顧客クレーム (tscmm1100m100)
セッションの目的: 顧客から受け取ったクレームを登録、調査、および処理します。このセッションは、[顧客クレーム (tscmm1600m100)] セッションの一部として表示され、メインメニューからはアクセスできません。
詳細については、以下を参照してください。
- 顧客クレーム (tscmm1600m100)
- 顧客クレーム (tscmm1610m100)
- 顧客クレームワークベンチの使用
仮請求
顧客クレームの仮請求書を作成するには、[アクション] メニューの [顧客クレームの仮請求書の処理] オプションを使用できます。[顧客クレームの仮請求書の処理 (tscmm1291m000)] セッションが表示されます。ここで、原価タイプに基づいて顧客クレームラインを選択して、顧客クレームおよび顧客クレームにリンクされている顧客クレームラインの選択済タイプについて仮請求書を処理できます。
[仮請求バッチ (cisli3640m000)] を表示するには、[参照] メニューの [仮請求書] を使用します。
- クレーム
-
顧客クレームの一意のコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 状況
-
クレームの現在の状況。クレーム状況が指定されます。この状況をマニュアルで設定することはできません。デフォルトで、クレーム状況は [フリー] に設定されます。
指定可能な値
- フリー
- 修正済
- 承認保留
- 承認済
- 拒否
- 取消
- クローズ
- 次のステップ
-
顧客クレームを処理するために実行する必要のある次のステップ
- 販売先取引先
-
クレームの入庫元である販売先取引先の一意のコード
- 記述
-
クレームの入庫元である販売先取引先の名称
- 販売先窓口
-
販売先取引先の窓口詳細の一意のコード
注:[販売先窓口] は、[取引先役割別窓口 (tccom4545m000)] セッションで定義される販売先取引先の窓口にデフォルト設定されます。
- 氏名
-
コードの記述または名称
- サービスオフィス
-
クレームを処理する権限がある「サービス部署」
注:- デフォルトで、ユーザプロファイル別サービスオフィス (tsmdm1155m000) セッションに定義されているサービス部署に指定されます。
- クレームラインが存在する場合、このフィールドは使用できません。
- 記述
-
コードの記述または名称
- レート換算基準
-
レート換算基準。取引に適用されるレート換算基準に照らして有効な為替レートを使用して、取引通貨から自国通貨へと金額が変換されます。デフォルトで、「伝票日付」 がレート換算基準と見なされます。
指定可能な値
- 伝票日付
-
その伝票が作成された日時において有効なレートが、自動的に使用されます。[伝票日付]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。このレートはマニュアルで変更できます。
レートは、請求書が転記された時点で、請求によって更新されます。
- マニュアル入力
-
このレートはマニュアルで入力できます。デフォルトでは、伝票が作成された日時に有効なレートを使用します。[マニュアル入力]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
- 納期
-
商品がまだ納入されていない場合、オーダ日に有効なレートが使用されます。ただし、このオーダ日が過去の日付の場合は、現在の日付に有効なレートが使用されます。
商品が納入されている場合は、実際納期に有効なレートを使用します。
[納期]レート換算基準は、販売オーダ、サービスオーダ、および販売請求書にのみ適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。
- 入庫日
-
その商品の入庫が予定されている日時において有効なレートが使用されます。[入庫日]レート換算基準は、購買オーダおよび購買請求書にのみ適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。
- 予定入出金日
-
その販売請求書または購買請求書の予定支払日時において有効なレートが自動的に使用されます。
予定入出金日 = 予定納期 ÷ 入庫日 + 支払期間
支払期間は、[支払条件 (tcmcs0113s000)] セッションで指定されます。[予定入出金日]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。
レートは、請求書が転記された時点で、請求によって更新されます。
- 固定
-
このレート換算基準は、依存通貨システムまたは単一通貨システムでのみ使用できます。[固定]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
取引通貨と参照通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。マニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。
- 固定ハード
-
このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ハード]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
