倉庫オーダ別活動 (whinh2104m000)
セッションの目的: 選択した倉庫オーダの倉庫手順の「活動」を表示およびメンテナンスします。
このセッションで行った変更は、オーダライン活動が存在していないオーダラインにのみ適用されます。
新しい倉庫オーダが作成されると、新しい倉庫オーダの倉庫オーダタイプにリンクされているデフォルトの倉庫手順がこのセッションにコピーされます。転送オーダの場合、最初に出庫手順および出荷手順の活動がコピーされ、その後に入庫手順および検査手順が続きます。
他のパッケージから発生したオーダから作成された倉庫オーダの場合、倉庫オーダが生成された時点でデフォルトの手順がコピーされます。ただし、販売のコレクトオーダは自動的に処理されます。これらのオーダでは、デフォルトの倉庫手順は無視されます。また、製造の設定は、製造オーダから生成された倉庫オーダを自動的に処理するか、倉庫オーダタイプにリンクされている倉庫手順に従って処理するかを制御します。この設定は、必要に応じてこのセッションで修正できます。
マニュアルで作成された複数会社の転送オーダの場合、次が適用されます。
出荷元会社の倉庫オーダには、出庫の活動と出荷手順が含まれます。また、出荷先会社の倉庫オーダには、入庫の活動と検査手順が含まれます。
パフォーマンスについて
倉庫オーダのクローズ後も、倉庫オーダライン活動をシステムに保存しておくと、データが著しく増加します。状況が[クローズ]の倉庫オーダを削除せずにシステム内のレコード数を減少するには、クローズオーダのオーダライン活動を削除します。クローズ済オーダのオーダライン活動を削除するには、[倉庫オーダの削除 (whinh2250m000)] セッションの [クローズオーダのライン活動] チェックボックスをオンにします。詳細については、クローズ済オーダのオーダライン活動の削除を参照してください。
- オーダ
-
オーダの発生元
- オーダ
-
倉庫オーダのコード。[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションの[シリーズ]フィールドで指定されたシリーズを使用して、オーダ番号が生成されます。倉庫オーダが倉庫管理以外のパッケージから生成されている場合、この番号はオリジナルのオーダ番号に対応し、[シリーズ] フィールドに指定されたシリーズには基づきません。
- セット
-
オーダセットは、同じオーダのオーダラインをグループ化します。
オーダラインは、以下の属性が合致する場合にグループ化されます。
- 出荷元取引先
- 出荷先取引先
- 出荷元住所
- 出荷先住所
- 運送業者
- 出荷日
- オリジナル会社
- 手順タイプ
-
現在の倉庫オーダの倉庫手順の手順タイプ
- 活動
-
現在の倉庫オーダの倉庫手順の「活動」
- 適用可能
-
このチェックボックスがオンの場合、活動が手順に追加されます。
必須活動
各手順には、1 つ以上の必須活動があります。必須の活動の場合、このチェックボックスはオンであり、読取専用です。次のリストに、各手順の必須活動を示します。
[入庫手順]
- [入庫 (whinh3512m000)]
- [入庫勧告の生成 (whinh3201m000)]
[検査手順]
- [倉庫検査概要 (whinh3122m000)]
- [入庫勧告の生成 (whinh3201m000)]
[出庫手順]
- [出庫勧告の生成 (whinh4201m000)]
- [出庫勧告の発行 (whinh4202m000)]
[出荷手順]
- [出荷および積荷の凍結/確認 (whinh4275m000)]
すべての活動が記載されたリストについては、手順別のデフォルト活動を参照してください。
その他の制約
[保管リスト生成 (whinh3415m000)] の活動についてこのチェックボックスがオンの場合、[入庫勧告プットアウェイ (whinh3203m000)] の活動のこのチェックボックスは自動的にオフになります。[入庫勧告プットアウェイ (whinh3203m000)] の活動についてこのチェックボックスがオンの場合、[保管リスト生成 (whinh3415m000)] の活動のこのチェックボックスは自動的にオフになります。[保管リスト生成 (whinh3415m000)] の活動のこのチェックボックスは、デフォルトではオフです。
[保管リスト生成 (whinh3415m000)] 活動についてこのチェックボックスがオンの場合、[保管リスト (whinh3525m100)] 活動のこのチェックボックスも自動的にオンになり、読取専用になります。[保管リスト生成 (whinh3415m000)] の活動についてこのチェックボックスがオフの場合、[保管リスト (whinh3525m100)] の活動のこのチェックボックスも自動的にオフになります。
[ピッキングリストの生成 (whinh4415m000)] 活動についてこのチェックボックスがオンの場合、[ピッキングリスト (whinh4525m100)] 活動のこのチェックボックスも自動的にオンになり、読取専用になります。[ピッキングリストの生成 (whinh4415m000)] の活動についてこのチェックボックスがオフの場合、[ピッキングリスト (whinh4525m100)] の活動のこのチェックボックスも自動的にオフになります。
注:出荷ヘッダに記載された出荷元倉庫に対して[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの[輸送文書]フィールドで[常時]オプションが選択されていない場合、[納品書の出力 (whinh4477m000)] の活動に対してこのチェックボックスはオフになります。
