倉庫オーダ勧告カンバンシグナル (whina3128m000)
セッションの目的: 「カンバンオーダ勧告」の基準となる 「カンバンシグナル」を表示およびメンテナンスします。
確認済オーダ勧告のカンバンシグナルをメンテナンスすることはできません。
カンバンオーダ勧告に基づいてシグナルをメンテナンスできるのは、[倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションの [オーダ勧告の生成] チェックボックスがオンの場合に限ります。
- 倉庫オーダ勧告
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品目および倉庫の「カンバンループ」に定義されている数量に基づいて倉庫を供給することを推奨します。倉庫オーダ勧告は確認後、転送して実際の製造オーダに変換する必要があります。
- 倉庫
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商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
- 品目
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購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- カンバンシグナル ID
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カンバン供給オーダの作成をトリガするために使用されるシグナル。カンバンシグナルは、ラベルコードと供給数量を含み、倉庫と品目の組合せにリンクされます。
通常、カンバンシグナルはカンバン棚を表します。ユーザが空の棚のラベルコードをスキャンすると、シグナルに定義済の品目数量を持つ供給オーダが LN により生成されます。
1 つのシグナルで複数の棚を表すこともできます。たとえば、ラベルが 1 つおきの棚に添付されています。両方の棚が空の場合、ユーザは 2 番目の空の棚のラベルをスキャンして、両方の空の棚の供給オーダを生成します。
- オーダ数量
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デフォルトでは、[倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションで定義されたカンバンシグナルの供給数量
- オーダ単位
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オーダ数量を表すオーダ単位
- カンバンシグナル処理状況
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カンバン処理でのシグナルの進捗を示す状況
指定可能な値
- 勧告済
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カンバンシグナルに対するオーダ勧告が存在します。
- 適用なし
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カンバン処理は適用されません。
- 確認済
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カンバンシグナルについて作成されたオーダ勧告が確認されます。
- オーダ済
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カンバンシグナルに製造、購買、または倉庫オーダが存在します。
- 入庫済
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カンバンシグナルに入庫ラインが存在します。
- 在庫
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カンバンシグナルの入庫が確認されます。