品目別移動平均単位原価訂正 (whina1231m000)

セッションの目的: 個々の品目の移動平均単位原価 (MAUC) を訂正します。

移動平均単位原価の値は、次の項目別に修正できます。

正しくない移動平均単位原価を標準評価額または最新の購買価格に置換できます。さらに、既存の移動平均単位原価と新しく計算された移動平均単位原価の差異がこのセッションで指定する割合を超えた場合にのみ移動平均単位原価を更新できます。

たとえば、次のような理由により、移動平均単位原価が正しくない値になる場合があります。

移動平均単位原価訂正

品目/倉庫または品目/｢倉庫評価グループ｣の組合せに対して移動平均単位原価訂正を実行するかどうかを指定します。

選択

品目

移動平均単位原価を訂正する品目

企業単位

移動平均単位原価を訂正する品目の企業単位。選択した倉庫評価グループに存在する企業単位の 1 つを選択できます。

選択した｢倉庫評価グループ｣の倉庫は異なる企業単位に属することができます。

たとえば、倉庫評価グループ X が倉庫 A、B、C を含み、倉庫 A が企業単位 EU1 に属し、倉庫 B と C が企業単位 EU2 に属すとします。この場合、EU2 を選択すると、EU2 に属する倉庫 B と C に保管された品目の移動平均単位原価が訂正されます。

このフィールドは以下の場合、利用できません。

プロジェクト

移動平均単位原価を訂正する品目のプロジェクト

倉庫

移動平均単位原価を訂正する選択済品目に関連する倉庫

倉庫評価グループ

移動平均単位原価を訂正する選択済品目に関連する｢倉庫評価グループ｣

オプション

評価倉庫評価グループ別評価を含む倉庫のみ: このチェックボックスがオンの場合、 [倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションで[倉庫評価グループ別評価]チェックボックスがオンになっている倉庫についてのみ移動平均単位原価が作成されます。
評価方法が移動平均単位単価の品目/倉庫 ‐ 組合せのみ: このチェックボックスがオンの場合、 [倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションで[移動平均単位原価 (MAUC)] 評価方法が定義された品目/倉庫の組合せのみについて移動平均単位原価が作成されます。
不合格品目倉庫サービスを含む: このチェックボックスがオンの場合、指定された品目/倉庫の範囲内にあるサービス不合格品目倉庫に関連する品目についても移動平均単位原価が計算されます。

出力

成功レポート

このチェックボックスがオンの場合、新しく計算された移動平均単位原価が出力されます。

レポートには次のデータが表示されます。

注:

[原価詳細]チェックボックスがオンの場合、原価構成要素ごとの現移動平均単位原価、新移動平均単位原価、および差異の割合も出力されます。

原価詳細

このチェックボックスがオンの場合、原価構成要素別の現移動平均単位原価、新移動平均単位原価、および差異の割合を示すレポートが出力されます。

エラーレポート

このチェックボックスがオンの場合、選択した品目の移動平均単位原価訂正処理のエラーレポートが出力されます。

設定

理由: 修正の理由を示すコード
通貨: [成功レポート]チェックボックスをオンにした場合にレポートに出力される通貨。倉庫については、選択した倉庫の現地通貨がこのフィールドのデフォルト値になります。倉庫評価グループについては、デフォルトで参照通貨が選択されます。

移動平均単位原価

現移動平均単位原価: 選択した品目および倉庫の現移動平均単位原価。品目/倉庫評価グループの組合せの場合、現移動平均単位原価は表示されません。
新移動平均単位原価: 選択した品目/倉庫または倉庫評価グループの新しい修正済移動平均単位原価。この値は、[移動平均単位原価訂正原価詳細 (whina1131m000)] セッションで品目の原価構成要素に対して入力した移動平均単位原価の合計と同じでなければなりません。この値が原価構成要素の合計と同一でない場合に[処理]をクリックすると、エラーメッセージが表示されます。
原価詳細: 移動平均単位原価を原価構成要素別に表示およびメンテナンスするための[移動平均単位原価訂正原価詳細 (whina1131m000)] セッションにアクセスします。