シリアル番号付品目 (tscfg2600m000)
セッションの目的: シリアル番号付品目の詳細を表示およびメンテナンスします。
タブから次のセッションが参照されます。
- カウンタ読取: シリアル番号付品目別カウンタ読取 (tscfg2101m000) セッション
- 検査: 検査 (tscfg3100m000) セッション
- メンテナンス通知: メンテナンス通知 (tscfg3110m000) セッション
- 計画活動: 計画活動 (tsspc2100m000) セッション
- コール: コール (tsclm1100m000) セッション
- サービスオーダ: サービスオーダ (tssoc2100m100) セッション
- メンテナンス販売オーダ: メンテナンス販売オーダ (tsmsc1100m100) セッション
- 作業オーダ: 作業オーダ (tswcs2100m100) セッション
- このセッションで入力したシリアル番号付品目は、[シリアル番号付品目 (tcibd4501m000)] セッションでも自動的に入力されます。
- [設置 (tsbsc1110m000)] セッションで、シリアル番号付品目を設置グループにリンクすることができます。
- 工具品目をシリアル番号付品目として選択することができます。
- 最上位シリアル番号付品目の状況を[有効]に設定すると、関連するフィジカルブレイクダウンを削除できなくなります。
- [シリアル番号の置換] コマンドを使用すると、古いシリアル番号を新しいシリアル番号に置換するシリアル番号の置換 (tscfg2210m800) セッションが開始されます。このコマンドが表示されるのは、構成管理パラメータ (tscfg0100m000) セッションの [構成状況の使用] チェックボックスがオンの場合のみです。
- [ライフサイクル] タブのフィールドが表示されるのは、[構成管理パラメータ (tscfg0100m000)] セッションで [フィジカルブレイクダウン変更] チェックボックスがオンの場合のみです。
- [フィジカルブレイクダウン構造への同期] オプションを使用して、修正されたシリアル番号付品目データをフィジカルブレイクダウンと同期させます。
- 品目
-
シリアル番号付品目の品目コード
詳細セッションでは、次のことができます。
- シリアル番号付品目の基礎として、[品目 - サービス (tsmdm2100m000)] セッションに定義されている品目のコードを入力する
- 未定義のコードを入力して、([品目 - サービス (tsmdm2100m000)] セッションに定義されていない) 新規の品目を作成する
注:[構成管理パラメータ (tscfg0100m000)] セッションの[品目フィールドを空白にする]チェックボックスがオンの場合は、このフィールドを空白のままにすることができます。
バッチ修理作業オーダの場合は、[欠陥]の状況を持つシリアル番号付品目のみを含めることができます。
Infor LN 共通情報およびInfor LN サービスの在庫計画モジュールで、品目のタイプが[シリアル番号付]である必要があります。
- シリアル番号
-
シリアル番号付品目の「シリアル番号」
注:- シリアル番号を作成し、[品目 (tcibd0501m000)] セッションの[シリアル番号]チェックボックスをオンにした場合、関連付けられた品目グループのマスクが使用されます。それ以外の場合は、[COM パラメータ (tccom0000s000)] セッションに設定されているデフォルトマスクが使用されます。作成した番号は、[シリアル番号付品目 (tcibd4501m000)] セッションには表示されません。
- 詳細セッションの[品目管理]タブにある[ダミーシリアル番号]チェックボックスがオンの場合は、[ダミーシリアル番号の置換 (tscfg2210m700)] セッションを使用してシリアル番号を変更できます。
- 記述
-
設置グループの名前または記述
- 検索引数
-
シリアル番号付品目の検索キー
- 代替シリアル番号
-
取引先で、品目の製造元が付けたシリアル番号の代替として独自のシリアル番号を使用する場合は、取引先の代替番号がこのフィールドに入力されます。
注:[構成管理パラメータ (tscfg0100m000)] セッションの代替シリアル番号別に表示チェックボックスの設定によって、シリアル番号付品目にズームしたときの表示方法が決まります。
- 設置グループ
-
最上位品目がリンクされている「設置グループ」
このフィールドは、次の場合に自動的に入力されます。
- [設置 (tsbsc1110m000)] セッションで、シリアル番号付品目を設置グループにリンクした場合
- 最上位シリアル番号付品目がすでに設置グループにリンクされているフィジカルブレイクダウンに、シリアル番号付品目をリンクした場合
注:設置グループに (フィジカルブレイクダウンを持つ) シリアル番号付品目をリンクすると、フィジカルブレイクダウン内のすべてのシリアル番号付品目が、同じ設置グループにリンクされます。
- 記述
-
設置グループの名前または記述
- 作成時間
-
シリアル番号付品目データが LN に入力された時間
- 所有者
-
シリアル番号付品目を所有する販売先取引先
注:- フィジカルブレイクダウンの最上位シリアル番号付品目を設置グループにリンクすると、このフィールドは設置グループの販売先取引先が入力された状態で無効になります。
- 最上位シリアル番号付品目に関連付けられたシリアル番号付品目には、同じ販売先取引先を持ちます。
