入庫ライン状況概要 (whinh2119m000)
セッションの目的: 「入庫オーダライン」の「活動」と、活動の実行時に処理される品目の数量を表示します。
入庫オーダラインで実行する必要がある活動は、そのオーダラインに定義されている倉庫手順によって決まります。詳細については、次のトピックを参照してください: 倉庫手順を定義するには
例 1
活動 | 終了 | 説明 |
---|---|---|
入庫 | 一部 | 入庫が最終入庫としてマークされていません。 |
入庫勧告作成 | Yes | すべての入庫品目について、入庫勧告が生成されています。 |
保管リスト | No | 勧告済品目はまだプットアウェイされていません。 |
承認 | No | まだ何も検査されていません。 |
オーダ数量 | 10 | オーダ数量 |
オープン入庫数量 | 7 | 品目に入庫レコードが作成されます。商品はすでに倉庫に入庫しています。 |
入庫 | 7 | 入庫が最終入庫としてまだマークされていません。 |
勧告数量 (棚卸単位) | 7 | すべての入庫品目について、入庫勧告が生成されています。 |
プットアウェイ | 0 | 勧告済品目はまだプットアウェイされていません。 |
検査済 | 0 | 検査されている品目はありません。 |
承認済数量 | 0 | 承認されている品目はありません。 |
破壊済 | 0 | 廃棄されている品目はありません。 |
不合格 | 0 | 不合格にされている品目はありません。 |
検査からの勧告 | 0 | 検査後に入庫勧告が生成されていません。 |
検査からのプットアウェイ | 0 | 検査後に品目がプットアウェイされていません。 |
実行する必要がある次のステップは [保管リスト (whinh3525m100)] です。これは、[入庫 (whinh3512m000)] 活動の後で完了していない最初の活動であるためです。
例 2
活動 | 終了 | 説明 |
---|---|---|
入庫 | Yes | 入庫が最終入庫としてマークされています。 |
入庫勧告作成 | 一部 | 入庫済品目の一部に、入庫勧告が生成されています。 |
保管リスト | 一部 | 勧告済品目の一部がプットアウェイされています。 |
承認 | Yes | 検査可能なすべての品目が検査されています。 |
オーダ数量 | 10 | オーダ数量 |
オープン入庫数量 | 10 | 品目に入庫レコードが作成されます。商品はすでに倉庫に入庫しています。 |
入庫 | 10 | 全オーダ数量が入庫済です。 |
勧告数量 (棚卸単位) | 7 | 入庫済品目の一部に、入庫勧告が生成されています。 |
プットアウェイ | 5 | 勧告済品目の一部がプットアウェイされています。 |
検査済 | 5 | 検査可能なすべての品目が検査されています。 |
承認済数量 | 4 | 検査済品目の一部が承認されています。 |
破壊済 | 0 | 検査中に破壊された品目はありません。 |
不合格 | 1 | 検査済品目の一部が不合格にされています。 |
検査からの勧告 | 0 | 承認済品目にはまだ入庫勧告が生成されていません。 |
検査からのプットアウェイ | 0 | 検査後に品目がプットアウェイされていません。 |
実行する必要がある次のステップは [入庫勧告の生成 (whinh3201m000)] です。これは、[入庫 (whinh3512m000)] 活動の後で完了していない最初の活動であるためです。
- オーダライン
-
倉庫内の商品を処理するオーダ
倉庫オーダは次のいずれかの在庫処理タイプになります。
- [入庫]
- [出庫]
- [転送]
- [仕掛品振替]
オーダには、それぞれ発生元があります。また、倉庫処理に必要なすべての情報が含まれています。品目 (ロット品目または非ロット品目) および倉庫 (保管場所の有または無) に応じて、ロットや保管場所を割り当てることができます。オーダは、事前定義された倉庫手順に従います。
注:製造では、倉庫オーダを Warehousing Order、または Warehouse Order といいます。
- 倉庫オーダタイプ
-
倉庫オーダのタイプを識別するコード。倉庫オーダタイプにリンクしたデフォルトの倉庫手順は、その倉庫オーダタイプが割り当てられた倉庫オーダの倉庫での処理方法を決定します。ただし、デフォルトの手順は、倉庫オーダごと、またはオーダラインごとに修正できます。
[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションから倉庫オーダタイプが取得されます。
- セット
-
オーダセットは、同じオーダのオーダラインをグループ化します。
オーダラインは、以下の属性が合致する場合にグループ化されます。
- 出荷元取引先
- 出荷先取引先
- 出荷元住所
- 出荷先住所
- 運送業者
- 出荷日
- オリジナル会社
- 連番
-
倉庫オーダラインの連番
- 棚卸単位のオーダ数量
-
「棚卸単位」で表すオーダ数量
- 自動
-
[Yes]: 活動は自動的に実行されます。
[No]: ユーザが対応するセッションを使用してマニュアルで活動を実行します。
- 品目
-
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 棚卸単位
-
数量を表す「棚卸単位」
- 入庫手順ステージ
-
現在のオーダラインについて、[数量]フィールドで示す数量が満たされている[入庫手順]のステージ