取引通貨とレポート通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。現地通貨レートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。
取引通貨とレポート通貨間の換算レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。
- 固定ローカル
-
このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ローカル]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
取引通貨と現地通貨間のレートをマニュアルで入力した場合は、レートが固定されます。その他のレートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。
現地通貨レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。
- 固定ローカルとハード
-
このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ローカルとハード]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
取引通貨と自国通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。現地通貨レートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。
取引通貨と自国通貨間の換算レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。
注:[販売先取引先] の [レート換算基準] の値がデフォルトで設定されます。
- レート/レート係数
-
通貨変換処理で使用される通貨為替レート(自国通貨で金額を計算するために、異なる通貨の金額に乗算される係数/レート)
- レート/レート係数
-
LN で取引通貨または請求通貨の金額を自国通貨に換算する際の除数として使用される係数。レート係数は通常、韓国ウォンなどの相対的に価値の低い通貨を換算する場合に使用されます。
- レート/レート係数
-
通貨基準単位のレート
- 取引先
-
受取人に支払を行う取引先。通常、顧客の買掛金部署を表します。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、顧客の銀行リレーション、取引先に送付する督促のタイプ、および督促の送付頻度が含まれます。
注:[クレーム請求手順] が [貸方票基準] タイプの場合、このフィールドには、承認済/クレーム金額を受け取る回収先取引先が表示されます。[クレーム請求手順] が [請求書基準] の場合、このフィールドには、回収先取引先が表示されます。
- 住所
-
回収先取引先の住所コード
- 窓口
-
取引先役割にリンクされている窓口のコード
注:- クレーム [状況] が [拒否]、[取消]、または [クローズ] である場合、このフィールドは使用できません。
- [クレーム請求手順] が [貸方票基準] に設定されている場合は、回収先取引先のサービス部署の窓口がデフォルトで設定されます。[クレーム請求手順] が [請求書基準] に設定されている場合は、回収先取引先にリンクされている窓口がデフォルトで設定されます。
- 窓口
-
コードの記述または名称
- クレーム金額
-
クレームから請求された合計金額。この値は、このクレームにリンクされたクレームラインに基づいて計算されます。
- 作成日
-
クレームが作成された日時。デフォルトで、クレームが作成されたシステム日時が考慮されます。
- 作成者
-
クレームを作成したユーザのログインコード。現在のユーザのログインコードが考慮されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 最遅終了時間
-
クレーム処理用に (内部用途で) スケジュール設定、または (クライアントと) 合意された最遅終了時間
- 計画納入時間
-
クレームを納入する必要がある計画日時。計画納入日時は、[クレーム対応方法] フィールドが [材料の弁済] に設定されている場合の材料取引で使用されます。デフォルトで、現在の日時が計画納入日時と見なされます。
- 内部クレームテキスト
-
クレームに関する内部情報用のテキスト。この情報を外部文書に出力してはなりません。
- 問題
-
「問題」を識別するコード。問題は実際の問題でなければなりません。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 通貨
-
金額を表す通貨
- 解決策
-
解決策のコード
注:このフィールドが表示されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [診断の使用] チェックボックスがオンの場合のみです。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 承認済金額
-
クレームから計算された合計承認済金額。この値は、このクレームにリンクされたクレームラインに基づいて計算されます。
- 承認者
-
