契約見積構成ライン - 履歴 (tsctm8520m100)

セッションの目的: サービス契約見積が適用される構成の履歴をメンテナンスします。ここでいう構成には、次のものが含まれます。

サービス契約見積をサービス契約へ移行する前に、品目を設置グループに変換するか、品目を既存の設置グループにリンクする必要があります。

注: 

サービス契約見積の状況が [フリー] または [出力済] である限り、1 つの設置グループを複数のサービス契約見積にリンクできます。関連するサービス契約見積の 1 つが [承認] になると、同じ設置グループに対する残りのサービス契約見積の状況を [承認] に設定できなくなります。

見積契約

取引先に提供する、サービス契約供給の見積

記述

契約見積の記述

構成ライン番号

契約見積の適用対象となる構成のリスト。これらの構成には、契約見積がサービス契約になった時点でサービス契約が適用されるものや、サービスオーダ見積に関連するものがあります。

ラインタイプ

ラインの分類。ラインタイプは、「標準」、「合計」、「計算」 のいずれかになります。合計ラインは、計算ラインの合計です。計算ラインは部分的な構成であり、合計タイプのラインからなる全体的な構成の一部となります。

固定価格

固定の[販売価格]が[固定価格条件 (tsctm1111m000)] セッションの[構成ライン番号]を対象に定義されることを示します。

注: 
  • このフィールドが適用されるのは、[契約管理パラメータ (tsctm0100m000)] セッションの[サービス契約の価格の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
適用範囲

このチェックボックスがオンの場合、構成ラインに関して適用範囲および原価条件を定義できます。

注: 

このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。

  • 構成ラインが[標準ライン]に設定されている
  • [契約管理パラメータ (tsctm0100m000)] セッションで[サービス契約の価格の使用]チェックボックスがオンになっている
設置グループ

同じロケーションで、同じ取引先が所有する一連のシリアル番号付品目。シリアル番号付品目を設置グループに集めることで、まとめてメンテナンスすることができます。

記述

設置グループ」の記述

品目

標準メンテナンス品目

記述

品目」の記述

シリアル番号

品目コードまたは製造元部品番号と組み合わせる番号。構成要素、品目、機械、または設備を一意に識別します。

このシリアル番号は通常、品目に取り付けられた識別プレートに、製造元部品番号やその他の識別データと合わせて示されています。

品目数

構成が 「品目」 である場合、品目を構成する品目数を指定できます。

品目の関連設置グループ

関連設置グループ

関連設置グループの記述

契約テンプレート

契約条件の標準セット。テンプレートを、契約見積およびサービス契約の基盤として使用することができます。

記述

契約テンプレートの記述

価格設定方法

契約価格の決定方法を示す方法

次の価格設定方法が使用できます。

  • [構成の販売価額]
  • [予算サービス原価]
  • [設置/品目価格設定]
販売価格の割合

価格設定方法が 「構成の販売価額」 に設定されている場合、販売価格の割合を指定できます。

参照活動

契約見積の一部として含まれる「参照活動」

記述

参照活動の記述

活動数

この構成ラインに対して参照活動が適用される回数

発効日

状況により、発効日は契約見積が有効になる初日、サービス契約が有効になる初日、または、見積や契約のテンプレートを使用できる初日になります。発効日は、発効時間を含むことが多いです。

失効時間

状況により、契約見積が有効である最終日、またはサービス契約が有効である最終日。この日付を過ぎると失効します。

契約割引日付

契約割引方法の適用が開始される日付

分割払テンプレート

この構成ライン専用の分割払を生成する場合の基準となる分割払テンプレート

記述

分割払テンプレートの記述

契約割引方法

保証のサービスまたは条件が品目についての契約のサービスと重複している場合、契約価格の割引を行うことができます。割引方法により、品目に対する保証の有効期間内に契約の割引率を定義します。この定義により、顧客に請求書が送付されない初回保証期間を含めることが可能になります。また、1 回限りの割引を顧客と契約した場合など、保証とは別の割引方法を使用することができます。

実行 ID

構成ラインが生成される実行に対してユーザが定義できる識別番号

予想

価格設定方法が 「品目価格設定」 に設定されている場合、販売価格は、品目と契約テンプレートを使用して契約品目価格リスト上を検索することにより決定します。デフォルトでは、選択した価格リストの推奨販売価格が使用されます。

記述

構成ラインの総原価額。この金額は、この構成ラインに関連する全適用範囲条件の総原価額からなります。

原価額

構成ラインの最終原価額。計算原価額は、デフォルト金額として使用されます。

正味販売額

構成ラインの正味販売額

総販売額 - 契約割引額 (契約割引方法から取得)

正味販売額では、構成ラインの有効期間も考慮されます。

販売価格

価格設定方法が 「品目価格設定」 に設定されている場合には、計算販売価格が使用され、関連する契約変更の期間単位に基づいてその販売価格が計算されます。

/

販売価格が適用される期間

/

販売価格を表す期間単位

予想

予想販売額は、構成ラインの全有効期間に適用可能な販売価格です。販売価格が四半期ごとに 500 € (ユーロ) であり、構成が 1 年間有効である場合、予想総販売額は 2000 € となります。

販売額

価格設定方法が 「予算サービス原価」 または 「構成の販売価額」 の場合、販売額は、構成ラインの有効期間に適用できる販売価格となります。価格設定方法が 「品目価格設定」 の場合、予想総販売額が使用され、販売額は変更できなくなります。

付加費用率

販売額に適用される割引または付加費用

  • 正数の割合は付加費用として処理されます。
    • 負数の割合は割引として処理されます。

割引または付加費用金額に基づいて、この割合が計算されます。

付加費用金額

販売額に適用される割引または付加費用の金額

  • 正数の金額は付加費用として処理されます。
    • 負数の金額は割引として処理されます。

割引または付加費用の割合に基づいて、この金額が計算されます。

総販売額

構成ラインに対して計算される総販売額。この金額は、割引または付加費用金額が加算または減算された販売額です。

有効額で除外

...

方法

この構成ラインに適用可能な契約割引方法。この方法に従って、ある期間にわたる割引が計算されます。

記述

契約割引方法に基づいて計算された合計割引

総マージン

販売額と標準原価の差異

総マージンがどのように計算されるかは、[サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000)] セッションの[総マージン基準]フィールドの設定によって異なります。