在庫再評価処理 (whina1622m000)
セッションの目的: 在庫の再評価後に財務会計に転記された個別の再評価処理を表示します。
- 処理
 - 
            
- 処理
 - 
                     
- 再評価オーダ
 - 
                              
次の再評価発生元になります。
- [標準原価の実現化]
 - [遡及処理]
 - [移動平均単位原価訂正]
 - [評価方法の変更]
 
 - 再評価オーダ
 - 
                              
再評価オーダの番号
 - 連番
 - 
                              
連続した活動のデータレコードやステップを識別する番号。連番は、多くのコンテキストで使用されます。LN では通常、後続の品目やステップに対して連番が生成されます。状況に応じて、この番号を変更することができます。
 - 品目
 - 
                              
品目コード
 - 倉庫
 - 
                              
倉庫コード
 - サイト
 - 
                              
自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。
サイトには次の制約が適用されます。
- サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
 - サイトは、1 つの計画クラスタにリンクされます。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
 - サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。
 
サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。
企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。
 - サイト
 - 
                              
コードの記述または名称
 - 再評価日
 - 
                              
再評価を実施した日付
 - 実際記録日
 - 
                              
処理発生時の現在の日時。処理日とは対照的に、実際記録日は変更できません。
 - 理由
 - 
                              
取引とそのタイプに基づく、ユーザ定義の記述。理由コードは、照会時とレポート時にデータを選択する際に役立ちます。
注:理由コードが表示されるのは、次の両方の条件に該当する場合だけです。
- [評価方法]は[ロット価格 (ロット)] です。
 - [再評価発生元]が[評価方法の変更]である
 
 - ユーザ
 - 
                              
LN ユーザの識別コード。このコードはシステムセキュリティ用に使用されます。
 - ロット
 - 
                              
特定の (ロット) コードで識別され、一括して製造および保管される大量の品目。ロットは商品の識別に使用します。
 - シリアル番号
 - 
                              
処理に示されている品目のシリアル番号。シリアル番号が指定されるのは、在庫評価方法がシリアル価格設定の場合だけです。
 - 数量
 - 
                              
再評価が実行済の数量 (在庫)
 - 棚卸単位
 - 
                              
数量を表す単位
 
 - 評価
 - 
                     
- 旧評価方法
 - 
                              
- 標準原価
 - 
                                       
付加費用や割引を含む「標準原価」。品目の標準原価は、標準原価の計算 (ticpr2210m000) セッションで計算されます。
詳細については、次の情報を参照してください。
- 原価計算コード
 - 標準原価
 
 - 移動平均単位原価 (MAUC)
 - 
                                       
入庫時、商品は入庫価格に対して評価されます。詳細については、移動平均単位原価 (MAUC) を参照してください。
[在庫評価方法]が[移動平均単位原価 (MAUC)] に設定されている場合、[倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションで[倉庫評価グループ別評価]チェックボックスをオンにして、在庫評価が倉庫評価グループ別 MAUC 評価方法に基づいて行われるようにできます。
 - 先入れ先出し (FIFO)
 - 
                                       
出庫時、商品は最も古い棚卸資産評価額に対して評価されます。入庫時、棚卸資産評価額および入庫数量は[在庫入庫処理 (whina1512m000)] セッションで保存されます。これら入庫の値は各出庫時に FIFO オーダで消費されます。
入庫 1 100 パッケージ/単価 $5 入庫 2 100 パッケージ/単価 $6 棚卸資産評価額 100 × $5 + 100 × $6 = $1100 出庫 1 150 パッケージ (100 × $5 + 50 × $6) = $800 残存値 50 パッケージ/単価 $6 = $300  - 後入れ先出し (LIFO)
 - 
                                       