クレームを承認するユーザのコード。デフォルトで、現在のユーザのログインコードが考慮され、この値を変更できません。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 承認日
-
見積クレーム金額が承認される日付
- 承認者
-
見積クレーム金額を承認するユーザのコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 承認日
-
クレームが承認された日時。現在の日時が考慮されます。ただし、このデータは変更できません。
- 承認率
-
クレームラインで承認されるすべてのクレーム金額に適用される割合。この値は 100% にデフォルト設定されます。
- 拒否実行者
-
クレームを拒否するユーザのコード。デフォルトで、現在のユーザのログインコードが指定されます。この値は変更できません。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 拒否日
-
クレームが拒否された日時。現在の日時が入力されます。このデータは変更できません。
- 拒否理由
-
拒否理由のコード。
注:- クレーム [状況] が [拒否] に設定されている場合は、このフィールドに値を指定します。
- [理由 (tcmcs0105m000)] セッションで [理由タイプ] が [クレーム拒否] に設定されている必要があります。
- テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、クレーム全体を拒否する理由の詳細がクレームに添付されます。
- 取消実行者
-
クレームを取り消すユーザのコード。デフォルトで、現在のユーザのログインコードが指定されます。このデータは変更できません。
- 取消日付
-
クレームが取り消された日時。現在の日時が入力されます。このデータは変更できません。
- 取消理由
-
取消理由のコード。理由 (tcmcs0105m000) セッションで定義されている理由コードがデフォルトで設定されます。
注:- クレーム [状況] が [取消] に設定されている場合は、このフィールドに値を入力します。
- [理由 (tcmcs0105m000)] セッションで [理由タイプ] が [取消] に設定されている必要があります。
- テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、クレーム全体を取り消す理由の詳細がクレームに添付されます。
- 拒否金額
-
[クレーム金額] から拒否された合計金額。この値は、このクレームにリンクされたクレームラインに基づいて計算されます。
- 住所
-
販売先取引先の住所
- レート日付
-
為替レートがクレーム用に確定された日時
- クレーム金額
-
請求される合計見積額
- 承認済金額
-
承認される合計見積額
- 拒否金額
-
拒否される合計見積額
- クレーム発生元
-
クレームの発生元。デフォルトで、このフィールドは [マニュアル] に設定されます。
指定可能な値
- マニュアル
-
クレームをマニュアルで挿入します。
- コール
-
クレームはコールから発生しています。
- サービスタイプ
-
「サービスタイプ」のコードで、顧客クレームにリンク可能な一連のクレームの特徴を定義するために使用されます。サービスタイプではまた、クレーム手順で実行するステップも定義されます。サービスタイプには、[クレーム請求手順] のデフォルトの手順設定が含まれます。
注:- クレームラインが存在する場合、このフィールドは使用できません。
- 定義済の [クレーム請求手順] が存在するサービスタイプのみを使用できます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- クレーム請求手順
-
クレームフローが [貸方票基準] または [請求書基準] のいずれであるかを決定する手順。
指定可能な値
- 貸方票基準
-
サービス組織は発注先から購買貸方票を受け取ります。
- 請求書基準
-
サービス組織は発注先から販売請求書を受け取ります。
- 適用なし
注:[サービスタイプ (tsmdm0130m000)] セッションからこの値がデフォルトで設定されます。
- 早期決済
-
このチェックボックスがオンの場合、弁償材料のある貸方票または納入ラインは、欠陥品目の受領を待たずに、即時に作成されます。これにより、顧客からクレーム部品の受け取りを待たずに、クレームラインを承認して決済することができます。
注:- このフィールドが適用されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの顧客クレームチェックボックスがオンの場合のみです。
- このフィールドは、[サービスタイプ (tsmdm0130m000)] セッションを基にデフォルト設定されます。
- 住所
-
販売先取引先の住所
- 名前
-
コードの記述または名称
- 外部クレームテキスト
-
外部文書に出力される、クレームに関する情報
- 販売参照システム
-
クレームの参照先となる、LN のオーダシステム。
指定可能な値
- コール
-
オリジナルオーダシステム (コール番号) がコールに存在する必要があります。
- クレーム
-
オリジナルオーダシステムがクレームに存在する必要があります。
- サービスオーダ
-
オリジナルオーダシステムがサービスオーダに存在する必要があります。
- メンテナンス販売オーダ
