] を増やす
- 棚卸単位の出荷数量
-
「棚卸単位」で表す実際に出荷された数量。この数量は、「出荷ライン」が確認されると更新されます。
出荷済数量が発行済数量よりも少ない場合、出庫オーダラインの状況は [出荷済] に変わりません。
- 棚卸単位の約定引当済
-
「棚卸単位」で表した約定引当数量
- 輸送中在庫(棚卸単位)
-
「出庫オーダライン」について、出荷済だがまだ入庫されていない関連「事前出荷通知」ラインの合計数量
輸送中の商品の数量は「棚卸単位」で表されます。
輸送中の在庫は、転送オーダに関連する出荷通知に適用されます。
- 制約
-
- 出荷規則
-
商品の出荷と納入に関連した制約/規則。詳細は、次の情報を参照してください: 出荷規則
注:-
倉庫オーダヘッダの値が次のいずれかの場合は、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッション (倉庫オーダヘッダ) の [出荷規則] フィールドから出荷規則が取得されます。
- [出荷セット完了]
- [出荷オーダ完了]
- [キットの出荷完了]
-
ヘッダ上の [最小数量許容範囲] が 0 パーセントであり、ヘッダレベルで出荷規則が設定されていない場合は、値が [出荷ライン完了] に設定されます。
-
出庫オーダラインがマニュアルで作成されていないが、販売スケジュールなどから作成されたものである場合やそのラインの出庫勧告がすでに存在する場合は、このフィールドを変更できません。
-
マニュアル倉庫オーダが取引先に出荷されており、関連する販売先取引先に対して定義された出荷規則が [出荷ライン完了] または [出荷ラインおよび取消] の場合は、この値が出庫オーダラインでデフォルト値として使用されます。それ以外の場合はすべて、[なし] がデフォルト値になります。
-
倉庫管理システムが導入されている場合、[出荷ライン完了] は、倉庫管理システムでも使用できるときに限り使用できます。[倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000)] セッションを参照してください。オーダ日のチェックが実行されます。
-
- 超過納入
-
- 数量で即停止
-
このフィールドは、数量許容範囲を満たさない場合に実行されるアクションを示します。
出庫勧告を保存した後で、特定の出庫オーダラインの勧告数量の合計が、オーダ数量に最大数量許容範囲を加算した結果の値を上回ると、LN でアクションが実行されます。
次の内容が取得されます。
- [倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの [最小数量許容範囲] フィールドと [最大数量許容範囲] フィールドから数量許容範囲を取得
- 販売オーダまたは販売スケジュールが倉庫管理に発行された場合に、[品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)] セッションまたは [品目 - 販売 (tdisa0501m000)] セッションの [アクション] フィールドから [数量で即停止] を取得
このフィールドには、次の値を指定できます。
-
[なし]
設定されている許容範囲は無視されるため、常に出庫勧告を保存できます。 -
[警告]
出庫勧告を保存できますが、許容範囲を満たさない場合に警告を受け取ります。 -
[ブロック]
許容範囲を満たしていない場合、出庫勧告を保存できません。
注:ラインの状況が [出荷済] の場合は、このフィールドを変更できません。出庫オーダラインがまだ勧告されていない場合、倉庫オーダの発生元が次のいずれかであれば、このフィールドの値を変更できます。
- [販売 (マニュアル)]
- [サービス (マニュアル)]
- [メンテナンス販売 (マニュアル)]
- [メンテナンス作業 (マニュアル)]
- [JSC 生産 (マニュアル)]
- [ASC 生産 (マニュアル)]
- [転送 (マニュアル)]
- [購買 (マニュアル)]
- 許容超過納入数量
-
オーダ数量と [倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの [最大数量許容範囲] フィールドに指定された最大数量許容範囲に基づく最大超過納入
- 超過納入
-
超過納入数量は、次のように計算します。
Aqty qty - (Oqty + Rqty + Qens + Qns)
- Aqty - 勧告済数量
- Oqty - オーダ数量
- Rqty - 不合格数量
- Qens - 予測未出荷数量
- Qns - 未出荷数量
注:許容される超過納入は、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの [最小数量許容範囲] フィールドと [最大数量許容範囲] フィールドに指定された許容範囲によって異なります。
- 出荷計画
-
- 計画済 (オーダ単位)
-
現在の出庫オーダラインに作成された計画済出荷所要量の合計品目数量この数量は、オーダ単位で表されます。
計画出庫要件は、[出庫オーダライン - 計画出荷要件 (whinh4183m000)] セッションで作成されます。
デフォルト
オーダされた数量
注:- 現在の出庫オーダラインに出荷要件がない場合、計画数量はオーダ数量に等しくなります。
- 予想出荷機能が導入されている場合、このフィールドが表示されます。
- 計画済 (棚卸単位)
-
現在の出庫オーダラインに作成された計画済出荷所要量の合計品目数量この数量は「棚卸単位」で表されます。
計画出庫要件は、[出庫オーダライン - 計画出荷要件 (whinh4183m000)] セッションで作成されます。
デフォルト
オーダされた数量