出庫時、商品は最も新しい棚卸資産評価額に対して評価されます。入庫時、棚卸資産評価額および入庫数量が[在庫入庫処理 (whina1512m000)] セッションで保存されます。これら入庫の値は各出庫時に LIFO オーダで消費されます。
入庫 1 100 パッケージ/単価 $5 入庫 2 100 パッケージ/単価 $6 棚卸資産評価額 100 × $5 + 100 × $6 = $1100 出庫 1 150 パッケージ (100 × $6 + 50 × $5) = $850 残存値 50 パッケージ/単価 $5 = $250  - ロット価格 (ロット)
 - 
                                       
在庫は、入庫時または出庫時に特定の品目について定義したロット価格について評価されます。ロット価格には、購買オーダ価格が入力されます。製造ロット品目の場合、ロット価格には標準原価が入力されます。詳細は、次の情報を参照してください: ロット価格設定
ロット価格 6.50 入庫 1 100 パッケージ/単価 $6.5 入庫 2 100 パッケージ/単価 $6.5 棚卸資産評価額 200 × $6.5 = $1300 出庫 1 150 パッケージ/単価 $6.5 = $975 残存値 50 パッケージ/単価 $6.5 = $325  - シリアル価格 (シリアル)
 - 
                                       
在庫は、入庫時または出庫時に特定の品目について定義したロット価格について評価されます。シリアル価格には、購買オーダ価格が入力されます。製造シリアル番号付品目の場合、シリアル価格には標準原価値が入力されます。
シリアル価格 6.50 入庫 1 100 パッケージ/単価 $6.5 入庫 2 100 パッケージ/単価 $6.5 棚卸資産評価額 200 × $6.5 = $1300 出庫 1 150 パッケージ/単価 $6.5 = $975 残存値 50 パッケージ/単価 $6.5 = $325  
 - 倉庫評価グループ別旧評価
 - 
                              
このチェックボックスがオンの場合、 「倉庫評価グループ」別に評価が行われました。
 - 旧新倉庫評価グループ
 - 
                              
在庫評価目的で各倉庫をグループ化するために使用するエンティティ。倉庫評価グループを定義するには、倉庫評価グループに含める倉庫へ倉庫評価グループコードをリンクする必要があります。たとえば、倉庫評価グループと品目評価グループは、それぞれのグループ内の品目と倉庫を評価する在庫評価方法にリンクします。
 - 新規評価方法
 - 
                              
- 標準原価
 - 
                                       
付加費用や割引を含む「標準原価」。品目の標準原価は、標準原価の計算 (ticpr2210m000) セッションで計算されます。
詳細については、次の情報を参照してください。
- 原価計算コード
 - 標準原価
 
 - 移動平均単位原価 (MAUC)
 - 
                                       
入庫時、商品は入庫価格に対して評価されます。詳細については、移動平均単位原価 (MAUC) を参照してください。
[在庫評価方法]が[移動平均単位原価 (MAUC)] に設定されている場合、[倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションで[倉庫評価グループ別評価]チェックボックスをオンにして、在庫評価が倉庫評価グループ別 MAUC 評価方法に基づいて行われるようにできます。
 - 先入れ先出し (FIFO)
 - 
                                       
出庫時、商品は最も古い棚卸資産評価額に対して評価されます。入庫時、棚卸資産評価額および入庫数量は[在庫入庫処理 (whina1512m000)] セッションで保存されます。これら入庫の値は各出庫時に FIFO オーダで消費されます。
入庫 1 100 パッケージ/単価 $5 入庫 2 100 パッケージ/単価 $6 棚卸資産評価額 100 × $5 + 100 × $6 = $1100 出庫 1 150 パッケージ (100 × $5 + 50 × $6) = $800 残存値 50 パッケージ/単価 $6 = $300  - 後入れ先出し (LIFO)
 - 
                                       
出庫時、商品は最も新しい棚卸資産評価額に対して評価されます。入庫時、棚卸資産評価額および入庫数量が[在庫入庫処理 (whina1512m000)] セッションで保存されます。これら入庫の値は各出庫時に LIFO オーダで消費されます。
入庫 1 100 パッケージ/単価 $5 入庫 2 100 パッケージ/単価 $6 棚卸資産評価額 100 × $5 + 100 × $6 = $1100 出庫 1 150 パッケージ (100 × $6 + 50 × $5) = $850 残存値 50 パッケージ/単価 $5 = $250  - ロット価格 (ロット)
 - 
                                       
