資源所要量 (tsacm2120m000)

セッションの目的:参照活動」の「資源所要量」をメンテナンスします。

注: 
  • ズームによってこのセッションを開始した場合は、レコードの検索および選択のみが可能です。
  • [参照活動 (tsacm1101m000)] セッションの関連 [参照活動] について、[活動使用] フィールドが [フィールドサービス] に設定されている場合
    • [外注]タイプの所要量ラインを複数作成できます。
    • すべての物的資源所要量ラインは、以下の場合、[関連外注ライン] がゼロに設定されます。
      • 参照活動の [外注への材料の供給] チェックボックスがオフである
      • [外注] タイプの所要量ラインが複数存在する
    • すべての物的資源所要量ラインは、以下の場合、[関連外注ライン] が最初の外注資源ライン番号によりデフォルト設定されます。
      • 参照活動の [外注への材料の供給] チェックボックスがオンである
      • [外注] タイプの所要量ラインが複数存在する
  • 物的資源所要量ラインがリンクされている [外注] タイプの資源所要量ラインを削除することはできません。
参照活動

資源所要量を定義する参照活動

ライン番号

1 つの参照活動に複数の「資源所要量」を保存するために使用する番号

資源タイプ

参照活動に必要な資源のタイプ

指定可能な値

労務

参照活動の実行に必要な労務。必要な労務時間は、フィールドサービスに参照活動を使用する場合にのみ指定できます。

工具

参照活動の実行に必要な工具。この工具は、参照活動の完了後に戻されます。

外注

外注所要量。参照活動を外注に指定する場合は、その参照活動をフィールドサービスに使用してから、外注所要量を指定する必要があります。

その他

量を変更できない必須の資源。「その他資源タイプ」 と呼ばれます。

材料

参照活動の実行に必要な材料

注: 
  • [外注] オプションが表示されるのは、[参照活動 (tsacm1101m000)] セッションの [外注] チェックボックスがオンの場合のみです。
  • このフィールドが [外注] に設定され、この資源所要量ラインが物的資源所要量ラインにリンクされている場合、この値を変更することはできません。
関連外注ライン

物的資源所要量ラインがリンクされている外注資源所要量ラインのライン番号

注: 
  • このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [資材フローで外注] チェックボックスがオンの場合のみです。
  • このフィールドが有効になるのは、[参照活動 (tsacm1101m000)] セッションの関連 [参照活動] が次の場合のみです。 
    • [活動使用] フィールドが [フィールドサービス] に設定されている
    • [外注] チェックボックスおよび [外注への材料の供給] チェックボックスがオンである
    • [資源タイプ] フィールドが [材料] に設定されている
  • 参照活動に複数の外注資源所要量ラインがある場合は、この値を指定する必要があります。
記述

資源タイプが [その他] の場合の記述

テキスト

品目

[材料]、[工具]、または [その他] 資源の「品目」

注: 
  • [資源タイプ] フィールドが [労務] に設定されている場合、このフィールドは適用されません。
  • [資源タイプ] フィールドが [材料] または [工具] に設定されている場合、このフィールドに値を指定する必要があります。
  • [資源タイプ] フィールドが [外注] に設定され、[参照活動 (tsacm1101m000)] セッションで関連 [参照活動] の [活動使用] フィールドが [フィールドサービス] に設定されている場合、[外注サービス] タイプの品目を指定できます。
  • 複数の外注資源所要量ラインにタイプが [外注サービス] である同じ品目を指定することはできません。これは、サービスオーダ外注雑費ラインでは、リンクされた参照活動に基づいて単位原価がデフォルト設定される場合、使用する外注資源所要量を特定できる必要があるためです。
記述

品目」の記述。これは表示フィールドです。

記述

品目」の記述。[品目] フィールドで値を選択しない場合、このフィールドが有効になります。

注: 
  • このフィールドが適用されるのは、[資源タイプ] フィールドが [その他] または [外注] に設定されている場合のみです。
  • [資源タイプ] フィールドが [その他] に設定されている場合、このフィールドまたは [品目] フィールドの値を指定する必要があります。ただし、[品目] フィールドの値のみを指定した場合、[記述] フィールドの品目記述でデフォルト設定されます。
納入タイプ

必要な材料の納入方法

指定可能な値

サービスキットから

サービスキットは、最小限の予備部品でコールを解決するため、または、頻繁に使用される基本的な予備部品の標準セットとして使用されます。サービスキットは実際の使用に補給されるもので、見積段階のサービスオーダ原価計算には割り当てられません。

