見積原価ライン (tsepp1120m000)
セッションの目的: 見積原価ラインを表示、メンテナンス、および作成します。以下の情報を表示およびメンテナンスできます。
- 品目
- 原価タイプ
- 納入タイプ
- 販売価格
- 単位原価
- 割引
- 適用範囲など
例
ハードディスクの故障により、コンピュータを修理する必要があります。見積原価ラインは、修理を必要とするハードディスクを登録します。見積ラインはコンピュータを登録します。
見積原価ラインで指定される品目は、サービス/修理が必要な品目です。この品目は、大きな構成の一部である場合があります。
- 見積
-
見積のオーダ番号。見積ラインは、この見積番号にリンクされます。
- 記述
-
見積の記述
- 改訂
-
見積の改訂番号
注:- このフィールドが表示されるのは、[サービス見積パラメータ (tsepp0100m000)] セッションの [改訂の使用] チェックボックスがオンの場合のみです。
- このフィールドのデフォルト値は、[見積 (tsepp1100m000)] セッションから取得されます。
- シリアル番号
-
サービスで使用される品目の「シリアル番号」。この品目は、サービスの終了時に消費されます。
- 原価付加費用
-
原価に課される追加の付加費用
- 原価額
-
資源所要量の原価額。原価額は、次の公式を使用して計算されます。
原価額 = 数量 × 単位原価
- 割引 [%]
-
取引先に与えることのできる割引。割引率は、見積ライン販売額から計算されます。このフィールドに値を入力すると、割引が販売通貨で計算され、[合計割引額] フィールドに表示されます。
- 合計割引額
-
取引先に与えることのできる割引。割引を許可するには、このフィールドを以下のように使用します。
- [割引 [%]] フィールドで値を指定すると、このフィールドには、割引額が販売通貨で表示されます。この金額が販売額から割り引かれます。
- [割引 [%]] フィールドの値がゼロの場合、販売額から割り引く金額 (販売通貨) を指定できます。
- 修理保証適用範囲
-
見積ラインで指定された品目に対して修理保証が有効である場合、LN はこのチェックボックスをオンにします。
- 修理保証適用範囲金額
-
修理保証が適用される金額。
注:[修理保証適用範囲] チェックボックスをオフにして原価ラインを保存すると、このフィールドがゼロに設定され、原価ラインの修理保証適用範囲がスキップされます。
デフォルトで、LN は 100% の適用範囲を割り当てます。
- 契約適用範囲
-
見積ラインで指定された品目が契約の適用対象である場合、LN はこのチェックボックスをオンにします。
- 契約適用範囲金額
-
契約が適用される金額
- 保証適用範囲
-
見積ラインで指定された品目が保証の適用対象である場合、LN はこのチェックボックスをオンにします。
- 保証適用範囲金額
-
「保証」が適用される金額
- 正味販売額
-
正味販売額。正味販売額は次のように計算されます。
正味販売額 = 販売額 - (修理保証適用範囲 + 契約適用範囲 + 保証適用範囲)
- 原価ライン
-
「原価ライン」番号。原価ラインは見積ラインにリンクされます。
- 代替
-
材料費ラインの代替
注:- このフィールドが表示されるのは、[サービス見積パラメータ (tsepp0100m000)] セッションの見積の [代替の使用] チェックボックスがオンの場合のみです。
- このフィールドのデフォルト値は、[見積 (tsepp1100m000)] セッションから取得されます。
- このフィールドが表示されるのは、材料の [原価ライン] の場合のみです。
- 見積ライン
-
原価ラインがリンクされているメンテナンス販売見積のライン番号
- 代替
-
見積ラインの代替
注:- このフィールドが表示されるのは、[サービス見積パラメータ (tsepp0100m000)] セッションの見積の [代替の使用] チェックボックスがオンの場合のみです。
- このフィールドのデフォルト値は、[見積 (tsepp1100m000)] セッションから取得されます。
- セット番号
-
セット番号1 つまたは複数のオーダラインをグループ化するために使用する番号
- 原価タイプ
-
「原価タイプ」。原価ラインの分類。次のオプションが使用できます。
原価タイプ
- [材料]
- [労務]
- [工具]
- [その他]
- 価格発生元
-
販売価格の発生元
指定可能な値
- その他
-
価格帳の価額や品目サービスデータなど、その他すべての状況のデフォルトです。
- 契約
-
サービスオーダまたは活動の価格設定契約に基づいて、材料ラインの契約条件が見つかった場合です。
- マニュアル
-
価格または価格単位が変更されると、その後価格発生元はマニュアルに設定されます。
- マスタ工順
-
価格の取得元が価格設定契約ではなく、「マスタ工順」である場合、価格発生元はマスタ工順に設定されます。
- 工順オプション
-
価格の取得元が価格設定契約ではなく、「工順オプション」である場合、価格発生元は工順オプションに設定されます。
- 参照活動
-
価格の取得元が価格設定契約ではなく、「参照活動」である場合、価格発生元は参照活動に設定されます。
- 交通費レート帳
-
価格の取得元が価格設定契約ではなく、交通費レート帳である場合、価格発生元は交通費レート帳に設定されます。
- 適用なし
- 価格マトリックス
-
[価格発生元] が [価格構造] に設定されている場合に価格が取得される価格マトリックス定義のコード
- 価格マトリックス順序
-
[価格発生元] が [価格構造] に設定されている場合に価格が取得される価格マトリックス定義の順序
- 割引率
-
価格設定から取得された割引率。原価ラインに適用されます。
注:このフィールドが表示されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [価格帳から割引] チェックボックスがオンの場合のみです。
- 割引額
-
指定された割引率に基づいて、原価ラインに対して計算される割引額
注:このフィールドが表示されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [価格帳から割引] チェックボックスがオンの場合のみです。
- オーダ割引額
-
オーダライン金額からライン割引を差し引いた金額に適用されるオーダヘッダ割引率に基づくオーダ割引額
注:- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- [一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [価格帳から割引] チェックボックスがオンになっている
