資源管理ワークベンチ (tssoc8351m000)

セッションの目的: サービス活動、作業オーダ活動、プロジェクト活動を計画およびスケジュール設定します。これらの活動は、スキル、利用性、ロケーションなどのさまざまな属性に基づいてスケジュール設定および発行できます。このワークベンチを使用し、従業員に割り当てられた活動を表示できます。ワークベンチとは、それぞれの従業員に割り当てられた活動をグラフィカルに表示したものです。これにより、従業員の活動を効率的に計画できるとともに、活動の視認性を高めることができます。

データは、[ユーザ設定] セクションで選択された [発生元] に基づき、ワークベンチに表示されます。データは以下のセッションから生成されます。

  • サービスオーダ活動 (tssoc2110m100) およびサービスエンジニア割当 (tssoc2505m000) セッション (サービスオーダ活動)
  • 作業オーダ活動 (tswcs2110m000) およびサービスエンジニア割当 (tssoc2505m000) (デポ修理の場合)
  • 活動予算 (労務) (tpptc2630m000) および割当 (tpptc2170m000) (プロジェクトの場合)

このワークベンチには、以下のセクションが含まれます。

注: 

ワークベンチの 「活動」 とは、選択された発生元に関連する作業/活動を示します。

[割当済活動] セクション - ガント

このセクションには、割当計画開始時間および割当計画終了時間に基づき、活動がグラフィカルな形式で表示されます。ガントチャートに、エンジニアおよび割当済活動が表示されます。

カレンダーデータを使用して、従業員が利用可能/利用不可である状況を表示できます。また、「計画開始/終了時間」、「最早開始/最遅終了時間」 なども表示できます。

  • [割当更新] チェックボックス: このチェックボックスがオンの場合、割当のスケジュール設定が可能です。レコードを保存すると、割当の計画開始/計画終了時間が更新されます。ただし、活動期間および活動の計画開始/活動計画終了時間は更新されません。(サービスの発生元にのみ適用可能です)
  • [カレンダーを無視] チェックボックス: このチェックボックスがオンの場合、タスクを割り当てる際にエンジニアのカレンダーが無視されます。(サービスの発生元にのみ適用可能です)
  • [ドロップ時間優先]: このチェックボックスがオンの場合、計画者は複数の未割当活動を選択して、ガント上の所望のエンジニアにドラッグアンドドロップすることができます。活動は、活動がガント上にドロップされた日時に基づきスケジュール設定されます。(サービスの発生元にのみ適用可能です)
  • [フリー資源の表示]: このチェックボックスがオンの場合、活動の計画時間中に活動を実行できるエンジニアのリストが表示されます。

ユーザ設定

ワークベンチのデータの可視性を高めるために個々のユーザが定義できる設定

活動

[活動] タブには、エンジニアに割り当てることができる割当済/未割当の属性が表示されます。[計画活動] タブには、計画活動が表示されます。計画者は、未割当活動または計画活動を選択して、従業員に割り当てることができます。

ロケーション

マップを活用して、エンジニアおよび活動のロケーションを特定できます。マップを活用して、エンジニアおよび活動のロケーションを特定できます。

注: 
  • サービス関連の発生元については、サービス部署が自動入力され、[ユーザプロファイル別サービスオフィス (tsmdm1155m000)] セッションからデフォルト値が読み取られます。
  • プロジェクトの発生元については、ユーザがドロップダウンからサービス部署、ワークセンタ、またはプロジェクト管理オフィスから選択できます。また、これらの部署に関連するデータが読み込まれます。