ステージ 記述 オーダ数量 示した数量は、[入庫手順]の初期ステージにあります。 オープン入庫数量 示した数量に入庫レコードが作成されています。 入庫 示した数量の入庫が確認されています。 勧告数量 (棚卸単位) 示した数量に対する入庫勧告が生成されています。 プットアウェイ 示した数量は倉庫に保管されています。 検査済 示した数量は検査済です。検査結果は次のフィールドにリストされます。 承認済数量 示した数量は承認済です。 不合格 示した数量は不合格です。 破壊済 示した数量は廃棄済です。 検査からの勧告 検査後、示した数量に入庫勧告が生成されています。 検査からのプットアウェイ 検査後、示した数量は倉庫に保管されています。 - 数量
-
棚卸単位で表す入庫オーダラインの品目の数量
- 活動
-
入庫オーダラインについて実行する必要がある「活動」
入庫オーダラインについて実行する必要がある活動は、次のいずれかで決定できます。
- 現在の入庫オーダラインが属す倉庫オーダの「倉庫オーダタイプ」にリンクされているデフォルトの倉庫手順。マニュアルで作成された倉庫オーダの場合、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの[倉庫オーダタイプ]フィールドで倉庫オーダタイプを倉庫オーダに割り当てられます。他のオーダから生成された倉庫オーダの場合、倉庫オーダタイプは発生元オーダの設定に従って割り当てられます。デフォルトの倉庫手順を倉庫オーダタイプにリンクするには、[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションを実行します。
- 現在の入庫オーダラインが属す倉庫オーダの倉庫手順。[倉庫オーダ別活動 (whinh2104m000)] セッションでは、各倉庫オーダに倉庫手順を定義できます。
- 現在の倉庫オーダラインの倉庫手順。[入庫オーダライン別活動 (whinh2114m000)] セッションでは、各入庫オーダラインに倉庫手順を定義できます。
- 終了
-
活動の状況
活動が取得できる状況には、次のものがあります。
- Yes: 活動はすべて実行されています。
- No: 活動は実行されていません。
- 一部: 活動は一部実行されています。
例 1
活動 終了 説明 入庫 一部 入庫が最終入庫としてマークされていません。 入庫勧告作成 あり すべての入庫品目について、入庫勧告が生成されています。 保管リスト なし 保管リストはまだ出力されていません。 承認 なし まだ何も検査されていません。 例 2
活動 終了 説明 入庫 あり 入庫が最終入庫としてマークされています。 入庫勧告作成 一部 入庫済品目の一部に、入庫勧告が生成されています。 保管リスト 一部 勧告済品目の一部がプットアウェイされています。 承認 あり 検査可能なすべての品目が検査されています。 - オーダ
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倉庫オーダの発生元
- オーダ
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「倉庫オーダ」番号
- 位置
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倉庫オーダライン番号。倉庫管理以外のパッケージで生成されたオーダの場合、この番号はオリジナルのオーダライン番号と同じになります。
- 出荷元
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オーダ商品を組織に出荷する取引先。通常、これは発注先の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の入庫先となるデフォルト倉庫、商品を検査するかどうか、運送業者および関連の購買元取引先が含まれます。
- ライン状況
-
入庫オーダラインの状況
- 計画済
-
「入庫オーダライン」の最初の状況。入庫オーダラインが新しく作成されました。オーダ処理はまだ開始されていません。[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションで[計画済入庫オーダラインの生成]をオンまたはオフにすることで、特定の倉庫オーダタイプについてその入庫オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどれであるかを決定できます。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況
- オープン
-
「入庫オーダライン」が新規作成または有効化されています。実際のデータはまだ割り当てられておらず、オーダラインはオーダ処理に向けて準備が完了した状態です。パラメータ設定によって、オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどちらであるかが決定されます。最初の状況が[計画済]の場合、[オープン]状況にするにはそのオーダラインを有効にする必要があります。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況
- オープン入庫
-
入庫レコードが入庫オーダラインに作成されています。 オーダラインにリストされている商品は、倉庫での入庫準備が完了しています。
- 入庫済
-
入庫オーダラインの品目の入庫が確認されています。 実際数量、日付、および時間が登録済です。 さらに次の手順として、倉庫に商品を保管できるほか、入庫オーダラインに割り当てられている入庫倉庫手順に検査が含まれている場合は検査場所に商品を移動できます。 必要であれば、入庫訂正を実行できます。 この状況は、入庫倉庫の保管場所が管理されている場合に適用されます。
- 検査予定
-
