プロジェクトとデータ管理の統合

データ管理には、他の ERP パッケージから呼び出して、リンクまたは伝票をオブジェクト間でコピーできる機能があります。

プロジェクト時間や費用の入力時にリンクされた伝票は、「ERP 従業員管理」 でそれらの取引の処理時にもそのリンクが保持されるため、「プロジェクト」 でレコードが作成されます。この結果、「プロジェクト」 の取引には同じリンクが設定されます。「プロジェクト」 でこれらの取引を処理すると、「プロジェクト」 原価履歴が作成されます。これらの履歴レコードにもリンクがあります。このリンクを使用して、時間や費用を記録する際に関連伝票を参照することができます。

リンクされた伝票の例: 顧客訪問レポート、「従業員管理」 で入力された金額を詳述する伝票。こうした例はプロジェクト時間や費用に対してより関連性があるため、「従業員管理」 と 「プロジェクト」 間の相互処理用にはこのオプションのみが提供されます。とりわけバックフラッシュの割合を考慮する製造環境に対しては、ほとんど関連性がありません。計画購買オーダにリンクされた伝票は、そのオーダに作成される購買オーダラインにもリンクされます。これは、まったく同じリンクがそのまま保持される例です。他の状況もありますが、詳しい説明が必要になります。ユーザは関連性について決定し、カスタマイズとして追加する形で、リンクを保持するか設定することができます。