- [サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] および[メンテナンス販売管理パラメータ (tsmsc0100m000)] セッションの[オーダ割引の使用]チェックボックスがオンになっている
- このフィールドが適用されるのは、関連オーダの [価格設定方法] が [時間と材料] に設定されている場合のみです。
- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- 割引発生元
-
価格設定から取得した割引率の発生元
指定可能な値
- 価格帳値引構造
-
値引は、値引スケジュールのリンク先である価格帳から発生します。
- 外部
-
値引は、外部パッケージから発生します。
- マニュアル
-
値引は、マニュアルで入力されます。
- 契約
-
値引は、契約から発生します。
- 値引構造
-
値引は、値引マトリックスタイプの価格設定管理 (PCG) マトリックスから発生します。詳細は、次の情報を参照してください: 値引マトリックスの設定
注:このフィールドが表示されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [価格帳から割引] チェックボックスがオンの場合のみです。
- 割引マトリックス
-
価格設定から取得された割引マトリックス定義
注:このフィールドが表示されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [価格帳から割引] チェックボックスがオンの場合のみです。
- 割引マトリックス順序
-
価格設定から取得された値引価格マトリックス定義の順序
注:このフィールドが表示されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [価格帳から割引] チェックボックスがオンの場合のみです。
- 割引コード
-
価格設定から取得された値引コード
注:このフィールドが表示されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [価格帳から割引] チェックボックスがオンの場合のみです。
- 決定
-
このチェックボックスがオンの場合、合計オーダ割引がオーダに適用されるときに、合計オーダ額の計算時にこの原価ラインが考慮されます。
注:このフィールドが表示されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの[価格帳から割引]および[累計および合計価額および割引の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 対象
-
このチェックボックスがオンの場合、計算されたオーダ割引率が、選択したラインに適用されます。
注:このフィールドが表示されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの[価格帳から割引]および[累計および合計価額および割引の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 品目
-
サービス/修理作業で使用される品目。この品目は、サービスの終了時に消費されます。
- 納入タイプ
-
活動を完了するために必要な材料の「納入タイプ」
品目のデフォルトの納入タイプは、品目 - サービス (tsmdm2100m000) セッションで定義されます。
注:原価タイプ フィールドで [材料] を選択した場合のみ、このフィールドが有効になります。
- 記述
-
原価タイプが [その他] で [品目] が指定されていない場合の記述
注:原価タイプ フィールドで [その他] を選択した場合のみ、このフィールドが有効になります。
- 貿易コンプライアンスの遵守
-
このチェックボックスがオンの場合、選択した見積原価ラインに関連付けられた材料ラインに、貿易コンプライアンスチェックを実行する必要があります。
注:このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの [貿易管理] チェックボックスがオンの場合のみです。
- タスク
-
「タスク」のコード
注:原価タイプ フィールドで [労務] を選択した場合のみ、このフィールドが有効になります。
- 効率
-
タスクの完了に必要な従業員の数
注:原価タイプ フィールドで [労務] を選択した場合のみ、このフィールドが有効になります。
- 労務単価
-
見積ラインに対して計画されたタスクの労務単価
注:原価タイプ フィールドで [労務] を選択した場合のみ、このフィールドが有効になります。
- 労務タイプ
-
労務タイプ。労務タイプは、タスクに必要な労務の分類です。
注:原価タイプ フィールドで [労務] を選択した場合のみ、このフィールドが有効になります。
- 数量
-
サービス/修理作業の完了に必要な資源数
- 数量単位
-
数量を測定する単位
- 原価構成要素
-
原価を請求するときに使用する原価構成要素
- 販売価格
-
顧客に対して請求するために使用される販売単位ごとの価格
- 通貨
-
販売価格を表す通貨
- / (単位)
-
販売価格を表示する数量の単位
- 販売付加費用
-
販売価格に課される追加の付加費用
- 販売額
-
販売額
販売額 = 数量 × 販売価格
- 単位原価
-
品目の単位原価
- 関連オーダ
-
関連メンテナンス販売オーダのオーダ番号。見積が処理されると、見積データからメンテナンス販売オーダが作成されます。メンテナンス販売オーダ番号がこのフィールドに入ります。
- 関連ライン番号
-
メンテナンス販売オーダ - 部品メンテナンスラインのライン番号。見積からメンテナンス販売オーダが作成されると、見積ラインデータから部品メンテナンスラインが作成されます。部品メンテナンスライン番号がこのフィールドに入ります。
- 関連原価ライン番号
-
関連メンテナンス販売オーダ - 適用範囲ラインのライン番号
- 作業オーダ
-
「作業オーダ」番号。部品メンテナンスラインごとに作業オーダが生成されます。作業オーダ番号がこのフィールドに入ります。
- 作業オーダ原価ライン
-
見積原価ラインにリンクされた作業オーダ原価ライン。作業オーダ原価ライン番号がこのフィールドに入ります。
- 課税国
-
取引先の課税国
- 免税
-
このチェックボックスがオンの場合、原価ラインで税金が免除されます。
- 免税証明書
-
免税証明書番号
- 免税理由
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指定された取引先または会社で税金が免除される場合の免税理由コード
- 税金コード
-
税金計算で使用される税金コード
- 受渡条件
-
受渡条件のコード。この値は、[受渡条件 (tcmcs0141m000)] セッションから取得されます。
- 権利移動地点
-
[権利移動地点 (tcmcs0142m000)] セッションから取得される権利移動地点