入庫フローに検査が含まれる場合、保管場所が管理された倉庫では、[プットアウェイ]状況の入庫オーダラインは、入庫勧告または保管リストで指定された検査場所に移動すると状況が[検査予定]になります。保管場所がない倉庫の場合、入庫オーダラインの状況は入庫が確認された後[検査予定]になります。
- 検査済
-
保管場所が管理された倉庫の場合、入庫オーダラインに示された商品の検査 (検査場所での承認、受入、または廃棄) が完了した後でこの状況が入庫オーダラインに割り当てられます。倉庫に保管場所が定義されていない場合、検査が完了した後で入庫オーダラインの状況が[プットアウェイ]になります。詳細は、次の情報を参照してください: 入庫手順と検査手順 - 詳細
- 勧告
-
入庫オーダラインに対する「入庫勧告」は、入庫オーダラインの入庫が確認されると生成されます。また、検査手順が入庫オーダラインに割り当てられている場合は、入庫オーダラインの状況が[検査済]になった後で生成されます。この状況は、入庫倉庫の保管場所が管理されている場合に適用されます。
- プットアウェイ
-
入庫オーダラインは、次の場合にこの状況になります。
- 入庫オーダラインの品目が実際に保管用にプットアウェイ済で、在庫が更新される。
- 検査後、入庫オーダラインのすべての検査済商品が実際に保管用にプットアウェイ済で、在庫が更新される。
- アラート
-
入庫オーダラインの状況に関する追加情報
- 計画済
-
「入庫オーダライン」の最初の状況。入庫オーダラインが新しく作成されました。オーダ処理はまだ開始されていません。[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションで[計画済入庫オーダラインの生成]をオンまたはオフにすることで、特定の倉庫オーダタイプについてその入庫オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどれであるかを決定できます。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況
- オープン
-
「入庫オーダライン」が新規作成または有効化されています。実際のデータはまだ割り当てられておらず、オーダラインはオーダ処理に向けて準備が完了した状態です。パラメータ設定によって、オーダラインの最初の状況が[計画済]または[オープン]のどちらであるかが決定されます。最初の状況が[計画済]の場合、[オープン]状況にするにはそのオーダラインを有効にする必要があります。詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダおよびオーダラインの計画済状況
- オープン入庫
-
入庫レコードが入庫オーダラインに作成されています。 オーダラインにリストされている商品は、倉庫での入庫準備が完了しています。
- 入庫済
-
入庫オーダラインの品目の入庫が確認されています。 実際数量、日付、および時間が登録済です。 さらに次の手順として、倉庫に商品を保管できるほか、入庫オーダラインに割り当てられている入庫倉庫手順に検査が含まれている場合は検査場所に商品を移動できます。 必要であれば、入庫訂正を実行できます。 この状況は、入庫倉庫の保管場所が管理されている場合に適用されます。
- 検査予定
-
入庫フローに検査が含まれる場合、保管場所が管理された倉庫では、[プットアウェイ]状況の入庫オーダラインは、入庫勧告または保管リストで指定された検査場所に移動すると状況が[検査予定]になります。保管場所がない倉庫の場合、入庫オーダラインの状況は入庫が確認された後[検査予定]になります。
- 検査済
-
保管場所が管理された倉庫の場合、入庫オーダラインに示された商品の検査 (検査場所での承認、受入、または廃棄) が完了した後でこの状況が入庫オーダラインに割り当てられます。倉庫に保管場所が定義されていない場合、検査が完了した後で入庫オーダラインの状況が[プットアウェイ]になります。詳細は、次の情報を参照してください: 入庫手順と検査手順 - 詳細
- 勧告
-
入庫オーダラインに対する「入庫勧告」は、入庫オーダラインの入庫が確認されると生成されます。また、検査手順が入庫オーダラインに割り当てられている場合は、入庫オーダラインの状況が[検査済]になった後で生成されます。この状況は、入庫倉庫の保管場所が管理されている場合に適用されます。
- プットアウェイ
-
入庫オーダラインは、次の場合にこの状況になります。
- 入庫オーダラインの品目が実際に保管用にプットアウェイ済で、在庫が更新される。
- 検査後、入庫オーダラインのすべての検査済商品が実際に保管用にプットアウェイ済で、在庫が更新される。
- ブロック
-
このチェックボックスがオンの場合、現在のオーダラインは、ブロックされています。
- クロスドッキング
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このチェックボックスがオンの場合、入庫オーダラインは (部分的に) クロスドッキングに使用されます。
- 現在のライン活動
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このチェックボックスがオンの場合、現在のオーダラインには、活動があります。
- 輸送中(棚卸単位)
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棚卸単位で表す入庫オーダラインの品目の輸送中数量
[輸送中(棚卸単位)] = 出荷済数量 - 入庫済数量
注:このフィールドの値は、以下の場合にのみ取得されます。
- [最終入庫]チェックボックスがオフになっている
- [倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの[在庫処理タイプ]が[転送]である