倉庫評価グループ別 MAUC - 原価詳細 (whina1535m000)
セッションの目的: 「在庫評価方法」が移動平均単位原価 (MAUC) であり、在庫評価が「倉庫評価グループ」別に行われる「倉庫評価グループ」、企業単位、およびプロジェクトのすべての倉庫に関して、移動平均単位原価の合計を原価構成要素別に表示します。
倉庫評価グループおよび企業単位別の移動平均単位原価
次の場合は、「倉庫評価グループ」で、移動平均単位原価、移動平均単位時間、および合計棚卸資産評価額が企業単位によって決定されます。
- [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [企業構造] タブで、企業単位別標準原価フィールドが [有効] に設定されている。マルチサイトの有効化 - 概要を参照してください。
- [品目 (tcibd0501m000)] セッションの 標準原価のレベルフィールドが [企業単位] に設定されている (アーカイブ会社を除く)
これにより、倉庫評価グループごとに、同じ企業単位にリンクされた倉庫に保管されている品目の移動平均単位原価、移動平均単位時間、および合計棚卸資産評価額が決定されます。
たとえば、倉庫評価グループ X が倉庫 A、B、C を含み、倉庫 A が企業単位 EU1 に属し、倉庫 B と C が企業単位 EU2 に属すとします。移動平均単位原価、移動平均単位時間、および合計棚卸資産評価額は、企業単位 EU1 と EU2 (の倉庫) について決定されます。
- 品目
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購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 倉庫評価グループ
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在庫評価目的で各倉庫をグループ化するために使用するエンティティ。倉庫評価グループを定義するには、倉庫評価グループに含める倉庫へ倉庫評価グループコードをリンクする必要があります。たとえば、倉庫評価グループと品目評価グループは、それぞれのグループ内の品目と倉庫を評価する在庫評価方法にリンクします。
- 企業単位
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移動平均単位原価、移動平均単位時間、および合計棚卸資産評価額が決定される企業単位
- 原価構成要素
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原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ
原価構成要素には次の機能があります。
- 品目の標準原価、販売価格、または評価額を細分化する
- 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
- 製造差異を計算する
- 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する
原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。
- [作業費]
- [材料費]
- [付加費用]
- [一般費用]
- [適用なし]
注:組立管理 (ASC) を使用する場合、[一般費用] タイプの原価構成要素は使用できません。
- 移動平均単位原価
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原価構成要素当たりの移動平均単位原価の合計。通貨システムが独立している場合は自国通貨で示され、独立していない場合は現地通貨で示されます。
- MAUH
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各倉庫評価グループと原価構成要素の移動平均単位時間
注:[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[原価計算の時間数の表示]チェックボックスがオンの場合にのみ、このフィールドが表示されます。