-
オリジナルオーダシステムがメンテナンス販売オーダに存在する必要があります。
- 販売オーダ
-
オリジナルオーダシステムが販売オーダに存在する必要があります。
- 販売スケジュール
-
オリジナルオーダシステムが販売スケジュールに存在する必要があります。
- 適用なし
注:- デフォルトで、このフィールドは [適用なし] に設定されます。
- [販売参照システム]、[販売伝票タイプ]、および [販売伝票番号] フィールドが適用されるのは、[クレーム請求手順] が [請求書基準] の場合のみです。
- 販売伝票タイプ
-
クレームの参照先となる選択したオリジナルオーダシステムに関連する伝票のタイプ。デフォルトで、このフィールドは [適用なし] に設定されます。クレームは、オリジナル伝票を基準にすることができます。[販売伝票タイプ] はオーダまたは請求書のいずれかになります。「オリジナル伝票」 の目的は、オーダまたは請求書のオリジナルの販売済の品目、数量、および販売価格を顧客クレームにコピーする上でそのクレームが有効であるかどうかをチェックすることです。オリジナル伝票の概念により、特に顧客クレームヘッダがマニュアルで入力されている場合にクレームデータの入力が容易になります。
指定可能な値
- オーダ
-
クレームはオーダに基づきます。
- オーダ履歴
-
クレームはオーダ履歴に基づきます。
- 請求書
-
クレームは請求に基づきます。
- 適用なし
注:履歴が登録されていない場合、[オーダ履歴] オプションは [販売伝票タイプ] フィールドで利用できません。
- 販売伝票番号
-
オリジナル請求書の財務会社のコード
注:- このフィールドが有効になるのは、[販売伝票タイプ] が [請求書] の場合のみです。
- 会社 (tcemm1170m000) セッションで [会社タイプ] フィールドが [財務] または [両方] に設定されている必要があります。
- 文書
-
オリジナル請求書の取引タイプコード。オリジナル伝票番号が指定されている場合、このフィールドの入力は必須です。
注:このフィールドが有効になるのは、[販売伝票タイプ] が [請求書] に設定され、かつオリジナル請求会社が指定されている場合のみです。
- 文書
-
[販売伝票タイプ] の伝票番号。この番号はオーダ番号または請求書番号のいずれかになります。[販売伝票タイプ] フィールドが [適用なし] 以外の値に設定されている場合、このフィールドが有効になり、入力が必須になります。
- 顧客オーダ番号
-
[販売先取引先] がクレームに割り当てる番号。クレームが [拒否]、[取消]、または [クローズ] である場合、[顧客オーダ番号] はこれ以降、変更できません。
- 第 1 請求書参照
-
販売請求書に出力する、取引先についての最初の参照情報
注:- このフィールドをメンテナンスできるのは、[販売先取引先] フィールドが指定され、かつ [クレーム請求手順] フィールドが [貸方票基準] に設定されている場合のみです。
- 次の場合、このフィールドは使用できません。
- [クレーム請求手順] が [貸方票基準] に設定されているクレームラインに、更新できない CISLI データが存在する場合
- クレームラインについて、[クレーム対応方法] フィールドが [費用の弁済]、状況が [承認済] に設定され、かつ [合計請求] フィールドがオフになっている場合
- [合計請求] フィールドがオンに設定され、クレームヘッダ [状況] が [承認済] 以上である場合
- 第 2 請求書参照
-
販売請求書に出力する、取引先についての 2 番目の参照情報
注:- このフィールドをメンテナンスできるのは、[販売先取引先] フィールドが指定され、かつ [クレーム請求手順] フィールドが [貸方票基準] に設定されている場合のみです。
- 次の場合、このフィールドは使用できません。
- [クレーム請求手順] フィールドが [貸方票基準] に設定されているクレームラインに、更新できない CISLI データが存在する場合
- クレームラインについて、[クレーム対応方法] フィールドが [費用の弁済]、状況が [承認済] に設定され、かつ [合計請求] フィールドがオフになっている場合
- [合計請求] フィールドがオンに設定され、クレームヘッダ [状況] が [承認済] 以上である場合
- 使用取引先
-
クレームの登録先である設置を使用する最終顧客 (取引先)
注:- クレーム [状況] が [拒否]、[取消]、または [クローズ] である場合、このフィールドは使用できません。
- このフィールドのデフォルト値が [シリアル番号付品目 (tscfg2100m000)] セッションから取得されるか、顧客クレームへのコールの転送時に、使用データがそのコールから取得されます。
- 設置グループ
-
クレームの生成対象である「設置グループ」を識別するコード
注:シリアル番号付品目が定義されている場合、この設定グループは、シリアル番号付品目の設置グループと同じでなければなりません。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 品目
-
クレームの生成対象である品目
注:- この品目は [品目 - サービス (tsmdm2100m000)] セッションに定義されている必要があります。
