マニュアルブロックとプロジェクトペギング在庫

次の要素は、マニュアルでブロックできます。

  • ゾーン
  • 保管場所
  • ロット
  • ストックポイント
  • シリアル番号付品目
  • 扱い単位

これらの要素に含まれる在庫にプロジェクトペギング在庫が含まれる場合、ブロックする必要があるペグが次の順序で決定されます。

  1. 非ペギング在庫をブロックします。
  2. 過剰在庫を持つペギング在庫をブロックし、アルファベット順に過剰在庫数量を一部または全部ブロックします。
  3. 転送可能在庫を持つペギング在庫をブロックし、アルファベット順に転送可能数量を一部または全部ブロックします。
  4. 過剰在庫と転送可能在庫のいずれもないペギング在庫を、次の所要日が最も遅い順でブロックします。

ブロックされたプロジェクトペグおよび所有権の情報は、ブロック済ストックポイント詳細 (whwmd6152m000) セッションに表示されます。このセッションでは、生成されたプロジェクトペグブロックをマニュアルで調整できます。

ブロックされたプロジェクトペグの詳細を調整した後で [ブロック済ストックポイント詳細 (whwmd6152m000)] セッションを閉じると、ペグの合計ブロック済数量と、タイプがゾーン/保管場所、ロット、扱い単位、またはストックポイントの以前に適用されたマニュアルペグのブロック済数量が一致しているかどうかがチェックされます。

たとえば、[ロットブロック (whwmd6120m000)] セッションでタイプがロットのマニュアルブロックを指定して、[ブロック済ストックポイント詳細 (whwmd6152m000)] セッションでプロジェクトペギング数量を調整した場合、[ブロック済ストックポイント詳細 (whwmd6152m000)] セッションのブロック済数量は、[ロットブロック (whwmd6120m000)] セッションのブロック済ロットに基づくブロック済数量を超過することができません。

プロジェクト倉庫に存在するプロジェクト在庫もブロックできます。ブロック済在庫をペグにマニュアルで割り当てる必要があります。したがって、ブロック済数量は、ペグ配分からのみ入力できます。ブロック済数量をヘッダレベルに指定することはできません。理由タイプに基づいて、ブロック済数量が [プロジェクトペギング在庫 (whwmd2560m000)] セッションでも調整されます。

複数の理由および複数のユーザにより、数量をブロックできます。マニュアルブロック済数量および処理ブロック済数量の最大数が [] セッションに表示されます。たとえば、あるユーザがあるペグの数量 3 をブロックし、別のユーザが同じペグの数量 4 をブロックするとします。そのペグのブロック済数量として数量 4 が表示されます。