顧客クレーム納入 (tscmm1112m000)
セッションの目的: 顧客に納入 (弁償) する必要がある顧客クレームラインの材料を登録、メンテナンス、および処理します。
- クレーム
-
顧客クレームの一意のコードこれは表示フィールドです。
- 記述
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コードの記述または名称
- ライン
-
顧客クレームライン番号
- 詳細ライン
-
1 つのクレームラインで異なる品目の納入を可能にするための、顧客クレームラインの連番
- ブロック
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選択した顧客クレームに関連付けられた材料納入ラインが、貿易コンプライアンスチェックが失敗したためにブロックされていることを示します。
注:このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの[貿易管理]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 倉庫オーダライン
-
顧客クレームにリンクされた倉庫オーダライン。倉庫オーダライン番号は、1 つのクレームラインで異なる品目の納入を可能にする倉庫出庫ラインの識別に使用されます。
- 納入
-
- 品目
-
- 品目
-
顧客に納入された品目
注:- このフィールドの値は、[顧客クレームライン (tscmm1110m000)] セッションで定義されるクレーム品目にデフォルト設定されます。
- クレームラインに購買オーダが存在する場合、このフィールドは使用できません。
- 貿易コンプライアンスの遵守
-
このチェックボックスがオンの場合、選択した顧客クレームに関連付けられた材料納入ラインに、貿易コンプライアンスチェックを実行する必要があります。
注:このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの[貿易管理]チェックボックスがオンの場合のみです。
- シリアル番号
-
顧客に納品された品目のシリアル番号
注:このフィールドが有効になるのは、品目がシリアル番号付の場合のみです。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 改訂
-
納入済品目の改訂
- 有効化コード
-
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
- 有効化コード
-
コードの記述または名称
- 数量
-
顧客に納入される材料の数量
注:- 品目がシリアル番号付品目である場合、このフィールドの値は 1 である必要があります。
- 単位
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品目の納入で使用される物理量。たとえば、木材の数量は、メートル単位の長さ、または立方メートル単位の容積で表すことができます。
- 納入数量
-
顧客に納入される材料の実際数量
- 棚卸単位
-
納入済材料を表す単位
- 最終納入
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このチェックボックスがオンの場合、顧客への材料の最終納入が実施されます。このフィールドは、LN により指定されます。ただし、このデータは変更できません。
- 材料タイプ
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クレーム納入ラインでの材料タイプの状況。デフォルトで、この値は[材料の弁済]に設定されます。ただし、このデータは変更できません。
指定可能な値
- 材料の追加
-
顧客へ送付された追加品目である品目がラインに含まれます。
- 材料の返品
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顧客所有であり、検査で拒否された品目が、ラインに含まれます。
- 材料の弁済
-
弁償された (承認済の) 品目がラインに含まれます。
- 所有権
-
納入される材料の所有権。[材料タイプ]フィールドが[材料の返品]に設定されている場合、デフォルトで、このフィールドの値は[顧客所有]に設定されます。[材料タイプ]フィールドが[材料の弁済]に設定されている場合、デフォルトで、このフィールドの値は[会社所有]に設定されます。
指定可能な値
- 会社所有
-
会社所有
- 委託
-
委託
- 顧客所有
-
顧客所有
- 出庫済として返品
-
たとえば製造出庫済の品目よりも所要品目の数が少なかったなどの理由により、品目が製造環境から倉庫に返品された場合、出庫時の本来の所有者が再度所有者になります (品目が損傷していない場合)。
- 繰延
-
発注先から顧客に所有権が転送される日付はまだ不明です。変更日は品目のピッキングが済んだ後に決まり、商品転送に関与する両方の倉庫タイプおよび発注先と顧客の間の契約によって左右されます。
- 適用なし
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自己組織が在庫を所有します。所有権処理では、非所有在庫のみを参照します。
注:このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[外部所有権]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 手順
-
- 納入タイプ
-
納入品目の[納入タイプ]。デフォルトで、このフィールドは[倉庫から]に設定されます。
指定可能な値
- 倉庫から
-
商品が倉庫から納入されます。
- 購買オーダ使用
-
商品は購買オーダを使用して納入されます。
- 発注先直送
-
商品は発注先から直接納入されます。
- 倉庫
-
材料の納入元倉庫
- 記述
-
コードの記述または名称
- ロット選択
-
クレームラインの品目がロット品目である場合、このフィールドから品目の納入条件を選択できます。
指定可能な値
- 任意
-
入庫または出荷の対象商品に、特定のロット条件は付与されません。複数のロットを使用できます。
- 同一
-
入庫または出荷に任意のロットを選択できますが、入庫または出庫の全体を同一ロットにする必要があります。
- 特定
-
1 つの特定ロットのみの入庫または出荷ができます。
- ロット
-
(ロット管理対象のとき) 品目に使用されるロットのコード
- 時間
-
- 計画納入時間
-
クレームを納入する必要がある計画日時
- 計画入庫時間
-
品目が顧客から入庫される計画日時
- 実際納入時間
-
品目を顧客に納入する実際納入時間
- 有効在庫日付
-
納入品目が納入倉庫で利用可能になる有効在庫日付
注:- 有効在庫日付が適用されるのは、クレーム管理パラメータ (tscmm0100m000) セッションのクレームパラメータ[有効在庫チェック有効]フィールドがオンの場合のみです。
- その他
-
- ロジスティック
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- 運送業者/LSP
-
品目を納入する運送業者 (提案)
注:このフィールドは、[出荷先取引先 (tccom4111s000)] セッションで定義される出荷先取引先をもとにデフォルト設定されます。
- 記述
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コードの記述または名称
- 運送業者固定
-
このチェックボックスがオンの場合、 [倉庫]のクレームラインの[運送業者/LSP]を変更できません。
注:このフィールドが有効になるのは、[運送業者/LSP]フィールドが定義されている場合のみです。
- 経路
-
品目の納入に使用される経路
- 記述
-
コードの記述または名称
- 一般
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- 受渡条件
-
受渡条件コード受渡条件には、[権利移動地点]を含めることができます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 権利移動地点
