メンテナンス販売オーダ - 部品入庫ライン (tsmsc1110m400)

セッションの目的:メンテナンス販売オーダライン」を作成または修正します。

次のオプションを使用して、サービスパッケージ内の関連オーダ、および 「購買」、「製造」、「倉庫」 などのパッケージから発生した関連オーダを表示します。

  • 派生先: 

    グラフィカルブラウザフレームワークを開始し、現在のオーダから派生しているオーダを表示します。
  • 派生元: 

    グラフィカルブラウザフレームワークを開始し、特定のオーダから派生しているオーダを表示します。

グラフィカルブラウザフレームワークでは、オーダのマルチレベルの関係を表示できます。次のオプションを使用して、詳細を表示できます。

  • 詳細表示: 

    関連オーダの詳細を表示します。
  • ツリーの反転: 

    グラフィカルブラウザフレームワークを開始し、反転モードにして、選択したオーダから開始します。たとえば、グラフィカルブラウザフレームワークを派生先モードで開いた場合、この反転オプションを使用してオーダを派生元モードで表示することができます。

Infor LN 品質との統合

[アクション] メニューの [不適合レポートのリンク] オプションを使用して、不適合レポートをサービスオブジェクトにリンクできます。[不適合レポート (qmncm1100m000)] セッションが開始されます。このセッションで、不適合レポートをサービスオブジェクトにリンクできます。

[アクション] メニューの [不適合レポートのリンク解除] オプションを使用して、不適合レポートのリンクを解除できます。[関連オーダ - 品質管理 (tsmdm4500m100)] セッションが開始されます。このセッションで、レポートを選択してリンクを解除できます。

注: 

これらの不適合レポートオプションが表示されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [不適合レポート] チェックボックスがオンの場合のみです。

このセッションでは次のことができます。

  • [メンテナンス販売オーダ - 適用範囲ライン (tsmsc1120m000)] を表示する
  • [メンテナンス販売オーダの取消 - 品目ライン (tsmsc1210m000)].
  • [作業オーダ (tswcs2100m000)] を表示する
  • [フィジカルブレイクダウンの変更 (tscfg2220m000)].
  • 見積 (tsepp1100m000) を作成する
注: 

メンテナンス販売オーダラインを取り消すと、次の項目も取り消されます。

  • メンテナンス販売オーダ見積
  • 作業オーダ
注: 

このセッションは、[メンテナンス販売オーダ (tsmsc1100m100)] セッションの従属セッションとしても表示できます。このセッションを表示するには、[サービスユーザプロファイル (tsmdm1150m000)] セッションの [メンテナンス販売オーダ] グループボックスで [部品入庫] チェックボックスがオンになっている必要があります。

注: 

[ライン全体の価格/割引の再計算] オプションを使用して、部品入庫ラインのデフォルト販売価格を価格設定から取得します。部品ラインおよび関連適用範囲ラインの販売価格を修正できない場合、このオプションは無効になります。

メンテナンス販売オーダ

メンテナンスが必要な品目ラインのオーダ番号

ライン番号

品目ライン番号

ライン状況
ブロック

サービスオーダに関連付けられた部品メンテナンス材料ラインが、貿易コンプライアンスチェックが失敗したためにブロックされていることを示します。

注: 

このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの [貿易管理] チェックボックスがオンの場合のみです。

関連ライン

品目を関連づけることができる品目ラインのライン番号

オーダ割引

部品ラインに適用されるオーダ割引率

注: 
  • このフィールドが表示されるのは、[メンテナンス販売管理パラメータ (tsmsc0100m000)] セッションの [オーダ割引の使用] チェックボックスがオンの場合のみです。
  • この値は、関連するメンテナンス販売オーダからデフォルト設定されます。
  • このフィールドが適用されるのは、[方法] フィールドが [時間と材料]、[見積固定]、または [見積固定プラス] に設定されている場合のみです。
  • [方法] フィールドが [見積固定] または [見積固定プラス] に設定されている場合、この値を修正することはできません。
品目

品目またはシリアル番号付品目の品目コード部分。[参照品目] フィールドで任意の値を指定すると、このフィールドは無効になります。

シリアル番号

シリアル番号付品目の「シリアル番号」。シリアル番号はマニュアルで入力できます。次に、考えられる 2 とおりの状況を示します。

品目番号が指定されている場合

  • シリアル番号付品目の現行シリアル番号を入力します。または、矢印を使用してシリアル番号付品目 (tscfg2100m000) セッションからシリアル番号を選択します。