- [一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [オフィス別品目サービス必須] チェックボックスがオンの場合、選択できるのは、指定された [サービスオフィス] にリンクされた品目のみです。サービス品目は、[サービスオフィス別品目 - サービス (tsmdm2120m000)] セッションのサービスオフィスにリンクされます。
- [プロジェクト (tipcs2101m000)] セッションで状況が [有効] または [クローズ] に設定された PCS プロジェクトにリンクされている品目を指定できます。[クローズ] 状況のプロジェクトにリンクされている品目を選択する場合は、[一般プロジェクト (tcmcs0552m000)] セッションでそのプロジェクトに関して [稼働中] チェックボックスがオンになっている必要があります。
- シリアル番号
-
クレームの生成対象である品目のシリアル番号。この品目は定義済でなければならず、サービス品目データが存在し、品目がシリアル番号付として構成管理されていなければなりません。
注:シリアル番号付品目の販売先取引先は、クレームの [販売先取引先] と同じでなければなりません。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 故障日
-
部品の不具合がレポートされた日時。この日時は、関連する有効な「保証」またはサービス契約と価格決定を確認するために使用されます。
注:デフォルトで、クレームの [作成日] が [故障日] として表示されます。
- 適用範囲時間
-
クレームに適用可能なサービス契約および保証を決定するための時間
- 適用範囲タイプ
-
保証または契約適用範囲の割当を決定するために使用される「適用範囲タイプ」
- 記述
-
コードの記述または名称
- 保証
-
クレームにリンクされている「保証」
- 記述
-
コードの記述または名称
- サービス契約
-
クレームにリンクされているサービス契約
- 記述
-
コードの記述または名称
- 住所
-
使用取引先の住所
注:- このフィールドが有効になるのは、クレーム [状況] が [拒否]、[取消]、または [クローズ] である場合のみです。
- このフィールドの値は、[シリアル番号付品目 (tscfg2100m000)] セッションをもとにデフォルト設定されます。
- 窓口
-
[取引先] 役割にリンクされている窓口
注:- クレーム [状況] が [拒否]、[取消]、または [クローズ] である場合、このフィールドは使用できません。
- このフィールドの値は、[シリアル番号付品目 (tscfg2100m000)] セッションをもとにデフォルト設定されます。
- 使用オペレータ窓口
-
設置を使用する [オペレータ窓口] にリンクされている窓口
注:- クレーム [状況] が [拒否]、[取消]、または [クローズ] である場合、このフィールドは使用できません。
- このフィールドのデフォルト値は、[シリアル番号付品目 (tscfg2100m000)] セッションから取得されます。
- 出荷先取引先
-
故障部品を出荷し、置換部品を入庫する出荷先取引先のコード
注:- 出荷先取引先は、[取引先 (tccom4500m000)] セッションに定義されている販売先取引先をもとにデフォルト設定されます。
- 出荷先住所
-
出荷先住所のコード
注:出荷先取引先が指定されている場合、出荷先住所の入力は必須です。
- 出荷先窓口
-
出荷先取引先にリンクされている窓口
注:- 出荷先取引先のデフォルト値は、[取引先 (tccom4500m000)] セッションに定義されている販売先取引先から取得されます。
- クレーム [状況] が [拒否]、[取消]、または [クローズ] である場合、このフィールドは使用できません。
- 受渡条件
-
受渡条件コード
注:- [販売先取引先] フィールドが指定されている場合のみ、このフィールドを入力できます。
- [受渡条件] は、[販売先取引先] 役割に基づく受渡条件にデフォルト設定されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 権利移動地点
-
権利移動地点コード
注:- このフィールドをメンテナンスできるのは、[販売先取引先] フィールドが入力されている場合のみです。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 取引先
-
請求先取引先のコード
注:[クレーム請求手順] が [貸方票基準] タイプの場合、このフィールドには、承認済/クレーム金額を受け取る請求先取引先が表示されます。[クレーム請求手順] が [請求書基準] の場合、このフィールドには、請求元取引先が表示されます。
- 住所
-
請求先取引先の住所コード
注:この住所は、請求先取引先に定義されたサービス部署にデフォルト設定されます。
- 窓口
-
請求先取引先にリンクされている窓口
注:- クレーム [状況] が [拒否]、[取消]、または [クローズ] である場合、このフィールドは使用できません。
- [クレーム請求手順] が [貸方票基準] に設定されている場合は、請求先取引先のサービス部署の窓口がデフォルトで設定されます。[クレーム請求手順] が [請求書基準] に設定されている場合は、請求元取引先にリンクされている窓口がデフォルトで設定されます。
- 窓口
-
コードの記述または名称
- 販売タイプ
-
