シリアル番号付品目 360 (tscfg2100m100)
セッションの目的: LN サービスモジュール全体で使用されるシリアル番号付品目が完全に見えるようにします。あらゆる「シリアル番号付品目」の製品ライフサイクルが見えるようになると、動作を効率よく理解し、アクション/メンテナンスを計画することもできます。
[シリアル番号付品目 365 (tscfg2100m100)] セッションの使用方法
シリアル番号付品目のリストからシリアル番号付品目を選択します。「機能要素」、「ライフサイクル」、「サービスエリア」、保証タイプなどのシリアル番号付品目詳細は、セッションの上部にあるボックス内に表示されます。
シリアル番号付品目の詳細を表示するには、リストで、目的のシリアル番号付品目ラインをダブルクリックします。
次のリンクをクリックするか、適切なメニューにある該当するコマンドをクリックします。
- [サービスオーダ]: サービスオーダ (tssoc2100m000) セッションを開始します。セッションの目的: サービスオーダを表示およびメンテナンスします。
- サービスオーダ活動: サービスオーダ活動 (tssoc2110m000) セッションを開始します。このセッションを使用して、選択したサービスオーダの活動を表示およびメンテナンスできます。選択した品目について、サービスオーダ活動を表示できます。
- サービスオーダ活動 - 履歴: サービスオーダ活動履歴 (tssoc8552m000) セッションを開始します。このセッションを使用して、サービスオーダ活動ラインの履歴データを表示できます。
- サービスオーダ材料ライン: サービスオーダ実際材料費 (tssoc2121m000) セッションを開始します。このセッションを使用して、サービスオーダの実際材料費を作成、表示、およびメンテナンスできます。サービスオーダに必要なシリアル番号付品目を表示できます。
- サービスオーダ材料ライン - 履歴: サービスオーダ材料費履歴 (tssoc8555m000) セッションを開始します。セッションの目的: 「サービスオーダ材料費」の履歴データを表示します。
- 作業オーダ: 作業オーダ (tswcs2100m000) セッションを開始します。このセッションを使用して、作業オーダをメンテナンスできます。たとえば、メンテナンスが実行されるシリアル番号付品目の詳細を表示できます。
- 作業オーダ - 履歴: 作業オーダ履歴 (tswcs8520m000) セッションを開始します。このセッションを使用して、作業オーダの履歴データを表示できます。
- 作業オーダ材料ライン: 作業オーダ物的資源 (tswcs4110m000) セッションを開始します。このセッションを使用して、物的資源を作業オーダまたは作業オーダ活動に追加できます。作業オーダの実行に必要なシリアル番号付品目を表示できます。また、分解品目も入力できます。品目またはシリアル番号付品目を入力できます。
- 作業オーダの材料ライン - 履歴: 作業オーダ物的資源履歴 (tswcs8541m000) セッションを開始します。このセッションを使用して、作業オーダ物的資源の履歴データを表示できます。
- メンテナンス販売オーダライン: メンテナンス販売オーダ - 部品ライン (tsmsc1110m000) セッションを開始します。セッションの目的: メンテナンス販売オーダラインを作成または修正します。
- メンテナンス販売オーダライン - 履歴: メンテナンス販売オーダ履歴 (tsmsc8100m000) セッションを開始します。セッションの目的: メンテナンス販売オーダの履歴データを表示します。
- コール履歴: コール履歴 (tsclm8520m000) セッションを開始します。セッションの目的: 現在および過去 (削除済) のコールを表示します。
- 故障解析: 統合済故障解析 (tsclm4110m000) セッションを開始します。セッションの目的: [サービスオーダ]、[メンテナンス販売オーダ]、および [作業オーダ] の現在および過去の故障解析を表示します。
- サービスオーダの作成: 選択したシリアル番号付品目について、サービスオーダおよびサービスオーダ活動が作成されます。サービスオーダ活動 (tssoc2110m100) セッションを開始します。セッションの目的: 作成済のサービスオーダ活動を表示および修正します。
- 顧客クレームライン: 顧客クレームライン (tscmm1110m000) セッションを開始します。このセッションを使用して、選択した品目について顧客クレームラインを表示できます。
- 発注先クレームライン: 発注先クレームライン (tscmm2110m000) セッションを開始します。このセッションを使用して、選択した品目について発注先クレームラインを表示できます。
- [不適合レポート]: [不適合レポート (qmncm1100m000)] セッションを開始します。このセッションを使用して、選択した品目について不適合レポートを表示およびメンテナンスできます。
このセッションが表示されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [診断の使用] チェックボックスがオンの場合のみです。
