発注先クレーム入庫 (tscmm2113m000)
セッションの目的: 欠陥部品の返品における材料フローを処理する属性を保存します。返品対象の品目 (発注先クレームライン品目) について倉庫オーダおよび計画在庫処理を作成するためのすべての情報がこのエンティティに保存されます。また、実際入庫情報もこのセッションで保存されます。
- クレーム
-
発注先クレームの一意のコード
注:クレーム番号は、クレームを記録するユーザのログオンコードに基づいて、ユーザプロファイル (tsmdm1150m000) セッションで定義されたシリーズによりデフォルト設定されます。ユーザプロファイルがメンテナンスされていないか、クレームのシリーズがユーザプロファイルに設定されていない場合、ユーザプロファイルに設定されたサービス部署のクレームのシリーズがデフォルトで設定されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- ライン番号
-
発注先クレームライン番号
注:- これは表示フィールドです。
- クレーム[ライン番号]番号は、[発注先クレーム (tscmm2600m000)] セッションをもとにデフォルト設定されます。
- 詳細ライン
-
レコードを一意に識別する連番コード
- ブロック
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選択した発注先クレームに関連付けられた材料入庫ラインが、貿易コンプライアンスチェックが失敗したためにブロックされていることを示します。
注:このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの[貿易管理]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 倉庫オーダライン
-
発注先クレームにリンクされた倉庫オーダライン。倉庫オーダライン番号は、1 つのクレーム納入ラインで異なる品目の使用を可能にする倉庫出庫ラインの識別に使用されます。
- 入庫
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- 品目
-
- 品目
-
発注先によって納入された品目
- 貿易コンプライアンスの遵守
-
このチェックボックスがオンの場合、選択した発注先クレームに関連付けられた材料入庫ラインに、貿易コンプライアンスチェックを実行する必要があります。
注:このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの[貿易管理]チェックボックスがオンの場合のみです。
- シリアル番号
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品目のシリアル番号
- 記述
-
コードの記述または名称
- 改訂
-
受取済品目の改訂
- 数量
-
入庫する必要があるクレームライン品目の数量
- 単位
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品目の納入で使用される物理量。たとえば、木材の数量は、メートル単位の長さ、または立方メートル単位の容積で表すことができます。
- 入庫数量
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入庫済材料の実際数量
- 単位
-
品目の入庫で使用される物理量。たとえば、木材の数量は、メートル単位の長さ、または立方メートル単位の容積で表すことができます。
- 最終入庫
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このチェックボックスがオンの場合、欠陥部品が最終的に入庫されたことが示されます。このフィールドは、LN により指定されます。ただし、このデータは変更できません。
- 材料タイプ
-
クレーム納入ラインでの材料タイプの状況。デフォルトで、この値は[材料の弁済]に設定されます。ただし、このデータは変更できません。
指定可能な値
- 材料の追加
-
顧客へ送付された追加品目である品目がラインに含まれます。
- 材料の返品
-
顧客所有であり、検査で拒否された品目が、ラインに含まれます。
- 材料の弁済
-
弁償された (承認済の) 品目がラインに含まれます。
- 所有権
-
倉庫への返品材料の所有権。デフォルトで、このフィールドは[顧客所有]に設定されます。
指定可能な値
- 会社所有
-
会社所有
- 委託
-
委託
- 顧客所有
-
顧客所有
- 出庫済として返品
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たとえば製造出庫済の品目よりも所要品目の数が少なかったなどの理由により、品目が製造環境から倉庫に返品された場合、出庫時の本来の所有者が再度所有者になります (品目が損傷していない場合)。
- 繰延
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発注先から顧客に所有権が転送される日付はまだ不明です。変更日は品目のピッキングが済んだ後に決まり、商品転送に関与する両方の倉庫タイプおよび発注先と顧客の間の契約によって左右されます。
- 適用なし
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自己組織が在庫を所有します。所有権処理では、非所有在庫のみを参照します。
注:このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[外部所有権]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 価格
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品目の購買価格
- サイト
-
材料の入庫元サイトのコード
- 通貨
-
[価格]に使用される通貨
- 手順
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- 倉庫
-
材料が入庫される倉庫
- 記述
-
コードの記述または名称
- ロット選択
-
クレームラインのロット品目について規定できる特定条件。クレームラインの品目がロット品目である場合、このフィールドから品目の納入条件を選択できます。
- ロット
-
納入済品目のロット
- 時間
-
- 計画入庫時間
-
顧客から入庫される品目の計画入庫時間
- 実際入庫時間
-
返品された材料の実際入庫日時
- その他
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- ロジスティック
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- プロジェクト
-
発注先クレーム入庫ラインの作成対象であるプロジェクト
注:- このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[プロジェクトペギング]チェックボックスがオンの場合のみです。
- このフィールドが適用されるのは、次の場合のみです。
- プロジェクトが指定されている
- 指定された品目でプロジェクトペギングが許可されている
- 複数の配分ラインを持つペグ配分がクレーム入庫ラインにリンクされていない
- [品目 (tcibd0501m000)] セッションでクレームに指定された品目について、[必須プロジェクトペグ]チェックボックスがオンの場合、値を指定する必要があります。
- 指定されたプロジェクトは、次の場合にのみ有効です。
- プロジェクトが TP プロジェクトである