出荷ヘッダに記載された出荷元倉庫に対して次のように設定されている場合には、[梱包票の出力 (whinh4475m000)] の活動に対してこのチェックボックスはオフになります。
- [倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの[輸送文書]フィールドで[常時]オプションが選択されている場合
- 梱包票の出力は、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの[出力梱包票の抑制]フィールドの設定に応じて抑制されます。
- 自動
-
このチェックボックスがオンの場合、活動は自動的に実行されます。倉庫手順の活動をマニュアルと自動のいずれで実行するかを指定できます。
たとえば、入庫手順の[入庫勧告プットアウェイ (whinh3203m000)] の活動についてこのチェックボックスがオンの場合、この手順が割り当てられているオーダの入庫勧告は直前の活動の後、たとえば、[入庫勧告の生成 (whinh3201m000)] の完了後に自動でプットアウェイされます。詳細については、活動の自動またはマニュアル実行を参照してください。
このチェックボックスを使用できるのは、[適用可能]チェックボックスがオンの場合のみです。
注:[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションの凍結必須または扱い単位基準確認チェックボックスがオンの場合、手順タイプが[出荷手順]で活動が[出荷および積荷の凍結/確認 (whinh4275m000)] の倉庫オーダタイプには、このチェックボックスを使用できません。
- コピー数
-
現在の活動および倉庫オーダで出力するコピーの数
現在の活動を適用する個別の入庫オーダラインについては、[入庫オーダライン別活動 (whinh2114m000)] セッションでコピー数を調整できます。
現在の活動を適用する個別の出庫オーダラインについては、[出庫オーダライン別活動 (whinh2124m000)] セッションでコピー数を調整できます。
- 出力デバイス
-
保管リストや出荷伝票などの伝票を出力する活動の場合、組織で利用可能な出力デバイスを 1 つ選択します。[倉庫管理ユーザプロファイル (whwmd1140s000)] セッションでは、商品の入庫、保管、および出荷に必要な書類を出力するデフォルトの出力デバイスを定義できます。
このフィールドは、次の活動で利用可能です。
- [入庫出力 (whinh3412m000)]
- [保管リスト生成 (whinh3415m000)]
- [ピッキングリストの生成 (whinh4415m000)]
- [積荷証券の出力 (whinh4470m000)]
- [梱包票の出力 (whinh4475m000)]
- [梱包リストの出力 (whinh4476m000)]
- [納品書の出力 (whinh4477m000)]
- [出荷積荷目録の出力 (whinh4478m000)]
- ラベルの出力
-
商品について、「ラベル」を出力するかどうかを指定します。
指定可能な値
- Yes
-
ラベルレイアウト用のラベルが出力されます。
- 扱い単位のみ
-
「扱い単位」のみのラベルレイアウト用のラベルが出力されます。
- No
-
ラベルレイアウト用のラベルが出力されません。
- ラベル出力方法
-
勧告商品の「ラベル」の出力方法を指定します。
指定可能な値
- ライン別
-
出庫勧告ラインごとに 1 つのラベルが出力されます。つまり、1 つの出庫勧告ラインで 10 個の品目 A が勧告されている場合には、1 つのラベルだけが出力されます。
- 単位別
-
出庫勧告ライン内の 1 つの単位ごとに 1 つのラベルが出力されます。つまり、1 つの出庫勧告ラインで 10 個の品目 A が勧告されている場合には、10 個のラベル (単位ごとに 1 つ) が出力されます。
- 適用なし
- ラベルのコピー数
-
出力する必要がある、ラベルのコピー数
- ラベルの出力方法
-
LN では、定義したレイアウトを持つラベルの出力に使用するアプリケーションを指定できます。
指定可能な値
- Infor LN
-
LN によりラベルが出力されます。
- 外部アプリケーション
-
外部アプリケーションによりラベルが出力されます。
注:梱包レベルのビジネスオブジェクト文書を導入している場合にのみ、このフィールドが表示されます。
このフィールドのデフォルトは [Infor LN] です。
梱包レベルのビジネスオブジェクト文書を導入していない場合、[外部アプリケーション]は適用できません。
- ラベルデバイス
-
ラベルレイアウトを持つラベルの出力に使用するラベルデバイスのコード。[デバイスデータ (ttaad3500m000)] セッションで、デバイスの作成または選択ができます。
注:[ラベルの出力]フィールドが [Yes] または[扱い単位のみ]に設定されている場合にのみ、このフィールドが有効になります。
[ラベルの出力方法]フィールドが[外部アプリケーション]に設定されている場合、このフィールドは適用されません。
[ラベルの出力方法]フィールドが[外部アプリケーション]に設定されている場合、このフィールドの値が読み込まれます。
- ラベルレイアウト
-
ラベルレイアウトのコード