在庫は、入庫時または出庫時に特定の品目について定義したロット価格について評価されます。ロット価格には、購買オーダ価格が入力されます。製造ロット品目の場合、ロット価格には標準原価が入力されます。詳細は、次の情報を参照してください: ロット価格設定
ロット価格 6.50 入庫 1 100 パッケージ/単価 $6.5 入庫 2 100 パッケージ/単価 $6.5 棚卸資産評価額 200 × $6.5 = $1300 出庫 1 150 パッケージ/単価 $6.5 = $975 残存値 50 パッケージ/単価 $6.5 = $325  - シリアル価格 (シリアル)
 - 
                                       
在庫は、入庫時または出庫時に特定の品目について定義したロット価格について評価されます。シリアル価格には、購買オーダ価格が入力されます。製造シリアル番号付品目の場合、シリアル価格には標準原価値が入力されます。
シリアル価格 6.50 入庫 1 100 パッケージ/単価 $6.5 入庫 2 100 パッケージ/単価 $6.5 棚卸資産評価額 200 × $6.5 = $1300 出庫 1 150 パッケージ/単価 $6.5 = $975 残存値 50 パッケージ/単価 $6.5 = $325  
 - 倉庫評価グループ別新評価
 - 
                              
このチェックボックスがオンの場合、 「倉庫評価グループ」別に評価が行われます。
 - 新倉庫評価グループ
 - 
                              
在庫評価目的で各倉庫をグループ化するために使用するエンティティ。倉庫評価グループを定義するには、倉庫評価グループに含める倉庫へ倉庫評価グループコードをリンクする必要があります。たとえば、倉庫評価グループと品目評価グループは、それぞれのグループ内の品目と倉庫を評価する在庫評価方法にリンクします。
 
 
 - 一般
 - 
            
- 所有権
 - 
                     
- 所有者
 - 
                              
品目を所有している取引先。このフィールドが未入力の場合は、自社が在庫を所有しています。所有者が購買元取引先と異なる場合、その所有者は、海外部署など自分の組織内にある他の企業単位の内部取引先に該当します。購買元取引先が所有者の場合は、品目が非所有委託で保持されます。
 - 購買元取引先
 - 
                              
在庫の購買元取引先
 
 - プロジェクト
 - 
                     
- プロジェクト
 - 
                              
定義または実行用に割り当てられた、指定時間および財政上の制限内で達成すべき特定の目的を持つ計画
 - 要素
 - 
                              
要素構造の最小部分。要素を使用してプロジェクトの作業 (の構造) を定義し、プロジェクトを実行できるようにします。
 - 活動
 - 
                              
時系列予算に使用する活動構造の最小構成要素。活動構造におけるプロジェクトの一部を示すエンティティです。
LN では、次の活動タイプを扱います。
- [WBS 要素]
 - [統制勘定]
 - [ワークパッケージ]
 - [計画パッケージ]
 - [マイルストーン]
 
 - 拡張
 - 
                              
初期契約内の特別な合意、または初期契約への特別な追加合意。拡張は、販売先取引先との初期契約とは区別されます。拡張は、ボトムアップ予算に割り当てることができます。
LN では、4 種類の拡張タイプを扱います。
- [スコープ変更]
 - [暫定金額]
 - [変動決済]
 - [決済対象数量]
 
 - 原価構成要素
 - 
                              
原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ
原価構成要素には次の機能があります。
- 品目の標準原価、販売価格、または評価額を細分化する
 - 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
 - 製造差異を計算する
 - 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する
 
原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。
- [作業費]
 - [材料費]
 - [付加費用]
 - [一般費用]
 - [適用なし]
 
注:組立管理 (ASC) を使用する場合、[一般費用] タイプの原価構成要素は使用できません。