マスタ工順 (tsacm1101m100)
セッションの目的: 「マスタ工順」をメンテナンスします。
適切なメニューで、次のセッションを開始できます。
- [作業 (tsacm2100m100)]: セッションの目的: マスタ工順の「作業」を定義します。
 - [工順オプション (tsacm1101m200)]: セッションの目的: マスタ工順の「工順オプション」を作成します。
 - [工順マトリックス (tsacm2800m000)]: セッションの目的: 工順オプションに作業を追加します。
 
ズームによってこのセッションを開始した場合は、レコードの検索および選択のみ可能です。
[作業 (tsacm2100m100)] セッションで [デポ修理でマスタ工順活動期間を使用] チェックボックスがオンの場合、デポ修理のマスタ工順作業の期間 ([作業 (tsacm2100m100)] セッションの [期間のタイプ] フィールドに基づく) を考慮して、派生作業オーダ活動の期間を決定します。それ以外の場合、参照活動の期間が使用されます。作業または参照活動を基に期間を決定できない場合、期間は次のような式を使用して決定されます。
例
(機械実行時間または労務実行時間 (2 つのうちの値が高い方) × メンテナンス可能数量) + 段取時間
- マスタ工順
 - 
            
実行可能な一連の作業。作業をマスタ工順に追加する際の基準となる参照活動は、品目、機能要素、サービス部署など同一の特徴を持つ必要があります。
例
エンジンに実行可能なすべての検査、テスト、クリーニング活動、組立活動、分解活動、および修理活動
 - 記述
 - 
            
「マスタ工順」の記述
 - 検索引数
 - 
            
検索時に役立つ、記述の代替フォーム。完全な記述に代わる検索キーは通常、略語、頭字語、またはニーモニックです。
 - 活動グループ
 - 
            
類似の特徴を持つ参照活動のグループ。たとえば、クリーニング参照活動グループや検査参照活動グループなどがあります。
 - 記述
 - 
            
コードの記述または名称
 - 品目
 - 
            
マスタ工順を定義する「品目」
注:PCS プロジェクトでは、次の場合、カスタマイズ品目を指定できます。
- PCS プロジェクトの状況が[クローズ]に設定され、[一般プロジェクト (tcmcs0552m000)] セッションの[稼働中]チェックボックスがオンである場合
 - プロジェクトの状況が[有効]に設定されている場合
 
 - 記述
 - 
            
「品目」の記述
 - 固定価格の使用
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、 [マスタ工順]がリンクされた関連オブジェクトのデフォルト値として[販売価格]を設定できます。
 - 計算販売価格
 - 
            
関連する資源所要量に基づいて計算される販売価格
注:この値は指定した[通貨]で表されます。
 - 通貨
 - 
            
[販売価格]および[計算販売価格]を表す通貨
注:- このフィールドが有効になり、入力が必須になるのは、[固定価格の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
 - デフォルトでは、現地通貨が使用されます。
 
 - 販売価格
 - 
            
[マスタ工順]のデフォルト値として設定される販売価格。数値で指定する必要があります。
注:- このフィールドが有効になるのは、[固定価格の使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
 - この値は指定した[通貨]で表されます。
 
 - 機能要素
 - 
            
同じ機能を持つ交換可能な品目のグループ。機能要素は、品目ブレイクダウン、フィジカルブレイクダウン、および参照活動で使用できます。
例
構成に対するメンテナンス活動を定義するときに、機能要素を指定することができます。このように、活動をその機能要素の範囲となるすべての品目に適用し、同様の品目に何度も同じ参照活動が行われないようにします。
注:[一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000)] セッションの[機能要素の使用]チェックボックスがオンの場合に限り、機能要素を定義できます。
 - 機能要素
 - 
            
コードの記述または名称
 - サービスオフィス
 - 
            
作業オーダの実行を担当する部署
 - 記述
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コードの記述または名称
 - 購買元取引先
 - 
            
商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。
 - 購買元取引先
 - 
            
コードの記述または名称
 - 活動テキスト
 - 
            
 - 作成者
 - 
            
「マスタ工順」を定義したユーザの名前
 - 日付
 - 
            
「マスタ工順」が作成された日時
 - 発効時間
 - 
            
そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。
 - 失効時間
 - 
            
そのレコードまたは設定が無効になる日付。通常、有効期限には失効時間も指定されます。
注:失効日を過ぎている場合は、このマスタ工順を修正できません。
 - デフォルト
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、 [マスタ工順]のデフォルト値を設定できます。
注:- [アクション] メニューの[デフォルトマスタ工順に設定]オプションを使用して、デフォルト設定を修正 (選択/消去) できます。