コールの転送
たとえば、以下の理由でコールを転送することができます。
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コールにフィールドエンジニアサービスが必要な場合
コール受信者はコールの転送先となるサービス部署の詳細を入力してサービスオーダを生成し、コールをサービスオーダ管理に転送します。 -
コールを外注により処理する必要がある場合
特定品目に対するサービスを提供する契約をコールセンタが外注と締結している場合は、コール受信者は外注契約の詳細を表示して、品目、ロケーションの所在地、問題などのコール詳細を電話、ファックスまたは電子メールで外注に通知します。 -
コールでデポ修理または工場メンテナンスが必要な場合
コール受信者は、コール詳細を使用してメンテナンス販売オーダを作成するメンテナンス販売管理にコールを転送します。
コールをサービスオーダ管理に転送するには
サービスオーダ管理にコールを転送するには、以下のステップを実行します。
- [コール (tsclm1100m000)] セッションにコールを登録します。そのコールをサービスオーダ管理に転送する必要があるかどうかをチェックします。サービスエンジニアが必要な場合は、コールをサービスオーダ管理に転送することも、サービスオーダ管理で即座に作業を計画することもできます。
- コールをサービスオーダ管理に転送する必要がある場合は、[コール (tsclm1100m000)] セッションの [工順] タブに [サービスオフィス] を入力します。
- コールが緊急としてマーク済の場合は、[コール (tsclm1100m000)] セッションの [工順] タブの [サービスエンジニア] フィールドに値を指定します。
- コールをサービスオーダ管理に転送します。[コール (tsclm1100m000)] セッションで適切なメニューの [ ] をクリックして、コールをサービスオーダ管理に転送します。
- コールをサービスオーダ管理に転送すると、コール状況が [処理中] から [転送済] に変更されます。
コールをメンテナンス販売オーダ管理に転送するには
コールをメンテナンス販売オーダ管理に転送するには、以下のステップを実行します。
- [コール (tsclm1100m000)] セッションにコールを登録します。
- そのコールをメンテナンス販売管理に転送する必要があるかどうかをチェックします。以下の場合には、メンテナンス販売オーダが必須です。
- 顧客に予備部品が必要で、コールセンタにこの要求を行った場合
- 顧客が品目に関する問題を抱えており、その品目を修理のためにデポに送付したいと考えている場合。顧客は、置換品目または貸借品目 (顧客が使用し、修理後のオリジナル品目受領後に返品する) を必要としています。
- [コール (tsclm1100m000)] セッションの [工順] タブで、[サービスエンジニア] および [サービスオフィス] を入力します。
- コールをメンテナンス販売オーダ管理に転送するには、[コール (tsclm1100m000)] セッションの [特定] メニューで、[ ] をクリックします。
- コール状況が [処理中] から [転送済] に変更されます。
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メンテナンス販売オーダを作成するには、以下のいずれかのラインを使用します。
- [ ]
- [ ]
- [ ]
- [ ]
コールを外注先に転送するには
外注にコールを転送するには、以下のステップを実行します。
- [コール (tsclm1100m000)] セッションにコールを登録します。
- そのコールを外注先に転送する必要があるかどうかをチェックします。外注契約の対象となっている品目の場合、LN では、コールが登録された時点で外注契約情報が表示されます。
- コールを外注先に転送するには、[コール (tsclm1100m000)] セッションの [特定] メニューで、[ ] をクリックします。コールを外注先に転送するときに、外注先に渡す情報の媒体を指定するように要求されます。
- コールを外注先に転送すると、コール状況が [処理中] から [転送済] に変更されます。
外注契約に記載されている状況に応じて、コールを外注先に転送することを決定できます。