在庫入庫処理の差異 (whina1526m000)

セッションの目的: 入庫処理の「在庫差異」を表示します。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
倉庫

商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。

サイト

自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。

サイトには次の制約が適用されます。

  • サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
  • サイトは、1 つの計画クラスタにリンクされます。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
  • サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。

サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。

企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。

サイト

コードの記述または名称

処理日

処理日 (= 「入庫日」)

連番

倉庫オーダラインの連番

在庫仕掛品

このチェックボックスがオンの場合、入庫処理の値は、仕掛品 (WIP) 在庫に含められます。つまり、資材、労務費、およびオーバヘッドの値は、製造に出庫済ですが、保管可能品目として製造されていません。

在庫差異発生元

在庫差異」の発生元。[在庫差異発生元]

在庫差異連番

在庫差異連番。特定のオーダ発生元、オーダ、オーダライン、オーダライン連番、入庫、および入庫ラインに関して、1 つまたは複数の差異が発生することがあります。各差異には、このフィールドに示された在庫差異連番別に番号が付けられます。これにより、ユーザはどの差異が原因で特定の会計取引が発生したかを確認できます。[再評価]チェックボックスの値がオフの場合、在庫差異連番はゼロ以外の値になります。

 

一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)

次のような通貨タイプが使用できます。

  • 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
  • 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
在庫差異処理日

在庫差異」の処理日

差異連番

連続した活動のデータレコードやステップを識別する番号。連番は、多くのコンテキストで使用されます。LN では通常、後続の品目やステップに対して連番が生成されます。状況に応じて、この番号を変更することができます。

実際記録日

処理発生時の現在の日時。処理日とは対照的に、実際記録日は変更できません。

再評価

このチェックボックスがオンの場合、 再評価が適用可能です。

再評価オーダ

次の再評価発生元になります。

  • [標準原価の実現化]
  • [遡及処理]
  • [移動平均単位原価訂正]
  • [評価方法の変更]
 

再評価オーダの番号

 

連続した活動のデータレコードやステップを識別する番号。連番は、多くのコンテキストで使用されます。LN では通常、後続の品目やステップに対して連番が生成されます。状況に応じて、この番号を変更することができます。