品目番号が指定されていない場合

  • 1 つのシリアル番号を 1 つまたは複数のシリアル番号付品目にリンクできます。複数のシリアル番号付品目にリンクされたシリアル番号を入力すると、[シリアル番号付品目 (tscfg2100m000)] セッションが開き、そのシリアル番号がリンクされたすべての品目が表示されます。リストから任意のシリアル番号付品目を選択できます。シリアル番号付品目を選択すると、[記述] フィールド、[数量] フィールド、[部署] フィールドに値が入ります。
  • 入力したシリアル番号が 1 つのシリアル番号付品目だけにリンクされている場合は、[品目] フィールド、[記述] フィールド、[数量] フィールド、[部署] フィールドに値が入ります。
注: 

入力されたシリアル番号が正しくない場合は、エラーメッセージが表示されます。

注: 

品目にリンクされたシリアル番号のみを指定できます。

改訂

シリアル状況

[部品入庫への変換] オプションを使用して倉庫に返送されたシリアル番号付品目は、次の状況をとることができます。

  • [欠陥]: 品目が動作しません。
  • [作業条件]: 品目は動作しますが返品されました。この理由として、さらに優れた構成要素に置換された可能性があります。
  • [リサイクル]: 品目は動作せず、廃棄する必要があります。品目は、リサイクル作業手順 (WEEE 標準) に従う必要があります。品目は後で廃棄するように、倉庫に保管する必要があります。
販売数量単位

数量を表す単位

所要量

入庫、納入、またはメンテナンスする品目数

設置グループ

設置グループ」を識別するコード。メンテナンスのため入庫する品目が属する設置グループか、品目の出荷先の設置グループです。

追加イントラスタット情報

LN の標準情報としては利用できないが、一部の EU 加盟国で売上申告またはイントラスタット申告に必要とされる、輸出入統計データ

特定のデータを追加イントラスタット情報セットとして定義することにより、イントラスタット統計データに最大 15 個のデータフィールドを追加できます。追加イントラスタット情報セットは、倉庫オーダラインに割り当てることができます。

プロジェクトペギング
変更理由

マニュアルでのペギングデータ変更の理由を示すコード

注: 
  • このフィールドが表示されるのは、[プロジェクトペギングパラメータ (tcpeg0100m000)] セッションの [マニュアルプロジェクトペグ修正] チェックボックスがオンの場合のみです。
  • プロジェクトペギングデータを修正するには、このフィールドに値を指定する必要があります。
  • 選択した [理由] コードの [理由タイプ] は、[理由 (tcmcs0105m000)] セッションで [プロジェクトペグ監査履歴] に設定されている必要があります。
  • 選択した [理由] コードは、[理由 (tcmcs0105m000)] セッションで有効 ([発効日] および [有効期限] の範囲内) でなければなりません。
  • [原価ペグ監査履歴 (tpctm2500m000)] セッションでマニュアルで修正されたプロジェクトペギングデータの履歴がメンテナンスされます。
記述

コードの記述または名称

プロジェクト

原価をペギングするプロジェクト

注: 
  • 原価をペギングするプロジェクト原価計算は、プロジェクト、要素、および活動の組合せです。
  • このフィールドが有効になるのは、有効な [変更理由] が指定されている場合のみです。

記述

コードの記述または名称

要素

プロジェクトにリンクされている要素

注: 
  • 原価をペギングするプロジェクト原価計算は、プロジェクト、要素、および活動の組合せです。
  • このフィールドが有効になるのは、有効な [変更理由] が指定されている場合のみです。
記述

コードの記述または名称

活動

プロジェクトにリンクされている活動

注: 
  • 原価をペギングするプロジェクト原価計算は、プロジェクト、要素、および活動の組合せです。
  • このフィールドが有効になるのは、有効な [変更理由] が指定されている場合のみです。
記述