注:予想出荷機能が導入されている場合、このフィールドが表示されます。
- 計画済 (棚卸単位)
-
現在の出庫オーダラインから作成された、予想出荷ラインの合計品目数量この数量は「棚卸単位」で表されます。このフィールドには、関連する出荷ラインの[予想数量]フィールドの値が反映されます。
注:予想出荷機能が導入されている場合、このフィールドが表示されます。
- マニュアル出荷計画
-
このチェックボックスがオンの場合、計画出荷要件が [出庫オーダライン - 計画出荷要件 (whinh4183m000)] セッションに存在します。
注:予想出荷機能が導入されている場合、このフィールドが表示されます。
- クロスドッキング
-
- クロスドッキング
-
このチェックボックスがオンの場合、状況が [取消済] 以外の「クロスドックオーダ」が出庫オーダラインにあります。
- クロスドックオーダ
-
出庫オーダラインの「クロスドックオーダ」の番号
- クロスドック要求済数量
-
対応する「クロスドックオーダ」のクロスドッキングに計画済の数量
注:この数量を変更するには、適切なメニューメニューで [[クロスドックオーダ (whinh6100m000)] セッションで [クロスドック要求済数量] フィールドに適切な値を入力します。
] を選択します。次に、 - クロスドック勧告数量
-
対応する「クロスドックオーダ」のクロスドックに勧告済の数量
- クロスドック数量
-
対応する「クロスドックオーダ」で実際にクロスドックされた数量
- 輸送
-
- 輸送
-
- 倉庫管理からの輸送オーダの生成
-
このチェックボックスがオンの場合、オーダラインが保存されるとそのオーダラインに輸送オーダが生成されます。このフィールドのデフォルト値は、[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションから取得されます。
- 輸送オーダ
-
出庫オーダラインにリンクされている輸送オーダ
- 輸送オーダライン
-
出庫オーダラインにリンクされている輸送オーダライン
- 貨物状況
-
出庫オーダラインにリンクされている輸送オーダラインの状況
- 貨物会社
-
商品の出荷先の会社
出荷先会社は、[倉庫]フィールドの倉庫が属すロジスティック会社です。
注:このフィールドは、複数会社の倉庫転送に関する倉庫オーダの場合のみ考慮します。[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションで次の規則が倉庫オーダにあてはまる場合、その倉庫オーダは複数会社の倉庫転送になります。
- 在庫処理タイプが [転送]
- 出荷元タイプと「出荷先タイプ」が [倉庫]
- [出荷元コード] フィールドに指定された倉庫と [出荷先コード] フィールドに指定された倉庫が別のロジスティック会社に属している
- 積荷計画
-
- 存在する積荷計画
-
このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインにリンクされている積荷計画が [計画積荷/出荷 (whinh4180m000)] セッションにあります。
- 積荷計画の却下
-
このチェックボックスがオンの場合、出庫オーダラインに生成されている、またはこれから生成される積荷計画は、倉庫管理によって却下されます。
このチェックボックスは、出庫オーダラインの [棚卸単位の出荷数量] がゼロの場合、オフ、またはオンにできます。
- プロジェクト
-
- 転送元プロジェクト
-
品目の転送元のプロジェクト
次の項目からプロジェクトが取得されます。
- [出荷元] フィールドの値が [プロジェクト] の場合、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの[出荷元コード]フィールド
- [出荷元] フィールドの値が [プロジェクト] の場合、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの [出荷元コード] フィールドの倉庫が [倉庫] タイプであればその倉庫
- 転送先プロジェクト
-
品目の転送先のプロジェクト
次の項目からプロジェクトが取得されます。
- [出荷先] フィールドの値が [プロジェクト] の場合、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの [出荷先コード] フィールド
- [出荷先] フィールドの値が [プロジェクト] の場合、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの [出荷先コード] フィールドの倉庫が [倉庫] タイプであればその倉庫
- 転送元要素
-
[転送元プロジェクト] にリンクされている要素
- 転送元活動
-
[転送元プロジェクト] にリンクされている「活動」
- 転送元拡張
-
[転送元プロジェクト] にリンクされている拡張
- 転送元原価構成要素
-
[転送元プロジェクト] にリンクされている原価構成要素
デフォルト
デフォルトの原価構成要素は、[品目デフォルト (tcibd0102m000)] セッションの品目にリンクされている原価構成要素です。
- 仕様
-
- 需要ペグ
-
- 引当先販売先取引先
-
在庫が引当済の販売先取引先。
このフィールドで指定された取引先について、このレコードで指定された在庫を使用できます。この在庫は他の取引先には使用されません。
- 引当先出荷先取引先
-
在庫が引き当てられる出荷先取引先
- ビジネスオブジェクトタイプ
-
在庫が引当済のオーダのタイプ ([販売オーダ] や [サービスオーダ] など)
注:次のフィールドは、常に組み合わせて使用します。これらのフィールドの組合せによって対応するオーダやオーダラインを識別します。