- 最上位シリアル番号付品目がリンクされた設置グループについて、[設置グループ (tsbsc1100m000)] ダイナミックセッションの [所有部署] フィールドが入力されている場合、このフィールドは空白のまま無効になります。このフィールドを有効にするには、[設置グループ (tsbsc1100m000)] セッションの [所有部署] フィールドを空白にする必要があります。
- 住所
-
販売先取引先の住所 (コード)
- 住所コード
-
シリアル番号付品目が位置する住所 (コード)
- 住所
-
シリアル番号付品目の住所の詳細
- 最終更新時間
-
最新記録に更新された日時
- 条件失効日
-
有効期間が最も長い保証条件の失効日
たとえば、シリアル番号付品目の保証タイプが[発注先]であり、シリアル番号付品目の保証に次の保証条件が含まれるとします。
- 材料 X、継続期間 12 か月
- 労務 Y、継続期間 6 か月
- 操作日 01-01-2003
シリアル番号付品目の[条件失効日]フィールドには、次のように表示されます: 01-01-2004
- 修理保証期間
-
「サービス品目データ」からのデフォルトを使用するか、そうでなければ、関係する「シリアル番号付品目」のそれぞれに修理保証期間を入力します。
注:LN サービスでは、修理保証適用範囲を適用するために定義された[修理保証期間]を考慮します。
- 単位
-
修理保証期間の指定に使用される単位
- 原価適用範囲
-
品目が「サービス契約」の適用対象かどうかを指定します。
- 外注先
-
シリアル番号付品目に外注のサービスおよびメンテナンス作業が必要である場合は、ここに入力された外注先 (購買元取引先) が、その作業の実行を担当します。
注:- 外注先は、有効な購買元取引先である必要があります。
- シリアル番号付品目がサービス契約の適用対象である場合、このフィールドは修正できません。
- シリアル番号付品目がサービス品目から派生している場合、外注先はそのサービス品目からデフォルト設定されます。
- 名前
-
外注先 (購買元取引先) の名前
- 出荷元取引先
-
品目に対する外注のサービスまたはメンテナンス作業を実行する取引先。一般に、外注先 (購買元取引先) にいくつかの営業所がある場合、出荷元取引先が外注作業を実行する営業所となります。
注:- 出荷元取引先は、外注先を入力した場合にのみ入力できます。
- 出荷元取引先は、外注先 (購買元取引先) に関連付けられている必要があります。
- 出荷元取引先は有効である必要があります。
- 名前
-
出荷元取引先の名前
- 出荷元住所
-
出荷元取引先の住所
- 包括的な契約
-
サードパーティ組織によってサービスが提供される品目について、適用可能な条件を述べた高レベルな契約
包括的な契約が定義されると、品目を外注する組織に詳細が提供されます。包括的な契約は、外注契約の基礎とすることができます。
注:- このフィールドは、[外注先]フィールドが入力されている場合にのみ入力できます。
- シリアル番号付品目がサービス品目から派生している場合、包括的な契約はそのサービス品目からデフォルト設定されます。
シリアル番号付品目が次の条件に一致する場合、このフィールドにはデフォルト値が入力され、修正することはできません。
- サービス契約の適用対象である
- サービス契約が適用されるシリアル番号付品目のフィジカルブレイクダウンの一部である
- 最上位シリアル番号付品目がサービス契約の適用対象である設置グループの一部である
- 窓口
-
販売先取引先の窓口
- 一般
-
このチェックボックスがオンの場合、品目についての一般詳細に関する追加テキストが作成されています。
注:このテキストは、[シリアル番号付品目の出力 (tscfg2400m000)] セッションにより出力することができます。
- 技術
-
このチェックボックスがオンの場合、品目についての技術詳細に関する追加テキストが作成されています。
注:このテキストは、[シリアル番号付品目の出力 (tscfg2400m000)] セッションにより出力することができます。
- 明細
-
このチェックボックスがオンの場合、品目明細に関する追加テキストが作成されています。
注:このテキストは、[シリアル番号付品目の出力 (tscfg2400m000)] セッションにより出力することができます。
- 作業部署
-
シリアル番号付品目に対する活動を通常実行する「サービス部署」
デフォルト
シリアル番号付品目が設置グループの一部である場合、その品目のデフォルトサービス部署は、[設置グループ (tsbsc1100m000)] セッションで設置グループに割り当てられた部署になります。
- カレンダー
-
シリアル番号付品目のサービスまたはメンテナンスが可能である時間を詳細に示したカレンダー。サービスオーダを発行するときに、このカレンダーが使用されます。
- 使用クラス
-
シリアル番号付品目の「使用クラス」
注:メンテナンス計画を生成する場合、同じ使用クラスのメンテナンス概念のみが選択されます。
- 優先順位
-
シリアル番号付品目の優先順位を示します。優先順位は、コール管理モジュールの「対処時間」に影響する可能性があります。
注:数字が大きいほど、優先順位は低くなります。
- 優先エンジニアフィールドサービス
-
シリアル番号付品目のメンテナンスを行う優先の「サービスエンジニア」。関連するサービスオーダおよびサービスオーダ活動がこの値でデフォルト設定されます。
注:このフィールドが適用されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの[フィールドサービス]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 優先エンジニアデポ修理
