契約収益 (tsctm4160m000)

セッションの目的: 契約収益をメンテナンスします。

サービス契約

サービス組織と顧客の間で交わす特定の期間の販売契約。メンテナンス対象の構成 (設置グループまたはシリアル番号付品目)、適用範囲条件、および合意価格を示します。

記述

サービス契約の記述

オリジナルの契約の変更

構成ラインが取り込まれた変更済の番号を示します。

構成ライン番号

構成」を識別するライン番号。この構成の合計額が適用されます。

設置グループ

同じロケーションで、同じ取引先が所有する一連のシリアル番号付品目。シリアル番号付品目を設置グループに集めることで、まとめてメンテナンスすることができます。

設置グループ

設置グループの記述

品目

標準メンテナンス品目

シリアル番号

品目コードまたは製造元部品番号と組み合わせる番号。構成要素、品目、機械、または設備を一意に識別します。

このシリアル番号は通常、品目に取り付けられた識別プレートに、製造元部品番号やその他の識別データと合わせて示されています。

品目記述

品目の記述

合計販売額

構成の合計販売額

合計販売額

契約の合計販売額

請求金額

取引先が請求される金額。この金額は、分割払期間に基づきます。

認識金額

契約全体に対する認識金額の合計

契約発効日

この日から契約は有効になります。

失効日

この日まで契約は有効です。

取消日付

この日に契約は取り消されます。

合計販売額

構成の合計販売額

請求金額

構成ごとに請求される分割払に基づいた請求金額

認識金額

構成ごとの認識金額の合計

契約発効日

この日から構成は有効になります。

失効日

この日まで契約は有効です。

計画期間

契約収益が認識される期間

ライン

収益ラインの連番

1 つの期間に複数のラインが存在する場合があるので、この連番が必要になります。1 つの期間で認識が 2 回行われると、そのような状況になる可能性があります。

予想収益

[収益の計算] 処理セッションによって計算された収益

注: 

この値を修正できるのは、収益ラインの[状況]が[フリー]に設定されている場合のみです。

収益

認識が予定されている収益か、すでに認識されている収益 (エンティティの状況に基づきます)

実際原価

日付までの実際原価の合計がここにリストされます。このフィールドを見れば、最後に収益計算が行われた日付までに契約/構成に対して生じた原価がすぐに分かります。

転記済会計期間

財務会計に実際の転記が行われた年。この値は、サービスが提案された計画会計年度と異なる場合があります。収益が認識され、最終的に総勘定元帳に転記された時点で、この値が入力されます。

転記済会計期間

財務会計で実際に転記が行われた期間。この値は、サービスが提案された計画会計期間と異なる場合があります。収益が認識され、最終的に総勘定元帳に転記された時点で、この値が入力されます。

状況

エンティティの状況。値は次のとおりです。[フリー] - この値はデフォルトであり、このエンティティの初期状況です。この状況では、認識予定金額を変更したり、ライン全体を削除したりすることができます。[確認済] – 金額がファイナライズされた後は、エンティティの状況をマニュアルで [確認済] に変更することができます。この状況では、いずれの属性も変更できません。エンティティに対して行われた変更が存在する場合は、[フリー] 状況に戻すことができます。[認識済] – 収益が認識されると、エンティティの状況が [認識済] に変わります。いったんこの状況に変わると、金額を変更できなくなります。ある期間にすでに認識済の金額が存在しており、認識済金額が変更されることが後から判明した場合には、同じ期間に別のラインを作成し、もう一度認識する必要があります。[転記済] - ERP 財務によってラインが転記されています。

注: 

次の場合、このフィールドを[確認済]に設定できません。

  • [会社 (tcemm1170m000)] セッションで[複数の機能通貨の使用]チェックボックスがオフになっている
  • [金額 (自国通貨)] が指定されていない
作成日

この契約に対して [収益の計算] が最後に実行された日付。マニュアルで挿入したラインについては、レコードが挿入された日付になります。

確認日

認識予定の収益が確認される日付

ユーザによる確認

認識予定の収益を確認するユーザ

認識日

認識予定の収益が実際に認識される日付

ユーザによる認識

認識予定の収益を認識するユーザ

認識日数

認識がすでに実行された日数。この値は、契約の開始日から最後に [収益の計算] が実行された日付までの日数になります。

実現収益係数

[収益の認識方法]が[実現収益係数 (期間別原価)] または[実現収益係数 (累計原価)] の場合、契約について予想される[実現収益係数] (ERF) がここに表示されます。

契約変更ごとにこのフィールドが更新されるので、ERF の変更を容易に追跡できます。ERF は、認識額の算出に使用されます。この値は、構成で[構成別収益の認識]チェックボックスがオフの場合のみ使用されます。

供給 %

合計金額のうち、期間の終わりまで認識せずに維持することのできる金額の割合値。期間が終わると、供給金額を認識できます。

金額 (自国通貨)

契約のサービスオフィスにリンクされた財務会社の自国通貨で表される、特定の収益期間の金額

注: 
  • このフィールドが表示されるのは、[会社 (tcemm1170m000)] セッションの[複数の機能通貨の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
  • この値は、[収益]フィールドの値が修正されると更新されます。
  • この金額は、正または負の値です。
レート

自国通貨および契約通貨に指定された為替レート

注: 
  • このフィールドが表示されるのは、[会社 (tcemm1170m000)] セッションの[複数の機能通貨の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
自国通貨のレート係数

自国通貨および契約通貨に指定されたレート係数

注: 
  • このフィールドが表示されるのは、[会社 (tcemm1170m000)] セッションの[複数の機能通貨の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
レート日付

為替レートが有効な日時

注: 
  • このフィールドが表示されるのは、[会社 (tcemm1170m000)] セッションの[複数の機能通貨の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
レート発生元

自国通貨レートの発生元

指定可能な値

為替レート

自国通貨レートの発生元が 「為替レート」 テーブルの場合、この値が選択されます。

予想

為替レートが異なるときに収益の消費/割当が複数の分割払について行われた場合、この値が選択されます。

マニュアル

自国通貨レートがマニュアルで指定された場合、この値が選択されます。

適用なし

[複数の機能通貨の使用]チェックボックスが[会社 (tcemm1170m000)] セッションでオフになっている場合、この値が選択されます。

注: 

このフィールドが表示されるのは、[会社 (tcemm1170m000)] セッションの[複数の機能通貨の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。