- [ビジネスオブジェクトタイプ]
- [ビジネスオブジェクト]
- [ビジネスオブジェクト参照]
指定可能な値
- サービス (マニュアル)
- メンテナンス販売オーダ
-
メンテナンス販売オーダ
- メンテナンス販売 (マニュアル)
- メンテナンス作業オーダ
-
メンテナンスオーダ
- メンテナンス作業オーダ (マニュアル)
- 販売オーダ
-
販売オーダ
- 販売スケジュール
-
販売スケジュール
- 適用なし
- 販売 (マニュアル)
- サービスオーダ
-
サービスオーダ
- ビジネスオブジェクト
-
在庫が引当済のオーダまたはオーダライン
注:次のフィールドは、常に組み合わせて使用します。これらのフィールドの組合せによって対応するオーダやオーダラインを識別します。
- [ビジネスオブジェクトタイプ]
- [ビジネスオブジェクト]
- [ビジネスオブジェクト参照]
- 参照
-
在庫が引当済の参照コード
この参照で指定されている需要を満たすために、レコードで指定されている在庫が使用できます。この在庫は他の目的には使用できません。
このフィールドは、次の 2 とおりの方法で使用できます。
- [販売先取引先] フィールドが入力済の場合、[参照] フィールドを使用して顧客定義による参照コードが記録されます。
- [販売先取引先] フィールドが空の場合、[参照] フィールドを使用して内部参照が記録されます。
参照コードを使用すると、一連の部品の工順が異なる場合 (たとえば、一部の部品が外注先に輸送されて後で返却される場合) でも、それらの部品を互いにリンクしたままにできます。
- 構成
-
- 派生元製品バリアント
-
構成可能品目の一意の構成。バリアントは構成処理に由来し、特徴オプション、構成要素、作業などの情報を含みます。
例
構成可能品目: 電気ドリル
オプション:
- 3 つの電源 (電池、12 V または 220 V)
- 2 色 (青、灰)
これらのオプションから合計 6 つの製品バリアントが生じます。
- 製品バリアント
-
コードの記述または名称
- オプションリスト ID
-
構成済品目のオプションと特徴の ID。この ID は、需要と供給を一致させるために品目仕様で使用されます。
事前出荷通知の仕様には、オプションリスト ID が含まれます。事前出荷通知の仕様は、[入庫オーダライン (whinh2110m000)] セッションから生成されます。同様に、入庫オーダラインの仕様は、購買スケジュールラインから生成されます。
倉庫管理で構成可能な購買品目に対して、オプションリスト ID のみが仕様となっています。これは、在庫が、オプションリスト ID ごとにメンテナンスされていること、および同一のオプションリスト ID を持つすべての製品バリアントの在庫の合計であることを意味しています。
注:-
このフィールドは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [組立 (APL/ASC/ASL)] チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。
-
このフィールドは、構成可能な購買品目および製造組立 (FAS) 品目に対してのみ生成されます。
-
- 追加情報
-
- 追加フィールド
-
さまざまなセッションに追加できるさまざまなフィールドフォーマットのユーザ定義フィールド。ユーザはこれらのフィールドを編集できます。これらのフィールドの内容には機能ロジックが関連付けられていません。
追加情報フィールドはデータベーステーブルにリンクできます。テーブルにリンクすると、そのデータベーステーブルに対応するセッションにフィールドが表示されます。たとえば、whinh200 テーブルに定義されているフィールドは[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの追加フィールドとして表示されます。
追加情報フィールドの内容をデータベースのテーブル間でやり取りできます。たとえば、あるユーザが[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの追加情報フィールド A に指定した情報は、[出荷 (whinh4130m000)] セッションの追加情報フィールドに転送されます。このため、whinh200 テーブルと whinh430 テーブル (whinh430 は[出荷 (whinh4130m000)] セッションに対応) には、フィールドフォーマットが同一でフィールド名が A である追加情報フィールドが存在する必要があります。
- ペグ配分
-
このチェックボックスがオンの場合、選択した出庫オーダラインについて、ペグ配分が存在します。
- 顧客品目改訂
-
顧客の品目改訂コード
注:このフィールドは、ピッキングリストラインが確認された場合、または出荷ラインが作成された場合に表示されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 供給システム
-
表示フィールド。オーダが作成される供給システムを表示します。マニュアル sup#manual、時系列オーダポイント sups#tpop、オーダ管理/バッチ供給 sups#batch、およびカンバン sups#kanban uit ドメイン (倉庫 sups)
指定可能な値
-
[マニュアル]
マニュアル供給 -
[時系列オーダポイント]
時系列オーダポイント (TPOP) -
[オーダ管理/バッチ供給]
製造が導入されている場合に使用されます。次の項目を参照してください。 オーダ管理/バッチ供給の設定とオーダの生成 -
[カンバン]
「カンバン」
-