サービス在庫から

ボルトやナットなどのバルク材

ディーラの在庫から
購買オーダ使用

高価な部品や保管不可能な部品のように在庫がなく、購買する必要のある部品。これらの部品に対する購買オーダは、SRP の一括実行時に生成されます。

現地調達

活動が実行されるロケーションの地元で購買する必要のある部品

廃棄
倉庫へ

倉庫に戻す必要のある部品。たとえば、オーバーホール店で修理調整される保証部品などです (メンテナンス品目には適用しません)。

輸送手段により倉庫へ

倉庫に戻し、特殊なトラックなど、特別な手段で輸送する必要のある部品 (メンテナンス品目には適用しません)。

発注先直送
発注先直接返品
適用なし
倉庫から

中央または地域倉庫からの納入であり、材料ラインの倉庫が指定されている場合、計画納入は通常、品目の倉庫に割り当てられます。サービスカーが定義されていない場合や、サービスカーが別個の倉庫として定義されていない場合には、この納入タイプを使用します。

車により倉庫から

部品がサービスカーによって輸送される場合で、それらのサービスカーが別個の倉庫として定義されている場合には、このオプションを選択します。一括 SRP で、中央倉庫において割当が行われます。サービスオーダの発行時に、中央倉庫からサービスカーへの転送オーダが作成されます。

車から

部品が、倉庫に関連するサービスカーによって輸送され、転送倉庫オーダは生成されません。

このサービスカーは、「時間フェーズオーダ時点 (TPOP)」 や 「オーダ管理/バッチ供給 (OCB)」 などの通常倉庫手順を使用して補充される必要があります。

輸送手段により倉庫から

サイズの関係で部品を別々に輸送する必要がある場合に、このオプションを選択します。サービスオーダの発行時に、中央倉庫から、出荷先取引先に定義された倉庫への転送オーダが作成されます。

注: 
  • [倉庫から] および [購買オーダ使用] オプションが適用されるのは、[所有権] フィールドが [会社所有] に設定されている場合のみです。
  • [輸送手段により倉庫から] オプションおよび [発注先直送] オプションが適用されるのは、[参照活動 (tsacm1101m000)] セッションの [活動使用] フィールドが [フィールドサービス] に設定されている場合のみです。
  • [発注先直送] オプションが適用されるのは、[参照活動 (tsacm1101m000)] セッションで [外注への材料の供給] チェックボックスがオフになっている場合のみです。
  • [車から] オプションが適用されるのは、[参照活動 (tsacm1101m000)] セッションで (リンクした参照活動の) [活動使用] フィールドが [デポ修理] に設定されていない場合のみです。
  • [車により倉庫から] オプションが適用されるのは、[参照活動 (tsacm1101m000)] セッションで (リンクした参照活動の) [活動使用] フィールドが [デポ修理] に設定されていない場合のみです。
所有権

サービス品目の所有権。この値は [品目 - サービス (tsmdm2100m000)] セッションからデフォルト設定されます。

指定可能な値

  • [会社所有]
  • [顧客所有]
  • [適用なし]
注: 
  • このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [外部所有権] チェックボックスがオンの場合のみです。
  • [資源タイプ] フィールドが [材料] 以外の値に設定されている場合、このフィールドが [適用なし] に設定され、無効になります。
  • この値を修正できるのは、[納入タイプ] フィールドが以下に設定されている場合のみです。 
    • [倉庫から]
    • [車により倉庫から]
    • [車から]
    • [輸送手段により倉庫から]
    • [倉庫へ]
    • [輸送手段により倉庫へ]
顧客支給資材

材料の所有権を示します。資材が顧客により支給された場合、このチェックボックスがオンになります。

注: 
  • このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [顧客支給資材] チェックボックスがオンの場合のみです。
  • このチェックボックスは、次の場合にのみオンになります。
    • かつ、[所有権] フィールドが [顧客所有] に設定されている
    • [納入タイプ] フィールドが [倉庫から] または [倉庫へ] に設定されている (非消費資材の場合)
貿易コンプライアンスの遵守

このチェックボックスがオンの場合、選択した品目に関連付けられた材料ラインに、貿易コンプライアンスチェックを実行する必要があります。

注: 

このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの [貿易管理] チェックボックスがオンの場合のみです。

活動発行のクリティカル

このチェックボックスがオンの場合、貿易コンプライアンスチェックが失敗したため、この品目が使用されている材料ラインがブロックされます。材料ラインでコンプライアンスチェックが失敗すると、関連する活動またはオーダを発行できません。

注: 

このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの [貿易管理] チェックボックスがオンの場合のみです。

この値は、[品目 - サービス (tsmdm2100m000)] セッションの [活動発行のクリティカル] チェックボックスからデフォルト設定されます。

このチェックボックスは、材料にのみ適用されます。

材料サイト

[倉庫] がリンクされているサイトのコード

注: 

このフィールドが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [サイト] フィールドが [有効] または [準備中] に設定されている場合のみです。

