評価方法の変更 (whina1232m000)

セッションの目的: 一連の品目の「在庫評価方法」を変更します。

注: 

プロジェクトペギング在庫が存在する品目/倉庫の組合せに関する評価方法を修正できます。ただし、次の在庫評価方法のみが使用できます。

  • [後入れ先出し (LIFO)]
  • [先入れ先出し (FIFO)]
  • 倉庫評価グループ別の [移動平均単位原価 (MAUC)]
選択
ロット価格
ロット価格

次のオプションから適切なものを選択します。

  • [変更なし]
  • [No から Yes へ変更]
  • [Yes から No へ変更]
シリアル価格
シリアル価格

次のオプションから適切なものを選択します。

  • [変更なし]
  • [No から Yes へ変更]
  • [Yes から No へ変更]
評価方法
旧評価方法

置換する「在庫評価方法」

優先順位 1

優先順位 1 の新しい「在庫評価方法」

標準原価

付加費用や割引を含む「標準原価」。品目の標準原価は、標準原価の計算 (ticpr2210m000) セッションで計算されます。

詳細については、次の情報を参照してください。

  • 原価計算コード
  • 標準原価
移動平均単位原価 (MAUC)

入庫時、商品は入庫価格に対して評価されます。詳細については、移動平均単位原価 (MAUC) を参照してください。

[在庫評価方法]が[移動平均単位原価 (MAUC)] に設定されている場合、[倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションで[倉庫評価グループ別評価]チェックボックスをオンにして、在庫評価が倉庫評価グループ別 MAUC 評価方法に基づいて行われるようにできます。

先入れ先出し (FIFO)

出庫時、商品は最も古い棚卸資産評価額に対して評価されます。入庫時、棚卸資産評価額および入庫数量は[在庫入庫処理 (whina1512m000)] セッションで保存されます。これら入庫の値は各出庫時に FIFO オーダで消費されます。

入庫 1 100 パッケージ/単価 $5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6
棚卸資産評価額 100 × $5 + 100 × $6 = $1100
出庫 1 150 パッケージ (100 × $5 + 50 × $6) = $800
残存値 50 パッケージ/単価 $6 = $300
後入れ先出し (LIFO)

出庫時、商品は最も新しい棚卸資産評価額に対して評価されます。入庫時、棚卸資産評価額および入庫数量が[在庫入庫処理 (whina1512m000)] セッションで保存されます。これら入庫の値は各出庫時に LIFO オーダで消費されます。

入庫 1 100 パッケージ/単価 $5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6
棚卸資産評価額 100 × $5 + 100 × $6 = $1100
出庫 1 150 パッケージ (100 × $6 + 50 × $5) = $850
残存値 50 パッケージ/単価 $5 = $250
ロット価格 (ロット)

在庫は、入庫時または出庫時に特定の品目について定義したロット価格について評価されます。ロット価格には、購買オーダ価格が入力されます。製造ロット品目の場合、ロット価格には標準原価が入力されます。詳細は、次の情報を参照してください: ロット価格設定

ロット価格 6.50
入庫 1 100 パッケージ/単価 $6.5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6.5
棚卸資産評価額 200 × $6.5 = $1300
出庫 1 150 パッケージ/単価 $6.5 = $975
残存値 50 パッケージ/単価 $6.5 = $325
シリアル価格 (シリアル)

在庫は、入庫時または出庫時に特定の品目について定義したロット価格について評価されます。シリアル価格には、購買オーダ価格が入力されます。製造シリアル番号付品目の場合、シリアル価格には標準原価値が入力されます。

シリアル価格 6.50
入庫 1 100 パッケージ/単価 $6.5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6.5
棚卸資産評価額 200 × $6.5 = $1300
出庫 1 150 パッケージ/単価 $6.5 = $975
残存値 50 パッケージ/単価 $6.5 = $325
優先順位 2

優先順位 2 の新しい「在庫評価方法」

標準原価

付加費用や割引を含む「標準原価」。品目の標準原価は、標準原価の計算 (ticpr2210m000) セッションで計算されます。

詳細については、次の情報を参照してください。

  • 原価計算コード
  • 標準原価
移動平均単位原価 (MAUC)

入庫時、商品は入庫価格に対して評価されます。詳細については、移動平均単位原価 (MAUC) を参照してください。

[在庫評価方法]が[移動平均単位原価 (MAUC)] に設定されている場合、[倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションで[倉庫評価グループ別評価]チェックボックスをオンにして、在庫評価が倉庫評価グループ別 MAUC 評価方法に基づいて行われるようにできます。