コードの記述または名称

レポート問題

顧客からレポートされた「問題」

記述

問題の記述

想定解決策

レポート問題に対して考えられる解決策

記述

解決策の記述

想定問題

想定される問題

記述

問題の記述

実際の問題

実際の「問題」を示します。

コールがメンテナンス販売オーダに転送されるときに、コール管理から値がインポートされます。

記述

問題の記述

実際の解決策

問題の解決策

問題テキスト

このチェックボックスがオンの場合、顧客からレポートされた問題についてのテキストが利用可能です。

コールがメンテナンス販売オーダに転送されるときに、このテキストがコール管理から取得されます。

解決策テキスト

このチェックボックスがオンの場合、解決策を含むテキストが用意されています。

コールがメンテナンス販売オーダに転送されるときに、このテキストがコール管理から取得されます。

引当およびハードぺギングタイプ

引当およびハードペギングタイプ。特定の需要に合った在庫が引き当てられます。また、在庫の需要と供給に合わせて品目仕様が使用されます。

注: 

[引当およびハードペギング] は、次のライン作業手順に対してのみ適用されます。

  • 部品の貸付
  • 部品の納入
  • 部品のメンテナンス

メンテナンス販売オーダラインの引当およびハードペギングタイプを選択します。このフィールドには、次の値を指定できます。: 

  • [顧客基準]: メンテナンス販売オーダラインに対する在庫供給は、販売先取引先に引当またはハードペギングされます。
  • [オーダ基準]: メンテナンス販売オーダラインに対する在庫供給は、メンテナンス販売オーダラインに引当またはハードペギングされます。
  • [顧客参照基準]: メンテナンス販売オーダラインに対する供給は、メンテナンス販売オーダラインに引当またはハードペギングされます。顧客参照が外注に使用されます。外注先のシステムにおいて、製造元が、電子メッセージを使用して [顧客参照] に数字を入れます。
  • [内部参照基準]: メンテナンス販売オーダラインに対する在庫供給は、内部参照に引当またはハードペギングされる必要があります。
  • [適用なし]: 引当およびハードペギングは適用されません。
注: 

このフィールドが有効になるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [需要ぺギング] チェックボックスがオンの場合のみです。

取引先

取引先の名称

取引先

取引先についての記述

ビジネスオブジェクトタイプ

ビジネスオブジェクトのタイプ。例: メンテナンス販売オーダ

入庫サイト

メンテナンスまたは修理のために品目が入庫されるローカルサイト

ビジネスオブジェクト

ビジネスオブジェクトの識別子。例: メンテナンス販売オーダ

ビジネスオブジェクト参照

ビジネスオブジェクトに対する参照。例: メンテナンス販売オーダのライン番号

参照

在庫が引き当てられる参照コード。参照番号が同じオーダに対してのみ在庫を使用できます。

注: 

このフィールドが有効になるのは、[引当およびハードぺギングタイプ] フィールドを次のいずれかに設定した場合のみです。

  • [内部参照基準]: このフィールドを使用して内部参照が記録されます。
  • [顧客参照基準]: このフィールドを使用して顧客によって定義される参照コードが記録されます。
未引当在庫の使用

このチェックボックスがオンの場合、 Infor LN 企業計画は未引当在庫を使用して在庫需要および供給を一致させます。

このチェックボックスがオフの場合、 Infor LN 企業計画は在庫需要を満たすために未引当在庫を使用しません。

注: 

LN は、次の優先順位で在庫需要と供給を一致させます。

  1. 引当済在庫
  2. 未引当在庫

部品メンテナンスおよび部品入庫ラインの場合、[未引当在庫の使用] は適用されません。

サービスタイプ

[サービスタイプ (tsmdm0130m000)] セッションで、サービスタイプに関して [出庫の倉庫オーダタイプ] および [入庫の倉庫オーダタイプ] を定義できます。メンテナンス販売オーダについて倉庫オーダを作成すると、そのサービスタイプに定義された [出庫] または [入庫] タイプの倉庫オーダが選択されます。

サービスタイプについて [出庫の倉庫オーダタイプ] および [入庫の倉庫オーダタイプ] が定義されていない場合、[発生元別デフォルトオーダタイプ (whinh0120m000)] セッションで定義されたデフォルトの倉庫オーダタイプが選択されます。

記述

コードの記述または名称

販売価格

メンテナンス作業の合意済価格。置換の販売の場合、このフィールドは品目の販売価格を示します。

注: 