倉庫

材料ライン用の倉庫のコード

注: 
  • [資源タイプ] フィールドが [材料] 以外の値に設定されている場合、このフィールドが [適用なし] に設定され、無効になります。
  • 指定された倉庫のタイプは、[通常]、[サービス]、[サービス不合格品目]、または [委託 (非所有)] でなければなりません。
  • [委託 (非所有)] タイプの倉庫を選択できるのは、[納入タイプ] フィールドが [倉庫から] に設定され、[所有権] フィールドが [会社所有] に設定されている場合のみです。
  • [納入タイプ] フィールドが [車から] または [車により倉庫から] に設定されている場合:  
    • 倉庫は、[サービスカー (tsmdm1145m000)] セッションに定義された「サービスカー」にリンクされる必要があります。
    • [倉庫 (whwmd2500m000)] セッションで倉庫の [WMS 管理] チェックボックスをオンにすることはできません。
  • [参照活動 (tsacm1101m000)] セッションで特定の参照活動の [活動使用] が [デポ修理] に設定されていない場合、WMS 管理倉庫のタイプを [通常] および [サービス] に設定できます。
  • 倉庫をロジスティック会社にリンクする必要があります。
記述

コードの記述または名称

材料の出荷先

品目を出荷する住所として使用される住所タイプ

注: 
  • このフィールドが適用されるのは、[資源タイプ] が [材料] に設定されている場合のみです。
  • 以下の場合、このフィールドの値は [外注住所] に設定されます。 
    • [資源タイプ] が [材料] に設定されている場合
    • [参照活動 (tsacm1101m000)] セッションで [活動使用] フィールドが [デポ修理] に設定され、[外注への材料の供給] クボックスがオンになっている場合
  • 以下の場合、このフィールドの値は [ロケーションの住所]、[出荷先取引先住所]、および [外注住所] に設定されます。 
    • [資源タイプ] が [材料] に設定されている場合
    • [参照活動 (tsacm1101m000)] セッションで [活動使用] フィールドが [フィールドサービス] に設定され、[外注への材料の供給] チェックボックスがオンになっている場合

指定可能な値

出荷先取引先住所
ロケーションの住所
所有者住所
使用取引先住所
ディーラ住所
外注住所
適用なし
タスク

タスク」。労務ラインの場合、タスクはタスク定義を使用して指定できます。

記述

タスクの記述

効率

参照活動の実行に必要な人数

数量

必要な資源の数。デフォルトで、このフィールドの値は 「1」 に指定されます。この値は変更できます。

単位

資源の数量を表す単位

注: 
  • [材料] タイプの資源所要量の場合:  
    • この値は、[品目 - サービス (tsmdm2100m000)] セッションの [販売数量単位] フィールドの値がデフォルト設定されます。
    • 品目にリンクされた単位セットに基づいて、[単位セット別の単位 (tcmcs0112m000)] セッションから単位を選択できます。
  • [その他] タイプの資源所要量の場合、[単位 (tcmcs0101m000)] セッションから単位を選択できます。
見積販売価格

参照活動の資源所要量の想定販売価格。この価格は、品目、労務単価、工具 (その他) をもとに計算され、数量と乗算されます。

単位

コードの記述または名称

賃貸
原価明細タイプ
レンタル期間原価

原価ラインでは、1 単位 (日/週/月) のレンタル期間の標準価格または基準価格が保持されます。

適用なし
無料レンタル数量

レンタルが無料の日数

原価構成要素

原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ

原価構成要素には次の機能があります。

  • 品目の標準原価、販売価格、または評価額を細分化する
  • 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
  • 製造差異を計算する
  • 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する

原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。

  • [作業費]
  • [材料費]
  • [付加費用]
  • [一般費用]
  • [適用なし]
注: 

組立管理 (ASC) を使用する場合、[一般費用] タイプの原価構成要素は使用できません。

記述

コードの記述または名称

標準原価

資源タイプが [材料] または [工具] で、表示単位が参照通貨である場合の単位当たりの価格

単位当たりの価格は、次のように表示されます。

  • [材料] 資源タイプ: [品目 - 原価計算 (ticpr0107m000)] セッションから取得した実際原価
  • [工具] 資源タイプ: [工具 (titrp0101m000)] セッションから取得した工具寿命単位
注: 
  • このフィールドの値を修正できるのは、以下の場合のみです。
    • [資源タイプ] フィールドが [その他] に設定されている場合
    • [資源タイプ] フィールドが [外注] に設定されており、[品目] が指定されていないか、または標準原価が [品目] に定義されていない場合
標準原価通貨

[会社 (tcemm1170m000)] セッションで定義された、ユーザ会社の参照通貨

単位原価

資源タイプが [その他] で、表示単位が参照通貨である場合の単位当たりの価格。単位原価は [品目 - 原価計算 (ticpr0107m000)] セッションから取得されます。

注: 
  • この値は、以下の場合、[品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションの [サービス外注の購買価格] フィールドの値がデフォルト設定され、修正できません。 
    • 指定された [品目] のタイプが [外注サービス] である
    • [品目] の [価格基準] が [品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションで [価格帳/契約] に設定されている
  • そうでない場合、この値を指定できます。
原価額

次の式で計算される、資源所要量の原価額

原価額 = 数量 × 単位原価
発効時間

そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。

失効時間

そのレコードまたは設定が無効になる日付。通常、有効期限には失効時間も指定されます。

注: 

失効日を過ぎている場合は、この資源所要量を修正できません。