-
権利移動地点コード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 購買元取引先
-
納入される品目の購買元である購買元取引先
- 記述
-
コードの記述または名称
- 関税値
-
商品の輸入/輸出時に VAT の金額を決定するために使用される値
- 通貨
-
関税値を表す通貨
- 納品書
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- 輸送理由
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輸送の理由を示す理由コード理由 (tcmcs0105m000) セッションで定義されている理由コードがデフォルトで設定されます。
注:- [理由 (tcmcs0105m000)] セッションで[理由タイプ]が[輸送理由]に設定されている必要があります。
- 導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションの[納品書]チェックボックスがオンの場合、このフィールドは適用されません。
- 記述
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コードの記述または名称
- 納入コード
-
輸送費を支払うエンティティのコード
注:- [理由 (tcmcs0105m000)] セッションで[理由タイプ]が[納入コード]に設定されている必要があります。
- このフィールドが有効になるのは、導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションの[納品書]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 在庫数量
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- 手持
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[倉庫 - 品目在庫 (whwmd2515m000)] セッションでリストされる、品目の手持在庫
- オーダ済
-
[倉庫 - 品目在庫 (whwmd2115s000)] セッションでリストされる、品目のオーダ済在庫
- 割当
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倉庫内の品目としてリストされる割当済在庫
- プロジェクト参照
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- 変更理由
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プロジェクトペグデータを修正する際に指定する理由コード
注:- このフィールドは、[プロジェクトペギングパラメータ (tcpeg0100m000)] セッションで[マニュアルプロジェクトペグ修正] チェックボックスがオンになっている場合にのみ表示されます。
- 選択した[理由]コードの[理由タイプ]は、[理由 (tcmcs0105m000)] セッションの[プロジェクトペグ監査履歴]でなければなりません。
- この値を修正できるのは、顧客クレームの状況が[承認済]、[取消]、または[クローズ]以外の値に設定されている場合のみです。
- プロジェクト
-
顧客クレーム納入ラインの作成対象であるプロジェクトのコード
注:- このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[プロジェクトペギング]チェックボックスがオンの場合のみです。
- プロジェクト (TP) を指定できるのは、顧客クレームがプロジェクトペギングされ、顧客クレームに指定された品目がプロジェクトペギングされていない場合です。
- このフィールドは、次の場合のみ有効になります。
- プロジェクトが TP プロジェクトである
- プロジェクトが 「クローズ」 状況でない
- プロジェクトへのアクセス権限がユーザに付与されている
- 材料費ラインで指定された品目について[品目 (tcibd0501m000)] セッションの[必須プロジェクトペグ]チェックボックスがオンの場合、この値を指定する必要があります。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 要素
-
[プロジェクト]にリンクされた要素のコード
注:- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[プロジェクトペギング]チェックボックスがオンになっている
- [プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000)] セッションの[要素]チェックボックスがオンになっている
- このフィールドが適用されるのは、次の場合のみです。
- [プロジェクト]が指定されている
- プロジェクト要素がプロジェクト (TP チェック) に適用される
- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- 要素
-
コードの記述または名称
- 活動
-
[プロジェクト]にリンクされた活動のコード
注:- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[プロジェクトペギング]チェックボックスがオンになっている
- [プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000)] セッションの[活動]チェックボックスがオンになっている
- この値を修正できるのは、顧客クレームの状況が[承認済]、[取消]、または[クローズ]以外の値に設定されている場合のみです。
- このフィールドが適用されるのは、次の場合のみです。
- [プロジェクト]が指定されている
- プロジェクト活動がプロジェクト (TP チェック) に適用される
- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- 活動
-
コードの記述または名称
- プロジェクトペグ発生元
-
プロジェクトペグの発生元
指定可能な値
- 原価分割
- 適用なし
- マニュアル
- 最上位需要
注:- このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[原価分割]チェックボックスがオンの場合のみです。
- この値を修正できるのは、顧客クレームの状況が[承認済]、[取消]、または[クローズ]以外の値に設定されている場合のみです。
- デフォルトで、このフィールドは次のように設定されます。
- [マニュアル]または[原価分割]: 関連する顧客クレームがプロジェクトペギングされており、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションで[原価分割]チェックボックスがオンになっている場合。
- [適用なし]: プロジェクトペグまたは原価分割が適用されない場合
- プロジェクトペギング在庫
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品目がプロジェクトペギング在庫からリンクされている必要があるかどうかを示します。
注:- このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[プロジェクトペギング]チェックボックスがオンの場合のみです。
- デフォルトで、このチェックボックスはオフになっています。材料がプロジェクトペギングされる場合のみ、このチェックボックスがオンになります。
- この値を修正できるのは、顧客クレームの状況が[承認済]、[取消]、または[クローズ]以外の値に設定されている場合のみです。
- このフィールドが適用されるのは、顧客クレーム納入がプロジェクトペギングされる場合のみです。