在庫差異の処理 (whina1200m000)

セッションの目的: 次の操作によって「在庫差異」を処理します。

  • 在庫差異を在庫に割り当てる
  • 在庫差異を財務会計に転記する。

在庫差異を在庫に割り当てるか、財務会計に転記するかを指定するには、[在庫差異 (whina1516m000)] セッションの消費予定 (在庫別)チェックボックスを使用します。

注: 
  • 在庫に割り当てられた在庫差異または財務会計に転記された在庫差異に関して、オーダ番号が [在庫分析パラメータ (whina0100m000)] セッションの [再評価シリーズ] フィールドから取得されます。
  • オーダ番号は、[在庫差異 (whina1516m000)] セッションで表示できます。
  • 在庫差異は、隔離検査に送られた品目については計算されません。たとえば、製造オーダに 5 品目がリストされ、1 品目が隔離検査される場合は、4 品目の在庫差異が計算されます。[現状のまま使用] または [不良なし] という処分を割り当てることで隔離検査済品目が受け入れられた場合でも、その品目は在庫差異の計算から除外されます。
消費可能差異を処理

このチェックボックスがオンの場合、次の条件における差異がすべて在庫に割り当てられます。

  • [在庫差異 (whina1516m000)] セッションの[消費予定 (在庫別)] チェックボックスがオン
  • [在庫差異 (whina1516m000)] セッションの[処理済]チェックボックスがオフ
消費不可能差異を処理

このチェックボックスがオンの場合、次の条件における差異がすべて財務会計に転記されます。

  • [在庫差異 (whina1516m000)] セッションの[消費予定 (在庫別)] チェックボックスがオフ
  • [在庫差異 (whina1516m000)] セッションの[処理済]チェックボックスがオフ
注: 

すべてを在庫に割り当てることができなかった場合の残存差異、および両方の条件に該当する差異も財務会計に転記されます。