-
シリアル番号付品目のメンテナンスを行う優先の「サービスエンジニア」。関連する作業オーダおよび作業オーダ活動がこの値でデフォルト設定されます。
注:次のような場合、このフィールドが適用されます。
- [一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの[デポ修理]チェックボックスがオンになっている
- [作業オーダパラメータ (tswcs0100m000)] セッションの [作業オーダの割当の使用] チェックボックスがオンになっている
- シリアル番号付品目保証条件
-
このチェックボックスがオンの場合、保証適用範囲はシリアル番号付品目を対象に定義されます。このチェックボックスがオフの場合、品目について一般保証を定義できます。
- テンプレート
-
保証テンプレートのコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 一般保証
-
一般「保証」のコード
注:このフィールドが適用されるのは、[シリアル番号付品目保証条件] チェックボックスがオフの場合のみです。
- 記述
-
コードの記述または名称
- サービスオフィス
-
シリアル番号付品目のメンテナンスを担当するサービスオフィスのコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 修理サイト
-
シリアル番号付品目がメンテナンスされるサイトのコード。品目はこのサイトに修理活動のために送られます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 倉庫
-
品目の修理に必要な材料が出庫される倉庫のコード
注:[修理サイト]にリンクされた倉庫を指定する必要があります。
- ロケーションサイト
-
シリアル番号付品目が置かれたサイトのコード
注:このフィールドが有効になるのは、[所有者] が品目に指定されていない場合のみです。
- 製造サイト
-
シリアル番号付品目が製造されるサイトのコード
- 時間別レンタル
-
このチェックボックスがオンの場合、レンタル設備を時間単位でレンタル契約に割り当てることができます。
注:このフィールドのデフォルト値は、[レンタル設備条件テンプレート (tscfg0111m000)] セッションから取得されます。
- レンタル可能
-
このチェックボックスがオンの場合、シリアル番号付品目がレンタル可能設備になります。
注:- このチェックボックスが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [サービスの設備] チェックボックスがオンの場合のみです。
- このチェックボックスは、「設備」 品目タイプが使用されている場合にのみ有効になります。
- このチェックボックスがオンの場合にのみ、[レンタル] タブでレンタル可能設備データを指定できます。
- GPS 位置の追跡
-
このチェックボックスがオンの場合、シリアル番号付品目の GPS 位置が追跡されます。
- ラベルレイアウト
-
ラベルレイアウトのコード
- 資産タグ
-
資産を認識するために使用されるタグ
- 利用性タイプ
-
レンタル可能なシリアル番号付品目に使用される利用性タイプのコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 最小レンタル期間
-
レンタル可能なシリアル番号付品目をレンタルする必要があるデフォルトの最小期間
- レンタル期間単位
-
「最小レンタル期間」 を表す単位
- デフォルト返却
-
レンタル設備のデフォルト返却住所
指定可能な値
- 設備住所
-
デフォルトでは、装置は自社の構内に返却されます。シリアルのロケーション住所が考慮されます。
- 次の契約住所
-
デフォルトでは、装置は最初の契約のロケーションから次の契約のロケーションへ移動されます。次の契約が存在しない場合、装置は自社の構内に返却されます。シリアルのロケーション住所が考慮されます。
- その他の住所
-
[実際設備ロケーション住所の変更 (tscfg2265m000)] セッションが表示され、このセッションで住所を選択できます。
- 実際のロケーション住所
-
レンタル可能なシリアル番号付品目が配置されている住所のコード
- 実際のロケーション住所
-
コードの記述または名称
- 使用従業員
-
レンタル可能なシリアル番号付品目の出庫 (貸付) 先の内部従業員のコード
- 氏名
-
コードの記述または名称
- 優先オペレータ
-
レンタル契約で優先されるオペレータ。この優先オペレータは、レンタル契約のサービスオーダ活動の優先エンジニアのデフォルトとして使用されます。
注:- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [サービスの設備] チェックボックスがオンになっている
- [一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [フィールドサービス] チェックボックスがオンになっている
- このフィールドが適用されるのは、品目が指定され、タイプが [設備] の場合に限ります。
- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- レンタル契約
-
レンタル可能なシリアル番号付品目のレンタル契約のデフォルトコード
- 取引先
-
レンタル可能なシリアル番号付品目の出庫 (レンタル) 先の外部取引先のコード
- 取引先
-
コードの記述または名称
- 住所
-
外部取引先の住所のコード