このフィールドが使用できるのは、価格設定方法が [固定オーダ価格] の場合のみです。

[所有権] フィールドが [顧客所有] に設定されている場合、この値はゼロ (0) に設定されます。

オーダ通貨

販売価格を表す通貨

/

販売価格を表す単位

販売タイプ

1 つの請求先取引先による複数の会計を示します。

適用範囲/契約

このオーダラインで実行されるメンテナンス/販売の適用対象となるサービス契約の番号

取引先

在庫内の部品ライン品目の所有者である取引先

注: 
  • このフィールドが適用されるのは、[所有権] フィールドが [顧客所有] に設定されている場合のみです。
  • このフィールドが適用されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [外部所有権] チェックボックスがオンの場合のみです。
  • このフィールドは、[設置グループ (tsbsc1100m000)] セッションで定義される [所有者] を基にデフォルト設定されます。[メンテナンス販売管理パラメータ (tsmsc0100m000)] セッションで [入庫時に設置所有者ではなく販売先取引先を使用] チェックボックスがオンの場合、このフィールドの値を変更できます。
適用範囲時間

適用範囲額の計算に使用する日付と時間

適用範囲ラインの適用範囲の適用

このチェックボックスがオンの場合、適用範囲が適用可能であり、出庫または入庫の確認時に適用範囲ラインが作成されます。

注: 

[所有権] フィールドが [顧客所有] に設定されている場合、このフィールドは適用されません。

取消理由

品目ラインを取り消す理由

コール

メンテナンス販売オーダがコールから発生している場合の、対応するコール番号

計画入庫時間

指定の倉庫またはロケーションにおける品目の計画入庫時間

所有権

品目の所有権

指定可能な値

  • [会社所有]
  • [顧客所有]
注: 
  • この値は [品目 - サービス (tsmdm2100m000)] セッションの [所有権] フィールドを基にデフォルト設定されます。
  • [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [外部所有権] チェックボックスがオフの場合、このフィールドを [顧客所有] に設定することはできません。
倉庫

品目が入庫する倉庫

注: 
  • このフィールドに入力できるのは、[品目 (tcibd0501m000)] セッションで品目がメンテナンスされる場合だけです。
  • ライン作業手順が[メンテナンス] の場合、倉庫ではなく「ロケーション」を指定することができます。
ロット選択

オーダラインのロット品目に設定できる特定の条件

条件には次のものがあります。

  • [任意]

    入庫または出荷される商品は、特定のロット条件の影響を受けません。複数のロットを使用できます。
  • [同一]

    受取または出荷にはどのロットでも選択できますが、受取全体、または出荷全体で同じロットである必要があります。
  • [特定]

    特定の 1 つのロットのみを受取または出荷できます。
ロット

入庫するロット

入庫数量

入庫する数量

実際入庫時間

品目が実際に入庫する時間。倉庫への入庫作業手順が完了するか、[ロケーションの品目入庫/納入の確認 (tsmsc1100m200)] セッションを使用して品目入庫が確認されると、この時間は自動的に指定されます。

注: 
  • ロケーションを指定した場合は、時間をマニュアルで入力する必要があります。
  • このフィールドの値は、入庫作業手順が完了していることを示します。
オーダ状況
残存価額の使用

このチェックボックスがオンの場合、部品入庫ラインに関して残存価額を指定できます。

注: 

[所有権] フィールドが [顧客所有] に設定されている場合、このチェックボックスがオンになります。

残存価額

サービス会社が在庫品目に付けた価額

注: 
  • このフィールドが有効になるのは、[残存価額の使用] チェックボックスがオンの場合のみです。この値はデフォルト設定されますが、修正することができます。
残存価額の計算

現行残存価額に平均修理費を加えた値が新規残存価額のデフォルトになります。

注: 
残存価額 = 品目残存価額 (修理前) + 平均修理費

 
輸送オーダの生成

このチェックボックスがオンの場合、メンテナンス販売オーダから輸送オーダが生成されます。

輸送オーダあり

チェックボックスで、作業オーダラインでの輸送オーダの有無を示します。

注: 

