サービスオーダ見積 (tssoc1100m000)
セッションの目的: 「サービスオーダ見積」をリストおよびメンテナンスします。
サービスオーダがサービスオーダ見積から処理された場合、サービスオーダをクローズしてからでないとサービスオーダ見積をクローズできません。
関連サービスオーダがクローズされた後ではじめて、サービスオーダ見積を履歴に転記または削除することが可能になります。
- サービスオーダ見積
-
サービスオーダ見積の識別に用いられる番号
詳細セッションでサービスオーダ見積を新規作成する場合は、見積の割当先となるシリーズを選択してください。これにより、見積番号が生成されます。
- サービスオーダ見積状況
-
見積の現在の状況
このフィールドには、次の値を指定できます。
- フリー
-
サービスオーダ見積を作成したときの状況。詳細は、自由にメンテナンスすることができます。この状況の見積だけをマニュアルで削除することができます (その他の状況の見積を削除するには、[サービスオーダ見積を履歴にコピー (tssoc1205m000)] セッションを使用する必要があります)。
- 出力済
-
サービスオーダ見積を出力し、販売先取引先に送付して承認を求めることができます。[サービスオーダ見積書の出力 (tssoc1400m000)] セッションを使用してサービスオーダを出力すると、見積の状況が[出力済]から変更されます。詳細セッションで、適切なメニューメニューの [承認...] コマンドを使用してこの状況を[承認]または[取消]に変更したり、見積の状況を[フリー]に戻して 「修正」 することができます。
- 承認
-
サービスオーダ見積は販売先取引先によって承認されました。この状況の見積のみ、[サービスオーダに処理 (tssoc1200m000)] セッションを使用してサービスオーダに処理することができます。詳細セッションでは、適切なメニューメニューから適切なコマンドを使用して、状況を[取消]に変更できます。
- 処理済
-
サービスオーダ見積は、サービスオーダに処理されました ([サービスオーダに処理 (tssoc1200m000)] セッションを使用)。この見積については履歴に転記できますが、変更を加えることはできません。
- 取消
-
サービスオーダ見積が販売先取引先によって取り消されました。この見積は履歴に転記できます。詳細セッションでは、適切なメニューメニューから適切なコマンドを使用して、状況を[承認]に変更できます。
- 注意
-
[出力済]または[承認]のサービスオーダ見積を修正するには、詳細セッションの適切なメニューメニューでをクリックしてから、[フリー]をクリックします。
- 記述
-
サービスオーダ見積の名前または記述
- 検索引数
-
見積の検索キー
- 見積日
-
見積の発効日
- 見積失効日
-
文脈によって、失効日は契約見積の最終有効日となります。見積のデフォルト失効日は、[サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] セッションで設定されているとおり、見積日 + 見積の有効期間 [日数]、すなわち、サービス契約の最終有効日となります。この日付を過ぎると、見積は失効します。つまり、この日付は、見積または契約のテンプレートを使用できる最後の日となります。失効日は、失効時間を含むことが多いです。
- 見積テキスト
- 設置グループ
-
見積の作成対象の「設置グループ」
- 記述
-
設置グループの名前または記述
- 販売先取引先
-
見積の作成対象となる販売先取引先
注:この取引先は、見積の設置グループを所有する取引先と同一でなければなりません。
- 記述
-
見積作成対象の取引先の名前
- 住所
-
取引先の住所コード
- 窓口
-
販売先取引先の窓口
デフォルト
[販売先取引先 (tccom4510m000)] セッションで取引先について指定された窓口
- 第 1 請求書参照
-
この見積に記載する取引先についての追加の参照情報
注:この情報は、見積の出力に含められます。
- 第 2 請求書参照
-
この見積に記載する取引先についての追加の参照情報
注:この情報は、見積の出力に含められます。
- サービスオフィス
-
見積を提示する部署
デフォルト
見積を入力する、ログインコードで認識済の従業員の (サービス) 部署。サービス部署は、[従業員 - 一般 (tccom0101m000)] セッションで従業員のログインコードにリンクされます。
注:- このフィールドおよび[販売先取引先]フィールドが共に入力済の場合、請求先取引先および回収先取引先のデフォルトが取得されます。
- 内部販売担当
-
サービスオーダ見積の担当従業員
注:販売担当の所属部署は、[サービスオフィス]フィールドに入力された部署と同じでなければなりません。
- プロジェクト
-
サービスオーダ見積がペギングされるプロジェクトのコード
注:- このフィールドが表示されるのは、[サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] セッションの[プロジェクトぺギングをフィールドサービスで使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 次のプロジェクトを選択する必要があります。
- プロジェクト契約にリンクされておらず、販売を通じた請求が許可されている。
- 状況が 「有効」 である。
