在庫再評価処理出力 (whina1422m000)
セッションの目的: 在庫再評価の後で財務会計に転記された処理データを表示します。
- 選択範囲
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[選択範囲]グループボックスの各フィールドを使用して、出力するデータの基準を指定します。
- 在庫
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出力する再評価処理のタイプを選択します。
指定可能な値
- すべての処理
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選択範囲内のデータに合致するすべての再評価処理を出力します。
- 在庫仕掛品取引
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選択範囲内のデータに合致する在庫仕掛品の再評価処理を出力します。
混成所有権の品目は、会社所有の資材と顧客所有の資材の両方から製造されます。物流的には、そのような品目は顧客所有として登録されます。会計的には、このような品目の会社所有部分は在庫仕掛品として表現されます。在庫仕掛品処理は、混成所有権の品目の会社所有 (構成要素) 品目に対して実行されます。
- 在庫処理
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選択範囲内のデータに合致する在庫仕掛品の再評価処理を除く在庫再評価処理を出力します。
- 隔離検査
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再評価処理を出力する在庫のタイプを選択します。
指定可能な値
- すべての在庫
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指定された選択範囲に合致する隔離検査在庫と非隔離検査在庫の両方について再評価処理を出力します。
- 非隔離検査在庫
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再評価処理を出力する在庫から隔離検査在庫を除外します。
- 隔離検査在庫
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指定された選択範囲に合致する隔離検査在庫についてのみ再評価処理を出力します。
- 所有権
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再評価処理を出力する在庫の所有権のタイプ
指定可能な値
- 通貨
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レポートの出力時に使用される自国通貨
[ツール] メニューから [通貨変換] を選択して自国通貨を切り替えます。
注:独立通貨システムを使用している場合のみ通貨を変更できます。
- 為替レートタイプ
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レポート内で指定されている通貨の為替レートタイプのコード
- 原価詳細
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このチェックボックスがオンの場合、 原価構成要素とこれに付随する金額も出力されます。
注:標準原価が企業単位ごとに決定される場合、原価詳細を出力するには[品目明細の出力]チェックボックスと[企業単位詳細の出力]チェックボックスの両方をオンにする必要があります。これは品目の存在する企業単位が異なると、企業単位ごとに原価構成要素構造が異なるためです。
標準原価は次の場合、企業単位別に決定されます。
- [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[企業構造]タブで、企業単位別標準原価フィールドが[有効]に設定されている。次の項目を参照してください。 マルチサイトコンセプトの概要
- アーカイブ会社を除いて、[品目 (tcibd0501m000)] セッションで、標準原価のレベルフィールドが[企業単位]に設定されている