デフォルトではチェックボックスはオンになっています。

経路

発生元オーダに入力された経路。デフォルト値は輸送オーダヘッダから取得されます。

記述

コードの記述または名称

計画運送業者

現行輸送オーダラインの品物を受け取る運送業者。このフィールドの値は、輸送オーダヘッダから取得されます。

積荷構築エンジンにより、低価格の、またはよりよい計画範囲を提供する運送業者が検出された場合、このフィールドに入力した運送業者は却下されます。

このフィールドに運送業者を入力しない場合、積荷構築エンジンにより運送業者が選択されます。

このフィールドに入力された運送業者を積荷構築エンジンで却下しない場合は、[運送業者固定] チェックボックスをオンにします。

記述

コードの記述または名称

運送業者固定

このチェックボックスがオンの場合、このフィールドから選択した運送業者は、積荷構築エンジンにより上書きされることはありません。ただし原則として、積荷構築エンジンにより、低価格、またはより好ましい計画範囲を提供する別の運送業者が検出された場合は、このフィールドから選択した運送会社が積荷構築エンジンにより上書きされます。特定のオーダラインについて運送業者を指定し、積荷構築エンジンがその運送業者を変更しないようにするには、[運送業者固定] チェックボックスをオンにします。輸送オーダラインがクラスタ化された場合、運送業者フィールドの運送業者は、クラスタ化処理中に上書きされません。ただし、必要に応じて、クラスタ化処理の実行後に運送業者をマニュアルで変更できます。輸送オーダラインの [積荷計画] チェックボックスが [輸送オーダライン (fmfoc2101m000)] セッションでオフになっている場合、輸送オーダラインをクラスタ化に利用できます。

[計画運送業者] フィールドで運送業者が選択されていない場合、このフィールドは使用できません。

輸送サービスレベル

輸送サービスレベルにより、オーダラインにリストされた品目の優先輸送時間を指定できます。この値のデフォルト値は、発生元のオーダ (定義されている場合) から取得されます。直送の場合は、この値は販売オーダから取得されます。

輸送サービスレベルの使用

輸送サービスレベル記述

コードの記述または名称

輸送の請求

取引先への輸送費の請求方法を指定するには、このオプションを選択します。

次の値をとることができます。

  • [サービス]: 実際輸送費が個別の輸送費ラインに記載されます。請求額は、輸送管理から更新されます。費用はサービスにより請求に発行されます。
  • [輸送管理]: 輸送費は [輸送管理] によって請求されます。
  • [適用なし]: 実際輸送費は、サービスにより無視されます。
輸送費基準

次の方法で、輸送費が請求先取引先に請求されます。

有効値

  • [輸送費]: このオプションを使用して、運送業者に発生した出荷または荷積の輸送費に関して使用できる現在の情報に基づいて取引先に請求できます。輸送請求額は、価格設定管理の運送業者レート帳簿に基づきます。
  • [輸送費 (更新可能)]: 取引先に請求済であり、実際輸送費が請求額とは異なる場合、このオプションを使用して、外部取引先に 2 番目の請求書を送付できます。最初の輸送請求額は、価格設定管理の運送業者レート帳簿に基づきます。
  • [クライアントレート]: 輸送請求額は、価格設定管理のクライアントレート帳簿に基づき、特定取引先の輸送サービスレートを保存します。請求額は、運送業者の実際輸送費には関係ありません。
  • [適用なし]: 輸送費の請求はありません。
輸送額

輸送額はデフォルトで価格設定から取得されます。

輸送額固定

このチェックボックスがオンの場合、輸送費は変更できません。[請求金額] を計算し、チェックボックスをオンにすることで、金額の再計算やマニュアルによる変更が行われないようにできます。発生元の販売オーダラインについて計算された輸送費が固定された場合、このチェックボックスはオンの状態で使用不可になります。このラインを固定するには、[販売オーダライン (tdsls4101m000)] で [輸送額固定] チェックボックスをオンにします。請求方法が [輸送費] または [輸送費 (更新可能)] の場合、このチェックボックスは使用できません。

出荷差異の再計算

オーダ入力での輸送費収益計算

請求方法

計画荷積時間

出荷元ロケーションで荷積を行う計画日時

計画荷積時間 = (計画入庫時間) - (取引先から倉庫までの輸送時間)
実際積込時間

実際の積込日時。実際積込時間を更新するには、輸送の [入庫] を確認する必要があります。

実際運送業者

品物を受け取る実際の運送業者

積込

運送業者が実行する輸送荷積

出荷

荷積で輸送される輸送出荷

重量

出荷する前に設置にリストされた商品の重量

重量単位

重量を表す単位。輸送で使用されるデフォルトの計測単位は、[輸送マスタデータパラメータ (fmfmd0100m000)] セッションで定義されます。

参照

フリーテキストフィールドで、記述テキストまたはコードを入力できます。デフォルトのテキストは、関連する輸送オーダラインから取得されます。このフィールドの項目は、一意ではありません。

