サービスオーダ見積適用範囲条件 (tsctm1120m400)

セッションの目的: サービスオーダ見積に関連付けられたサービスタイプに関連する「適用範囲条件」をメンテナンスします。

次の条件をいずれも満たしている場合は、このセッションで適用範囲条件が追加されます。

  • [サービスオーダ活動 (tssoc2110m000)] セッションで「参照活動」が追加されている
  • [資源所要量 (tsacm2120m000)] セッションで所要量が参照活動にリンクされている
注: 

1 つ以上の「シリアル番号付品目」ないし「参照活動」用に適用範囲条件を特定化することができます。

サービスオーダ見積

サービスオーダ見積は、価格、販売条件、およびサービスと材料の説明を述べたものであり、見込み取引先に送付することができます。ヘッダには、取引先データ、支払条件、および受渡条件が示されます。見積ラインには、活動と材料に関するデータが入力されます。

構成ライン番号

契約見積の適用対象となる構成のリスト。これらの構成には、契約見積がサービス契約になった時点でサービス契約が適用されるものや、サービスオーダ見積に関連するものがあります。

構成ラインタイプ

ラインの分類。ラインタイプは、「標準」、「合計」、「計算」 のいずれかになります。合計ラインは、計算ラインの合計です。計算ラインは部分的な構成であり、合計タイプのラインからなる全体的な構成の一部となります。

適用範囲タイプ

保証または契約が適用される作業の範囲、および請求可能な活動の部分を示す財務上の分類

条件タイプ

原価のグループ分けに使用される分類。条件タイプによって、原価のソースをより詳しく表示することができます。

サービス契約管理モジュールでは、以下の条件タイプを区別します。

  • [材料]
  • [労務]
  • [工具]
  • [交通]
  • [外注]
  • [ヘルプデスク]
  • [その他]
適用範囲条件

これは、サービスタイプ/条件タイプの組合せの一意の連番です。

ステップサイズのデフォルト: 10

注: 

必要があれば、デフォルト値を変更することができます。

費用負担方法

サービスオーダの原価にどのようにサービス契約を適用するかを決定する方法

次の費用負担方法が使用できます。

  • [最高額]
  • [適用範囲の割合]
  • [割引対象最高額]
  • [除外]
  • [自己負担]

原価条件

適用範囲条件の詳細な明細

最高額

以下が適用される原価について合意済の上限です。

  • 契約
  • 見積
  • オーダ
  • 保証

[最高額]費用負担方法を選択した場合は、この値が価格限度額になります。

この場合、フェーズ条件は価格情報を保持します。

注: 

適用範囲条件に複数のフェーズがある場合、各フェーズには個別の限度額も設定できます。

適用範囲 %

割引

この場合、フェーズ条件は割引情報を保持します。

注: 

適用範囲条件に複数のフェーズがある場合は、各フェーズには個別の割引額も設定できます。

テキスト
割引

[会社 (tcemm1170m000)] セッションで定義された、ユーザ会社の参照通貨

販売

一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)

次のような通貨タイプが使用できます。

  • 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
  • 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
予算

示されているサービスタイプまたは原価タイプに関連付けられた割引の合計

金額は、契約ヘッダで選択した通貨で表されます。

所要

サービスオーダ管理で会計上承認されたサービス活動から派生する割引の合計で、単位は自国通貨です。

割当

サービスオーダ管理で会計上承認されていないサービス活動から派生する割引の合計で、単位は自国通貨です。

原価額

指示されたサービスタイプまたは条件タイプに関連付けられている、すべての適用範囲条件の原価額の合計

注: 

金額は自国通貨で表されます。

所要原価

サービスオーダ管理で会計上承認されたサービス活動にともなう費用の合計で、単位は自国通貨です。

  • サービスオーダ
  • 旅費
割当原価

サービスオーダ管理で会計上承認されていないサービス活動にともなう費用の合計で、単位は自国通貨です。

  • サービスオーダ
  • 旅費
販売額

指示されたサービスタイプまたは条件タイプに関連付けられている、すべての適用範囲条件の販売額の合計