先入れ先出し (FIFO)

出庫時、商品は最も古い棚卸資産評価額に対して評価されます。入庫時、棚卸資産評価額および入庫数量は[在庫入庫処理 (whina1512m000)] セッションで保存されます。これら入庫の値は各出庫時に FIFO オーダで消費されます。

入庫 1 100 パッケージ/単価 $5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6
棚卸資産評価額 100 × $5 + 100 × $6 = $1100
出庫 1 150 パッケージ (100 × $5 + 50 × $6) = $800
残存値 50 パッケージ/単価 $6 = $300
後入れ先出し (LIFO)

出庫時、商品は最も新しい棚卸資産評価額に対して評価されます。入庫時、棚卸資産評価額および入庫数量が[在庫入庫処理 (whina1512m000)] セッションで保存されます。これら入庫の値は各出庫時に LIFO オーダで消費されます。

入庫 1 100 パッケージ/単価 $5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6
棚卸資産評価額 100 × $5 + 100 × $6 = $1100
出庫 1 150 パッケージ (100 × $6 + 50 × $5) = $850
残存値 50 パッケージ/単価 $5 = $250
ロット価格 (ロット)

在庫は、入庫時または出庫時に特定の品目について定義したロット価格について評価されます。ロット価格には、購買オーダ価格が入力されます。製造ロット品目の場合、ロット価格には標準原価が入力されます。詳細は、次の情報を参照してください: ロット価格設定

ロット価格 6.50
入庫 1 100 パッケージ/単価 $6.5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6.5
棚卸資産評価額 200 × $6.5 = $1300
出庫 1 150 パッケージ/単価 $6.5 = $975
残存値 50 パッケージ/単価 $6.5 = $325
シリアル価格 (シリアル)

在庫は、入庫時または出庫時に特定の品目について定義したロット価格について評価されます。シリアル価格には、購買オーダ価格が入力されます。製造シリアル番号付品目の場合、シリアル価格には標準原価値が入力されます。

シリアル価格 6.50
入庫 1 100 パッケージ/単価 $6.5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6.5
棚卸資産評価額 200 × $6.5 = $1300
出庫 1 150 パッケージ/単価 $6.5 = $975
残存値 50 パッケージ/単価 $6.5 = $325
優先順位 3

優先順位 3 の新しい「在庫評価方法」

標準原価

付加費用や割引を含む「標準原価」。品目の標準原価は、標準原価の計算 (ticpr2210m000) セッションで計算されます。

詳細については、次の情報を参照してください。

  • 原価計算コード
  • 標準原価
移動平均単位原価 (MAUC)

入庫時、商品は入庫価格に対して評価されます。詳細については、移動平均単位原価 (MAUC) を参照してください。

[在庫評価方法]が[移動平均単位原価 (MAUC)] に設定されている場合、[倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションで[倉庫評価グループ別評価]チェックボックスをオンにして、在庫評価が倉庫評価グループ別 MAUC 評価方法に基づいて行われるようにできます。

先入れ先出し (FIFO)

出庫時、商品は最も古い棚卸資産評価額に対して評価されます。入庫時、棚卸資産評価額および入庫数量は[在庫入庫処理 (whina1512m000)] セッションで保存されます。これら入庫の値は各出庫時に FIFO オーダで消費されます。

入庫 1 100 パッケージ/単価 $5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6
棚卸資産評価額 100 × $5 + 100 × $6 = $1100
出庫 1 150 パッケージ (100 × $5 + 50 × $6) = $800
残存値 50 パッケージ/単価 $6 = $300
後入れ先出し (LIFO)

出庫時、商品は最も新しい棚卸資産評価額に対して評価されます。入庫時、棚卸資産評価額および入庫数量が[在庫入庫処理 (whina1512m000)] セッションで保存されます。これら入庫の値は各出庫時に LIFO オーダで消費されます。

入庫 1 100 パッケージ/単価 $5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6
棚卸資産評価額 100 × $5 + 100 × $6 = $1100
出庫 1 150 パッケージ (100 × $6 + 50 × $5) = $850
残存値 50 パッケージ/単価 $5 = $250
ロット価格 (ロット)

在庫は、入庫時または出庫時に特定の品目について定義したロット価格について評価されます。ロット価格には、購買オーダ価格が入力されます。製造ロット品目の場合、ロット価格には標準原価が入力されます。詳細は、次の情報を参照してください: ロット価格設定