- プロジェクトの状況が 「クローズ」 に設定されていない
- プロジェクトにアクセスできる
- 発注先クレームヘッダおよびクレームラインで指定されたプロジェクトペグが、オリジナル伝票をコピーすることによって作成されていない場合、プロジェクトペグは発注先クレームヘッダからデフォルト設定されます。
- ペグ配分
-
発注先クレーム入庫ラインのプロジェクトペグ配分が存在することを示します。
注:- このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[プロジェクトペギング]チェックボックスがオンの場合のみです。
- このフィールドが有効になるのは、クレームラインがまだ承認されていない場合のみです。
- プロジェクトが指定されており、クレームラインの原価タイプが材料でない場合、このチェックボックスはオフになります。
- 次の場合、このチェックボックスがオンになります。
- プロジェクトが指定されていない
- プロジェクトペグ配分が存在する
- クレームラインの原価タイプが材料である
- プロジェクト要素
-
プロジェクトにリンクされている要素
注:- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[プロジェクトペギング]チェックボックスがオンになっている
- [プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000)] セッションの[要素]チェックボックスがオンになっている
- このフィールドが有効になるのは、次の場合のみです。
- クレームラインがまだ承認されていない
- 入庫ラインは、最初に納入ラインによって発注先に送付された欠陥品目の入庫について作成されている
- 入庫ラインは、関連する発注先クレームラインに指定された品目と同じ入庫品目を使用して、材料の弁済の入庫について作成されている
- このフィールドが適用されるのは、次の場合のみです。
- プロジェクトが指定されている
- 指定された品目でプロジェクトペギングが許可されている
- 複数の配分ラインを持つペグ配分がクレームラインにリンクされていない
- 指定したプロジェクトにリンクされている要素を指定できます。
- [品目 (tcibd0501m000)] セッションでクレームに指定された品目について、[必須プロジェクトペグ]チェックボックスがオンの場合、値を指定する必要があります。
- プロジェクトペグデータは、関連クレームラインからデフォルト設定されます。品目が修正されると、発注先クレームに指定されたプロジェクトと品目に基づいて[原価分割 - サービス材料費 (tppdm3103m000)] セッションの要素がデフォルト設定されます。
- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- プロジェクト活動
-
プロジェクトにリンクされている活動
注:- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[プロジェクトペギング]チェックボックスがオンになっている
- [プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000)] セッションの[活動]チェックボックスがオンになっている
- このフィールドが有効になるのは、次の場合のみです。
- クレームラインがまだ承認されていない
- 入庫ラインは、最初に納入ラインによって発注先に送付された欠陥品目の入庫について作成されている
- 入庫ラインは、関連する発注先クレームラインに指定された品目と同じ入庫品目を使用して、材料の弁済の入庫について作成されている
- このフィールドが適用されるのは、次の場合のみです。
- プロジェクトが指定されている
- 指定された品目でプロジェクトペギングが許可されている
- 複数の配分ラインを持つペグ配分がクレームラインにリンクされていない
- 指定したプロジェクトにリンクされている要素を指定できます。
- [品目 (tcibd0501m000)] セッションでクレームに指定された品目について、[必須プロジェクトペグ]チェックボックスがオンの場合、値を指定する必要があります。
- プロジェクトペグデータは、関連クレームラインからデフォルト設定されます。品目が修正されると、発注先クレームに指定されたプロジェクトと品目に基づいて[原価分割 - サービス材料費 (tppdm3103m000)] セッションの要素がデフォルト設定されます。
- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- プロジェクトペグ発生元
-
プロジェクトペグの発生元
指定可能な値
- 原価分割
- 適用なし
- マニュアル
- 最上位需要
注:- このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[原価分割]チェックボックスがオンの場合のみです。
- このフィールドが有効になるのは、発注先クレームラインがまだ承認されていない場合のみです。
- このフィールドが適用されるのは、次の場合のみです。
- プロジェクトが指定されている
- 発注先クレームラインがプロジェクトペギングされる
- 複数の配分ラインを持つペグ配分がクレームラインにリンクされていない
- [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[原価分割]チェックボックスがオフの場合、このフィールドはデフォルトで[適用なし]に設定されます。このチェックボックスがオンの場合、このフィールドを[マニュアル]または[原価分割]に設定できます。
- 運送業者/LSP
-
品目を納入する運送業者 (提案)
注:このフィールドは、[出荷元取引先 (tccom4121s000)] セッションで定義される出荷元取引先をもとにデフォルト設定されます。
- 記述
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コードの記述または名称
- 運送業者固定
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このチェックボックスがオンの場合、 [倉庫]のクレームラインの[運送業者/LSP]を変更できません。
注:このフィールドが有効になるのは、[運送業者/LSP] フィールドが定義されている場合のみです。
- 経路
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品目の納入に使用される経路
- 記述
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コードの記述または名称
- 一般
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- 入庫条件
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商品の入庫に関する受渡条件のコード
- 記述
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コードの記述または名称
- 権利移動地点
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権利移動地点コード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 関税値
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商品の輸入/輸出時に VAT の金額を決定するために使用される値