顧客コール 360 (tsclm1509m100)

セッションの目的: コール関連のデータを表示、メンテナンス、および作成します。

次のオプションを使用して、サービスパッケージ内の関連オーダ、および 「購買」、「製造」、「倉庫」 などのパッケージから発生した関連オーダを表示します。

  • 派生先: 

    グラフィカルブラウザフレームワークを開始し、現在のオーダから派生しているオーダを表示します。
  • 派生元: 

    グラフィカルブラウザフレームワークを開始し、特定のオーダから派生しているオーダを表示します。

グラフィカルブラウザフレームワークでは、オーダのマルチレベルの関係を表示できます。次のオプションを使用して、詳細を表示できます。

  • 詳細表示: 

    関連オーダの詳細を表示します。
  • ツリーの反転: 

    グラフィカルブラウザフレームワークを開始し、反転モードにして、選択したオーダから開始します。たとえば、グラフィカルブラウザフレームワークを派生先モードで開いた場合、この反転オプションを使用してオーダを派生元モードで表示することができます。

サービス組織では、サポートアナリスト (または、サービスオーダをスケジュールする上での顧客との交渉者) がコールを処理する間、保証明細や特定のサービス契約番号などの関連情報、および適用可能な対処時間や優先順位などのその他の詳細な関連情報がコール画面に表示されます。また、リンクされているオーダ (サービスオーダやメンテナンス販売オーダなど) を表示することもできます。取引先に関連する構成ツリーの表示を可能にするリンクもあります。この情報は、各種のタブまたはフォームで利用できます。ただし、いずれの場合にも一部の詳細は表示されません。顧客の信用評価に関する詳細、予防メンテナンス計画に関する情報、フィールド変更オーダラインがリンクされている場合はその情報、および関連サービス契約に関する詳細は、現在のコール画面には表示できません。これらの詳細を既存のコール画面に組み込むことも不可能ではありませんが、その結果、画面が複雑になり扱いにくくなります。さらに、これらの追加詳細がコール画面からアクセスし利用可能であれば、サービスオーダ発送者のようなその他の役割は、コール画面へのアクセス権が与えられない限り、この情報を見過ごすことになります。ダッシュボードのような機能は、このような欠点のほとんどを克服し、簡単に使用できる一般アクセスセッションを提案することを目的としています。提案されるフォームには、主として、サービスコールをオブジェクトとして示すコールリスト画面があります。その他の役割は、この画面を使用することができます。

[顧客コールダッシュボード (tsclm1509m100)] セッションの使用方法

[顧客コール 360 (tsclm1509m100)] セッションでコールリストからコールを選択すると、その品目に関する情報が表示されます。

[追加情報] の下にあるチェックボックスは、コールに利用できるデータを示します。ボタンをクリックするとセッションが開始されるので、そこでコールデータを表示、メンテナンス、または作成することができます。

次のボタンをクリックできます。

  • 設置グループ

    コールを登録すると、そのコールは特定の設置グループに登録されます。設置グループの詳細は、[設置グループ (tsbsc1100m000)] セッションで入力できます。
  • FCO ライン

    コールがフィールド変更オーダに関するものである場合に詳細を表示するには、[フィールド変更オーダライン (tssoc5110m000)] セッションから FCO ラインを表示します。
  • シリアル番号付品目

    登録するコールに関連する品目にシリアル番号が付いている場合は、[シリアル番号付品目 (tscfg2100m000)] セッションでシリアル番号付品目の詳細を表示できます。
  • 計画活動

    [計画活動 (tsspc2100m000)] セッションでは、特定の設置グループ、または一連の設置グループに対する計画活動のリストを生成および表示できます。
  • サービスオーダ

    コール受信者がコールを解決できない場合、そのコールはサービスオーダに転送され、[サービスオーダ (tssoc2100m000)] セッションで表示可能になります。
  • 販売オーダ

    コールは、販売後も発生する可能性があります。そのような場合には、販売オーダ詳細が表示されますが、サービスが販売と統合されている場合に限られます。
  • メンテナンス販売オーダ

    メンテナンス販売オーダに関するコールの詳細は、[メンテナンス販売オーダ (tsmsc1100m000)] セッションに表示されます。
  • 作業オーダ

    作業オーダに関するコールの詳細は、[作業オーダ (tswcs2100m000)] セッションに表示されます。
  • 契約見積

    ほとんどの場合、コールは契約か見積にリンクされています。コールの販売先取引先にリンクされた契約見積を表示するには、[契約見積 (tsctm2100m000)] セッションをクリックします。
  • サービスオーダ見積

