メンテナンス計画の生成 (tsspc2200m000)
セッションの目的: 特定範囲のシリアル番号付品目に関する「メンテナンス計画」を生成します。
- シリアル番号付品目に対するメンテナンス計画を生成できるのは、次の場合のみです。
- [シリアル番号付品目 (tscfg2100m000)] セッションで、シリアル番号付品目の [計画活動の生成] チェックボックスがオンになっている
- メンテナンスシナリオがシリアル番号付品目に割り当てられている
- シリアル番号付品目の状況が [有効]、[作業条件] または [欠陥] に設定されている
- シリアル番号付品目の開始日は、[シリアル番号付品目 (tscfg2100m000)] セッションの発効日に等しくなります。発効日とはシリアル番号付品目の設置時間のことです。ただし、設置時間が入力されていない場合は出庫時間、出庫時間も入力されていない場合にはシリアル番号付品目の作成時間が発効日となります。
- シリアル番号付品目の開始値は、[計画活動 (tsspc2100m000)] セッションでシリアル番号付品目について定義した計画依存値に等しくなります。
- 選択範囲
-
[選択範囲]グループボックスのフィールドを使用して、メンテナンス計画を生成する必要があるデータの範囲を指定します。
- メンテナンスシナリオの選択
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メンテナンスシナリオを選択するオプション
指定可能な値
- すべてのメンテナンスシナリオ
- シナリオの選択
- シナリオのタイプ
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メンテナンス計画の生成対象となるシナリオのタイプ
指定可能な値
- 使用基準のみ
- 時間基準のみ
- 時間基準および使用基準
- メンテナンスシナリオ
-
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: メンテナンスシナリオコード
- シリアル番号付品目の選択
-
シリアル番号付品目を選択するオプション
指定可能な値
- すべてのシリアル番号付品目
- シリアル番号付品目の選択
- 最上位品目の選択
- 所有者
-
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: シリアル番号付品目用に指定された販売先取引先
- 使用取引先
-
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 使用取引先
- サービス部署
-
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 「サービス部署」
- 設置グループ
-
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 「設置グループ」
- サービス品目グループ
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[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 「サービス品目グループ」
- シリアル番号付品目グループ
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[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 「シリアル番号付品目グループ」
- 使用クラス
-
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 「使用クラス」
- 品目
-
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 「品目」
- シリアル番号
-
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 「シリアル番号」
- 範囲の使用
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このチェックボックスがオンの場合、メンテナンス計画を作成する期間を指定できます。
- 期間
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メンテナンス計画を作成する期間数
注:このフィールドが有効になるのは、[範囲の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 期間単位
-
[範囲の使用]を表す単位
注:このフィールドが有効になるのは、[範囲の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 開始日
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計画活動は、この日付から生成できます。
注:- デフォルトでは、現在のシステム日付が使用されます。
- この値に現在日付よりも前の日付を設定できるのは、[サービス計画パラメータ (tsspc0100m000)] セッションの[計画活動の過去への生成を許可]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 終了日
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計画活動は、この日付まで生成できます。
注:- このフィールドが有効になるのは、[範囲の使用]チェックボックスがオフの場合のみです。このフィールドは[開始日]よりも後の日付に設定する必要があります。
-
[範囲の使用]チェックボックスがオンの場合、このフィールドの値は次のように算出されます。
To Date = From Date + Horizon Period
- 「予定完了時間」を無視
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このチェックボックスがオンの場合、計画時間に関係なく活動が計画されます。
注:計画活動の複製は、[計画活動 (tsspc2100m000)] セッションの [予定完了時間を無視] チェックボックスがオンの場合に実行できます。
[予定完了時間を無視] チェックボックスをオンに設定できるのは、例外的な場合に限ります。すでに計画済の時間枠内で活動を追加し、必要なオリジナル計画を複製することができる実行システムでメンテナンス手順を変更できます。
- 有効な契約期間に対してのみメンテナンス計画を生成
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このチェックボックスがオンの場合、指定した範囲内のシリアル番号付品目ごとに以下が適用されます。
- [開始日]に基づき、シリアル番号付品目の有効な契約が検索されます。見つからない場合、計画活動は更新されません。
- 有効な契約が存在し[終了日]が契約終了日よりも後の場合、[終了日]は契約終了日でデフォルト設定されます。
- 開始メンテナンスサイクル
-
メンテナンス周期を開始するオプション
指定可能な値
- シリアル番号付品目の開始日
-
計画パラメータに定義された優先順位を考慮して、メンテナンス周期の開始日が決定されます。
- 選択範囲の開始時間
-
[開始日]を考慮して、シリアル番号付品目のメンテナンス周期が開始されます。
- 1月 1日
-
[開始日]に指定された年の 1 月 1 日を考慮して、シリアル番号付品目のメンテナンス周期が開始されます。
注:- このフィールドが有効になり、適用されるのは、次の場合のみです。
- [シナリオのタイプ]が[時間基準のみ]または[時間基準および使用基準]に設定されている
- メンテナンスシナリオラインのタイプが[時間基準]または[時間基準パターン]
- デフォルトで、このフィールドは [シリアル番号付品目の開始日] に設定されます。
- 時間基準活動
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時間基準活動のメンテナンス計画を生成する設定
指定可能な値
- 既存の計画の保持
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選択されたシリアル番号付品目について作成済の計画活動は削除されず、最終計画活動の終了日の後にメンテナンス計画が生成されます。この日付は、[シリアル番号付品目 (tscfg2100m000)] セッションで[予定完了時間]として指定されます。
- 既存の計画の再生性
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選択されたシリアル番号付品目について作成されたオープンな計画活動が[メンテナンス計画の生成 (tsspc2200m000)] セッションで指定された[開始日]から最初に削除され、再度メンテナンス計画が生成されます。
- 使用基準活動
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使用基準活動のメンテナンス計画を生成する設定
指定可能な値
- 既存の計画の保持
-
選択されたシリアル番号付品目について作成済の計画活動は削除されず、最終計画活動の終了日の後にメンテナンス計画が生成されます。この日付は、[シリアル番号付品目 (tscfg2100m000)] セッションで[予定完了時間]として指定されます。
- 既存の計画の再生性
-
選択されたシリアル番号付品目について作成されたオープンな計画活動が[メンテナンス計画の生成 (tsspc2200m000)] セッションで指定された[開始日]から最初に削除され、再度メンテナンス計画が生成されます。
- シミュレート
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このチェックボックスがオンの場合、メンテナンス計画の生成がシミュレートされるだけで、実際の計画活動は作成されません。
- 処理レポート
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このチェックボックスがオンの場合、処理が正しく実行されると、更新した値で処理レポートが生成されます。
注:[シミュレート]チェックボックスがオンの場合、このチェックボックスはオンの状態で無効になります。
- エラーレポート
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このチェックボックスがオンの場合、処理の実行に失敗すると、エラーの詳細でエラーレポートが生成されます。
- 情報レポート
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このチェックボックスがオンの場合、計画の情報レポートが出力されます。