- PCS プロジェクトではない。
- 見積の[状況]が[フリー]以外の値に設定されている場合、このフィールドは変更できません。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 要素
-
[プロジェクト]にリンクされた要素のコード
注:- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[プロジェクトペギング]チェックボックスがオンの場合のみです。
- [プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000)] セッションの[要素]チェックボックスがオンになっている
- このフィールドが適用されるのは、次の場合のみです。
- [プロジェクト]が指定されている
- [プロジェクト (tppdm6600m400)] セッションで、要素がプロジェクトにリンクされている
- 見積の[状況]が[フリー]以外の値に設定されている場合、このフィールドは変更できません。
- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 活動
-
[プロジェクト]にリンクされた活動のコード
注:- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[プロジェクトペギング]チェックボックスがオンの場合のみです。
- [プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000)] セッションの[活動]チェックボックスがオンである
- このフィールドが適用されるのは、次の場合のみです。
- [プロジェクト]が指定されている
- [プロジェクト (tppdm6600m400)] セッションで、活動がプロジェクトにリンクされている
- 見積の[状況]が[フリー]以外の値に設定されている場合、このフィールドは変更できません。
- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 記述
-
販売担当者の名前
- 業種
-
このフィールドでは、[業種 (tcmcs0131m000)] セッションでリストされたユーザ定義の分類の 1 つに顧客の業種を分類することができます。
- 記述
-
顧客の業種を分類する際に用いられる、分類の名前または記述
- 販売価格リスト
-
取引先の販売価格リスト
デフォルト
[販売先取引先 (tccom4510m000)] セッションで見積の取引先用に選択された価格リスト
- 記述
-
価格リストの名前または記述
- 成功率
-
見積が顧客に承認され、その結果としてサービスオーダが生成される推定確率。パーセントで表されます。
デフォルト: ゼロ (0)
- 成功/失敗
-
見積成否の理由。[理由 (tcmcs0105m000)] セッションで表示される理由のリストから選択します。
注:理由タイプが[成功/失敗]または[見積の却下]である理由のみ選択可能です。
- 記述
-
成否理由の記述または名前
- ヘッダテキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、 ヘッダデータに関する追加テキストは作成済です。
- フッタテキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、フッタデータに関する追加テキストは追加済です。
- 価格設定方法
-
見積価格の決定に用いられる方法。価格設定方法は常に予算サービス原価です。
- 予想販売額
-
予想販売額
- 販売額
-
サービス見積に関連する販売額
- 原価額
-
サービス見積に関連する原価額。会社の通貨で表されます。
- 原価額
-
原価額計算に用いられる通貨
- 総マージン
-
利益または損失の総マージン
- 取引先
-
サービスオーダをサービスオーダ見積から生成した場合、これはサービスオーダの原価請求書の送付先となる取引先のコードです。
注:見積をサービスオーダに処理する場合、このフィールドの入力は必須です。
- 記述
-
このサービスオーダ見積から生成されたいずれかのサービスオーダの原価請求書の送付先となる取引先の名前
- 住所
-
請求先取引先の住所コード
- 窓口
-
請求先取引先の窓口
デフォルト
[請求先取引先 (tccom4512m000)] セッションで取引先について指定された窓口
- 支払条件
-
この見積から生成されたサービスオーダの原価に対する支払条件
- 記述
-
支払条件の記述
- 延滞金利
-
この見積から生成されたサービスオーダの延滞金利
- 記述
-
延滞金利の記述
- 請求書テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、請求に関連するテキストは作成済です。
- 通貨
-
見積金額を表す通貨
注:デフォルトは、見積請求先取引先の通貨です。
- 為替レートタイプ
-
通貨為替レートの分類の方法。各請求先取引先や各種取引 (購買や販売など) にそれぞれ異なる通貨為替レートを割り当てることができます。
- 記述
-
為替レートタイプの記述
- 原価率
-
定義済の為替レート
- レート換算基準
-
サービスオーダ見積原価の為替レートを会社の自国通貨とは異なる通貨で表す場合に、その為替レートの修正に用いられる方法
- 課税国
-
