供給保管場所と需要保管場所

[倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションでは、特に DMS 用に次の保管場所を定義できます。

  • [DMS 供給保管場所]

    製造オーダの材料の供給元である、デフォルトの保管場所です。倉庫が [供給済 DMS] の場合には、この保管場所は製造オーダの材料ラインに表示されます。

    通常、供給保管場所は、ワークセンタ近くの工程倉庫内にある保管場所です。

  • [DMS 需要保管場所]

    製造オーダの完成品の供給先である、デフォルトの保管場所です。倉庫が [供給済 DMS] の場合には、この保管場所は製造オーダヘッダに表示されます。

    DMS に対して、製造オーダは工程倉庫への需要を示します。

商品フロー

材料がメイン倉庫に入庫し、DMS の実行によってこれらの材料が工程倉庫に供給される場合、材料および工程 (移動先) 倉庫に定義されているとおりに、DMS 実行では、メイン倉庫から DMS 供給保管場所のある工程倉庫への転送オーダを作成します。

次の図は、この商品フローを示しています。

説明

  • WH1 は材料が入庫する倉庫であり、そこから材料が配分されます。
  • WH2 は、供給保管場所 L28 のある工程倉庫です。
  • 製造オーダが終了した後、完成品と移動先倉庫に定義されているとおりに、完成品は移動先保管場所に入庫します。移動先倉庫は、工程倉庫そのものにもその他の倉庫にもすることもできます。