[シリアル番号の置換] コマンドを使用すると、古いシリアル番号を新しいシリアル番号に置換するシリアル番号の置換 (tscfg2210m800) セッションが開始されます。このコマンドが表示されるのは、構成管理パラメータ (tscfg0100m000) セッションの [構成状況の使用] チェックボックスがオンの場合のみです。
- サービスオーダ
-
このチェックボックスがオンになり、選択したシリアル番号付品目に使用できるサービスオーダデータが示されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- ライフサイクル
-
品目の「ライフサイクル」
- ライフサイクル
-
品目の「ライフサイクル」を表す単位
- 記述
-
コードの記述または名称
- 実際単位原価
-
品目の標準単位原価には、材料費、作業費、および単位原価付加費用が含まれます。
- 実際単位原価
-
品目のサービス価格を計算するために使用する通貨のコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- サービスエリア
-
この設置グループの構成が位置するサービスエリアのコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 保証タイプ
-
特定の品目について関連付けられる保証のタイプ
注:保証タイプには、次のものがあります。
- [発注先]保証
- [自社]/ディーラの保証
- [不特定保証]
- サービスオフィス
-
シリアル番号付品目のメンテナンスを担当するサービスオフィスのコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 修理サイト
-
シリアル番号付品目がメンテナンスされるサイトのコード。品目はこのサイトに修理活動のために送られます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 倉庫
-
品目の修理に必要な材料が出庫される倉庫のコード
注:[修理サイト]にリンクされた倉庫を指定する必要があります。
- ロケーションサイト
-
シリアル番号付品目が置かれたサイトのコード
注:このフィールドが有効になるのは、[所有者] が品目に指定されていない場合のみです。
- 製造サイト
-
シリアル番号付品目が製造されるサイトのコード
- シリアル番号付 (品目 - 一般)
-
このチェックボックスがオンの場合、各品目はシリアル番号付品目です。マスクを使用してシリアル番号が生成されます。シリアル番号をマニュアルで入力することもできます。
- 品目
-
「シリアル番号付品目」の「品目」または品目コード部分
- 画像
-
シリアル番号付品目の画像。デフォルトで、シリアル番号付品目 (tscfg2100m000) セッションから取得されます。[シリアル番号付品目 (tscfg2100m000)] セッションに画像が存在しない場合は、[品目 (tcibd0501m000)] セッションから取得されます。
- シリアル番号
-
シリアル番号付品目の「シリアル番号」
- 記述
-
コードの記述または名称
- 検索引数
-
品目について定義された検索キー
- 代替シリアル番号
-
取引先で、品目の製造元が付けたシリアル番号の代替として独自のシリアル番号を使用する場合は、取引先の代替番号がこのフィールドに現れます。
注:[構成管理パラメータ (tscfg0100m000)] セッションの代替シリアル番号別に表示チェックボックスの設定によって、シリアル番号付品目の検索方法が決まります。
- 設置グループ
-
シリアル番号付品目が属する「設置グループ」を識別するコード
次の場合、このフィールドは自動的に入力されます。
- [設置 (tsbsc1110m000)] セッションで、シリアル番号付品目を設置グループにリンクした場合
- 最上位シリアル番号付品目がすでに設置グループにリンクされているフィジカルブレイクダウンに、シリアル番号付品目をリンクした場合
注:設置グループに (フィジカルブレイクダウンを持つ) シリアル番号付品目をリンクすると、フィジカルブレイクダウン内のすべてのシリアル番号付品目が、同じ設置グループにリンクされます。
- 作成時間
-
シリアル番号付品目データが作成されて LN に入れられる時間
- 所有者
-
シリアル番号付品目を所有する販売先取引先
注:- フィジカルブレイクダウンの最上位シリアル番号付品目を設置グループにリンクすると、このフィールドは設置グループの販売先取引先が入力された状態で無効になります。
- 最上位シリアル番号付品目に関連付けられたシリアル番号付品目は、同じ販売先取引先を持ちます。
- 最上位シリアル番号付品目がリンクされた設置グループについて、[設置グループ (tsbsc1100m000)] ダイナミックセッションの [所有部署] フィールドが入力されている場合、このフィールドは空白のまま無効になります。このフィールドを有効にするには、[設置グループ (tsbsc1100m000)] セッションの [所有部署] フィールドを空白にする必要があります。
- シリアル番号付品目グループ
-
シリアル番号付品目を分類できる「シリアル番号付品目グループ」
- RFID 構造
-
RFID 構造の ID
- ラベルレイアウト
-
ラベルレイアウトのコード
- 資産タグ
-
資産を認識するために使用されるタグ
- 保証テンプレート
-
シリアル番号付品目に適用される「保証」 (存在する場合)
