レンタル契約の予約
計画レンタル契約を作成すると、活動の作成時にレンタルの利用性がチェックされます。「適合」 する場合のみ、活動を保存できます。
レンタル設備の予約は、計画設備取引 (PET) を使用して管理されます。レンタル設備のサービスオーダ活動が保存されると、[計画レンタル設備取引 (tscfg2160m000)] セッションで PET が作成されます。レンタル設備カレンダーデータは、PET に基づいて更新されます。
レンタルカレンダーの [利用可能] チェックボックスは、PET 状況に基づいて次のように設定されます。
- [ソフト]: [利用可能] チェックボックスの設定は変更されません。
- [ハード]: [利用可能] チェックボックスはオフになります。
「ハード」 PET レコードでは、PET 開始日から PET 終了日までの全期間中に設備が利用可能である場合にチェックが実行されます。これらの日付の間のすべてのカレンダーレコードが利用不可に設定されます。「ソフト」 PET レコードでは、そのようなチェックが行われず、関連するカレンダーレコードの利用性は変更されません。
PET 状況は、次のようにサービスオーダ活動状況に基づきます。
- フリー: [PET] の状況は [ ] に設定されます。レンタル契約は [レンタル設備カレンダー (tscfg2562m000)] セッションに表示されますが、[利用可能] チェックボックスはオンになっています。
- [計画済]: [PET] の状況は [ ] に設定されます。レンタル契約は [レンタル設備カレンダー (tscfg2562m000)] セッションに表示され、[利用可能] チェックボックスがオフになります。
材料ラインにリンクされたサブ設備について同様のチェックが実行されます。
内部サービスオーダ ([レンタル契約] チェックボックスがオフ) または作業オーダを使用して、自社の設備のメンテナンスを実行できます。また、自社の設備のメンテナンスのための計画活動を作成することもできます。
これらのオーダの PET の状況は次のようになります。
- 計画活動: [フリー] (ソフト)、[発行済] (ハード)
- 作業オーダ: [計画済]、[発行済] (ハード)
- サービスオーダ: [フリー] (ソフト)、[計画済]、[発行済] (ハード)
自社の設備のメンテナンスを計画する場合、メンテナンス期間中に設備をレンタルすることはできません。その結果、これらのオーダはハード PET レコードになることもあります。ただし、例外が 1 つあります。サービスオーダでは、設備がすでにレンタルされていると、PET 状況は [ソフト] としてメンテナンスされ、利用性チェックは実行されません。ロケーションのメンテナンスを計画できます。