契約分割払 (tsctm4100m000)
セッションの目的: サービス契約分割払をメンテナンスします。
分割払をメンテナンスするためには、サービス契約の状況が [有効] でなければなりません。
仮請求
サービス契約および契約分割払の仮請求書を作成するには、[アクション] メニューの [契約分割払の仮請求書の処理] オプションを使用します。[契約分割払の仮請求書の処理 (tsctm4291m000)] セッションが表示され、サービス契約および契約分割払の仮請求書を処理します。
[仮請求バッチ (cisli3640m000)] を表示するには、[参照] メニューの [仮請求書] を使用します。
- サービス契約
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分割払にリンクされた「サービス契約」
- 記述
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サービス契約の記述
- 契約額
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部分的、定期的またはユーザ定義に従って請求される合計契約額
条件の価格によってこの金額が決定します。
注意
契約が取り消された場合は、取消日および請求方法により契約額が決定されます。
- 分割払番号
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分割払ラインを識別する連番
- 状況
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- フリー
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分割払をメンテナンスできます。
- 承認
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分割払は承認済なので、変更できません。これを請求の請求モジュールに発行できます。
- 転送済
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分割払を変更できません。請求モジュールに転送済です。請求で、分割払の請求と出力を行うことができます。
- 転記済
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請求モジュールの分割払が、財務会計の総勘定元帳モジュールに転記済です。この分割払を履歴に転記すると削除することができます。
- 取消
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分割払は取消されています。この分割払を履歴に転記すると削除することができます。
状況の関係
次の表は、古い状況の値からどの新しい状況の値に変化するかを示します。
[フリー] X X(S+A) X(S+A) [承認] X X(S) X(S+A) [転送済] X(I) X X(I) [転記済] X [取消] X
- 分割払タイプ
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- 定期分割払
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契約または構成ラインに定義された分割払テンプレートに従って生成される分割払
- 違約金分割払
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「一時的な変更」の場合に生成される分割払
- 最終分割払
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契約が取り消されたときに生成される分割払
- 停止時間違約金
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停止時間契約が満たされない場合に生成される分割払
- マニュアル分割払
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マニュアルで作成される分割払
- 発効日
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契約分割払が適用可能な期間
- 計画請求日
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分割払額の請求を計画している日付
注:これは、金額が計算される日付でもあります。
- 契約変更
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契約変更をサービス契約と組み合わせることによって、オリジナルサービス契約または契約更新に関連するすべての契約分割払を検索できます。
- 構成ライン番号
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この分割払を指定する構成
- 設置グループ
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同じロケーションで、同じ取引先が所有する一連のシリアル番号付品目。シリアル番号付品目を設置グループに集めることで、まとめてメンテナンスすることができます。
- 品目
-
契約分割払が適用可能な「品目」
- シリアル番号
-
品目のシリアル番号
- 分割払テキスト
- 通貨
-
サービス契約に指定されている通貨
- 金額
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契約の通貨による (割引なしの) 分割払額
デフォルト
分割払額 = 合計契約額 - 合計分割払額
注意
合計分割払額が合計契約額を超えると、警告が発せられます。
- 割引 %
-
分割払の割引率
- 割引率
-
契約通貨による分割払の割引額
デフォルト
割引額 = 割引率 × 分割払額
- 正味額
-
分割払の正味額
デフォルト
正味分割払額 = 分割払額 - 割引額
- 税額
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請求から、分割払の税額が入力されます。請求先取引先には、この金額を契約の通貨で請求します。
- 割合
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この分割払期間の予測原価。原価は、分割払額の割合として表示されます。
- 原価額
-
[会社 (tcemm1170m000)] セッションで定義された、ユーザ会社の参照通貨
- 原価額
-
分割払期間の予測原価額
注:次の公式を使用して、割引を取り入れることができます。
割引額 = 割引率 × 分割払額
- 正味分割払
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すべての請求済および未請求の分割払の合計総額
注:合計分割払額が契約額を超えると、警告が発せられます。
- 一時的な変更金額
-
「一時的な変更」の結果による合計金額
- 物価スライド金額
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「物価スライド」の結果による合計金額
- 金額
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自国通貨で表される合計収益金額
- 開始日
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財務会計の総勘定元帳で、この契約分割払の会計取引が有効になり、開始される日時
- 会計期間
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分割払額および予測原価を分配する会計期間数
注:会計期間数は、財務分散開始日からカウントされます。この期間数は、会社の会計期間数より少なくなります。
- 請求書番号
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請求から、分割払にリンクされた財務会社のコードが入力されます。
- 取引タイプ
-
請求から、分割払にリンクされた取引タイプのコードが入力されます。
- 請求書番号
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請求から、分割払の請求書連番が入力されます。
- 請求日
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請求から、分割払を請求する日付が入力されます。
- 転記日
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請求から、分割払を財務会計の総勘定元帳モジュールに転記する日時が入力されます。
- 実際会計期間
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財務上の目的のために区分された期間または年度
次の 3 つの会計期間タイプがあります。
- [会計]: この期間内の取引がすべて記録されます (例: 12 か月)。
- [レポート]: 管理上必要な場合に使用します (例: 52 週間)。
- [税金]: 税金規則がある場合に使用します (例: 四半期)。
- 収益金額 (自国通貨)
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自国通貨で表される収益金額。この値は、契約分割払が請求向けに処理されるときに更新されます。
注:このフィールドが表示されるのは、[会社 (tcemm1170m000)] セッションの[複数の機能通貨の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
- レート
-
自国通貨および契約通貨の為替レート
注:このフィールドが表示されるのは、[会社 (tcemm1170m000)] セッションの[複数の機能通貨の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 自国通貨のレート係数
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自国通貨および契約通貨のレート係数
注:このフィールドが表示されるのは、[会社 (tcemm1170m000)] セッションの[複数の機能通貨の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
- レート日付
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為替レートが有効な日時
注:このフィールドが表示されるのは、[会社 (tcemm1170m000)] セッションの[複数の機能通貨の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。