販売タイプのコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 業種
-
同一のビジネスセクタに従事している顧客、発注先、または従業員のグループ。業種は、統計および履歴データのレポートまたは照会を生成するときの選択基準として使用できます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 支払条件
-
請求書支払の契約。支払条件には次のようなものがあります。
- 請求書の支払期限
- 請求書の支払が指定期間内に行われた場合に提供される割引
支払条件の下で、次の要素を計算できます。
- 支払期日
- 割引期間が終了する日付
- 割引額
- 記述
-
コードの記述または名称
- 承認者
-
クレームを承認するユーザのコード。デフォルトでは、現在のユーザのログインコードが指定されます。この値を変更することはできません。
- 記述
-
コードの記述または名前
- 承認決定
-
顧客クレームの承認に関する理由コード
注:- この値は、[サービスタイプ (tsmdm0130m000)] セッションでリンク済のサービスタイプに関して[顧客クレームの承認決定必須]チェックボックスがオンになっている場合に指定する必要があります。
- [理由 (tcmcs0105m000)] セッションで [理由タイプ] フィールドが [クレーム承認] に設定されている理由しか選択することができません。
- この値を指定できるのは、顧客クレームが 「拒否済」 でない場合のみです。
- 拒否実行者
-
クレームを拒否するユーザのコード。デフォルトでは、現在のユーザのログインコードが指定されます。この値を変更することはできません。
- 延滞金利
-
指定期間内に請求書の支払が行われない場合に、請求書の受取者が支払う必要がある割合 (商品の金額または提供されたサービスを対象に請求される)
- 記述
-
コードの記述または名称
- 支払方法
-
支払条件のコード。[支払方法] は、現預金管理 における貸方票の支払方法を示します。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 請求書テキスト
-
販売貸方票に出力されるヘッダ情報
- 合計請求
-
このチェックボックスがオンの場合、クレーム [状況] が [承認済] に設定されている場合に、すべてのクレームラインが 「請求」 に発行されます。このチェックボックスがオフの場合、クレームの [ライン状況] が [承認済] の場合に、クレームラインが個別に中央請求に発行されます。
- VAT 基準:
-
このチェックボックスがオンの場合、商品またはサービスに基づいて VAT が計算されます。
指定可能な値
- 商品の VAT
-
商品フローを検討して、正しい VAT 値を判断します。
- サービスの VAT
-
サービスを実行する場所 (ロケーション住所) を検討して、正しい VAT 値を判断します。
- 顧客クレーム伝票承認
-
このチェックボックスがオンの場合、クレームは、顧客クレーム全体を承認するため、顧客クレームヘッダレベルでのみ承認できます。このチェックボックスがオフの場合、各クレームラインは個別に承認できます。
注:- このチェックボックスが表示されて適用されるのは、次の場合のみです。
- [一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [顧客クレーム] チェックボックスがオンになっている
- ワークフロー伝票権限 (WFDA) が顧客クレームについて ION で有効ではない場合。WFDA が ION で有効である場合、ION で承認された後、クレームヘッダおよびライン状況が [承認済] に設定されます。
- この設定はデフォルトで [クレーム管理パラメータ (tscmm0100m000)] セッションから取得されます。
- このチェックボックスが表示されて適用されるのは、次の場合のみです。
- 発注先クレーム伝票承認
-
このチェックボックスがオンの場合、クレームは、顧客クレーム全体を承認するため、発注先クレームヘッダレベルでのみ承認できます。このチェックボックスがオフの場合、各クレームラインは個別に承認できます。
注:- このチェックボックスが表示されて適用されるのは、次の場合のみです。
- [一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [発注先クレーム] チェックボックスがオンになっている
- ワークフロー伝票権限 (WFDA) が発注先クレームについて ION で有効ではない場合。WFDA が ION で有効である場合、ION で承認された後、クレームヘッダおよびライン状況が [承認済] に設定されます。
- この設定はデフォルトで [クレーム管理パラメータ (tscmm0100m000)] セッションから取得されます。
- このチェックボックスが表示されて適用されるのは、次の場合のみです。
- 税金分類
-
税金分類コード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 記述
-
コードの記述または名称
- 為替レートタイプ
-
請求通貨を請求会社の自国通貨に変換するために使用されるレートタイプ。各請求先取引先や各種取引 (購買や販売など) にそれぞれ異なる通貨為替レートを割り当てることができます。
- 記述
-
コードの記述または名称