在庫差異 (whina1616m000)
セッションの目的: 個別の「在庫差異」レコードを表示します。
- 処理
-
- 処理
-
- 品目
-
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 倉庫
-
商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
- サイト
-
自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。
サイトには次の制約が適用されます。
- サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
- サイトは、1 つの計画クラスタにリンクされます。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
- サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。
サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。
企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。
- サイト
-
コードの記述または名称
- 処理日
-
在庫差異が作成された日付
- 実際記録日
-
「在庫差異」が発生する現在の日時
- 連番
-
連続した活動のデータレコードやステップを識別する番号。連番は、多くのコンテキストで使用されます。LN では通常、後続の品目やステップに対して連番が生成されます。状況に応じて、この番号を変更することができます。
- 計画入庫日
-
- 入庫
-
在庫差異を作成したオーダラインの「入庫」の番号
- 入庫ライン
-
在庫差異を作成したオーダラインの入庫ラインの番号
- 買掛入庫連番
-
在庫差異が生じた入庫および購買オーダに関して生成された購買買掛入庫の連番
- 部署
-
在庫差異を作成する購買オーダや購買スケジュールを作成した部署で、通常は購買オフィス
- 処理日
-
在庫差異が処理された日付
- オプション
-
- 消費予定 (在庫別)
-
このチェックボックスがオンの場合、 [在庫差異の処理 (whina1200m000)] セッションの実行時に、すべての差異を在庫で消費する動作が試行されます。在庫によって消費できない差異は財務会計に直接転記されます。
このチェックボックスがオフの場合、 [在庫差異の処理 (whina1200m000)] セッションの実行時に差異全体が財務会計に直接転記されます。
- 処理済
-
このチェックボックスがオンの場合、在庫差異は処理済です。処理された在庫差異は財務会計に直接転記されるか、棚卸資産評価額に追加されます。
在庫差異が[在庫差異の処理 (whina1200m000)] セッションで処理される場合、このチェックボックスがオンになります。
- 所有権
-
在庫の所有権
指定可能な値
- オーダ番号
-
- オーダ番号
-
- オーダタイプ
-
在庫差異を作成したオーダの種類
- オーダ
-
在庫差異を作成したオーダの倉庫オーダ番号
- ライン
-
在庫差異を作成した倉庫オーダのラインの位置番号
- 連番
-
在庫差異を作成したオーダラインの内部連番
- 数量
-
「在庫差異」の品目数量
- 棚卸単位
-
差異数量を表す「棚卸単位」
- 在庫差異発生元
-
「在庫差異」の発生元。[在庫差異発生元]
- 在庫差異連番
-
在庫差異連番。特定のオーダ発生元、オーダ、オーダライン、オーダライン連番、入庫、および入庫ラインに関して、1 つまたは複数の差異が発生することがあります。各差異には、このフィールドに示された在庫差異連番別に番号が付けられます。これにより、ユーザはどの差異が原因で特定の会計取引が発生したかを確認できます。
このフィールドには、特定の発生元、オーダ、オーダライン、オーダ順序、入庫、および入庫ラインの最初の組合せの値として 1 が表示されます。この同じ発生元、オーダ、オーダライン、オーダ順序、入庫、入庫ラインなどの 2 つ目の組合せについては、このフィールドの値は 2 です。たとえば、価格差異と能率差異が発生して製造オーダがクローズすると、連番が 1 と 2 である 2 つのレコードが生成されます。この製造オーダが再びオープンになると、連番が 3 と 4 である新しいレコードが 2 つ生成されます。