外注契約 (tssbm1100m000)

セッションの目的:外注先」の「外注契約」をリストおよびメンテナンスします。

外注契約は、マニュアルで定義することも、また「サービス契約」から生成することもできます。

外注契約情報は通常、ヘッダおよび 1 つ以上のラインとして保存されます。ヘッダは、外注先、契約、および顧客に関する詳細リストです。ラインは、契約対象の品目、およびサービスレベル要件から構成されます。

適切なメニューで、[外注契約ライン (tssbm1110m000)] セッションを開始できます。セッションの目的: 既存の契約ラインを表示またはメンテナンスし、新規契約ラインを作成します。

外注契約

サービス組織と外注先が交わす契約

検索引数

検索時に役立つ、記述の代替フォーム。完全な記述に代わる検索キーは通常、略語、頭字語、またはニーモニックです。

状況

ヘッダ状況は次のいずれかです。

  • [フリー] - オーダをマニュアル入力することも、生成することも可能です。
  • [出力済] - 外注先へサービス要件が通知され、サービス組織は承認待ちです。
  • [有効] - 発効/失効日として指定された日付間の状況。状況が有効化された日付/時間は、[有効化時間]フィールドに記録されます。外注が外注契約の列挙品目に関する外注サービスに合意すると、状況が[有効]に変更されます。状況が[有効]化された後、外注契約は変更不可になります。
  • [取消] - 外注契約が取消済の状態にあるときは、[取消日付]フィールドに外注契約の取消日付が表示されます。[取消理由]フィールドに取消の理由が表示されます。
  • [失効] - 外注契約期間が無事に満了しました。
発効日

状況により、発効日は契約見積が有効になる初日、サービス契約が有効になる初日、または、見積や契約のテンプレートを使用できる初日になります。発効日は、発効時間を含むことが多いです。

注: 

外注契約が契約をもとに生成された場合、発効日は契約ヘッダ継続期間をもとにデフォルト設定されます。

失効日

文脈によって、失効日は契約見積の最終有効日となります。見積のデフォルト失効日は、[サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] セッションで設定されているとおり、見積日 + 見積の有効期間 [日数]、すなわち、サービス契約の最終有効日となります。この日付を過ぎると、見積は失効します。つまり、この日付は、見積または契約のテンプレートを使用できる最後の日となります。失効日は、失効時間を含むことが多いです。

注: 

外注契約が契約をもとに生成された場合、失効日は契約ヘッダ継続期間をもとにデフォルト設定されます。

取消日付

外注契約を取り消す日付。外注契約を取り消す場合、取消日付および取消理由は入力必須です。

サービスオーダテキスト

このチェックボックスがオンの場合、外注契約の取消に関する追加テキストは作成済です。

取消理由

外注契約を取り消す理由

購買元取引先

商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。

購買元住所

購買元取引先の住所

購買元窓口

ビジネス取引の交渉相手。たとえば、担当窓口に質問、見積、フォローアップコール、ダイレクトメール、販売促進ギフトを送ります。担当窓口データには、名称、電話番号、E メールアドレスおよびその他の詳細情報が含まれます。

参照 A

販売先取引先が購買オーダを識別するときの基準とする参照。この参照は、サービス契約または見積に出力されます。

注: 

ここに、包括的な契約に関する情報を入力できます。

第 2 請求書参照

外注先が外注契約を識別するときに基準とする参照

契約

外注契約が作成/生成された「サービス契約」。契約書に記載の品目またはシリアル番号付品目のうち、外注契約情報がメンテナンスされている品目に関しては、外注の生成によって外注契約を生成することができます。

販売先取引先

企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署

販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。

  • 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
  • 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
  • 受渡条件
  • 関連する出荷先取引先および請求先取引先
販売先取引先

取引先の名前

サービスオフィス

顧客に提供されるサービスを管理するために、会社のビジネスモデル内で明確に識別された部署。サービスオフィスを使用して、組織内でサービス活動の責任を負うロケーションを識別します。

設置グループ

同じロケーションで、同じ取引先が所有する一連のシリアル番号付品目。シリアル番号付品目を設置グループに集めることで、まとめてメンテナンスすることができます。

注: 

設置グループを指定すると、外注契約ライン中のシリアル番号付品目のうち、この設置グループに属するものだけをメンテナンスできます。

サイト住所

設置グループまたはシリアル番号付品目のロケーションの住所

担当従業員

外注契約のサービス担当従業員/窓口

出荷元取引先

オーダ商品を組織に出荷する取引先。通常、これは発注先の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の入庫先となるデフォルト倉庫、商品を検査するかどうか、運送業者および関連の購買元取引先が含まれます。

出荷元住所

出荷元取引先の住所

出荷元窓口

出荷元取引先の窓口

取引先

支払先の取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。取引先がファクタリング会社を利用している場合は、この定義には、デフォルト通貨と為替レート、発注先の銀行関係、請求の支払日数が含まれます。

取引先

回収先取引先の名前

住所コード

回収先取引先の住所

窓口

回収先取引先の窓口

支払方法

支払時期を指定します。

注: 

このフィールドは、情報提供目的にのみ使用されます。

通貨

外注契約ライン中の金額は、すべてこの通貨で参照されます。