適用対象品目

適用対象品目のコード

このフィールドを使用して、顧客に納入したか貸し付けた品目について (保証または契約の) 適用範囲を提供できるかどうかをチェックします。

注: 

適用対象品目/シリアルに基づいて、契約/保証が選択されます。

適用対象品目シリアル番号

適用対象品目のシリアル番号

変換元

このラインが他のライン作業手順から変換されることを示します。

注: 

デフォルト値は [適用なし] です。

ほかに、次の値をとることができます。

  • [部品メンテナンス]: ラインが 「部品メンテナンス」 から 「部品入庫」 に変換される場合
  • [部品貸付]: ラインが 「部品貸付」 から 「部品納入」 に変換される場合
入庫理由

ラインが [部品入庫] に変換される理由を表示します。

入庫理由

コードの記述または名称

価格発生元

販売価格の発生元

指定可能な値

その他

価格帳の価額や品目サービスデータなど、その他すべての状況のデフォルトです。

契約

サービスオーダまたは活動の価格設定契約に基づいて、材料ラインの契約条件が見つかった場合です。

マニュアル

価格または価格単位が変更されると、その後価格発生元はマニュアルに設定されます。

マスタ工順

価格の取得元が価格設定契約ではなく、「マスタ工順」である場合、価格発生元はマスタ工順に設定されます。

工順オプション

価格の取得元が価格設定契約ではなく、「工順オプション」である場合、価格発生元は工順オプションに設定されます。

参照活動

価格の取得元が価格設定契約ではなく、「参照活動」である場合、価格発生元は参照活動に設定されます。

交通費レート帳

価格の取得元が価格設定契約ではなく、交通費レート帳である場合、価格発生元は交通費レート帳に設定されます。

適用なし
注: 

[所有権] フィールドが [顧客所有] に設定されている場合、この値は [適用なし] に設定されます。

改訂

メンテナンス販売オーダラインがリンクされている見積の改訂番号

注: 
  • このフィールドが表示されるのは、[サービス見積パラメータ (tsepp0100m000)] セッションの [改訂の使用] チェックボックスがオンの場合のみです。
  • このフィールドのデフォルト値は、[見積 (tsepp1100m000)] セッションから取得されます。
価格設定契約

契約価格が定義されている、サービスオーダラインにリンクされた契約

注: 

[所有権] フィールドが [顧客所有] に設定されている場合、このフィールドは適用されません。

親品目

サービスオーダに必要な親「サービス品目」の品目コード

シリアル番号

親シリアル番号付品目のシリアル番号

位置

サービスオーダにおける子品目の位置番号

契約無視

このチェックボックスがオン/オフになっている場合は、次のシナリオが考えられます。

  • このチェックボックスがオンの場合、 [価格設定契約]、[価格設定契約変更]、および [価格設定契約ライン] フィールドが指定されていると、有効なサービス契約がリンクされ、サービス契約の販売価格が却下されます。
  • このチェックボックスがオンの場合、 [価格設定契約]、[価格設定契約変更]、および [価格設定契約ライン] フィールドが指定されていないと、サービス契約はリンクされません。
  • このチェックボックスがオフの場合、 [価格設定契約]、[価格設定契約変更]、および [価格設定契約ライン] フィールドが指定されていると、有効なサービス契約が存在し、価格設定条件データが使用されます。
  • このチェックボックスがオフの場合、 [価格設定契約]、[価格設定契約変更]、および [価格設定契約ライン] フィールドが指定されていないと、有効なサービス契約は存在しません。
注: 

これは表示フィールドです。

このフィールドが表示されるのは、[契約管理パラメータ (tsctm0100m000)] セッションの [サービス契約の価格の使用] チェックボックスがオンの場合のみです。

保証タイプ

メンテナンス販売オーダラインにリンクされている適用範囲ラインに適用される保証のタイプ

指定可能な値

一般保証
保証なし
シリアル番号付品目保証
保証

メンテナンス販売オーダラインにリンクされている適用範囲ラインに適用される保証のコード

注: 

[保証タイプ] が [保証なし] 以外の値に設定されている場合、このフィールドの入力は必須です。

[ライン状況] が [原価計算]、[クローズ]、または [取消] に設定されている場合や適用範囲ライン [状況] が [原価計算済] に設定されている場合、このフィールドの値は修正できません。