デフォルト
サービス品目にリンクされている保証
- 状況
-
シリアル番号付品目のフィジカルブレイクダウン構造の状況
- 構造タイプ
-
「シリアル番号付品目」用に定義されたフィジカルブレイクダウン構造のタイプ。
指定可能な値
- 物的品目
-
構成内の物的品目 (資材など)
- 構造
-
構成内の大型/複合型設置
注:- このフィールドが表示されるのは、[構成管理パラメータ (tscfg0100m000)] セッションの [構造タイプの使用] チェックボックスがオンの場合のみです。
- [品目 - サービス (tsmdm2100m000)] セッションおよび[品目 (tcibd0501m000)] セッションで[品目]が定義されていない場合、このフィールドの値は[構造]に設定されます。
- 最上位物的品目
-
品目が最上位物的品目であることを示します。品目が他の物的品目の親であるが物理的な親を持たない場合、このチェックボックスがオンになります。実際の最上位が構造である場合、最上位物的品目は実際の最上位とは異なる場合があります。
注:このフィールドが表示されるのは、[構成管理パラメータ (tscfg0100m000)] セッションの[構造タイプの使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 不適合レポート
-
チェックマークが表示されている場合、リンクされたセッションでデータを使用できます。
- 最上位品目
-
このシリアル番号付品目が属する「フィジカルブレイクダウン」構造内で、最上位レベルのシリアル番号付品目の品目コード
注:- 状況が [有効] に設定されると、このフィールドに最上位シリアル番号付品目が表示されます。
- フィジカルブレイクダウンが変更されるごとに、最上位シリアル番号付品目が更新されます。
- 最上位シリアル番号
-
この品目のフィジカルブレイクダウン内で最上位のシリアル番号付品目の「シリアル番号」
- 作業部署
-
シリアル番号付品目に対する活動を通常実行する「サービス部署」
デフォルト
シリアル番号付品目が設置グループの一部である場合、その品目のデフォルトサービス部署は、[設置グループ (tsbsc1100m000)] セッションで設置グループに割り当てられた部署になります。
- 優先エンジニアフィールドサービス
-
シリアル番号付品目のメンテナンスを行う優先の「サービスエンジニア」。関連するサービスオーダおよびサービスオーダ活動がこの値でデフォルト設定されます。
注:このフィールドが適用されるのは、[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの[フィールドサービス]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 優先エンジニアデポ修理
-
シリアル番号付品目のメンテナンスを行う優先の「サービスエンジニア」。関連する作業オーダおよび作業オーダ活動がこの値でデフォルト設定されます。
注:次のような場合、このフィールドが適用されます。
- [一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの[デポ修理]チェックボックスがオンになっている
- [作業オーダパラメータ (tswcs0100m000)] セッションの [作業オーダの割当の使用] チェックボックスがオンになっている
- 出荷元取引先
-
品目に対する外注のサービスまたはメンテナンス作業を実行する取引先。外注先 (購買元取引先) にいくつかの営業所がある場合、出荷元取引先が外注作業を実行する営業所となります。
- 技術窓口
-
シリアル番号付品目に関して技術的な対応をする顧客ロケーションの担当者
- ロケーションの住所
-
シリアル番号付品目が位置する住所 (コード)
- 発生元オーダ
-
シリアル番号付品目が作成されたオーダのタイプ
- 発生元オーダライン
-
シリアル番号付品目が作成されたオーダラインのタイプ
- 優先オペレータ
-
レンタル契約で優先されるオペレータ。この優先オペレータは、レンタル契約のサービスオーダ活動の優先エンジニアのデフォルトとして使用されます。
注:- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [サービスの設備] チェックボックスがオンになっている
- [一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの [フィールドサービス] チェックボックスがオンになっている
- このフィールドが適用されるのは、品目が指定され、タイプが [設備] の場合に限ります。
- このフィールドが表示されるのは、次の場合のみです。
- シリアル番号付品目保証条件
-
このチェックボックスがオンの場合、保証適用範囲はシリアル番号付品目を対象に定義されます。このチェックボックスがオフの場合、品目について一般保証を定義できます。
- 一般保証
-
一般「保証」のコード
注:このフィールドが適用されるのは、[シリアル番号付品目保証条件] チェックボックスがオフの場合のみです。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 発注先保証テンプレート
-
発注先保証テンプレートのコード
- 記述
-
コードの記述または名称