    コールからサービスオーダ見積が生成された場合は、[サービスオーダ見積 (tssoc1100m000)] セッションでサービスオーダ見積に関するコールの詳細を表示できます。
  • サービス契約

    このコールにリンクされたサービス契約は、[サービス契約 (tsctm3100m000)] セッションで表示できます。
  • コールリスト

    [コール概要 (tsclm1509m000)] では、複数のコールをリストすることができます。
注: 
  • コールの仮請求書を作成するには、[アクション] メニューの [出力] オプションから [仮請求書] オプションを使用します。[サービスオーダの仮請求書の処理 (tssoc2291m000)] セッションが表示され、コールの仮請求書を処理します。
  • この [仮請求バッチ (cisli3640m000)] を表示するには、[参照] メニューの [仮請求書] を使用します。
請求先取引先

請求書を送付する取引先。通常、これは顧客の買掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、顧客の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の回収先取引先が含まれます。

信用評価

取引先に対して使用する信用評価

支払条件

請求書の支払方法に関する合意事項

支払条件には、次の項目が含まれます。

  • 請求書の支払を完了しなければならない期間
  • 指定期間内に請求書の支払が完了した場合に保証される値引

支払条件によって、次の計算が可能になります。

  • 支払期限の日付
  • 値引期間が終了する日付
  • 値引額
延滞金利

商品の数量や行われたサービスに対する請求率。特定の期間内に請求が支払われなかった場合、請求書の受取人は、この比率に基づく金額を支払う必要があります。

請求方法

この方法は契約プロジェクトでのみ使用され、財務会計に対して請求します。

資産プロジェクトでは、請求は行いません。販売オーダプロジェクトは、請求を使用して請求します。

最終信用再審査日

...

売掛金残高

...

請求バッチ

...

利用可能与信限度額

取引先の利用可能与信限度額

与信限度

取引先の与信限度

オーダ残高

...

対処時間

対処時間は、コールが登録された時間から、次の条件の期間を定義します。サービスプロバイダがコールに対処しなければならない期限までの期間、コールの問題の解決を開始しなければならない期限までの期間、および、コールの問題の解決を終了しなければならない期限までの期間。

タイムゾーン

タイムゾーン

言語

説明が記述された言語のコード

優先順位

取引先優先順位を 100 で割った値

窓口

問題または質問が発生した場合に、会社または会社の部署が担当窓口として使用する取引先の従業員または部署

コール

コール」を識別するコード。このコードは、内部参照用および直接窓口用に使用されます。

状況

コールの状況

サービスオーダ見積

コールにリンクされたサービスオーダ見積番号サービスオーダ見積を作成するには、[コール (tsclm1100m000)] セッションで [見積の作成] をクリックします。

レポート時間

コールを受け、登録した日時

実際の残余時間

コールの解決に残された時間

注: 

このフィールドを更新するには、適切なメニューメニューの[実際の残余時間の更新]を選択します。

販売先取引先

コールを発信した販売先取引先

注: 

このフィールドを入力した場合、コールの相手側は外部顧客となります。入力しなければ、コールは内部顧客用として処理されます。

設置グループ

コールの原因である品目が属する「設置グループ」

品目

コールに関連する品目のコード

シリアル番号

コールに関連する品目の「シリアル番号」

待機

このチェックボックスがオンの場合、コールはユーザによって保留されています。ユーザは、コール受信者、サポートエンジニア、またはサービスエンジニアの場合があり、保留することによってコール解決までの時間を増やすことができます。

ターンアラウンドタイム文書

コールにリンクされたターンアラウンドタイム文書のコード

注: 
  • このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
    • [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [ターンアラウンドタイム] チェックボックスがオンになっている
    • [ターンアラウンドタイムパラメータ (tcttm0100m000)] セッションの [サービス (TS)] チェックボックスがオンになっている
  • コールのターンアラウンドタイム文書は、該当する条件が[ターンアラウンドタイム条件 (tcttm0110m000)] セッションで利用できる場合にのみ作成されます。

記述

コードの記述または名称

活動

選択したコールに活動がリンクされているかどうかを示します。[コール - 活動 (tsclm1600m200)] セッションで選択したコールにリンクされた活動を表示できます。

ブロック

このチェックボックスがオンの場合、コールは、[コールパラメータ (tsclm0100m000)] セッションに指定された理由によってブロックされています。

緊急コール

このチェックボックスがオンの場合、コールは緊急と見なされます。

適用範囲時間

価格設定契約、契約適用範囲、または保証が定義されているコールの適用範囲時間

価格設定契約

コールにリンクされている価格設定契約

注: 

このフィールドが適用されるのは、[契約管理パラメータ (tsctm0100m000)] セッションの[サービス契約の価格の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。