ロット価格 6.50
入庫 1 100 パッケージ/単価 $6.5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6.5
棚卸資産評価額 200 × $6.5 = $1300
出庫 1 150 パッケージ/単価 $6.5 = $975
残存値 50 パッケージ/単価 $6.5 = $325
シリアル価格 (シリアル)

在庫は、入庫時または出庫時に特定の品目について定義したロット価格について評価されます。シリアル価格には、購買オーダ価格が入力されます。製造シリアル番号付品目の場合、シリアル価格には標準原価値が入力されます。

シリアル価格 6.50
入庫 1 100 パッケージ/単価 $6.5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6.5
棚卸資産評価額 200 × $6.5 = $1300
出庫 1 150 パッケージ/単価 $6.5 = $975
残存値 50 パッケージ/単価 $6.5 = $325
倉庫評価グループ別

このチェックボックスがオンの場合、 「倉庫評価グループ」別に評価が行われます。

注: 

このオプションは、[移動平均単位原価 (MAUC)] がオンの場合にのみ利用可能です。

倉庫評価グループ別

このチェックボックスがオンの場合、優先順位 1 の評価方法が移動平均単位原価 (MAUC) であると、「倉庫評価グループ」別に評価が行われます。このチェックボックスがオフの場合、倉庫別に評価が行われます。

倉庫評価グループ別

このチェックボックスがオンの場合、優先順位 2 の評価方法が移動平均単位原価 (MAUC) であると、「倉庫評価グループ」別に評価が行われます。このチェックボックスがオフの場合、倉庫別に評価が行われます。

倉庫評価グループ別

このチェックボックスがオンの場合、優先順位 3 の評価方法が移動平均単位原価 (MAUC) であると、「倉庫評価グループ」別に評価が行われます。このチェックボックスがオフの場合、倉庫別に評価が行われます。

在庫評価方法のデフォルトを更新

このチェックボックスがオンの場合、選択範囲のデフォルトの在庫評価方法も変わります。

棚卸資産評価額
新規棚卸資産評価額
ロット価格またはシリアル価格 (既存の場合)

このチェックボックスがオンの場合、評価方法が[ロット価格 (ロット)] または[シリアル価格 (シリアル)] に変更されると、ロット価格またはシリアル価格 (存在する場合) が新しい棚卸資産評価額になります。

新規棚卸資産評価額

次のオプションから適切なものを選択します。

指定可能な値

MAUC (倉庫別)

移動平均単位原価 (MAUC)

標準原価

標準原価

市場価格 (付加費用を含む)

市場価格 (付加費用を除く)

平均購買価格 (付加費用を含む)

平均購買価格 (付加費用を除く)

現在の棚卸資産評価額

ロット時間またはシリアル時間 (既存の場合)

次のオプションから適切なものを選択します。

指定可能な値

MAUH (倉庫別)

標準時間

現在の棚卸資産時間

最終市場価格日付後に購買入庫が存在する場合に使用する価格

最終請求書が未承認の場合に使用する価格

市場価格レベル

承認済購買価格または最終オーダ価格の下限を定義するレベル

次のいずれか 1 つを選択します。

  • [品目]
  • [品目/倉庫]
  • [品目/倉庫評価グループ]
  • [品目/サイト]

新しい棚卸資産評価額が[市場価格 (付加費用を含む)] または[市場価格 (付加費用を除く)] に設定されている場合にのみ、このフィールドは適用されます。

注: 

マルチサイト機能が導入されている場合にのみ、[品目/サイト]が表示されます。

オプション
更新モード
シミュレート

指定したデータによって起きる変更を確認するには、[シミュレート]を選択します。変更を適用するには、[更新]を選択します。

設定
理由

変更の理由を示すコード

通貨

[成功レポート]チェックボックスをオンにした場合にレポートに出力される通貨。倉庫については、選択した倉庫の現地通貨がこのフィールドのデフォルト値になります。倉庫評価グループについては、デフォルトで参照通貨が選択されます。

オプション
不合格品目倉庫サービスを含む

このチェックボックスがオンの場合、 サービス不合格品目倉庫に対しても変更が実行されます。

出力
エラーレポート

このチェックボックスがオンの場合、評価方法の変更についてのエラーレポートが出力されます。

成功レポート

このチェックボックスがオンの場合、新しく変更された評価方法が出力されます。

このチェックボックスがオンの場合、 原価構成要素とこれに付随する金額も出力されます。