付加価値税 (VAT) を支払う、または報告する必要がある国。課税国は、サービスまたは商品を納入する国と異なる場合があります。
デフォルト
税金コードがロケーション住所から取得された場合は、ロケーション住所の国です。それ以外の場合は、販売先取引先の住所の国です。
- 記述
-
国の名称
- 税金コード
-
「課税国」の税金コード
次のようにデフォルト税金コードが決定されます。
仕向地の売上税が適用可能な場合、課税基準は次の基準で調べられます。
- 販売先取引先
- ロケーション住所
税金コードが見つからない場合、課税基準は次の基準で再び調べられます。
- 販売先取引先
- 販売先住所
税金コードが見つからない場合、または仕向地の売上税が不適用の場合は、関連するサービス部署に関して指定された税金コードが使用されます。
注:- [課税国]フィールドで選択した国について、[国別税金コード (tcmcs0536m000)] セッションにリストされている税金コードのみが受け入れられます。
- 免税証明書
-
免税証明書番号
- 免税理由
-
販売先取引先または自分の会社が、売上税を免税される理由
[購買の免税 (tcmcs1560m000)] セッションで、税金コードと国の組合せについて、購買税の免税理由コードにテキストをリンクすることができます。そのテキストが、オーダおよび請求書に出力されます。固有のテキストを持つ複数の免税理由を、国の組合せ別に単一の税金コードにリンクできます。
税金プロバイダを使用する場合は、免税理由を定義する必要があります。免税理由は販売請求書に出力されます。
- 取引先
-
この見積から生成されたサービスオーダの原価を賄う回収先取引先
- 記述
-
取引先の名称
- 住所
-
回収先取引先の住所コード
- 窓口
-
回収先取引先の窓口
デフォルト
[回収先取引先 (tccom4514m000)] セッションで取引先について指定された窓口
- サービスオーダオフィス
-
このサービスオーダ見積から生成されたサービスオーダを実行するサービス部署
- 記述
-
サービス部署の名前
- 労務単価コード
-
サービスオーダ見積で計画された活動の労務単価
- サービスオーダ
-
このサービスオーダ見積から処理されたサービスオーダの番号
- 期間
-
サービスオーダ見積の計画活動の想定継続期間。サービスオーダ見積の構成ライン上に指定される「参照活動」と等しいかそれより長い継続期間を入力します。
注:- 参照活動を指定した後で[活動期間の再計算]をクリックすると、入力した見積値は、指定されたすべての参照活動の合計期間で更新されます。
- 指定された最長の参照活動よりも想定継続期間の方が短い場合は、サービスオーダ見積を外部文書に出力できないため、状況は[フリー]から[出力済]には更新されません。
- 継続時間単位
-
継続期間を表すために用いられる単位
- 超過時間
-
このチェックボックスがオンの場合、見積がサービスオーダに処理されると、超過時間中のサービスオーダ活動の実行が許可されます。
このチェックボックスがオフの場合、見積がサービスオーダに処理されても、超過時間中のサービスオーダ活動は実行できません。
- 開始時間
-
サービスオーダ見積活動の計画開始時間
注:このフィールドは必須入力です。[開始時間]を見積日よりも前にすることはできません。デフォルト値は、現在の日付です。
- 終了時間
-
サービスオーダ見積活動の計画終了時間
注:このフィールドは必須入力です。デフォルト値は、現在の日付です。
- アポイントメント
-
このチェックボックスがオンの場合、アポイントメントは取り決め済です。
- 取引先
-
(見積から生成された) サービスオーダに必要な商品を受け取る出荷先取引先
- 記述
-
出荷先取引先の名前
- 住所
-
出荷先取引先の住所コード
- 窓口
-
出荷先取引先の窓口。デフォルト値は、[出荷先取引先 (tccom4111s000)] セッション ([販売先取引先別出荷先取引先 (tccom4117m000)] セッション経由でズームされる) で取引先向けに指定された窓口です。
- 受渡条件
-
受渡条件 (tcmcs0141m000) セッションから取得される受渡条件
受渡条件は、発注先と顧客との間で締結された出荷/入庫関連の契約用の倉庫パッケージに送信できる、情報提供フィールドとして使用されます。
- このフィールドは、状況が[フリー]のすべてのサービスオーダについて有効になります。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 権利移動地点
-
権利移動地点 (tcmcs0142m000) セッションから取得される権利移動地点
権利移動地点は、委託責任の移送が発注先から顧客に変更されるロケーションの地点を示します。サービスにおいて、権利移動地点はサービス会社および顧客です。
- このフィールドは、状況が[フリー]のすべてのサービスオーダについて有効になります。
- 記述
-
コードの記述または名称
- コール
-
[コール (tsclm1500m000)] セッションで記録済のコールによってサービスオーダ見積が促された場合、このフィールドにはコールの識別番号が入力されます。
- 記述
-
コールの記述
- 問題
-
コールの想定問題 (のコード)
- 記述
-
問題についての簡単な記述
- 解決策
-
コールの問題に対する想定解決策 (のコード)
- 記述
-
解決策についての簡単な記述