サービス課税基準、税金コード、課税国

税金コードがサービスを基準としている場合、サービス課税基準が適用されます。EU 諸国では、関連するサービス部署に対して指定された税金コードがデフォルトとなります。ユーザは、契約またはオーダヘッダに対して税金コードの入力や変更を行うことができます。この税金コードは、活動および実際原価ラインのデフォルト値として使用されるようになります。

商品を基準とした税金コード

税金コードが商品を基準としている場合、サービスは商品を販売するための販売オーダとして扱われます。販売対象の品目が実際材料費ラインに登録され、通常は、(サービス) 労務費は入力されません。オーダヘッダの税金コードが無効になり、これによって税金コードを実際材料費ラインに入力できるようになります。この税金コードは販売品目データから派生しています。

注: 

仕向地売上税の機能は、共通情報の該当セッションおよびサービスマスタデータ管理モジュールでカバーされています。

課税国

課税国」は、サービスオーダのロケーション住所を基準としています。オーダ状況が [フリー] または [計画済] である場合、ロケーション住所を変更すると、課税国および税金コードが変更されます。オーダ状況が [発行済] である場合は、課税国および税金コードを変更することはできません。これは、実際ラインがすでに存在しているからです。

注: 

サービスオーダおよびメンテナンス販売オーダに、VAT 税率オプション ([サービスの VAT] または [商品の VAT]) を使用することができます。メンテナンス販売管理モジュールでは、[納入] ラインおよび [入庫] ラインを使用して、メンテナンス販売オーダを販売納入として扱うことができます。